Circle LLK

第２次ＯＧ in LLK 地上襲撃編

第７話　ラ＝ギアスの風

　訓練が上手く行かないアレシュは基地を脱走する。
山篭りと称し、富士山山頂に向かう。そこで、うらぶれた男と出会う。
男の名はトーマス＝プラット。元ＤＣでありかつてラ＝ギアスで戦ったこともある兵士だった。
アレシュと話すうちに、再びラ＝ギアスに向かうことを決意する。

　そのころカイ達は上からアレシュが脱走兵になったのではと言う嫌疑を受けるが、
アインはあくまで彼を庇い、現地合流と言うことで先に任務の地へと向かう。

　任務とはかつてのアレシュの弟分達がいる難民収容所。
そこでは弟分達が気を吐き、ＰＴに乗りこみ防衛をする羽目になるほど追い詰められていた。
カイ達は攻撃軍のエアロゲイターを蹴散らすが、
そこにゾウォークの四天王と名乗る巨大機動兵器ガルガウが現われる。
圧倒的な戦闘力の前に、アインすら瞬時に中破させられる。

　ラ＝ギアスに向かったアレシュはそこで「邪神」と呼ばれる存在と戦う魔装機神にであう。
「邪神」とよばれる存在はかつて現われた「巨大怪獣」に酷似した性質を示していた。
しかし、アレシュはそれを知らなかった。
　戦いの最中、サイバスターはアレシュの弟分達の声を聞き取る。
そしてアレシュののるヒュッケバインＭｋ−２Ｍを地上へと送り届ける。

　アレシュは弟分を率い、ガルガウと戦う。
苦戦するがガルガウはＧインパクトカノンの重力子チャンバーを破壊した際に生じた
重力崩壊に巻き込まれ爆散する。

　しかし、守るべき施設も重力崩壊の影響で深刻な損害を受け、
彼らは難民を別な地方に運ばなくてはならなくなった。