団長です。7/12-13に向けて、前回のおさらいです。自分の気持ちを盛り上げるためにも、と、書いていたら長くなりました。ご参考まで。■キリク=トレデキム(隊長・熟練度3) 連邦軍人。20歳。中尉。カウンタースペシャリスト。ゲシュペンスト、量産型アシュセイバー、ヴァイスセイバーに搭乗する。優秀な能力と正しい倫理観と誠実な心と責任感を持つが故に苦しむ男。父であるトレデキム大佐の指揮する月面基地セレヴィスでの研修中に、ゾヴォーグとの戦争(先進文明戦争・DC戦争)が始まり、多くの仲間を目の前で失う体験をする。時に16才であった。この一件は、軍内部にはセレヴィス基地に配属されたWシリーズが任務を果たせなかったためとされたことから、キリクはWシリーズを信頼しきれなくなってしまう。しかし、軍は兵士をWシリーズに置き換える方向で再編を進めているため、キリクはWシリーズを率いることになり、苦悶している。 4年後、終戦を向かえ、正式の軍人になるが、常に仲間を失う恐怖を胸に秘めている。2話では折角の人間の部下である部下のプレア少尉が皆を逃がすためにベーオウルフの捕虜になり、4話では頼りになる同僚ソルガ曹長が皆をかばい戦死し、6話では艦長を、7話ではW-00-A ルメトアルを失い、彼の心の傷は広がる一方である。彼はそれを乗り越えることができるだろうか? また、セレヴィスでの戦闘で重傷を負い、本来ならばパイロットを続けられなかったはずだが、ある女性科学者により、Wシリーズの体組織を移植することで怪我を治した過去を持つ。7話において、その体組織はジョンのものであったことが判明する。さらに、体組織が限界に迫っていたジョンを救うためには、キリクに移植された体組織を、再びジョンに移植する必要があり、また、その移植手術はキリクにも何らかの悪影響がある事が、W-00-A ソルディガから告げられる。 キリクは躊躇無く移植手術に同意するが、手術中にアーチボルト=グリムスの奇襲を受けることとなった。単機で出撃しようとしたジョンに続き、キリクも手術を中断し、出撃する。しかし、この手術の中断は、キリクとジョンに後遺症を残すことになる。 多くの困難な状況を背負うキリク。話は後編に続く…。●マスターコメント 久しぶりの副団長主役キャラクタです!素晴らしいプレイでした。今後も期待します!■ジョン=ドゥ(Wシリーズ・熟練度1) Wシリーズ。プレラーニングスキル。いつ製造されたかは不明。相当に年季の入ったWシリーズと見られる。最初に意識を持ったのは、DC戦争開戦時におけるセレヴィス基地での戦闘であった。その戦闘時に指揮官であったキリクの父であるトレデキム大佐の指示に従い、宇宙戦闘機ランセンに乗って最後まで奮戦する。しかし、彼の乗機ジガンが破壊された後、最後の指示に従い、もはや無意味と知りつつも、シーリングされた新型機のあるはずの非常用格納庫に向かうも、その途中で多勢に無勢の戦闘の末、撃破される。その時のコードは「W-MZP42561」。意識はそこで途切れる。 次に意識を持ったのは、ベーオウルフによるシャドウミラー本拠地襲撃時であった。やはり、その時の指揮官であるバリソンは既に戦死しており、彼は単機でベーオウルフとの戦闘を繰り広げていた。一度はベーオウルフに撃破せんばかりの痛撃を与えるも、瞬時に再生したベーオウルフの前に、恐怖を覚える。そして、シャドウミラー本隊の次元転移を確認後、戦闘継続に意味はないと判断し、戦場を離脱する。その時点で彼の認識番号は「W-XA242561」であったが、彼は不正な制御により、認識番号「W-XA242561」を損失と書き換える。以降、彼は「ション・ドゥ(名無しの権兵衛)」と名乗る。 放浪の末、シャドウミラー残党の駆逐任務を受けたキリク小隊に出会う。ジョンには、「何故か」ゾヴォーグ兵器の次元転移を感知できる事が出来、彼らを助けたため、キリクに見出され、部隊の協力者として仲間になる。この時点では、「W-MZP42561」としての記憶は無かったが、W-00-A ルメトアル、W-00-A ソルディガと話すたびに、少しづつ記憶が蘇っていった。 4話で、月面基地においてフラッシュバックに襲われ、大量の記憶を思い出すが、情報処理しきれずに行動不能に陥ってしまう。しかし、非常用格納庫の存在を思い出し、先に出撃したキリクらの危機に格納庫に在った機体で駆けつける。