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相方(あいかた)
 何らかの作業を行う際に、その人物と行った場合、そうでない場合に比べはるかに良い結果を出せる、息のあった相手のこと。昨日の夜中、副団長とひさしぶりに電話をしていてそのことを思い知った。副団長、本当にさっさと電脳化して下さい。そうでないと不便でしょうがないから。
(1999-12-03)

兄、弟(あに、おとうと)
 野良騎士団内で時折見られる伝統芸能。機動新世紀ガンダムXに於いて登場した知る人ぞ知る変態兄弟、シャギア=フロストとオルバ=フロストを演ずる事を指す。シャギア役は「〜だ、オルバよ」、オルバ役は「〜だね、兄さん」を語尾につけるだけでそれらしくなる。議題はあまり意味のない事の方がより面白みが増すように感じられる。この芸の第一人者は副団長と斑鳩氏である。
(1999-11-16)

ある意味NT(あるいみにゅーたいぷ)
 自分の理解の範疇の外ある、しかしそれはそれで「すごい」と認めざるを得ないものを指す言葉。または鋭い奇行に対する誉め言葉。所詮、魂を重力に引かれた人間達には革新された人類のやる事は理解できない事なのかも知れない…と言うと格好良く聞こえるが、要は声無き少数派にすぎないとも言える。
(1999-11-24)

ある意味暇人(あるいみひまじん)
 毎日野良騎士用語の基礎知識を更新する団長に対する斑鳩氏のコメント。団長は暇なのではなく溢れる妄想のやり場としてここを更新しているに過ぎないことを彼は知らないらしい。故に、忙しくなり実生活で妄想が昇華仕切れなくなると野良騎士用語に力が入るのである。
(1999-12-21)

一品集中(いっぴんしゅうちゅう)
 副団長の得意技。何かを気に入ったならばそれにこだわりつづけ、そして飽きるまでその一品のみに集中し、他には目もくれない様子のこと。しかも、そのものが手には入りにくければにくい程情熱が燃えあがるようである。また、一方で、それが手には入るとなると急速に飽きが来るようだ。食物、飲物の趣向での一品集中なら実害はそれほどないが人間関係でもその趣向を発揮すると手痛い損害を受ける危険性が考慮されるので十分に注意してもらいたいものである。
(1999-11-11)

インモラ値(いんもらち)
 ガンダムRPG『From 0079 To 0093』にプレイ中に多用され、それが広まったもの。語源はイン・モラル・ポイントであり、すなわち不道徳性を意味する。同ルール中で定められたモラル・ポイント(士気値)が減少することを「イン・モラル・ポイントが上昇した」と呼称するようになり、それが縮まり更に変形し「インモラ値が上がった」の様に使用され、さらには不道徳な行為を行なった場合に上昇する値として「インモラ値」が市民権を得るに至っている。ただし、士気はmoraleであり、道徳はmoralであるため、本当は発音からの勘違いに起因している言葉だと言うことは知っておいた方が良いだろう。
(1999-11-02)

右脳プレイ(うのうぷれい)
 ロールプレイングゲームにおいてキャラクターの行動を直観と本能のみで決定して行くプレイ法。周囲のプレイヤーが理論と実状に即したプレイをしている場合には、このプレイ法は詰まった時の打開案を生み出すなど特筆すべきものがあるが、全員が右脳プレイに走ると収集がつかないどころか、そもそも話が続かないという欠点がある。人間には折角、脳梁というものが存在するのだから右脳も左脳も両方を使うように心掛けたいものである。
(1999-11-09)

エセルバート流剣闘術の極意(えれるばーとりゅうけんとうじゅつのごくい)
 接近戦で相手の急所のみを狙うこと。ガンダムRPGにおいてUC0079編で隊長を勤めたエセルバートは接近戦兵器を使用し相手の弱点(特にコクピット)をえぐることを得意としていたことから産まれた言葉。極めて内輪ネタなため、関係者以外への使用は注意が必要。
用例:
  「命中! 機体中枢表の結果はジャイロ!」
  「ぬぅ、いきなりか。…こいつ、エセルバート流剣闘術の極意を知り抜いているな!」
(1999-12-17)

