Circle LLK

第１次ＯＧinＬＬＫ

第１話　謎の侵入者
時はDC戦争前夜
市街地上空に謎の飛行物体が飛来する。
連邦軍のPT乗りレイズ＝マイスナーは上司であるラルクの命令であるホテルの警戒にあたる。
彼の部下は元DCのフリーランスパイロットのビクトル＝ベルクフォールと謎の少年。
飛来したのは彼らが見たこともない飛行体。
ラルクはそれをバグと呼ぶ。
レイズは前回の任務でPTを失っており、戦闘ヘリで出撃する。
生物的な形状の飛行体は戦闘ヘリを無視し、ホテルを攻撃する。
砕け散るホテルの窓ガラスから人を庇うためビクトルはDCの秘密兵器である半人型飛行兵器リオンで出撃する。
少年は虚空から羽根を持つ人型機動兵器…魔装機ガディフォールを呼び出し、飛行体を攻撃する。
ガディフォールの出現に呼応するように、上空から落下してくる人型の機動兵器。
ラルクはそれをファイターと呼ぶ。
バグと闘うビクトル、少年。ホテルに迫るファイター。
レイズは戦闘ヘリでファイターに挑むが傷一つつけられず、逆に絶体絶命の危機に陥る。
崩れかけたビルの下から現れる巨大な人型機動兵器。
レイズ、ビクトルはそれを知っていた。
連邦の誇るスーパーロボットシリーズグルンガストシリーズだった。
圧倒的なパワーで周りの建物ごとファイターを粉砕したグルンガスト弐式に乗っていた少女は、それをゲームだと思い込んでいた。
グルンガスト弐式を回収し、その場を去るラルク。
レイズたちはそれに従うしかなかった。