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TITLE:RE:次回例会エトセトラ(06/30-07/01)
AUTOR:団長
DATE:2018/05/20(日)03:55

 団長です。
まず、龍虎伝奇 急の前編の粗筋(?)を投稿します。

・急 前編
 - ハンドアウト
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 鬼人同盟。
それは時を越えて信念のために戦い続ける戦士たちの集まりである。
あるものは、かつての同胞が理不尽な扱いを受けることに義憤を持ち、
また、あるものは、生まれついての特殊能力で戦いを強要されるものを助けるため、
戦いは戦士が行うべきだと考え、それを実行する者たちである。

 400(しおん)プロ。
それは、アイドル事務所であり、その所属ユニット「SOMA」は、
カルトな人気を誇っている。
なんでも、聞くと力が溢れてくるらしい。

 なんの関連もなさそうな二つの集団が交わるとき、
数千年の時を超えた因縁の戦いの火ぶたが切って落とされる。

 四人組アイドルユニット「SOMA」のライブ中に、ライブ会場を襲撃する
九頭竜教団……そして、孫光龍が率いる超機人軍団。
その中にいるのは?

第一話「敵は龍虎王!」

乞うご期待!
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 - 各話サブタイトル
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1. 敵は龍虎王        戦闘/名誉 蚩尤王を撃破する
2. 暴走、メディウス・ロクス 生存/主義 メディウス・ロクスの耐久を50%以下に
3. 龍皇軍団         戦闘/主義 全戦力を撃破
4. 決戦、真・九頭竜皇    全部    真・九頭竜皇を撃破する
5. ある紳士の矜持      生存/調和 和馬が指定地点に到達
6. 剣と鎧と         防衛/調和 シャトルのマップ外への脱出
7. ゲベル・ガンエデンの来訪 防衛/名誉 コロニーの防衛
8. 白い星のアイドル    全部    ネビーイームを撃破する
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 - 全体の粗筋
#-----
 南太平洋のマーケサズ諸島、南アメリカ付近に位置する島。
アイドネウス島。
そこでは、「ツェントル・プロジェクト」が推進されていた。

 「ツェントル・プロジェクト」とは、超機人に代わる超兵器 特機を開発するために、
量産人型機動兵器RTA-04 オーソラスをベースとして研究を進める計画である。
主任研究員はプロフェッサーG、助手はエルデ・ミッテ。

 それは表向きであり、実際は超機人を運用した実戦部隊であった。
隊長はオクダ・タキコ。御年87歳の玄武王のパイロットである。
所属するのは研究員上がりのパイロット、ゼクス・ウント・ツヴァンツィ、
研究員の妹、ミュウ・シグマ(志熊美羽)、
そして、ナオト・アマミヤであった。

 その頃、東京では400プロ所属のアイドルユニット「SOMA」のライブが行われていた。
アルヴィス、ユリオラ、キャロル、イルイら四人の美少女からなるアイドルユニット「SOMA」は、
プロデューサーであるシェード・ラーハブルによりある目的で集められた集団であった。

 ライブの歓声がひと際、大きくなった時、彼女らの強力な念動波につられ、
九頭竜教団がライブ会場を襲う。シェードPの目的とは、強念者を集めることだったのだ。

 九頭竜教団の破壊メカの前に立ちふさがるのは、どこからともなく表れた、
鬼人同盟の牛鬼と天狗鬼。生身でありながら、次々と破壊メカを倒していく。
しかし、今回は数が多かった。ライブ会場になだれ込む破壊メカ。

 自分たちが敵を集めていることに気付いたSOMAの面々は、観客を逃がし、
自分たちは別方向に走る。そこに駆け付けるツェントル・プロジェクト部隊。
しかし、戦いの最中、玄武王に乗ったタキコが腰をいわせて動けなくなる。
玄武王はSOMAの面々に助けを求める。自分と共に戦ってほしいと。

 いの一番に駆け込むアルヴィスだったが、戦うよりタキコを助けることを選ぶ。
二番目に走りこんだキャロルが思わず玄武王に乗り込んでしまう。

 病院にタキコを届けようとするアルヴィスを助けたのは、
鬼人同盟の竜人鬼こと稲郷和馬だった。

 混乱する現場。
それに拍車をかけるように、アルヴィスらを渡すよう言いながら現れる、
孫光龍とその乗機、応龍皇。その配下は、蚩尤王、雨師王、風伯王、
そして、龍虎王。