オープンダイス(おーぷんだいす)
 ロールプレイングゲームにおいて、ゲームマスターが判定のサイの目をプレイヤーに公開する邪法。シミュレーション色の強いゲームなどでは多用される傾向にあり、プレイヤーにスリルを与えることが出来る、とされている。しかし、現実の於いてオープンダイスを用いることによってもっともスリルを味わえるのはゲームマスター自身であるという事実はあまり知られていない。
(1999-11-08)

大いなる悲劇に向かうためのささやかなる序章(おおいなるひげきにむかうためのささやかなるじょしょう)
 理由は分からないが普段より運がいい、または普段が運が悪いのだが運が悪くない、すなわち普通だ、人にはそんな時もある。しかし、それは嵐の前の静けさに過ぎないと言うのが野良騎士団での認識である。「気をつけろ…今の幸運は、大いなる悲劇に向かうためのささやかなる序章に過ぎないのかも知れないぞ」
 なお、一番この言葉を受けるのは団長です。大きなお世話です
(1999-12-01)

置きレーザー(おきれーざー)
 元は『電脳戦記バーチャロン』用語である。同ゲーム中に登場する重人型兵器ライデンの装備するレーザーを当てる際に、直接目標を狙うのではなく、目標の移動地点を予測し、そこに予めレーザーを打っておく(これを、「置いておく」という)こと。転じて、RPGシステム「パワープレイ」のプレイ中に、実力では遥かに勝る相手に対し、相手が「1」を出す事を狙い、自分は自動的失敗の可能性を下げるため、敢えてサイを1つしか振らない事を言う。「パワープレイ」はこうした小細工がしやすいのから、本質的な部分以外でも楽しめると言えるのではないだろうか。これが正道ではないのは確かだが。
(1999-11-22)

お地蔵さん(おじぞうさん)
 RPGプレイヤーの中には、ゲーム中ほとんど発言しない者がいる。人は彼らを「お地蔵さん」と呼ぶ。その理由は述べるまでもないだろう。彼らは初心者だから、というよりもそういう価値観を持っており、望んでそうしているようだ。彼らの弁によると、「自分が何かをしなくとも、物語を一緒に体験しているだけで面白い」からだという。たまに口を開いた時に出るセリフは大抵、非常に重要か、または非常にくだらないか二つに一つである。明確なポリシーがある分、お自動さん(後述)よりはましなのかもしれないが、マスター側としてはちょっぴり寂しい。
(1999-12-11)

お自動さん(おじどうさん)
 RPGプレイヤーの中には、自分の行動を自分で管理仕切れていない者がいる。人は彼らを「お自動さん」と呼ぶ。そう呼ばれる理由は、彼らはある一定の動作以外、他のプレイヤーの指示通りにしか動けない為である。こういったプレイヤーは、同じ卓に非常に優秀なプレイヤーがいる場合に発生しやすい。これは自分で考えるよりもその人の指示にしたがった方が有益、と学習してしまうためであろう。このため、将来のより良いRPG生活を望むなら、真に助言が必要な時以外は、なるべく他人の行動を指示しないようにしよう。非常に難しいのだが。なお、「お地蔵さん(前述)」が他者の圧力で転じて「お自動さん」になる場合が多数見受けられるので各自注意されたし。
(1999-12-12)

カーナビゲーションの苦悩と決断(かーなびげーしょんのくのうとけつだん)
 古い地図しか持たないカーナビゲーションは、木更津から東京湾横断道路に乗り入れる時にしばらく登録されている周囲の道路をうろうろと表示するが、ある一点で意を決したかのごとく海の中へとその自分の座標表示を移行させる。きっと、彼は自分のことを水陸両用車であるか、最強のチャレンジャーの愛車であると誤解しているに違いない。
(1999-12-31)

改造魔人(かいぞうまじん)
 既製、自家製に関わらずあらゆる物を納得行くまで改造しまくる人物のこと。野良騎士団では団長がこれに当てはまる。バランス、爽快感、利便性、統一感、その他様々な要求から改造は開始されるが、一度はじめたら最後、誰かが止めるまで彼の手が休まることはない。大抵、そのゲームサークル好みに改変されるものだが、それが実際に使われるかどうかは神のみぞ知ると言う点が問題といえば問題である。。しかし、改造魔人は改造を止めることはない。
(1999-12-25)

