団長です。久方ぶりにメカでないマスターをしました。いえ、私がメカになっていたわけではないですが。メカをやりつづけ、ヒーローものがポシャリ、クトゥルフになったという、いかにデモンベイン化を避けるかが至上命題なゲームでしたが、真面目にシナリオを組んだので、なんとかなりました。シナリオをきちんとブラッシュアップするのは大切だと痛感しました。また、久し振りのシナリオだったので、記載方式やアイデアに不安もありましたが、思いの他すらすらと書けました。これは普段の仕事で書類を書く技術が、期せずしてTRPGのマスターに必要な技術と被っていた為でしょう。内容を構造化し、他人に判りやすく説明できる様、まとめる。これは、本当に汎用的な技術ですね。逆に言えば、高品質のシナリオを書ける人が一般社会でも有能なのも当然ですね。…今回のシナリオが高品質であるかはおいておくとしますが。また、「クトゥルフの呼び声」では「死んでナンボ」というのは、皇子の指摘通り誤解ですね。このゲームもシビアな条件をクリアし、生き残ることが目的です。ただし、「シビアな条件をクリア」…そう、逃げるだけでは駄目なんです。そして、そこが面白いところです。また、正気度は、メカの耐久力や戦士のHPと同じく、パーティーの共有財産です。そして、見せ場を作るための道具でもあります。「全員で協力して条件をクリアする」必要がある。「条件のクリアには多くの場合正気度を消費する」必要があり、「条件のクリア時には、そのPCにスポットライトがあたる」。すなわち、協力してクリアすれば自ずとそれぞれに見せ場が出来る、秀逸なRPGシステムなんですよ。クトゥルフの呼び声は。もちろん、うまい人の「逝く瞬間」は面白いです。ですからそこに目が言ってしまうのも判りはします。…最後に…ヒーローモノと言えば…ついに来ました。デカレンジャー最大の期待の登場人物。その名は「デカマスター」。俺のハートに燃える火は、悪人どもには地獄の業火!!燃やし尽すぜ平和の為に!!べガ・スラッシュ!! これにて、一件コンプリート。悪がいる限り、俺は斬る!!…ボス、やりすぎです。大人気無さ過ぎです。多分、此れは過去の過ちから来る近親憎悪です。しかし、大好きです。みんなも見よう、デカマスター。もとい、デカレンジャー。以上です。
[Root]クトゥルフ万歳---2004/05/07(金)20:32---厨房長
`---RE:いや… 万歳は不味いよ(汗---2004/05/09(日)02:52---皇子
`---RE(2):シナリオの設計---2004/05/12(水)00:27---団長