団長です。返信有難う御座います。 「TRPG系サークル」を名乗る以上、こう言った議論は随時しておきたいですね。> 「無味乾燥になりやすい」ことには同意します。> ただし、「その謎に答えるのはプレイヤーであってPCではない。」には異を唱えます。> 団長さんならばご存知だと思うのですが、あえて別な意見も挙げます。> > ・謎の答えを考えるのはプレイヤーでも、それを表現するのはPCである。> > TRPGでの推奨行動は、システムのコンセプトにより変わるので、> 団長さんの書いたものが推奨されるシステムもあります。ご指摘感謝。表現に問題がありましたね。LOSTさんの指摘の通りに修正するのが正しいと思います。「ある謎を解く場合、 その謎に答えるのはプレイヤーであってPCではない。」とは、プレイヤーが得意げに答えるということではありません。謎を解いたプレイヤーは、担当するPCの口をもって回答を述べねばならない、という制限が存在するのは確かです。 これがまた厄介な問題で、魔術師PCのプレイヤーも謎の答えに辿りつき、その高慢たる舌をもって知恵なき愚民に偉大なる英知の一端を披露して見せるのは簡単かつ正しいのですが(もっとも、魔術師が高慢かつ尊大である必然は完璧ではないのですが)、唯一正攻法で答えに辿りついたのが、盗賊とかであった場合は、様々かつ広範な手段で魔術師なりに答えを伝えるために、盗賊担当のプレイヤー氏は努力することになるでしょう。 そして、それもまた楽しいことです。 以上のことが示す問題は、キャラクターの持つ知性はプレイヤーの知性によって制限されると言う避け得ぬ事実です。そしてそれらは大は小を兼ねますが、その逆は…。 難しい問題です。これに対する幾つかの回答の一つは「知性」を能力値として表記しない、というシステム的な解決策です。PPPは此方の方法論を用いています。 また、システム的解決策に頼らない解決策もありえます。それは、GMが「謎」の出題と共に「教養」や「知識」を用いた「ヒント獲得」ロールの実施を提案し、それらが高いことの多い魔術師や詩人に多くのヒントを与えます。魔術師や詩人のプレイヤーは、そのPCに合った方法でヒントを他のプレイヤーに伝える、という経過を減経ることで、各PCの「知性の演出」を行う方法です。 これでもしも、「知性」が引くい役割のプレイヤーが、そのPCをもって答えたとしても、「おいおい、知識を披露し終わってから私が正答を述べようと思っていたのに… ふっ、仕方のない奴だな」とか言って賢者風を吹かすと言うことも可能です。 これらは銀の弾丸にはなり得ませんが、一つの解決策になるのではないかと思います。以上です。BGV:住めば都のコスモス荘すっとこ大戦ドッコイダー
[Root]RE(2):交渉関係(tree変更)---2003/08/20(水)02:23---団長
`---RE(3):交渉関係---2003/08/22(金)15:50---LOST
`---RE(4):交渉関係---2003/08/24(日)15:25---団長