確率的、分布的には面白い(かくりつぶんぷてきにはおもしろい)
 団長はゲームシステムをいじることが好きである。既存のシステムを改造する場合もあるが、一からオリジナルを立ち上げるのも嫌いではない。そんな時、最も楽しいのが判定を行う際に振るサイの種類と数の決定である。たとえば1D12と3D4の偏差と分布の違いによる妙を楽しめるようにしたり、1D8+1D12の分布が面白いとか言った具合である。しかし、実際にはプレイする人間の爽快感が重要な要素になるため、机上の空論になることがまま存在する。だが、負けない。
(1999-12-09)

カテゴリーF(かてごりーえふ)
 二流のものに対する差別表現。機動新世紀ガンダムXにおいて使用された単語であり、Fとは偽物(fake)を意味している。作中では、ニュータイプのようだがニュータイプではないものがカテゴリーFとして分類され、自らをカテゴリーFと判断されたフロスト兄弟は、自分達を偽物と断じた世界に、自分達を認めさせるために大きな混乱を巻起こした。また、野良騎士団員に対して使用される差別用語の類例には、カテゴリーE(エセ)、カテゴリーP(ぱちもん)、カテゴリーB(ばったもん)などがある。一般に、後者になればなるほど屈辱度は高いとされる。
(1999-12-10)

仮面プレイ(かめんぷれい)
 野良騎士団において、通常にゲームを行うにはあまりにもあまりなルール…例えば、キャラメイクと戦闘ルールと注意書きしか無い、など…が手に入り、しかし一度もやらずに批評する訳にはいかないと判断されたとき行われる禁断のプレイスタイル。参加者が全員サングラス、ゴーグルを掛けてゲームを行い、GMは仮面マスター、PLは仮面プレイヤーと呼ばれる。また、PLの個体認識は掛けているグラスの形に因み、仮面プレイヤー丸、仮面プレイヤー楕円、仮面プレイヤー両目つながり長方形などと呼ばれる。
(1999-11-25)

ガム禁止令(がむきんしれい)
 野良騎士団において、ロールプレイングゲーム中は原則としてガムを噛まないことが暗黙の了解となっている。これにはきちんとした訳があるのだ。あるとき副団長が緊迫する場面で台詞を発しようとしたのだが、運悪くしゃっくりが生じてしまったのだ。大丈夫かと尋ねようとした周囲に向かって彼が発した台詞は、我々の予想を張るかに上回るものだった。「くぺっ…飲んじゃった」…プレイは引き吊るような爆笑により30分の中断を余儀なくされたことは言うまでもない。この事件以来、ゲーム中にガムを噛むことは自主的に規制されているのである。
(1999-11-05)

キャノンの確率論および精神力(きゃのんのかくりつろんおよびせいしんろん)
 一時期、野良騎士団では宇宙世紀RPGを多くプレイしていた時期がある。その折の厨房長殿のキャノン系の武装の命中率は明らかに異常であった。ある戦いでは、2D6において目標値が9の攻撃を9割方命中させた事すらあったため、それが以下に突拍子もない事なのか計算した結果を見せた。面白い事に、それ以後、彼のサイの目は急速に通常値に戻ったのだが、戦いが興に乗って来るやいなやあっさりと再び驚異の命中力を誇るに至った。所詮小手先の計算など大自然のノリには勝てないのだと言う事を思い知らされた気がする。
(1999-11-29)

黒いテグザー(くろいてぐざー)
 Vアーマーを全部剥されたサイファーの事。変型できるし、本当に良く似ている。しかし、壁にぶつからなくてもエネルギー切れで変型が解除される事、レーザーを連射出来ない事、などから、サイファー≦テグザーではないかという鋭い指摘もある事は見逃せない。
(1999-11-26)

ゲップ返答(げっぷへんとう)
 斑鳩氏の特技。他人への返答をゲップで行うと言う禁断の荒技であり、その犠牲者に激しいまでの屈辱感と怒りを与える効果を持つとされる。主な犠牲者は先代まるま責任者。
(1999-12-14)