機体自体はシャドウミラーがいざと言うときのために世界各地に隠した予備物資のひとつであったが、それを用意したのがシャドウミラーの科学者レモン・ブロウニングである事、そして、ジョン自身が彼女に作られた事などを思い出す。 しかし、この戦いでキリクとベンは重傷を負い、そしてプレアはベーオウルフの元に戻っていた。すなわち、戦えるものはジョンだけであった。そこに襲撃をしかけたベーオウルフを食い止めるため、再び、ジョンは単機で彼の前に立ちふさがった。しかし、ジョンは撃破され、結局は捨て身で囮となったソルガ曹長の犠牲により、キリクらは辛うじて一命を取り留める。この一件の後、キリクとの間にあった、人間とWシリーズのわだかまりは急速に無くなっていった。ジョンはWシリーズ、Wナンバーズと人間の間に立ち、部隊のなかでなくてはならない存在となっていく。 6.5話で、W-00-A ソルディガの調査により、ジョンの体は既に耐久限界を超えた状態で稼動している事が判明する。彼は、何らかの理由により、何度も戦場で「大破」し、そして、「修理」されて戦場に送られ続けた存在だったのだ。そして、その体組織の一部はキリクに植えつけられている事も判明する。キリクに残っている、「若いW-MZP42561」の組織の移植で、ジョンの体は、多少安定するはずであったが、移植手術の最中にアーチボルト=グリムスの奇襲を受ける。戦えるものはプレアのみ。組織受け入れのための免疫破壊処理を受けていたジョンは、本来ならば戦える体ではない。その状態で手術漕を出る事自体が自殺行為であったが、ジョンはそれを知りながら、プレアの救助に向かい、なんとかアーチボルトの襲撃を跳ね返すのだった。 自己を省みずに戦う戦闘兵器としての自分と、人間らしい優しさの間で揺れながらも、刻み込まれた確実な「限界」に縛られたジョン。話は後編に続く…。●マスターコメント コテコテの悲劇キャラクタです!マスターからの無茶振りにも、キリクからの振りにも素晴らしいプレイで返してもらえました!まだ幾つか発動していない複線もあります。次も頑張っていきましょう!■ベネディクト=ケヴィン=チャリオット(Wナンバーズ・熟練度4) 通称、ベン。Wナンバーの07。ソウルフルスピリット。本来は、シャドウミラー本隊として次元転移をしたはずだが、次元転移失敗により、ベーオウルフによるシャドウミラー本拠地襲撃付近に現れる事となった。ベンには、戦友とも、兄弟とも言える存在、W-06 ロクティアがいたが、ともに跳躍したはずの彼ともはぐれてしまう。ロクティアは良くも悪くも機械的なベンとは対照的に、優しげな、WナンバーらしくないWナンバーだった。 1話で出会ったW-00-A ルメトアルは、彼が知るW-00ではなく、また、彼女の乗るXR-1も、ベンの知らない機体であった。この時点で、彼は違和感を感じるが、3話でであったW-00-A ソルディガの存在により、ベンは一つの確信を得る。「元の世界からの次元転移」は成功したのだ。ベンが失敗したのは「目標とした世界への次元転移」に失敗したのだと。ルメトアルも、ソルディガも、おそらくは別な世界の同一存在なのだと。しかし、ベンはこの時点では、その意味することに気づいてはいなかった。 4話にて、ゾヴォークの傭兵として現れたロクティアに驚愕する。ロクティアの性格はまるで変わっており、ベンを付け狙ってきた。5話での会話により、ロクティアが、自身の人格をベンに奪われたと信じている事、それを取り戻すためにはベンを殺すしかないと考えている事が判明する。6話でも、ベンは戸惑いながら、ロクティアとの殺し合いを続けた。7話において、一騎打ちを挑んできたロクティアを単機で迎え撃つも、機体を破壊される。ベンに打ち勝ったロクティアは、それでは納得できなかった。戦場で暴れ周り、ついにキリクにより撃破されるが、機体を捨てたロクティアは生身でベンに襲い掛かる。お互いに銃を撃ち合った結果、弾はベンにはあたらず、一方、ロクティアには直撃した。崩れ落ちるロクティアは、自分が暗示に掛かっていた事は気づくが、まるでかつての自分のように取り乱すベンを見て、「僕の心は君とともにある」と言い残し、力尽きる。また、この戦いの中でルメアトルも死んだ事をベンは知る。彼女の本体は次元転移装置にあったはずだが、次元転移装置は一つ、W-00-Aは二人。