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TITLE:RE(2):次回例会エトセトラ(06/30-07/01)
AUTOR:団長
DATE:2018/06/03(日)02:23

 団長です。
まず、龍虎伝奇 外伝2の粗筋(?)を投稿します。
相変わらず長いです。

・外伝2 〜剣狼王 vs 雀武王 vs 擬戯餓王〜
 - ハンドアウト
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 剣狼王! それはかつてゲベル・ガンエデンと共に地球を旅立った超機人である!
旅の途中でとある惑星を救うため、ガンエデンの元を離れていた。
しかし、その惑星は宇宙から飛来した擬戯餓王に滅ぼされてしまった!
そして、擬戯餓王が次なるターゲットとした地球圏に先回りしてやってきた。
火星のコジミックカルチャークラブの少年少女たちに、彼はこう言う。
  「私の名は剣狼王。地球は狙われている!!」
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 - 各話サブタイトル
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1.異星の超機人    戦闘/主義 敵対勢力殲滅
2.敵の名は擬戯餓王  戦闘/名誉 敵指揮官撃破
3.光波王の策略    生存/主義 ミサイル50%に
4.進化する超存在   全部    敵指揮官撃破

5.進化する超存在   生存/調和 脱出
6.火星絶対防衛線   防衛/名誉 基地防衛
7.その龍玉を守り抜け 防衛/調和 輸送機の離脱
8.終末の始まり    全部    敵指揮官撃破
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 - 全体の粗筋
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 火星軌道巡回中だった雀王機は、異形の超機人と遭遇する。
あわや撃墜されるか、と言ったときにまた別の超機人に救われる。
それが剣狼王だった。
彼らを踏み越え火星に向かう異形の超機人に、
パワーアップの必要を感じた雀王機はいったん地球へと向かうのだった。
一方、剣狼王は異形の超機人を追い、火星に向かった。

 そのころ、地球では雷槌王の操縦者アルフレッタ・ライアンと
ブレンダ・ラックフィールドは、400(しおん)プロ所属 ユニットSOMA担当Pの
シェード・ラーハブルに詰め寄っていた。
「なぜ、雷槌王がアルフレートさまに封印されねばならないのか」と。
今後のSOMAの事を考えているシェードはそれを自分に言われても困ると言うが、
SOMAの面々自体も思い思いに行動してしまって、彼の思惑の範疇位にいない。
アルヴィスとユリオラは何かを調べまわっているし、
キャロルとイルイは行方不明だった。
どこかで、「あれが……来る」とつぶやくイルイ。
それを見ている美猴王縮退モードビッコウちゃん。
頭を抱えたシェードは、主人である天狗鬼に状況を確認しようとする。
天狗鬼はアルフレート・アイゼンシュタッドとバラル頭目アヴォット・アクラヴ(孫光龍)と
共にいた。彼らは、今後の地球防衛について議論しているようだが、話は進展しない。
超機人抜きでの一般人を兵士とした地球防衛を主張するアルフレート。
超機人抜きで、選抜した戦士だけで球防衛を主張する天狗鬼。
超機人軍団の再編を主張する孫光龍。
それぞれ、根拠を隠すため議論は進まない。
シェードは主人を諦め、同僚に電話する。

 地球に向かった雀王機はオーソラスを取り込み、
玄武王と共に朱雀王へと新生する。
さらに、周囲にいた強念者であるアルヴィスとユリオラに
パイロットになるように説得する。
即断するアルヴィス。ひきづられるユリオラ。
そのまま、朱雀王と玄武王は超長距離龍脈飛翔で火星へと向かう。

 その頃、火星ではコズミックカルチャークラブの面々が研修を行っていた。
引率教授のイレーヌ・ラーハブルはシェードからの電話を着信するが、
どうせ大した用ではないとこれを無視。
その時、彼らが乗る多目的大型キャンピングカーの前に現れる異形の超機人。
その前に立ちふさがる剣狼王。
剣狼王は言う。
「私の名は剣狼王。地球は狙われている!!」
「戦士の魂を持つものよ、力を貸してほしい!」
その声にこたえ、ケイ・ミズキがケンピングカーから飛び出す。
そして、剣狼王に乗り込む。
剣狼王は、敵の名は擬戯餓王だと伝える。
擬戯餓王は、剣狼王が立ちふさがると踵を返す。
そして、
「変化対応物を発見」「不変化物への変換を実行する」
と、より生物が多い火星の植民基地へと端末体を飛ばす。
そこを先回りする朱雀王と玄武王。
彼らは、合流した剣狼王を協力し、擬戯餓王の端末体を撃破する。
コズミックカルチャークラブの顧問マコト・アンザイは、
剣狼王を見て確信する。
宇宙には、地球の超機人と同種の存在があることを。