幸運の偏り(こううんのかたより)
 ゲーム中、明らかにダイスの平均的な出目が平均以上を保ち続ける人と平均以下を保ち続ける人がいること。統計を取ると意外と面白いような気がするが、己の不運を再確認するだけと言う結果が見えているのでやりたくない。
(1999-12-28)

最近、切れがない(さいきん、きれがない)
 野良騎士団の団員(一部)に於いて、もっとも痛い言葉。仕事などで忙しくなり、それを言い訳に精進を怠ると用意にこの言葉を頂けるようになる。会話の切れ目に、さらっと挿入するのが良とされる。正直に言えば、書いてるだけで痛い項目。
(1999-12-27)

シベリアンハスキー(しべりあんはすきぃ)
 野良騎士団員間において、あまりにもお馬鹿さん比率が高いとされる犬種。しかし、故郷の北の大地では非常に利発そうな顔をしていることから、彼らがお馬鹿さんなのは、彼らにとって日本は暑すぎるため脳味噌がとろけてしまったためではないかという仮説が立てられてる。なにはともあれ、怖い顔での間抜けな行動が愛らしい。
(1999-12-02)

守護霊憑きダイス(しゅごれいつきだいす)
 ロールプレイングゲームを行なっている最中に、人は時として道徳的に思わしくない行動を取ってしまう場合がある。そんな時、不思議と判定の際のサイの目は振った人間の邪心を見透かしたかの如く、彼にとって思わしくない結果を導き出すものである。そして、人は己の醜い欲望に気付き、正しい道に戻っていく。そんな様はまるで教えを諭す守護天使が敢えて罪深き小羊に裁きを加えたかのような、一種神秘的な趣すら感じられる。こういったことを見せつけられるにつけ、ロールプレイングゲームは情操教育になると言う詭弁を信じたくなるのは私だけではないはずだ。
(1999-11-04)

趣味と理性(しゅみとりせい)
 ゲームの調整、制作を行う際に最も注意しなくては行けないのは、調整者、制作者の趣味を全面に押し出しすぎ、他者のプレイ感覚を無視することである。ただし、あまりに理性を押し出し、無難な物になるのもまた面白くないのも事実である。この辺りのバランスは一人で行おうとしてもなかなかうまく行く物ではなく、相方等の意見やテストプレイヤーの感想などをじっくりと集める必要がある。ちなみに、この言葉は「暴走と首輪」とも言われる。これは、首輪がないと団長は容易に走り去るためである。
(1999-12-15)

ジェット湯切り(じぇっとゆぎり)
 某インスタントやきそばにおいて、蓋の半分ほどまでを剥がすことでその部分を格子状にし、一気に湯切りをするというターボ湯切りなる機能が付いていたが、人によっては勢い良く湯切り過ぎ、蓋が落ち中身がそのまま排出されることがあった。人はこれをジェット湯切りと呼びその勇者を称賛したと言う。ちなみにやると、泣くに泣けない(そーだよ、泣くに泣けなかったんだよ)。
(1999-12-30)

時間指定の意味と意義(じかんしていのいみといぎ)
 最近の宅急便には時間指定と言う便利なものがある。午前中配達などには今までお世話になっていたが、この度はじめて「16〜18時」という時間指定を利用してみた。しかし、先方に届いたのはなんと12時前だったと言う。これでは、もしかして時間指定と言うサービスとは指定した時間以前に届くと言う意味なのだろうかと真剣に考えてしまいたくもなろうものである。
(1999-12-24)

事故死(じこし)
 ゲームを行なっている時に、極稀にではあるが、いつか、そして、必ず起きる現象であり、これはルール上に例え0.01%以下でも、不運な一撃により死亡する確率があれば、いつかは必ず起こることを思いしらせてくれる厳然たる事実である。ゆえに、GURPSでたまたま槍の一撃がクリティカルし、ダメージ決定ロールで最大値を出し、ダメージ3倍が入って即死したり、ガンダムRPG『From 0079 To 0093』で「機体損害」発生後、「コクピット直撃」が起こり、ダメージ決定ロールで11以上を出して即死したりしてもマスターは悪くは無い…はずである。
(1999-11-06)