より、自我の強かったソルディガのいる次元転移装置に、彼女の本体は存在できなかった。彼女のプログラムが走るXR-1が味方をかばい四散した時、彼女は死んだのだった。 ベンは只、泣く事しか出来なかった。●マスターコメント 覚醒方法が見えない熟練度4です(苦笑ちょっと相談しましょう(笑■プレア=D=スタイナー(民間軍事会社からの出向者・熟練度2) 民間軍事会社社員。19歳。少尉扱い。コンビネーションアタックスペシャリスト。 中性的な人物であり、民間軍事会社からの出向者である。また、W-00シリーズの普及により、軍内パイロット枠が狭くなったため、民間からパイロットを志願した、異色のMT乗りでもある。 1話において、「自分は、部下や仲間を守りきれない」と嘆くキリクに対し、自分は大丈夫といっておきながら、2話でベーオウルフの捕虜となるなど、キリクに対する善意から出たボディーブローは強烈である。 また、2話において会話中に彼女から指摘されるまで、彼女が女性であることにニブハル=ムブハルが気づかなかった点から考えると、中性的な人物であることは間違いない。ハスキーボイスのスリムボディなのであろう。 一方で彼女の性格は、極めて女性的かつ母性が強い。2話で捕虜となった相手であるベーオウルフが不調であることに気づくと彼に気を使うようになり、キリクに対しても言わずもがなである。また、部下となったWシリーズ(仮称02、後のジロウ)に対しても、慈愛ある態度を見せる。当然、愛機であるゲシュペンストMk-3に対する気遣いにも抜かりが無い。自分ひとりが呪われた力を振るう事で世界が平和になるならば、と自己を犠牲にしようとするキョウスケを、彼女は許す事も放っておく事も出来なかった。 因縁などの無い人物と思われていたが、2話でベーオウルフに捕らわれ、プレアが女性である事が判明して以降、状況は一変する。ベーオウルフに異能の力を扱う謎の存在の影響を強く受け始める。ベーオウルフ(雄)という自己繁殖が不可能な不完全な生物を起点としていたソレは、自己繁殖の可能性のあるプレアの存在に興味を持ち、彼女を捕らえようとする。しかし、ベーオウルフ(=キョウスケ)は、彼女を助けようと、消耗した体を引きずり、あがくのだった。(3.5話)それをみた、プレアは彼を見捨てられなくなってしまう。逆に、ニブハル=ムブハルは彼女の存在に大いに満足し、ベーオウルフよりも彼女を見張り始めた節すらあった。 3話では、W-00-A ソルディガが隠れていたシャドウミラー基地への攻撃に、ベーオウルフ側として出撃する。そこでキリク側に戻る道もあったが、敢えてベーオウルフ側に残る。見事、アインストポイント+1。4話では、ムーンクレイドル(次元転移装置があったはずの場所)攻撃に、やはり、ベーオウルフ側として出撃、やはりベーオウルフ側に残る。アインストポイントさらに+1。その後も、アインストの力を受け入れ、最大でアインストポイント+4にまでなる。この一連のやり取り(4.5話)で、アインストはキョウスケから離れ、プレアを取り込もうとするが、介入してきたアーチボルト=グリムスにより、アインストごとぶプレアは拿捕される。5話では、アーチボルトに視姦されつつも逃げ回り、見事キリク側に戻ってきた。なお、このときアインストは連邦のクライウルブス隊に冷凍され、拿捕されている。ちなみに、アインストパワーを失ったキョウスケはビックリするほど弱かった。 その後、彼女はキリクたちと主に戦うが、ソルガ、艦長、ルメトアル、ロクティアらの死に直面する。その中で、彼女は、自分を犠牲にしてでもアインストの力で戦いを終わられようとしたキョウスケの気持ちを理解してしまう。 自分がアインストの力を受け入れ、それを最大限に振る事で世界をこの悲しみから救えるのならば、と自らを追い込むプレア。話は後編に続く…。●マスターコメント いいヒロイン振りでした。「皇子が味方陣営に居ないのは、ゲームが盛り上がっている証拠」とは副団長の言ですが、まさに的確な表現です。色々と期待します。別に味方陣営にいてはいけないという意味ではなく(笑その外のNPCを少し。■トレデキム大佐 キリクの父。真面目一徹な軍人。享年48才。イメージは防衛・名誉。セレヴィス基地司令であった。Wシリーズの導入に積極的で、その導入により、人間が死ぬ事が少しでも少なくなればと考えていた。