 龍虎王たちと戦闘になるツェントル・プロジェクト部隊とキャロル。
龍虎王は苦しみだし、雷龍機とブラストルタイガーに分離する。
ブラストルタイガーに強引に乗り込む和馬。
雷龍機は、龍属性を利用され、応龍皇に操られていたのだ。
ツェントル・プロジェクト部隊とキャロル、和馬は、協力し、
ここでの指揮官である蚩尤王を撃破して雷龍機を取り返すのだった。

 彼女らは預けておく、と余裕しゃくしゃくの孫光龍は撤退する。

 タキコを病院から回収しようとしたツェントル・プロジェクト部隊は、
SOMAの面々とともに病院に向かう。
しかし、SOMAの念動力に目がくらんだ研究者エルデ・ミッテは、
AI自動制御の兵器、メディウス・ロクスを暴走させ、
アルヴィスの念動力を利用して、太古の秘術と現代技術の結晶、
サモンプログラムを起動し、月吼王を呼び出そうとする。

 ツェントル・プロジェクト部隊の真の目的は、
プロフェッサーGによる月吼王を倒すことだった。
その一環として、月吼王を任意の場所に呼び出す研究も進めていたが、
その異質なエネルギーにエルデ・ミッテは目がくらんだのだ。

 しかし、ツェントル・プロジェクト部隊と雷龍機、ブラストルタイガーは
この企みを破る。暴走したメディウス・ロクスからAIを救いだすことに成功する。
そして、顕現しかけた月吼王をAI1によるアンサモンプログラムで追い返し、
月吼王に囚われていたムルング・ンザムビを解放する。
さら、エルデ・ミッテをとらえるのだった。
AI1は、サーベラスに積み込まれることになった。

 今度は、アルフレート・アイゼンシュタッドの使いを名乗る、
雷槌王のパイロット、アルフレッタとブレンダ・ラックフィールドに
SOMAの面々を引き渡すように要求される。
その要求を突っぱねると、アルフレッタは警察官を動員し、
誘拐犯としてPCらを逮捕しようとする。

 警察官たちを傷つけるわけにはいかず、たまらず逃げ出すPC達。
機体も一緒に逃げるため、龍虎王が眠っていた蚩尤塚へと牛若による龍脈跳躍と言う技術で空間転移する。
アルフレッタは焦らず、ゼクスがいるから問題ないわと言う。
逃げた先で待っていたのは、蚩尤王、そして、孫光龍。
彼は、いずれ龍虎王たちがSOMAを連れて、蚩尤塚に帰ってくると踏んでいたのだ。
そこにさらに現れる、九頭竜教団の軍団。そして、九頭竜皇の分身たる龍の首たちだった。
前門の孫光龍、後門の龍の首たちを、牛鬼の力も借り、撃破する。
また、その戦いの中で孫光龍が呼び出した黄衣皇の影も振り払い、
ブラストルタイガーは黄衣皇に囚われたエドガーの残留思念を解放する。
エドガーの思いを受け取るキャロル。そして、グリムズ家の血筋の宿命を知るのだった。
キャロルの本名は、キャロライン・C・グリムズだった。
今回もSOMAの面々を確保できなかったにも関わらず、孫光龍は余裕しゃくしゃくだった。

 SOMAを狙う九頭竜皇は、限界までエネルギーを蓄えており、
このままでは南海トラフ地震が起きてしまうことに気付く牛鬼。
彼女と共に九頭竜皇との戦いに終止符を打つべく2193年(新西暦179年)、
海底から姿を表した九頭竜皇の居城のある、南緯47度9分、西経126度43分ポイントに向かうPCたち。

 激闘の末、九頭竜皇を倒すが、九頭竜皇が蓄えたエネルギーは暴走を始める。
そのエネルギーを狙い、現れる孫光龍。そして、にやりと笑う
これこそが彼の目的であった。
このエネルギーを使い、南海トラフ沖で眠るガンエデンを復活させることこそ彼の数千年来の目的だった。
そのため、彼は九頭竜教団に便宜を図りエネルギーを集めさせていたのだった。
勝利を確信する孫光龍。
そのとき、稲郷和馬がSOMAの面々に叫んだ。
「お前たちの声に乗せ、この力を人々に届けるのだ!」
聞くと力が溢れてくると噂のSOMAのライブは、彼女らの念動力を人に届けていた。
そのライブをここで行うことで、この場に渦巻く力場を人々に届けるのだ。
一世一代のライブ。力を振り絞る彼女らの声は、数千年の力の渦を、数億の人へと届ける。
唖然とする孫光龍。彼は言う。何千年と紡いできた力を、ただ人々が明日に生きるための活力とするのか、
ただ、無力な人々が足を進める力にするのか、
その力はこの星を守る守護者を目覚めさせるための偉大な力だったのに、
ただの凡愚たちがただ今より少し良く生きるだけの力にしてしまうのか、と。
彼の言葉は空しく響き、力は人々へと届けられ、暴走も地震も怒らず、その場は静寂に包まれた。
膝から崩れ落ちる孫光龍。
シェードPは言う、主よ、これこそが貴方が語った大掃魔の行です、と。
稲郷和馬は言う、人界の救済、ここになれり、と。