12面体愛好会(じゅうにめんたいあいこうかい)
 そいつとの出会いは、D&Dの赤箱を買った時、すなわち初めてTRPGに触れた時だった。しかし、そいつは滅多に使われなかった。使う時があるとすればモンスターのダメージくらいだった。そいつの名は「12面体」。未だ彼が主役になるゲームには出会っていない。そんな彼に日の目を見せようと日々努力しているのが12面体愛好会である。もちろん、その先行きは明るくは無い
(1999-12-05)

スーパーコンシューマー(すぅぱぁこんしゅぅまぁ)
 自分の収入の大半を躊躇なく趣味につぎこめるだけの精神力を有する剛の者たちのこと。日本のコミック業界、ゲーム業界は彼らスーパーコンシューマーの絶えまない努力の上で成り立っている事をしる必要があるだろう。彼らに『不況』の二文字はない。彼らは資本主義社会の求道者であり、現代社会において彼らこそがあるべき消費者の姿なのかもしれない。
(1999-11-27)

匠の技(たくみのわざ)
 日本が誇る最強技術。長年の経験と積み重ねられた修行の結果が生み出す、機械を遥かに越えた精度と速度で驚くべき成果、製品をたたき出す事ができる。以前、例会の最中にかかっていた番組が元ネタだが、匠たちの超人的な技の数々は驚きを通り越して感動すらをも与えるものがあった。さすがに、ロケットの先端部分が職人の手製だという事を知った時の驚愕たるや、相当なものがあったが。これからの日本がさらなる飛躍を目指すには、とかく匠の育成にちからをいれる必要があると思われる。
(1999-11-18)

団長鍋(だんちょうなべ)
 シラタキのみで構成された鍋もののこと。食すときにはポン酢の使用は許可される。厨房長殿から「ダメだ…」という意見が寄せられているが、団長に言わせると「それはそれで味わいがある」と言うことになる。しかし、シラタキのみと言う時点でそれは既に鍋では無いと言う意見が大勢を占めているという事実は日本人の雅の心が失われているようで悲しい。
(1999-11-01)

ドリーマー(どりぃまぁ)
 何らかの、やや高めの希望を持ち、それが実現できるのではないかと思い込んでしまう人。日本語で言うと夢想家。「なに夢みたいなことを言っているんだよ」と言う所で「なにドリーマーになっているんだよ」と揶揄する様に使うのがコツ。騎士団中、最大の夢想家はたぶん団長である。
(1999-11-28)

猫ダイス(ねこだいす)
 六面体の一の目の面に猫が印刷されたダイスのこと。高い目を出すことが有効とされるゲームで用いるのが正しい使い方とされている。その結果、一…最低値…を意味する目が出た時には「猫が鳴いた」と呼ばれる。パワープレイで使用されると破壊力は当社日1.75倍は堅い。印刷されているのが黒猫なのが非常に意味深長である。ただし、ウォーハンマーでは幸運の象徴となれるかも知れない。
(1999-11-12)

寝言(ねごと)
 例会は多くの場合泊りがけであることが多く、必然的に団員はまとまって就眠することになるのだが、その際にいくつか恐れられていることがある。それは鼾であったり歯軋りであったりするのが世の常だが、わが騎士団において伝説として恐れられているのは、ある人物の寝言なのである。それは寝付けずしゃべっているもの同士の会話に突如参加してくるのだ。それは、何の前触れもなく、何の関連も無く発話されるのだ。当然、かなり適当な台詞をぶち上げてくれるのだが、微妙に会話と関係しているところがなお異様さを醸し出してくれる。ちなみに、これは公開される電脳空間での文章なので、敢えて名は伏す。
(1999-11-03)

能力値の暴力(のうりょくちのぼうりょく)
 ゲーム中、無謀な行為や非常識な行為をキャラクターの能力値が高い事を傘に着て、能力値判定で押し通す事。些細な事ならともかく、あまりにもこういった行為を行い続けるとGMに睨まれる可能性が高いため、いざと言う時以外は禁じ手にしておくのが大人のプレイヤーと言うものである。処世術とも言うが。
(1999-12-07)