そのため、Wシリーズに対する反対派には疎まれていた。当時、反対派の陰謀により、Wシリーズの納入と引き換えに、基地の正規兵力は大幅に削減されており、基地防衛は絶望的であったが、彼は最後まで粘り強く防戦し、Wシリーズも彼に従いよく戦い、ゾヴォーク戦力を月面に足止めしていた。ただし、それと引き換えに基地は壊滅し、訓練生を含む死者が大量に出る事ともなった。軍は、この派閥闘争による失態を隠すため、Wシリーズが予定の性能を発揮しなかったための損害であると発表した。このため序盤の功労者であったはずのWシリーズの評価は不当に低くなり、軍への普及は進まず、人間の死者は増える事となった。あと、レモン・ブロウニングも激怒し、のちのシャドウミラーの乱の遠縁ともなった。トレデキム大佐の乗機はジガン。レモン博士とは知り合いである。■シュラルデ=ミシェル大尉 キリクの今の上司。36歳。少し「緩い」人だが、人情には厚い。防衛・調和。軍人としては腕は並と思われるが、ベーオウルフに抵抗したキリクらを、反逆者としないように取り回した手腕は評価されてもよいはず。 実際は、プレアの存在に注目したニブハル=ムブハルが持ちかけた取引に、シュラルデ大尉が飛びついただけではあるのだが。かつて、トレデキム大佐に世話になって事があり、なんとしてもキリクは助けたいと考えている。また、ソルガ曹長は、かつての同僚であり、絶大な信頼を置いていた。高い志などには欠けるが、軍人としての規律と、普通以上の人間味を持つ男。シュラルデ大尉の乗機はシュッツバルト(ゲシュペンスト砲戦タイプ)である。■ソルガ=ヴィッテン曹長 キリク小隊の整備士長兼機長。43歳。頑固な職人タイプ。防御・主義。有能だが若いキリクを年長者として支える頼りになる相談役であった。キリクもよく彼を頼りにしていたが、キリクらの危機に、自らシャトルを操縦し、囮としてアーチボルト=グリムスの砲撃を受け、戦死する。この囮により、部隊を破壊したと思ったアーチボルトは撤退し、キリクらは命脈を保った。死後も、キリク小隊の仲間内の会話の中に頻繁に登場するなど、以下に慕われていたかが偲ばれる。多くの人に影響を与えた人物である事は間違いない。■ハークス=キャルマ曹長 キリク小隊の医師。34歳。通称は婦長。当然女性。調和・主義。戦闘の度に重症を負うキリクの面倒を見ていた部隊の肝っ玉母さん。プレア帰還後は、彼女の体調を人一倍気遣い、その結果出番が増えた。プレアの事を気遣い、その異常な回復力やその他の特異なデータを握りつぶすなど、軍人としては正しくない行動もあったが、医師とし、年配者として、正しい人格と優しい心を持っている。ソルガの死後、シャトルのパイロットをする事もあった。キリク隊の人手不足は深刻なようである。戦闘に耐える腕は持っていないが、保護によるカバーリングでキリク隊の危機を救った事もある。 また、ルメトアルやソルディガの相談も受けていた。自分は長くないと悟っていたルメアトルの、最後に仲間の役に立ちたいとの願いを聞き、XR-1のパイロットをしたこともある。(ただし、すぐにジョンと後退する事になったが)現時点で生存している数少ないキリク小隊員である。■艦長 月面から、プレアをさらったアーチボルトのいる廃棄コロニーまで移動するために調達した艦の艦長。5話に登場後、6話のアーチボルトによるミサイル連打により、艦を失う。前もって乗員らとシャトルに乗り込み、危ういところを脱出するが、アーチボルトの凶弾の前にシャトルは破壊され、戦死する。頑張った割に、名前も無い、可哀想な軍人だった。■キョウスケ=ナンブ大尉 通称ベーオウルフ。ベーオウルフは部隊名だが、ほとんど彼のワンマンアーミーであるため、こう呼ばれる。本来はシャトル事故で死亡したはずだが、運命の悪戯により、アインストのヨリシロとして命を永らえた。 アインストの力を得る事で、機体に強力な再生力を得て、常に捨て身で戦う事で絶大な戦闘力を得ていた。その行為はアインストの目的とも合致していたため、アインストと強く結びついていた。しかし、プレアを取り込もうとしたアインストを止め、プレアを逃がそうとしたため、アインストとの同調が落ちてしまう。 4.5話において、アインストがプレアに乗り換え、キョウスケはアインストの力を失う。