 端末体を倒したものの、擬戯餓王は火星植民基地に前進を続ける。
防衛部隊のオーソラスが対応するも、光波王と、その分裂体まで現れる。
そして、光波王の左手には、剣狼王の剣狼とよく似た剣が握られていた。
そのころ、マコト・アンザイは剣狼王から、擬戯餓王について聞いていた。
擬戯餓王とは、新たな霊帝が生み出した超機人だと言うことを。
新たな霊帝とは、と聞こうとしたとき、剣狼王は火星植民基地にピンチに気づき、
ケイ・ミズキを伴い飛び出す。
破壊された防衛部隊のオーソラスに激昂するケイ・ミズキに剣狼王は言う。
「怒りを堪え、悲しみを飲み込み、痛みを力に変えるのだ」
戦いの中で、ケイが其れを理解した時、天と地と、火と水との力を借り、
剣狼王は万象王へと変神する。
そして、万象王は擬戯餓王を粉砕するのであった。
しかし、粉砕された擬戯餓王は、なんと第二形態へと変身する。
その頃、イレーヌの指揮で植民基地からの住民避難が終わり、
剣狼王と朱雀王、玄武王は一時撤退する。
その中で、コズミックカルチャークラブのケイの友人である少年フラックスの
心に何かが話しかけてくる。お前も皆に活躍を褒めてもらいたくないかと。
マコト・アンザイは、擬戯餓王に魅入られていた。
剣狼王や朱雀王、玄武王が古代ガンエデンの作った超機人ならば、
より進んだ技術で作られた擬戯餓王に敵うはずがないと。

 コジミックカルチャークラブの少女ヴァネッサと引率教授イレーヌは、
住民の脱出用のシャトルの準備を行っていた。
しかし、火星の地下に隠されていた脱出用シャトルが何者かにジャックされる。
フラックスを惑わしたのは光波王だった。フラックスから聞き出したシャトルのありかに
忍び込み、ジャックしたのだった。ジャックされたシャトルは緊急発進し、
避難中に住民がいる打ち上げ基地に突っ込んでくる。
シャトルを破壊せず、しかし、突撃を防がねばならない。
朱雀王と玄武王は、力の封印の一部を解くことを決断する。
「主よ、いまこそ唱えよ!必神火帝!」
「主よ、汝には資格がある天魔降伏!」
「必神火帝、天魔降伏、雀武合体、雀武王!!」
雀武王の玄天衝天砲が、シャトルを次々と行動不能にしていく。
雀武王本体を攻撃しようとした光波王の前に立ちふさがるのは万象王。
光波王の持つ剣狼とよく似た剣は剣狼王の兄弟機 流星王がもっていた剣、
流星(ながせ)だった。光波王を破り、流星を取り返す万象王。
そして、万象王は二刀一刃モードになる。
万象王の二刀一刃 運命両断剣は擬戯餓王を破壊するも、擬戯餓王は第三形態へと移行する。
擬戯餓王はまだ形態を隠し持っていたのだ。
マコト・アンザイは、言う。死の具現たる擬戯餓王にはかなわないと。
そんなマコトを諭すイレーヌ。超機人が何か考えたことがあるか、と。
マコトは超古代の存在が作り出した戦闘兵器だと言うが、イレーヌはそれを否定する。
擬戯餓王が何をしているか、もう一度見ろと。
そのころ、フラックスは、自分の肥大化した自尊心が皆のピンチを呼び込んだことを反省し、
決死の覚悟で避難民を逃がすためにトレーラーを出す。

 住民たちを火星の初期入植基地に逃がしているコジミックカルチャークラブの面々。
その時間を稼ぐために、雀武王と万象王が擬戯餓王の前に立ちふさがる。
擬戯餓王 第三形態の超防御力と猛攻の前に苦戦するアルヴィスとユリオラに
朱雀王と玄武王は覚悟を問う。しかし、二人は既に覚悟を終えていた。
雀武王が強念解放し、その潜在能力を全開放する。
雀武王の黒蛇刀・五行烈斬が擬戯餓王 第三形態を微塵切りにする。
雀武王の力で倒されたかに見えた擬戯餓王だが、その破片の中で何かが輝きだす。