敗北(はいぼく)
 自分の価値観、または信念などを根底から否定され、なおかつ、それに反論する要素が何一つ無いことを表現するために用いられる。用法としては「はい・ぼく!」と強調するようにスタッカートをつけることで悲壮感がより上昇することが知られている。また、漫画の構図を意識し、相手の視界となる空間に「敗北」という筆文字が浮かぶことを意識させるジェスチャーをつけると言ったことも基本とされている。なお、以上は自分の「敗北」に対して用いる場合の話であり、他人の「敗北」に対しては深くは追究しないのが武士の情けと言うものである。
(1999-11-10)

8面体強化連合(はちめんたいきょうかれんごう)
 D&D華やかなりし頃、ファイターをやっていれば手放せないサイコロがあった。そいつの名は「8面体」。ソードのダメージからヒットダイスまで八面六臂の大活躍であった。しかし、それも最近のゲームでは使われなくなって久しいく、過去の栄華となりつつある。そんな彼に日の目を見せようと日々努力しているのが8面体強化連合である。当然、それが無駄な努力であることは自覚しているが。
(1999-12-22)

陪審員制(ばいしんいん)
 国民の中から選ばれた一般の人々が、裁判の審理に参与する制度。その形式からして、野良騎士団に於いてはあまり良いものという認識は持たれておらず、心情的には理解できるが刑法には引っかかる行為に対して「まぁ、陪審員制なら無罪だね」などと使用されている。なお、この制度がアメリカで施行されていることは広く知られているが、実は日本でも施行されていたことがあるのだ。日本では1923年(大正12年)の陪審法で定められたが、十分な成果をみないまま1943年(昭和18年)に施行を停止され現在に至っている。やはり、義理人情が十分な影響力を持つ日本に於いてはこの制度は馴染まないといえるのではないだろうか?
(1999-12-16)

薔薇ダイス(ばらだいす)
 十面体の一の目の面に薔薇が印刷されたダイスのこと。高い目を出すことが有効とされるゲームで用いるのが正しい使い方とされている。その結果、一…最低値…を意味する目が出た時には「薔薇が咲いた」と呼ばれる。ワースブレイドで使用されると破壊力は当社日1.75倍は堅い。印刷されているのが白薔薇なのが非常に意味深長である。多分、この項が現在までで一番手抜きな製作が為されたと思われる。
(1999-11-21)

否定する要素が何一つ無い(ひていするようそがなにひとつない)
 婉曲的な肯定を表す言葉。主に公には認めたくはないが認めざる得ないような状態で使用される。主な使用者は団長と特攻隊長だが、団ないにおいてもあまり広くは使われていないマイナーな用語
(1999-12-04)

人の心を捨てている(ひとのこころをすてている)
 通常の人間では行えないような行為を平気で行うための必要条件。また、それは行動の意味とその悪意を理解せずに無邪気で行うものではなく、確信と罪意を持った上で行わなければこの尊称を得ることはできない。なお、このような言葉は尊称ではないと、という意見は自動的に却下される物とする。
(1999-12-13)

腐海(ふかい)
 中身を入れたまま3ヶ月放置した電気釜の中身に出来るもの。蓋を開けると胞子が舞い、5分で肺が腐ると言う。今までに発見例は殆どなく、副団長宅で発見された例が貴重な唯一の公式な発見記録になっている。
(1999-12-29)

鱶鰭御飯カレー風味(ふかひれごはんかれーふうみ)
 バーミアンで一時期メニューに名を連ねていた伝説の料理。その実体は、鱶鰭の入ったカレー味の杏を白米の上にぶちまけてあるだけなのだが、杏の微妙な甘さとカレー味が織り為すハーモニーと鱶鰭と御飯の演出する妙に硬めな口当りが特徴。はっきりいって、まずい。今はもうメニューにその影を見る事すらできない。当然の事ではあるが。
(1999-11-20)