 人界の救済を終えた和馬はキャロルに、お前の仕事は終わった、虎から降りろと言う。
そして、雷龍王とブラストルタイガーを蚩尤塚に眠りにつかせる。
さらに、孫光龍の居城、バラルの園へと向かう。
彼が守護者を目覚めさせようとした理由は何なのかを知るために。
孫光龍も応龍皇もすっかり活力を失い、和馬に敵対する気力を失っていた。
彼の知る限りのことを話すが、それは人類の守護者ガンエデンが何らかの理由で
「殺されてしまった」ためであり、ガンエデンを殺したものに備えるために
孫光龍は動いていたことしか分からない。彼もまた敵の正体を知らなかったのだ。
だが、ガンエデン復活がかなわない今、その敵の正体を知る必要がある。
孫光龍と稲郷和馬は、かつてのガンエデンのパイロットの居城である、
ウェールズの女王の寝所へと向かうことにする。
そこは、アルフレート・アイゼンシュタッドが厳重に守っている場所でもある。
正面から護衛をぶち破って侵入する二人。
しかし、そこにいたのはアルフレッタとブレンダ。
アルフレッタは、オーソラスを相手取り疲弊していたとは言え超人的な二人を抑え込む。
アルフレッタもまた尋常な人間ではなかったのだ。

 そのころ、地上では謎の巨大昆虫型メカが人をさらう事件が多発していた。
アイドネウス島のSOMAの面々も狙われるがこれを撃退する。

 アルフレッタが言う。これこそがアルフレートさまが武装を進める理由、
もう一人のガンエデンの帰還だと。
アルフレートはこれに備え、オーソラスの開発を進め、世界各地に配備していたのだ。

 敵が来るなら戦わねばならない、と和馬は言う。
意外にも孫光龍が自分が人質になるので、和馬を解放するようにアルフレッタに言う。
戦力は多い方が良い、と和馬を解放する。

 ツェントル・プロジェクト部隊に合流した和馬は、状況を皆に話す。
タキコは、シャトルで宇宙に上がり、こちらから仕掛けるべきだという。
シャトルを準備する間、休憩するように言われるPC達。

 その間にも世界中は、謎の巨大昆虫型メカに襲われていた。
アルフレートの勢力圏である欧州はオーソラスが大量配備され、防衛を行っていた。
アメリカ大陸も雷槌王とその机下のオーソラスが防衛についていた。
アフリカと中東はドーン・オブ・アトランティスに復帰したムルングが、
その資金でオーソラスを買い取り、防衛に当たっていた。
手薄なのはアジア圏。
牛鬼は鬼人同盟を解散し、自分がアルフレートに頭を下げ、オーソラス部隊を借り受け護るという。
無情にも、一人では無理だと言う天狗鬼。
アルフレートと天狗鬼は犬猿の仲。絶対に協力するわけない、と思われていた。
しかし、天狗鬼が保有していた埋蔵金を解放し、アルフレートに頭を下げ、
その資金でオーソラスを買い取り、防衛に当たることにする。
オーソラスには彼のバルシェム(バラル技術による量産型クローン)を乗せる言う。
牛鬼は言う。「はじめて、同盟らしく、天狗鬼、竜人鬼、そして私が力を合わせられた」、と。

 一方、謎の巨大昆虫型メカの分析をAI1に頼んでいたゼクスは、
AI1からサーベラスの中に、正体不明の人格があることを知らされる。
それを調べた結果、それは五行器であることを知る。
五行器なしでも戦えるとされていたサーベラスは結局五行器を武器に使っていたのだ。
その力を解放しようとするが、現れた猿の人形に止められる。
謎の猿の人形は、美猴王と名乗り、そいつは今眠っていると言う。
その代わりに、「剣の力」をこの機体に開放し、
「鎧の力」をガルムレイドに開放するという。
その代わり、人格を「時が来るまで起こすな」と言い、
ゼクスに内なる魂の楔に気をつけろといいい、その場を去るのだった。

