UC0085
-宇宙歴0085 マミヤ小隊顛末記-
・
・
・
概要：-
概要：-
概要：-
概要：-
概要：-
概要：-
・舞台は南米。小隊は基地指令であるベルファルド大佐の指令により、エリート部隊であるティターンズへの編入への手土産とするべく、ジオン残党との繋がりが有ると噂される近隣のスカード大佐が指揮する基地の調査へ赴く。
噂通りに現れるジオン残党。妙に装備が充実していたがマミヤ小隊はこれを退け、近隣の集落に赴く。
・集落に向かう途中、部隊がソフトウェア等の調査系技能に長けた者が居ないことを知り愕然とするマミヤ隊長。それはともかく集落のホテルにて早速盗聴器や発信器を発見する…ものの、前述の通り技能に乏しく、『うっかり水をこぼして壊してしまった』などの涙ぐましい工作で対応。
・酒場での聞き込み等、隊員各自様々な方法にて情報収集をする中、ラスは通信網の傍受を試みる…だが、即座に逆探知されてしまい、狙撃される憂き目に遭う。辛くも窓から飛び出した直後、部屋はバズーカの直撃を受け爆発する。
・一方その頃。好意的に見てナンパと思え無くもない行為に勤しんでいたエスタ上等兵は、女性と共に裏路地に居た。その時、ホテルを狙撃した犯人を偶然目撃し、後を付けることとなる。
・アジトには２人の若者。隊の強襲が成功し、取り押さえる。それまでの話を基にスカード大佐がジオン残党等に物資を流しているのでは無いかとの疑念を抱く小隊。別個に調査をしていたマミヤ中尉の同僚、ペルマ少尉の部隊も有り、一度基地に戻ろうかとの話も出る中、基地からの救援要請が。スカード大佐の部隊に襲撃されていると言うのだ。
・基地に到着すると、基地の防衛隊と襲撃の隊とで問答になっていた。不正を働いているのはベルファルド大佐であり、調査に来たのだ、との主張。そうこうする中、ベルファルド大佐が証拠物件を持って逃走を図る。護衛はドム×４。しかし、装甲破砕やコクピット直撃は幾たびか起きるものの、惜しいところで逃してしまったのである。ジャブローに逃げ込んだベルファルド大佐は、残存部隊こそがジオンに通じていたと主張し、マミヤ小隊は汚名を着せられてしまう。
・汚名を返上するために宇宙に出てブレックス准将と話を付けなければならない、とのスカード大佐の提言も有り、シャトル基地へ向かう準備をする小隊。一方、以前の集落に車で向かっていたエスタ上等兵は、上空を謎の黄色い円盤が飛行していくのを目の当たりにする。幾らかの葛藤の後、慌てて基地へ帰還する。
・どうやら件の円盤は偵察ではないかとの事もあり、コアブースターにＭＳを載せて小隊も偵察へ赴く。そこで三機の円盤に遭遇、コアブースターの主砲の直撃も有り、一機を撃墜し、残りは逃走に追い込むことが出来た。
・基地の防衛も心細いとの事もあり、小隊は先行して防衛の任に付くこととした。対円盤戦同様の状態で進んでいく。途中ガンキャノン＆ガンタンク混成部隊の待ち伏せなども有ったが、ほぼ滞り無くシャトル打ち上げ基地に到着する。
・既にそこは戦場であった。防衛隊はほぼ壊滅、更に先だっての円盤…アッシマー…がガンキャノンを吊り下げて到着していたのだ。ガンキャノンを壁とし、基地破壊に向かうアッシマー部隊。そこで悲劇は起きる。ガンキャノンに接敵していたエスタ上等兵が、白兵攻撃を運悪くコクピットに受けてしまったのだ。小隊初の犠牲者に慎重になってしまう。
・そこで気を吐いていたのは防衛隊唯一の生き残り、陸戦ガンダム乗りである。装甲に多大な被害を受けていたとは言えど、アッシマーに果敢に戦いを挑み、あまつさえシャトル破壊に近づいたアッシマーを押し戻すまでの技を見せたのだ。また、エドヴァル兵長もモニターに被害が及んだものの、コクピットの前面を解放、有視界にて砲撃戦を行うという男気溢れる行動を行っていた。これらの活躍もあり、辛うじてシャトル基地の確保に成功したのである。
・小隊は宇宙に出て、側面に海老がデザインされた艦にお世話になる。宇宙戦に不安な所が有るラスとエドヴァル兵長は、その艦でハリー中尉という教官を得て、宇宙でのＭＳの扱いを学ぶこととなる。「君たちは捕虜になったことが有るか？」…この言葉で始まった教習がどう言ったものであったかは…しばらく精神的に殻に閉じこもってしまった兵長が一番良く表しているように思う。
一行は数度の模擬戦を行うが、最後の模擬戦は所属不明の部隊に攻撃されるが、なんとか耐えしのぐ。MSの性能差があったにも関わらず、凄腕のザク一機に、一行はやられたようなものであった。
・補充要員としてエスト曹長が到着。先の戦闘の傷が癒えない隊長、未だ殻の中に居る兵長。不安は残るもののブレックス准将との会談の為月へと向かうこととなる。
・通信にて准将との会談。准将はベルファルド大佐の派閥とは別の派閥らしい。その派閥を追い落とすための不正の証拠を欲しがっているらしい。会談後、広い部屋に落ち着かない兵長、看護の准尉を残し、隊長と曹長は盗聴などを避けるため出歩くことに。そんな中、ジオン風の動きをした輩が周囲に見受けられ、警戒を強める。
・当初取っていたホテルの部屋で、微かに物音。…しばらく後、騒音。合流した小隊が警戒して部屋に向かうとそこには一人の男が。どうやら部屋の鍵を破壊して中に入ったらしい。
・南海の悪魔とか名乗るその男は、自分は味方で有り、と有る情報に基づき接触しようとしていたところ、物音に慌てて乱入したらしい。ジオン風の動きをしていた集団もどうやらその男の関係者らしい。その情報…データの事も鑑み、彼の案内する艦へ移動することになる。
・六連コロンブス。そこが移動場所であった。そこでの休息の最中、スカード大佐からの連絡が。ベルファルド大佐の不正に関わる証拠を押さえる為、行動に移る、とのこと。
・作戦は…スカード大佐率いる艦隊が正面にて騒ぎを起こし、小隊が裏口にて証拠が有る艦を拿捕する、というもの。ＭＳは、元からあったジムカスタム、ジムキャノン�兇鵬辰─▲献�タリス調整型、ハイザックを借り受けることが出来た。
・裏口には、連邦・デラーズ残党の混成軍が配置されていた。連邦は弱腰であっという間に撤退したが、ジオン残党は最後まで踏みとどまる。恐ろしいほどの腕前のザクに早々にハイザックが落とされ、敵は（壊れ掛けていたとは言え）ＭＡをも繰り出してくる、正面の戦いもあわや全滅か、と混戦を極めた状況では有ったが、辛くも艦の拿捕には成功、マミヤ隊長は艦橋にライフルを付きつけ、ジオンに降伏勧告。ジオン残党は降伏するが、政治的取引で撤退していった。
・証拠も掴め、ブレックス准将に今後を聞かれる小隊。ラスは准将の元で連邦の不正を暴くため尽力することとし、隊長、兵長、曹長はコロニーにて防衛任務に向かうこととなった。サイド1に向かった彼らはダグラス＝ランフォード大尉の元で戦うことになるがそれはまた別の話しである。