吹き矢禁止令(ふきやきんしれい)
 副団長と斑鳩氏が参加していたあるコンベンションのゲームで、ゲーム初心者と思しきプレイヤーのキャラクターが後生大事に吹き矢を持っていた。皆は趣味なのだろうかと気にしていなかったが、そのセッションも佳境に入りカーチェイスが始まった。そこで何を思ったか、そのキャラクターはいきなり吹き矢を相手の車両のタイヤに向かって発射した。流石に吹き矢ではタイヤは射抜けまい、という二人に対して彼は悠然とこう言った。「大丈夫ですよ、毒が塗ってありますからね」…タイヤに毒が効くわけはなかった。一瞬の沈黙の後、大爆笑。彼を責めてはいけない。彼が以前参加したセッションではよほど毒塗り吹き矢が猛威を振るっていたのであろう。しかし、その場で二人はゲームが中断する程大笑いをし、その後も「吹き矢」というキーワードのみで吹き出すようになり、まともにゲームができないため、当然のごとく吹き矢禁止令が発布された。
 なお、その後彼を会場で見たものはいないことを追記しておく。
(1999-12-19)

ブレインストーミング(ぶれいんすとーみんぐ)
 野良騎士団において、新しいルールや世界観を製作する時に使用する思考法。とにかくアイディアを出しまくり、お互いのアイディアの尻馬に乗り合い、面白い考えを作り出す。ただし、本人達は意識してやっている訳ではなく、普段の馬鹿話がそのままブレインストーミングになっているだけという説もある。また、参加人数が少ない事を補うため、しばらくアイディアを寝かし、全く新しい頭になってから同じ議題を扱ったり、話題を次々に変え、発想の転換を行なったりもする。当然これらも意識してやっている訳ではない。そのため、端から見ていると話題が飛躍し続けている様に見え、特に団長と副団長のやりとりは、あたかも禅問答の如き様相を呈している。野良騎士団の発想物のほとんどは、ここを源としている。
(1999-12-26)

骨太同盟(ほねぶとどうめい)
 例会の日の翌日に毎日骨太の飲むヨーグルトを飲む人々のことをこう称する。ただし、現在は団長と副団長が名を連ねるのみで、周囲の理解はあるとは言いがたいのが珠に傷である。君のカルシウムは満たされているか?が合い言葉。
(1999-11-13)

ボッシュート(ぼっしゅーと)
 なんらかの過ちを犯した際に失敗の代償として価値あるものを没収することをこういう。ただ没収するよりも屈辱度が高いとされる。元ネタは某長寿クイズ番組。「でれってれっれ〜♪」なる効果音をつける事が推奨される。
(1999-11-19)

マイランチのチキンカツ(まいらんちのちきんかつ)
 斑鳩氏宅の近所にある弁当屋マイランチ。そこにはチキンカツというメニューがある。それは当然の事であり、驚くに値しない。しかし、その現物を見ればそのような澄ましたセリフはそうそうは出て来るまい。そのチキンカツの大きさ足るや既にジャイアント馬場の足の面積を超えるのではないかと推測される程のものなのだ。十二分に腹を空かしていても喰い切るにはそれ相応の精神力を必要とする。しかし、挑戦者達は今日もチキンカツを注文するのだ。
(1999-12-06)

ミノフスキークラフト(みのふすきーくらふと)
 団員がよく集まる場所の一つとして、交通の便に優れる斑鳩氏宅が挙げられるが、そこでちょっとした問題が発生した。それは、氏の家のトイレの洋風便器の腰掛けるためにある馬蹄形の部分、すなわち便座はもう随分と前からガタが来てはいたのだが、ついに先日、損壊の憂き目を見てしまい、それ以降そのトイレで用を足す事は非常にスリリングかつタイアードネスなものとなっていることである。それはまさに空気椅子であり、物体を無理矢理空に浮かす行為をして、人はそれをミノフスキークラフトと呼ぶ。
(1999-11-14)

目覚し止め野(めざましとめや)
 朝起きようと仕掛けたはずの目覚しがいつの間にか停止していた。あなたはそんな体験をした事は無いだろうか。そのような不可思議な現象を可能とするのが脳の一部に存在する目覚し止め野なのだ。この目覚し止め野は人によって違いがあるものの非常に優秀であり、布団から起き出し、スイッチを押し、再び布団に戻る事など朝飯前なのである。その様は端から見ると非常に異様であるかほほえましいかの二つに一つである。早朝起きねばならぬときには、目覚し止め野に御用心。
(1999-12-23)

