Circle LLK

UC0083

-宇宙歴0083 星が輝くその前に-

これは、OVA作品、「機動戦士ガンダム0083」のプレストーリーと言う設定の、野良騎士団によるオリジナル・ガンダム・キャンペーン第2弾です。

今回は第1弾の純粋な続編として、一部のキャラクターは続投しています。

コンセプトは「エセルバートを継ぐもの達」です。 また、明確な主役と言うものを定めると言う実験的な試みも行なっています。

「宇宙歴、そこで人は生き、死んで生きます。」

最初の手遅れ : 終戦の日の、その後に

概要:

二度目の手遅れ : 爆炎に消えた、その後に

概要:

三度目の手遅れ : 再会の日の、その後に

概要:

四度目の手遅れ : 影の見えた、その後に

概要:

五度目の手遅れ : 正義が墜ちた、その後に

概要:

六度目の手遅れ : 地球に降りた、その後に

概要:

七度目の手遅れ : 光の消えた、その後に

概要:

八度目の手遅れ : 大地が揺れた、その後に

概要:

九度目の手遅れ : 心を決めた、その後に

概要:

十度目の手遅れ : 頚木を破った、その後に

概要:

十一度目の手遅れ : 彼方に着いた、その後に

概要:

十二度目の手遅れ : 悪夢が目覚めた、その後に

概要:

十三度目の正直 : 星が輝く、その前に

概要:


最初の手遅れ : 終戦の日の、その後に

0079/12/31

サイド7でテストされていたNT−1はサイクロプス隊の攻撃を受けていた。

同刻、サイド6でも襲撃が起きていた。

彼らが狙っていたのもフルアーマー状態のNT−1とそっくりのMSであった。

偶然、そこに居合わせたためにそのMSを守る事となったアルカード=シアニスだったが、そのMSの力で辛くもその場を凌ぐ事が出来た。

アルカード:「ガンダム、だと。…面白い」


二度目の手遅れ : 爆炎に消えた、その後に

0080/01/02:

シアニスはMSを連邦軍に渡そうとするが、そのMS開の発主任者はこれは去る高官より委任された極秘のものだから、秘密にして欲しいと頼まれる。

また、フルアーマー部分も絶対に外さないでほしいといわれる。

不審に思い調べたアルカードはそのMSから強度の放射線が放たれている事に愕然とする。

調査の末、このRX−78−NTRはRX−78−NT1のデータを不正に入手したある将官が企業と結託して作っていたものらしい。

そして、南極条約で禁止されているはずの核弾頭を搭載している事を。

不正なMSを使用した事から、今度は連邦軍から追われるアルカード。

その将官はアルカードに自分のところにMSとともに来るように進めるが、彼はそれを断り、MSを遠隔操作によって月軌道上で自沈させるのだった。の

ちに、この事件はただのジオン残党のテロとして公開される。

アルカード:「ふふ、こんなものは、どかん、だ」


三度目の手遅れ : 再会の日の、その後に

0082/10/24:

そして、3年近くの時間が経った。

突如、正体不明の招集状-昔の友よ、力を貸しいて欲しい、と言う内容のもの-が元エセルバート小隊の面々に届く。

それと前後して、彼らの身内までも尾行する不審な影がうろつき出す。そして、それはアルカードにも同様だった。

さらに、月で暮らしていたアリス=ジェファーソンの元には、月の公団から派遣された男、レヴィン=レイクサイドが現れた。

彼は上司からアリスを会社にスカウトするようにという命令を受けていたのだ。

無論、招集状の差し出し主と異なっている。

アリス、シンは招集状に従い、月の高級ホテルへと向かう。

そこでかつての戦友ヒジリ=ヤタガミに出会う。

彼は、月では気を付けるようにいい、はやくドクターと合流するようにという。

ドクターとはエセルバート特殊任務小隊の開発顧問「Dr.カワムラ」の事だと分かる。

一緒にいかないかと誘われたヒジリだが、護衛する相手がいる、と言いい立ち去る。

彼が護衛していたのは、現在、月に研修に見ているマリア=エセルバート…そう、エセルバート隊長の娘であった。

そのころ、シンとアリスは麻酔ガスで眠らされ、速やかに誘拐されていた。

一方、自分の事を調査している組織を「総務部」だと調べたアルカードは、自分以外に彼らに狙われている人たちがいる事に気付き、協力できないかと思い、動き出す。

そして、マリアをさらおうとした黒づくめの男をヒジリとともに妨害する。

さらに、アリスたちを救出すると言うヒジリに力を貸す事になった。

ここで、マリアもヒジリの反対を押しきり同行する事となった。

同刻、2人が捕らえられていた建物が何者かに襲撃される。

アルカードはそのどさくさに紛れて2人を救出するが、その際、白髪の若い男が彼らを助けてくれる。

ともかく、彼らはMSを奪取し、ヒジリの言う「ドクターの秘密基地」へと向かう事にするのだった。

アリス:「3年前か…もう、ずっと昔のことみたいだけどこの腐れ縁はそう簡単には切れないってことだね」

裏:総務部は、カワムラの技術を狙っている。

彼は「エリートさんは嫌いだから」の理由で総務部の管理課に入らず、指名手配をしてもヒラリヒラリと逃げ回るからである。

エセルバート小隊を狙ったのは、昔カワムラが所属していたところだからである。

また、彼の当時の設計図は隊長に渡され保管されているはずだからである。

隊長が死亡した今、手がかりは部下、お呼び関係者、ということである。

アルカードについては、NTRの秘密を知る彼を拘束しようとしただけ。

一方、白髪の襲撃者、ガトーであるが彼も技術が狙いである。

また、それを総務部に渡すわけにもいかないので、彼らを助けたのである。


四度目の手遅れ : 影の見えた、その後に

0082/11/06:

サイド6付近の暗礁空域に潜むDr,カワムラ。

彼はアリスたちにMSのテストパイロットになって欲しいと頼む。

相変わらずMS制作に没頭している彼だが、連邦に睨まれたため、月の企業も開発に協力してくれなくなったらしいのである。

テストを頼みたいMSだけ紹介すると、ガトーが話があるからとドクターを連れていってしまう。

そこで、彼らから爆発物反応がある事をメカマンの1人が発見。

そういった調査に優れたレヴィンが調べるもなかなか分からないが、ぎりぎりのところで、自分に仕掛けられていた事に気付き、何とか事無きをえる。

しかし、それが発信機にもなっていたらしく、隠れ家は程なく総務部に襲われる。

しかし、新型のMS…新型のガンダムを駆り難なく撃退する。

一見、無敵のように見える新型たちだが、未だ調整中であるため、RGM−79eATの支援が無いと実力が発揮できないのだった。

ドクターの話によると、これらは連邦の指示で開発したものらしい。

しかし、理由があってその開発から離れたらしい。

Dr.カワムラ:「所詮、人殺しの道具なのは変わらないんけどね」

裏:総務部は是が非でもカワムラの技術を手に入れようとしていますが、月の企業によっては、自分たちに従わない天才など邪魔なだけと彼を殺そうとする動きもある。

これがレヴィンが持たされていた爆弾。

本拠地を見つけて爆破しようとしたのである。

一方、ガトーはこの天才の技術をアクシズ(デラーズフリート)のものとしたい、と考えており、今回、支援と引き換えに彼の技術をえる約束をしている。


五度目の手遅れ : 正義が墜ちた、その後に

0082/11/19:

本拠地を移動させると言うDr.カワムラ。

彼の本拠地は後の世で言う「ドッグ艦」なのである。

その寸前に通信が入る。

マリアの母と叔父(エセルバート隊長の妻と弟)が総務部に捕まっているらしい。

そして、彼らの命と引き換えに降伏を要求する。

それが、地球圏の安定のためには一番だと。

Dr.はまったくもって気に入らないが、死人が出ると寝覚めが悪いから降伏するか?

と尋ねるが、満場一致で返答は「ふざけるな」。

降伏する振りをして、新型を持っていくがぎりぎりのところで策略を用いて2人を奪還し、逆に敵を殲滅する。

そして、援軍に来たガトーに誘われ、彼らに沫を吹かせるために地球に降りないかと誘われるのだった。

マリア:「こんなやり方だけは、絶対に許せない。許してはいけないんだわ」


六度目の手遅れ : 地球に降りた、その後に

0082/12/02:

地球降下に向けての物資の買い出しにいったマリアとアリスは、コロニー内で不審な人物に出会う。

「コロニー義勇軍」を名乗る彼はガトー自体も危険な思想を持っている事、彼が暴走しそうな時は止めてやって欲しい、と頼むのだった。アリスは別れ際に彼から連絡用の信号弾を貰う。

その後、降下のための合流点に向かうが、そこには総務部の待ち伏せがあった。ジリジリと彼らを圧倒するが、このままでは降下の機会を逃してしまう。

そこでヒジリが囮となって引き付けているうちに、他の者達は地球へと降下するのだった。

ヒジリ:「戻ってこいよ、そして、また会おう…」

裏:

ガトーはもう完全にマークされています。

彼が自由に動いているかのように見えるのは、総務部が彼を泳がしているからに過ぎません。

この事実に彼自身は気付いていません。

また、「コロニー義勇軍」は月の企業連合体をバックアップ組織とする、リベラル派ジオン残党である。

この男はジョニー=ライデン。

信じられないが、一年戦争の時のエース・オブ・エースの1人です。

現在は「コロニー義勇軍」の行動隊長をしています。


七度目の手遅れ : 光の消えた、その後に

0082/12/16:

ガトーらとともに南極基地にたどり着いたマリアたちは、志願してトリントン基地への偵察を行なう事にする。

ユーコン潜水艇でオーストラリアまで行き、そこで活動を開始する。

途中、連邦の武力偵察隊に遭遇するも、難なく撃破。

トリントン基地付近の歓楽街に侵入する事に成功する。

彼らはそこで、ジオンシンパの酒場を拠点に情報収集を開始するが、細かい事はよく分からない。

危険を承知でアルカードは基地にハックを行ない、レヴィンは潜入工作を行なう事にする。

シンとマリアは散歩のふりをしながら地道な情報収集を、アリスは連絡役になる事にした。

レヴィンは潜入にあまり成功しないが、内部に協力者がいるらしく、うまくフォローしてもらえる。

そこで、連邦内部でも、対立がある事、近々大掛かりな輸送計画がある事を知るのだった。

アリス:「俺達の敵は、連邦じゃなく、総務部だよ。それを忘れるなよな」

裏:

総務部はジオン残党に騒ぎを起こさせたいのである。

そうすれば、公然と治安維持組織として私兵を作れるからである。

ガトー(デラーズフリート)はそのために利用されているとすら言える。

また、その際に技術力を手に入れられれば万々歳と言うわけである。

そうフォローしていたのはもちろん総務部の工作員である。


八度目の手遅れ : 大地が揺れた、その後に

0082/12/21:

情報収集の結果、輸送されるMSはRX−78XGP−02である事が分かる。

また、連邦のMSを奪う作戦も、どうやらMSには外部からの信号で停止する仕組みが備わっているらしい事を知り、破棄する。

そのころ、酒場で控えていたメンバーはやたら無骨な男と出会う。

彼の組織も襲撃作戦を計画していたらしいのだ。

これ幸いと。彼らと連携する事にする。

決行はMSの運び出しの日に決定する。

決行当日、レヴィンは爆発物なども仕掛け、いざ開始!と意気込むも何故か異様に見物人は多いわ、警備は少ないわでやや拍子抜けする。

レヴィンの爆破工作も、彼が仕掛けた以外のところからも火の手が上がり、基地は混乱に陥る。

それでも、迅速な対応の総務部のジムカスタムに苦しめられ、コンテナを取り落としてしまう。

レヴィンはこれ幸いと乗り込むが、それはコクピットから制御できないという、妙なMSであった。

また、そのMSはアルカードがかつて見たRX−78−NTRによく似ていた。

しかし、男たちの艦…シーマ艦の力を借りてからくも任務には成功するのだった。

アルカード:「ふふ、このMS。よほど縁があると見える。面白い」


九度目の手遅れ : 心を決めた、その後に

0082/12/25:

拿捕したRX−78−NTRを調査したアリスは、このMSが戦略核装備である事を見破り、これをガトーに渡してよいかどうか悩むが、結局のところ渡さず、宇宙へと持ち帰り処分する事にする。

シーマのザンジバルから降りた一行は、南極基地の前を通り過ぎ、そのまま逃げ去る。

ここでアリスは「コロニー義勇軍」への信号弾を打ち上げ、協力を仰ぐ。彼は、宇宙への脱出路を確保してくれる。

彼と合流するまで、南極を逃走するが途中で食料が尽きてしまう。

そこはなんとか衛星から情報で旧世紀の難局探査基地後を見つけ出し、食料を見つけ出した。

そして、追撃をかわし、打ち上げロケットに合流するのだった。

レヴィン:「任せろ、これとこれは食える…こっちは駄目だな」


十度目の手遅れ : 頚木を破った、その後に

0082/12/29

宇宙にたどり着いた一行は、その足でDr.カワムラのドック艦(コロンブスを三台繋げて改造したもの)にたどり着く。

ここで、改装したデルフィニウムと改良メガビームライフル、そして、最新鋭のムーバルフレームを用いたMS、ワルキューレを受け取る。

しかし、執拗な総務部追撃隊は遂に彼らを発見する。

その大部隊に新型と言えど苦戦するが、「コロニー義勇軍」のティベ級戦艦「ク・ホリン」がその半分を受け持ち、辛くも撃退するが、この艦の位置を知られてしまう。

裏:特に無し。ただ、総務部はRX−78−NTRをガトーに渡せなかった事を悔やんではいる。そのせいで、おそらくGP−02も渡す羽目になるだろうからである。総務部はデラーズフリートには何としても大規模テロを起こさせたいのである。


十一度目の手遅れ : 彼方に着いた、その後に

0083/08/04


十二度目の手遅れ : 悪夢が目覚めた、その後に

0083/08/09


十三度目の正直 : 星が輝く、その前に

0083/08/13

管理人連絡先はこちらです