これを知ったニブハル=ムブハルはキョウスケに利用価値なしと判断し、部隊としてのベーオウルフを解散する。キョウスケはプレアを助けるため、旧知であるクライウルブス隊のアルベロ大尉に協力を求め、プレアからアインストを引き剥がすが、機体は大破。力不足を感じた彼は、アルベロ大尉に力を貸しているメキボスにゲシュペンストMk-IIIの強化改造を依頼するのだった。■アルベロ・エスト大尉 特殊部隊クライウルブズの隊長。43歳。戦闘・名誉。クライウルブスはベーオウルフと共に、連邦軍のスリーウルブスとシャドウミラーに恐れられた部隊である。DC戦争当時も既にベテラン軍人であり、ウェンドロへの攻撃を行った特攻部隊の生き残りでもある。メキボスを撃破した本人でもある。 5話において、キョウスケの援軍として登場し、部下であるヒューゴ、フォリアらとともに冷凍弾によりアインストを拿捕した。拿捕はメキボスの依頼である。■W-00-A ルメトアル 額に「H」の文字が輝く未来的な衣装に身を包んだ美女。その正体はホログラムである。彼女の本体は次元転移装置リュケイオスの制御装置であり、本物のW−00は制御装置内の生体コンピュータである。端末として、XR-1 イクスエール・アインスのコンピュータが使われており、それがポログラムを投射している。その発言および思考は極めて機械的であったが、キリクやジョンと話す中で徐々に人間味を得ていく。 しかし、異世界の同一であるソルディガの出現後は、本体にルメトアルとしてのアイデンティティを保つ事が出来ず、XR-1のコンピュータに緊急避難することで難を免れていた。これはソルディガがルメトアルを受け入れようとしてもなんともならなかった。そもそも、ソルディガとルメトアル以外のW-00の存在がある可能性も高かった。周りを心配させないために、このことはルメトアル、ソルディガ、ハークス曹長の秘密となっていた。このため、ルメトアルは人前に出なくなり、アイデンティティがさらにかすむ事となった。 この状態でXR-1は味方を庇うために飛び込み、撃破されたため、ルメトアルは存在基盤を失い、消失した。次元転移装置リュケイオスを守るために生み出された彼女は、それ以外の物を守るために命を使った。それは彼女が自我を確かに持っていた証拠だろう。■W-00-A ソルディガ 額に「H」の文字が輝く未来的な衣装に身を包んだ美女。その正体はホログラムであり、ルメトアルそっくり。それは、彼女らが異世界の同一存在であるためである。彼女の本体は次元転移装置リュケイオスの制御装置であり、本物のW−00は制御装置内の生体コンピュータである。端末として、R-1 エルアインスのコンピュータが使われており、それがポログラムを投射しているが、本体が健在ならば、別コンピュータに端末機能を移す事も容易である。 なお、次元転移装置リュケイオスは、本来ムーンクレイドルに安置されていたはずであるが、4話の時点でそれが何処かに消え去っている事が判明した。それが何処にあるかは、ソルディガ自身も知らない。メインパーソンの筈だが、影が薄い事おびただしい。■W-06 ロクティア W-07 ベンの親友。6番目で「ロク」ティアというのは嫌がらせか?と気にするような、Wナンバーらしからぬ人物であった。次元転移の際に、人格回路の一部が故障していたところをゾヴォーグ-発展派に回収され、暗示をかけた上で傭兵として利用されていた。Wナンバーであること見込まれ、次元転移装置リュケイオスの追跡が主任務であった模様だが、任務に忠実であったとは言いがたい。ただし、それが問題視されていなかった事からも、むしろ最初から陽動を期待されていたのかもしれない。■W-XA248954 1話でメルトアルを護衛していた。ゲストメカにやられ、戦死。■W-XA248955(コード01) 1話でメルトアルを護衛していた。ベンの指揮下になり、キリク隊に編入されるも、2話でベーオウルフに瞬殺され、戦死。■W-XA248956(コード02) 1話でメルトアルを護衛していた。ベンの指揮下になり、キリク隊に編入される。2話でプレアとともベーオウルフに投降する。アインストな感じに割と馴染む。3-4話ではプレアの護衛としてベーオウルフ隊に参戦。6話では、予備機体を脱出させる役目を言い付かる。7話にて、予備機をメンバーに届けたり、空いた機体に乗り込むなどしての獅子奮迅のサポートガードを魅せる。