Circle LLK

　団長です。

　コンセプトは出てきたようなので、
そのコンセプトを具体化する方法論を考えて見ましょう。
確率論も考慮した方がよいですが、
今のところそれは置いておきましょう。
（確率論から言うと、良い出目を採用するのは相当な偏りになるのでお勧めしない・笑）

■複座にも色々ある事を考慮し、前提を明言しよう。
　例) 電童式用です。

■息ってなんだろう？
　コンセプトを明示するのは非常によい事です。

>「２人で楽しくダイスを振ろう」
>「息が合えば強いけど、合わないと弱い」

　息って何だろう？
サイコロの出目を言っているのかな？
それとも、同じ行動をすると言うこと？
この辺りを考えてみよう。

■「息が合う瞬間」をどこに持ってきたい？
　すべてを出目に委ね、サイコロの神様が微笑んだ瞬間を
「息が合った瞬間」と言いきる手もあります。
（ランダムを楽しむ）

　テンションが一致している瞬間を「息が合った瞬間」と
言い切る手もあります。（片方に宿敵があったり、
戦場の指針などでズレが生じる点を如何にフォローするかを楽しむ）

　「特訓：シンクロ」の指針と一致した戦場ではにいると
「息が合った瞬間」になると言い切る手もあります。

■確率論も考慮に入れよう！
　たとえば、2D6で8以上が出る確率は置き換えなしで
考えると約42%です。

　これが、2回2D6を振って約66%に跳ね上がります。

　２体のロボットA，Bが居ます。
それぞれHPが30で、42％で回避します。
これらが１ラウンドに2回ずつ攻撃されたとします。
攻撃は58%で命中し、命中すると10点ダメージとします。
この時、1ラウンドに各機が受けるダメージは期待値で6.6。
2体が合計で受けるダメージの合計は13.2です。
単純に考えると、3ラウンドでテンションアップ、5ラウンド目で撃墜です。

　1体のロボットが居ます。回避は66%です。
これが1ラウンドに4回攻撃されたとします。
上の例と同じく敵は攻撃は58%で命中し、命中すると10点ダメージとします。
この時、1ラウンドに各機が受けるダメージは期待値で7.8。
上の例の2体が合計で受けるダメージの合計の60%しかダメージを受けていないことに注意してください。

　この辺は戦力バランスをとる上で注意しよう。

■シナリオに関して。
　上記で戦力の話が出たので少しご参考。
LOSTさんに打ったメールより抜粋。

　3-1. シナリオ数に関して
　　基本的には6話。特訓話を入れられれば+1〜2。
　特訓話はGMから振る事は考えなくても良い。
　PC側から提案できた場合のみ、エクストラステージを
　入れるイメージで。

3-2. 敵機に関して
　　1〜2，4話
　　　　メギロートをPC×1〜2、ゼカリア1〜3、ハバクク1程度
　　　　2回程度に分けて
（追記：接敵数は、PCの1.5倍程度になるように移動を調整する事）

　　3，5話
　　　　メギロート3〜6、ゼカリア2〜4、ハバクク1〜2、
　　　　ヴァイクル or エゼキエル　2回程度に分けて

　　6話(最終話)
　　　　ゼカリア3〜5、ハバクク3〜5、ヴァイクル or エゼキエル程度
　　　3回程度に分けて
（追記：敵は３機を１グループ程度にまとめ、その単位で群れを作らせるとよい。
　群れ同士はなるべく距離を取った方がよい。PCには、「早く現在交戦中の群れを
　撃破しないと、次の群れに合流されて数で押される」と焦らせる効果がある）