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TITLE:2007/05例会お疲れ様!
AUTOR:団長
DATE:2007/05/24(木)00:40

 団長です。
遅くなりましたが2007/05例会に関する感想、
雑感などを書き連ねます。

 まず、例会の参加者の皆様、
お疲れ様です。

 2007/05例会は、2007/05/19(土)-20(日)と、
GW明け2週間で敢行というスケジュールに加え、
1日目はアリアンロッド、
2日目はガンダムSeedと、いずれもLLK初プレイの
システムであり、不安要素もありました。
しかし、開けてみれば非常に充実し、
面白い2日間でした。

■アリアンロッドに関して
 まずはGMの池上さん、面白かったです。
コンピュータRPGゲーマーが、TRPGにはじめて触れた際、
「暗黙のお約束」の差で苦しむが如く、
MMOの暗黙知を持たぬが故に少々苦しみました。
それも含めて楽しかったです。
 特に楽しかったのは、やはり戦闘シーンでした。
当初は「回復力過剰かな?」とも感じましたが、
結局、MPが尽きるまで頑張る事になり、緊張感がありよかったです。
それにしても、「NPCは命中は固定値、ダメージのみ乱数」で
良かったです。全般的に低め(驚異的なことに皇子を除く)の
ダイス目の前に池上ダイスが炸裂すると全滅必至と感じます(笑

 あと、回復やりましたが、回復ダイスが驚異的な低さを誇り、
関係者各位には大迷惑をおかけしましたこと、遺憾に思います。
ご容赦ください。イカサマダイスを使ったわけでもないのに、
回復に関する「ダイスで3以上」が出たのは片手で足りる程でした…。
分かっていたとは言え、フェイト(ヒーローポイント)使って
ダイス振ってピンゾロとかやると、心が折れました(笑

■ガンダムSeed
 2007/05/13(日)にファーストテストプレイに参加してもらった池上は
ご存知かもしれませんが、このルール、1週間前には影も形もなかったのです。
実質、そこから2007/05/16(水)に皇子と打ち合わせるまでに「ファースト
テストプレイ」の反省をまとめて、システム設計をしました。
その場で彼の意見をいくつも取り入れて出来たのが今のルールです。
そのような構想2日、作成6時間のシステムにしてはコンセプト、バランス、
プレイアビリティともに十分に満足いくものでした。
今だけは自画自賛させてください。上手くいって嬉しかったのです。
個人的には以下がポイントです。

 ・資源をバッテリー集約した移動、回避、攻撃の戦術性
 ・Seed能力、Seedスロット、芽生えPAD、バーサークPADの連動

もちろん幾つか微調整は必要ですが、基本骨格は完成したと言って良いです。
2度のテストプレイに参加してくれた池上さん、色々と意見を出してくれた皇子、
そして今回参加してくれた副団長と銀輪将軍に心よりの感謝を!

此処までがシステム屋としての感想です。

 シナリオ自体も堪能しました。
難を言うなら、「Seedでやりたい事を早速80%は、やり切った」点です。
もうプレイヤーとしては満足です(笑

 今回のシナリオとしては、コズミック・イラ71年1月25日のヘリオポリス崩壊から、同6月15日のオーブ解放作戦までだったと思います。コズミック・イラの政治家はあほ過ぎるし、
国家自体も殴られたら脊椎反射で殴り返すどうしようもない連中である、
という事は分かっていたつもりですが、国民の目から見ると
駄目のレベルが高すぎました。
まさか、「シン・アスカの気持ちが分かる」などという羽目になろうとは
思いませんでした。あんな狭い島国で焦土作戦かつ政府自滅なんてありえない…
焦土作戦をすれば国民の生活基盤は完全に壊滅するし、
政府が自滅すれば占領軍に対する一切の交渉も出来ずに国民は一方的に
占領政策を受ける羽目になるのに…旧日本帝国では内閣はポツダム宣言受諾で
交渉能力を維持したし、イラクだってスンニ派が国体維持を行ったのに、
政府が勝手に自滅なんてアホをかましたのはナチスドイツくらいだよ?。
これでは国民はたまらんって…(苦笑

 シナリオも面白かったですが、キャラクターも非常に良かったです。
まずは恒例のキャラクタシートのpdf化。

 隊長のラインフォード氏はオーブの理念である万人の平和で安定
(コーディネイターとナチュラルの格差を設けない生活)を守ることを
信条とする、確固たる覚悟とそれを支えるやさしさを持つ好人物である
ことが良く感じられました。小隊メンバーへの配慮と厳しさを両立できる、
稀有な隊長格であり、またナチュラルとコーディネイターの差を
意識しつつ、差を作らないようにするという、コズミック・イラに
おける「良きコーディネイター」として理想像であったと思います。
結論からいって、ラインフォードさん格好良い!

 副隊長格のディージィーさんは、今三つ役に立たないカイリや、
苛烈過ぎるきらいのあるソフィアさんとは違い、全面的に隊長を
バックアップする非常にスマートな印象のキャラクタでした。
またルール的にも、カイリのように「バーサーク注意報発令」な
NPCばかりをとらず、挺身防御が可能な味方PCへのSEEDスロットを
とり、かつ、その取得の仕方も非常にドラマツルギーに適った
ロールプレイを伴い、クールでした。

 オーブからの亡命者のソフィアさんですが、比較的ハト派な
隊の中で、タカ派な言動が適度なアクセントになっていたと
思います。オーブの理念と、戦争の乖離を表現する、ひとつの
形として良かったのではないかと思います
 また、期せずして情報屋とのやり取りが個人的には
面白かったです。あのような場合は、あえて情報をリークし、
情勢を動かすのも手ですので、失言はOKだと思います。

 最後に、自分担当のカイリくんですが、
コンセプトは「わんこ」でした。
犬のように素直に喜び、そして激昂する、と。すなわち、
なるべく多くSeedを上げ、そしてバーサークする事を
目指しました。個人的には、掴みのつもりの一発ネタ、
「コーディネター貧乏な家族」が受けてよかったです(笑
 これの受けがよかったせいか、他のPCが優しくして
くれたので、「わんこ」がやりやすかったです。
また、フジサキ一尉の戦死以降のバーサークと、
その後の泣き言ですが、割とプレイヤーがPCに
引っ張られていました。一尉の戦死までは、
バーサークのために早く死んでくれないかな〜」とまで
思っていましたが、目の前で死に、そしてSeedの減少、
Seed PAD(芽生えPAD)の消失という一連の流れで、PCが味わう
喪失感をプレイヤーもリンクして食らう羽目になります。
結構、危険です。
今となっては、一尉を殺さずにすむ方法がなかったのか、
プレイヤーがふと思ってしまうこともあります(笑

 Seed PADによる撤退ルール、単一人物の複数Seedスロット
の取得周りで腹案もありますが、長くなりますので、
今日はここまで。

以上です。




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