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TITLE:突発OG2日目
AUTOR:特攻隊長
DATE:2005/11/18(金)23:36

 何というか例会の度うっかり続きで自分が悲しくなる今日この頃、特攻隊長です。土日はお疲れ様でした。今回のうっかり→超反応ストックしてたの忘れて撃墜される

 書き込みまで間が空いたのは私も試験勉強…しなきゃいけないと思いつつゲームしてたからとか色々と。ともあれ最終話を書き込んでみます。

 対空防衛網を沈黙させたアズィール達は一路北海の孤島へと向かう。無人機械の防衛線を難なく突破した彼らの前に立ちふさがるのは無人機械群とW13駆るソウルゲイン、W12操るゲイオス・グルードであった。…ただしゲイオス・グルードにはヒトが組み込まれているのは外からも把握できた…上半身だけ無事で、そこから下は赤黒い肉塊と同化したファナの姿がそこに有った。ファナを助ける、と呼びかけるアズィール、ルード。しかしファナは「痛かった」「助けてくれなかった」そして「其方に行ってはまた同じ痛みを負う」と拒絶する。「仲間すら助けられない見下げ果てた奴等」とW13も糾弾する。しかしW12の眼差しにはファナのあの姿はアズィール達への嫌がらせだ、という心がありありと表れていた…

 拒絶されていようとも何としてもファナを助け出そうという執念が籠っていたのか。戦いの口火を切ったアズィールのリボルビングバンカーは一瞬にしてソウルゲインを打ち砕く。その様に「使えない道具だった」と言い放つW12。仲間に対してのその言い様に対し怒りをぶつけるべく突進するアズィール。周りの雑魚をトッシュとルードが引き受け、その道行きを助ける。

 ファナの元に漸く手が届かんとしたその時、拒絶の心は現実に作用した。ゲイオス・グルードをバリアが覆ったのだ。近づかれることを完全に拒絶するファナの心にはアズィールの真心も届かないのか。その状況に亀裂を入れたのはトッシュであった。「せめて俺の手で眠らせる」と獅子王の太刀を振るうトッシュ。狙い過たず中心−ファナ−を捉えようとしたその刃は、しかし飛び込んできた影に阻まれる。…アズィールである。その我が身を省みず守り通そうとする姿は、ファナの心に届いた。封じられていたコアが割れ、五体満足なファナが落下する。機体を失いつつもファナを受け止め、地面に叩き付けられそうになったアズィール、しかしそれは同様に機体を破損させつつ飛び込んでいったルードが何とか受け止める。

 アズィール達を逃がしつつ後退したルードだが、燃料切れの後の隙を衝かれ撃破されてしまう。一方アズィール達は打ち捨てられた量産型ランドグリーズに乗り込みトッシュの援護をする。勝負を決めたのはやはりトッシュであった。獅子王の太刀は今度は過たず敵を穿つ。W12は無念の声とともに果てたのである…。

 …こんな所でしょうか?エピローグ部分は皇子サマよろしくです。




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[Root]突発OG2日目---2005/11/18(金)23:36---特攻隊長


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