Circle LLK

第１次ＯＧinＬＬＫ

第３話　最悪の敗北

チベットにはラ＝ギアスへの入り口がある。
少年はラ＝ギアスのコネで機体の修理を手配する。
機体修理の間にレイズとビクトルは車で、付近の連邦の基地に救援を求めに行く。
何故か電波が通じず直に行くしかなかったのだ。
強力な電波で全域放送されるＤＣ総帥ビアンゾルダークによる宣戦布告。
それとほぼ同時に基地へと飛来するＤＣのリオンとガーリオン。
レイズらが基地についた時には、ＤＣの攻撃により、たまたまテストで外に出ていたビルドラプター以外の機体は殆ど破壊されてしまっていた。
テストから戻ってきたキョウスケ＝ナンブの駆るビルドラプターは一機でリオンの群を迎撃しようとする。
しかし、そこにラルクが手配していたレイズ用のゲシュペンストＭとビクトル用のガーリオンが届く。
ビルドラプターを助けるために駆けつけるゲシュペンストＭとガーリオン。
ＤＣのガーリオンに乗っていたのはフォール＝マルセイウス。ビクトルのＤＣ時代の上司であり、恩人でもある男だった。
フォールの率いるリオン隊は基地の戦闘兵器のみをピンポイントで破壊していた。
理由を問いただすビクトル。未来のためにと一言で終わるフォール。
応急修理を済ませ、駆けつけるグルンガストとガディフォール。
さらに、キョウスケと共にテストに出ていたエクセレン＝ブロウニングがビームランチャーを装備したゲシュペンストＭで現れ、キョウスケに掴みかかったフォールのガーリオンを打ち抜こうとする。
が、誤ってキョウスケに命中させ、しかもこれを撃破してしまう。
戦場の時間が止まる。
戦場が膠着したその瞬間、いずこともなく飛来するバグたち。
レイズはやはりバグが大出力兵器や、戦場などの高エネルギーに惹かれていることを確信する。
バグだけでなく、ソルジャーも複数機現れる。
フォールはCCXとの戦闘を中止し、合同でバグとソルジャー殲滅を提案し、CCXもこれを受け入れる。
しかし、ソルジャーは強く、レイズはモニターを割られ、ガディフォールはその剣ディスカッターを折られ、リオン隊も次々と撃墜される。
ビクトルとフォールのガーリオン、少女のグルンガスト弐式をしんがりに撤退し始める。
しかし、足の遅いグルンガストが戦線から遅れた一瞬に、バグが放ったレーザーはグルンガストのコクピットに直撃する。
崩れ落ちるグルンガスト。
バグとソルジャーは戦闘を終了し、グルンガストを回収する。
撤退しているリオン隊とCCXにそれを奪回する力はなかった。
CCXは少女をバグに奪われてしまったのだった。