 驚愕する雀武王。輝くもの龍玉だった。その力を得て、擬戯餓王は
最終形態と言える白銀の機戯餓王と変貌する。
マコトはそれが、最大と謳われた四霊の超機人の動力源であると、古文書から知っていていた。
もう終わりだ、と悲嘆にくれるマコトに言うイレーヌ。
四霊の超機人はなにをするものか、機戯餓王の力とは何か、と。マコトは考えだす。
一方、暴走するその力を前に、朱雀王、玄武王、剣狼王は避難民とともに、
初期入植基地へと逃げるしかなかった。

 機戯餓王の猛攻にもかかわらず、初期入植基地の前に立ちふさがる万象王。
万象王に乗るケイに剣狼王が語り掛ける。
「天、地、火、水の声を聴けお前は一人ではないみんなで護るのだ……」
森羅万象の力を得た万象王が擬戯餓王を押し戻す。
朱雀王、玄武王も自らの自尊心よりも、人々を守ることを選ぶ。
青龍王と白虎王が颶風王と鳳雷王の力を受け継いだように、
彼らも風と雷の力をその身に取り込んだ。
「天津風、颶風の力よ今こそ、我らと共にあれ!不可能を可能にする為に!」
「歌え電光、轟け雷鳴今こそ、我らと共にあれ!力なき人の為に!」
雀武王は天雷雀武王へと変貌する。
天雷雀武王の天雷烈斬刀が機戯餓王から龍玉を奪い取る。
しかし、機戯餓王の再生は止まらない。
地球圏の多くの戦いが生んだ死霊たちの力を吸い込んでいるのだ。
天雷雀武王は窮極秘奥義 天雷真火八卦陣の使用を決断するが、
そのためには、他へ影響のない空間に機戯餓王を誘導する必要がある。
龍玉を使って機戯餓王を宇宙へと誘導することにする。
フラックスはロケットを操り、朱雀王、玄武王、剣狼王と龍玉を乗せ、宇宙を目指す。

 宇宙空間に出ると、有利になったのは機戯餓王だった。
宇宙にたゆたう死霊の中から、破壊された光波王を再生する。
さらに、地球圏の戦いの中で生まれかけた、新人祖アダマトロンを再生する。
マコトは気づく。機戯餓王の言う死の具現とは、残留思念を物理動力に変換する
コンバート機能であることに。そうだ、とイレーヌは言う。
「四神の超機人のように外的と戦う用の超機人もいるが、
 超機人は本来、様々な目的の汎用機械であって、
 特に応龍皇などの四霊の超機人は惑星の生態系維持改善用の装置である。
 それを戦闘に用いても強いから誤解を受けているだけ、
 強念者は、念動力を扱うのが上手い人であって、戦うのが得意な人ではない」
「強念者が超機人を上手く使えるのではなく、
 超機人は強念者しかいなかった時代の汎用機械だから、
 それ以外の人が使うことを想定していなかっただけだ」
マコトはその見識に驚愕する。あなたはいったい何者かと。
イレーヌは言う。主人に見捨てられた、哀れな古代の亡霊だと。
火星に眠る、古代ガンエデンの秘密を探るためにマコトを利用しようとしていたと。

そのころ、勢いを得た天雷雀武王と万象王の敵はなかった。
光波王、アダマトロンを破壊し、機戯餓王を粉砕する。
そして、再生する前に天雷真火八卦陣で閉じ込め、業火と電撃、暴風と岩石が
機戯餓王を最微塵に分解し、最早再生すら不可能な塵へと変える。

 戦いは終わった、誰もがそう思った瞬間、宇宙に哄笑が響き渡る。
姿を現したのは、真の霊帝ケイサル・エフェスだった。
より強い死の香りを感じ、地球へと向かうケイサル・エフェスを追い、
ケイ、アルヴィス、ユリオラは超長距離龍脈飛翔で地球へと向かうのだった。
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 `---RE(4):次回例会エトセトラ(06/30-07/01) ---2018/06/27(水)21:41---団長


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