Circle LLK

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TITLE:第1次OGinLLK概略[8]
AUTOR:団長
DATE:2003/04/12(土)17:52

第1次OGinLLK

第8話 衛星軌道の決戦

ラルクの過去が明かされる。
彼もゼ=バルマリィ帝国に侵略された惑星の一つの出身であり、彼の星の人間はおしなべて戦闘力が低いため、リンバンゼのように戦爵にはなれなかったこと、そのかわり彼らの兄弟は惑星内レベルならばどこでも通じるテレパシーを有しており、偵察者として地球に送り込まれたことを明かす。
そして、CCXも彼がいずれゼ=バルマリィ帝国での地盤を得るための手ごまとして使うために育てようとしたという。カズマをさらったのも彼の陰謀だった。
だが、彼は地球人を見ているうちにゼ=バルマリィにも抵抗できる、と思うようになり、地球での戦闘の様子を彼の母星リィオスカに示したい、地球人と同じように、自分も足掻いてみたいと。それを故郷に示したいと。
 「殺されてもしかたがない」という思いで言い出した告白だったがCCXの面子はラルクを許した。
そして、彼の持つ情報を元に、ラルクは衛星軌道上の巨大母艦フーレの通信設備をつかって母星に地球の情報を送るために、CCXは地球圏からフーレを叩き出すために改めて思いを一つにする。
 そして、フーレに強行突入をかける。
打ち上げシャトルや宇宙用装備の準備は一週間。
 パイロット各位も再びそれぞれの準備に入る。

 ラルクの持つ異星の技術を元にビルトシュバインにインフィニットブースターを取りつけるレイズ。
 フォールを通じて、ビアン=ゾルダークの娘からアルトヴァルシオンにディバイン=ブレードを受け取るビクトル。
 魔装機神の操者マサキ=アンドーに教えを受け、CCXの元に戻るガディフォールの少年。
 そして、カズマはグルンガストの少女と再びつかの間の、笑うほど下らない、だが、これ以上ない幸福な、普通の平凡なの高校生として生活する。再び、修羅に戻るその日に備えるために。

 出発の日、全員は腕を一つに重ね、目的を確かめ、そして再び生きて合うことを約束する。
 ラルクの情報を元に、惑星の位置関係の問題でフーレのレーダに死角ができる一瞬をつき、打ち上げられるシャトル。
シャトルはフーレに突き刺さり、先端に備え付けられた突入口から直接各機を射出する。
迎撃機としてバグやソルジャーが多数現われる。レイズが先に突撃し、バグを一手に引きうける。
グルンガスト弐式は増援として現われたファットマンの一撃を受け、大破しかけるが、それを庇い、合体するグランワーム。
中枢制御室に侵入する一行の前に現われる無人の3機のナイト。
しかし、その3機はアルトヴァルシオンが食いとめる。
その隙に制御装置に取り付こうとするガディフォール。
それを妨害して現われる色違いのナイト。乗りこむのはラルクの半身。
ラルクの兄弟は敢えて死地に赴いてきたのだ。
母星が裏切りを働いたわけではないこと帝国に知らしめる必要があるために彼は出てくるしかなかったのだ。
当然の如く弱いナイトはガディフォールに撃破され、ガディフォールはそのまま制御装置に取りつく。
制御装置が乗っ取られたことで自爆プロセスを発動する敵母艦。
ガディフォールが制御装置を乗っ取った際に通信装置で母星に情報を送るラルク。
ガディフォールはそのまま脱出する。
奥地にまで踏みこみ、機動力にかけるアルトヴァルシオンとビルトシュバインは脱出に難儀する。
さらに脱出を妨害するナイトを振り切り、崩壊する宇宙船からギリギリで脱出する二人。
しかし、フーレは爆発しながら大気圏に突入を始める。もしもそれを許せば地球に甚大な被害が出る。ビクトルはフーレを破壊し様とするがもはやアルトヴァルシオンもビクトル自身も、もはや動けない。レイズは既にビルトシュバインの中で気絶している。
その時、地上からSRX隊が上がってきてフーレに一斉射撃を開始する。だが、それでもフーレは破壊し切れない。
あわや大気圏突入、と言うところで先に脱出していたグルンガスト、ガディフォールが持てる力を振り絞り、グランワームが変形したブラックホールクラスターでフーレを破壊する。
CCXのメンバーは全員が気絶した。

その後SRXチームに回収された彼らは、それぞれ別の道を歩むこととなる。
それはまた別の話しである。




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