滅殺成仏(めっさつじょうぶつ)
 「ワレニカゴゥ」に並ぶ、僧侶のよく口にするキャッチフレーズ。語呂が良いため、意外とさらりと出て来る言葉である。どうも野良騎士団においでは、聖職者と言うと却ってまともなプレイが出来なくなっている様な気がしてならない。
(1999-11-23)

世の中の厳しさ(よのなかのきびしさ)
 世の中には確率という言葉がある。しかし、ある種の人間はそれを信じていない。それどころか、確率通りの目が出たとしても、「なんだ、悪い」とあっさりと言い放つ。何故そう言えるのか。理由は至極簡単。彼らはここぞと言う時に実際にサイの目が良いのだ。そんな、人生の不条理を感じた時はこう言おう。「だれかあいつに世の中の厳しさってやつを教えてやってくれ」と。
(1999-12-08)

ルミナシステム状態(るみなしすてむじょうたい)
 ある武器、機体、術法を使うために特化すること。ガンダムRPGにおいて0087編でダグラス死亡後に投入されたルミナと言うキャラクターが、事前にプロトタイプZZガンダムが配備される事が分かっていたため、その武装、性能などに完全に特化し、まさにプロトタイプZZに乗るための女と化していたことから産まれた言葉。極めて内輪ネタなため、関係者以外への使用は注意が必要。
(1999-12-18)

ワースブレイド復興委員会(わーすぶれいどふっこういいんかい)
 銀輪将軍と斑鳩氏が結成している謎の組織。しかし、野良騎士団には、ワースは小説しかも1092しか読んでいない団長、そもそも小説なぞ読まない副団長、と猛者が揃っているため、その前途は多難だと言えよう。魅力的な世界観や大きな自由度というものは、往々にしてプレイ人口を減らすと言う好例。
(1999-11-30)

分かっていた結末(わかっていたけつまつ)
 念入りに計画し、安全策を打っておいても、実行する段階でサイの目がプレイヤーを裏切る事をこう呼ぶ。また、予測済みハプニングとも言う。特に副団長の予測済みハプニング率は異常に高く、「機動回避を使用! 目標値は2D6で5以上! サイの目置き換えは1を4に!」と叫びながら、よりにもよって2ゾロ振る事でなどで撃沈して言った回数は、既に両手の指にも余るだろう。泣き濡れる彼にかける台詞は決まってこうである…「気にするなよ、分かっていた結末じゃないか!」。
(1999-11-07)

分かっていた結末の真実(わかっていたけつまつのしんじつ)
 野良騎士用語の基礎知識の『わかっていた結末』で、それを「念入りに計画し、安全策を打っておいても、実行する段階でサイの目がプレイヤーを裏切る事」と定義した。しかし、シニカル(冷笑的)な観察者である斑鳩氏によれば、それは計画や安全策の有無に関係なく、いざと言う時のサイの目が悪いだけだという。往々にして、事実は耳に痛い。
(1999-11-15)

笑いのヒットメーカー(わらいのひっとめーかー)
 野良騎士団内に於いて、常に笑いを供給し続ける一人の男がいる。その男の称号は副団長という。団長は彼を笑いのヒットメーカーと呼ぶ。別にユーモアに富んでいるわけでも、行動が妙なわけでもない。ただ単に、普通に行動した結果が他者を笑わせずにはおかないという才能を持っているだけなのだ。それは稀有な才能であることは確かだが、本人はがんとしてその才能を持つことを認めてはいないこともまた確かな事実だ。人は事実を認めたがらないものである。
(1999-12-20)

ワレニカゴゥ(われにかごぅ)
 日本語で言うところの「我に加護を!」の意味を持つ言葉らしい。僧侶がターンアンデッドを使用する時の祈りの言葉と言われるが、多くの僧侶は手にしたメイスで相手を殴打する時に口にする。同様に「キミニサチアレェ」…君に幸あれ! と言う言葉もあるが、やはりこれも祝福と言うよりも呪いの一種のような気がする。
(1999-11-17)

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