次々と敵の弾の飛び込む姿には涙を禁じえない。そんな中で彼は「死にたくないけど、味方も見捨てたくない」と言う葛藤の果てに自我を得る。通称はジロー・K・カイダー。本当か?■ニブハル=ムブハル ゾヴォーグの通商関税機構に所属する。DC戦争後、地球圏で有力になって調子付いているゾヴォーグの発展派に首輪をつける任務を持っている。発展派が血眼になって探している次元転移装置リュケイオンの位置を知る事が目下の目的である。ただし、発展派と、その敵対側である抑制派のどちらかに属しているわけではなく、調査を行い、その結果を双方にリークし、バランスをとる事が目的である。そのため、随時、発展派と抑制派に情報をリークしている模様である。 当初は、ベーオウルフに近づいていたが、今は彼に対しては興味を失っている模様。かわりにプレアに興味津々である。 なお、強制調査権・執行権を持たないため、荒事を行うことはめったにない。■アーチボルト・グリムズ ゾヴォーグ-発展派の傭兵。34歳。地球人。「圧倒的優位から他人をいたぶる」事で快楽を感じる生粋の外道。快楽を得るチャンスがあるならばクライアントが宇宙人でもまったく気にせず、また、依頼に反しない限りならば出来る限りの快楽を得ようと、緻密な策略を、その下劣な趣味のために惜しげなくつぎ込む。 3話では、W-00を追って登場し、W-00とプレアを嬲り者にしようとする。5話では、触手に襲われる女を目の当たりに出来る機会は滅多にないという理由で、アインストに追われるプレアを視姦するために1ラウンドの行動を費やす。当然彼女を人質に取り、キリクを脅す事も忘れない。(キョウスケに彼女を奪い返されたが)6話では、待ち伏せから対艦ミサイル山盛りで、非戦闘員の虐殺を楽しむ。7話では、ロクティアがベンと一騎打ちをしている間にモヌケの殻の基地を攻撃するなど、容赦のない外道。ただし、ことごとく失敗したため、ゾヴォーグの元からは遁走したようだが、一度傭兵をやったことにより、ゾヴォーグの内幕を知ったのは大きな強みである。今後の彼の活躍にも是非期待したい。■メキボス ゾヴォーグの抑制派が送り込んだ枢密院特使。強制調査権と、執行権を持ち、調子付いている発展派の地球における首魁、ウェンドロの銀河法違反の証拠を得るため、地球圏で活動している。想定される容疑は、「有効技術独占禁止法違反」。具体的には次元転移装置を自分たちだけで独占しようとしている事の裏を取りに来ている。そのため、W-00-Aの周囲を調査したり、次元転移装置に関連しそうなアインストを抑えるなどしている。
[Root]次回例会の予定の補正---2008/06/07(土)22:34---副団長
`---RE:次回例会の予定の補正---2008/06/07(土)23:00---特攻隊長
`---RE(2):次回例会の予定の補正---2008/06/09(月)01:09---団長
`---RE(3):次回例会の予定・追加---2008/06/17(火)22:01---団長
`---RE(4):次回例会の予定・追加---2008/06/28(土)01:32---団長
`---RE(5):次回例会の予定・追加---2008/06/30(月)00:50---団長
`---RE(6):次回例会に際して---2008/07/01(火)06:14---特攻隊長
`---RE(7):次回例会に際して---2008/07/01(火)23:39---団長
`---RE(8):次回例会に際して---2008/07/03(木)00:18---厨房長
`---RE(9):次回例会に際して---2008/07/03(木)02:20---団長
`---参加確定(やっと)---2008/07/04(金)06:20---特攻隊長
`---ベンの心境---2008/07/04(金)21:00---特攻隊長
`---少しだけ---2008/08/18(月)09:32---特攻隊長
`---中止 orz---2008/07/06(日)23:19---団長
`---RE:中止 orz---2008/07/07(月)15:30---皇子
`---RE(2):中止 orz---2008/07/07(月)18:49---副団長
`---RE(3):中止---2008/07/13(日)22:06---団長