 その場を去ったサルの人形は、休憩と称して水着で海岸で遊ぶ
アルヴィスたちに突撃ダイブしていた。
首尾よくアルヴィスの胸に飛び込むが、そのままロックされ、
彼女の剛拳を何発も撃ち込まれ、幸せのうちに意識を失うのだった。

 体内に秘められた剣の力を解放したサーベラスは鋭き剣サーベラス・アイオーンに、
鎧の力を解放したガルムレイドは黄金の鎧ガルムレイド・アウルムになる。

 シャトルに乗り込むPCたち。しかし、そこを襲う昆虫型メカと、人型メカ。
キャロルは玄武王で応戦するが、ブラストルタイガーが自分に乗るように言う。
しかし、和馬に「虎から降りろ」と言われたことが引っ掛かり、素直になれない。
人型メカも、サーベラス・アイオーンとガルムレイド・アウルムの敵ではなく、
戦いは終わる。

 宇宙に出たPC達はコロニーを襲うゲベル・ガンエデンとその配下に遭遇する。
ゲベル・ガンエデンは言う。自分は民を護り切れなかった、と。軍団を失った、と。
永遠の楽土の創出を目指したが果たせなかった、と。
だから、再び民を求める、と。
ゲベル・ガンエデンの目的は、失った民を補充するため、強念者を集めることだった。
集めた人々をどうするのかと問うキャロルに、
永遠の楽土に住まわせる民にするのだと言うゲベル・ガンエデン。
AI1は言う。永遠に存在するものなどない、あるとすれば、熱的死を迎えた世界だけだと。
そんな世界には人を住まわせることは出来ない、とキャロルは捕えられた人々を救うため、
再びブラストルタイガーに乗り込む。
合体した轟雷龍虎王はゲベル・ガンエデンを打ち砕く。
しかし、ゲベル・ガンエデンが数千年溜めてきた無念を鍵に、月吼王の残滓が耳元で囁く。

お前も、お前が生み出したものの如くなればよいのだ、と。

 ゲベル・ガンエデンの体が黒く染まり、新人祖アダマトロンとして再誕しようとする。
しかし、月吼王の残滓をゼクスのAI1のアンサモンプログラムが分解する。
ゲベル・ガンエデンは、アダマトロンにならずに散っていく。
ナシム・ガンエデン……地球のガンエデンに、お前は、こうなることを恐れて、自ら……と言い残し。

 ゲベル・ガンエデンが倒れても、彼が連れてきた彼の民の揺り篭、
人工惑星ネビーイームは止まらない。
そして、囚われた人々もネビーイームにいる。
PC達は、囚われた人々を救うため、ネビーイームを目指す。
ネビーイームの苛烈な自動防衛システムを破り、PC達は人々を救い出す。
問題は、無力化したネビーイームの処遇だった。
武装をすべて破壊したとはいえ、その大きさだけでも、その存在の影響は大きい。
処置に困る和馬たちに、アルヴィスは軽い調子で言うのだった。

 誰かが独り占めするのが問題なんだから、誰もが来られる場所に使用、と。
そして、自由区ホワイトスターが生まれた。

 誰もが戦乱は終わったと信じていた。
孫光龍も、アルフレート・アイゼンシュタッドさえも。
しかし、最後の絶望は今まさに虚空を渡り太陽系へと近づいていた。

 ナシム・ガンエデン……地球のガンエデンは何を恐れ、何に殺されたのか。
ゲベル・ガンエデンは何に追われ、地球へと来たのか。

 最後の戦いの序曲は既に始まっていた。
メテオ3落着まで、あと91日。
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 今回は以上です。




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[Root]次回例会エトセトラ(06/30-07/01) ---2018/05/18(金)23:40---団長

 `---RE:次回例会エトセトラ(06/30-07/01) ---2018/05/20(日)03:55---団長

 `---RE(2):次回例会エトセトラ(06/30-07/01) ---2018/06/03(日)02:23---団長

 `---RE(3):次回例会エトセトラ(06/30-07/01) ---2018/06/21(木)02:28---団長

 `---RE(4):次回例会エトセトラ(06/30-07/01) ---2018/06/27(水)21:41---団長


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