Circle LLK

■スペル
　５音節以上のキーワードの詠唱及び片手を用いたモーションを行うことで効果を発揮します。
　詠唱は話し声程度ですが、詠唱時に光が集まり、モーションは粒子を振りまき、光と粒子は使用者から効果の発生点までのびます。(すなわち、何処で使っているかは容易に露見します)
　スペルは以下の３種類の魔法が使えます。
・幻覚
・遠隔操作
・魔炎

　また、スペルを使えるものは、１ラウンド集中することで、視界内の任意の相手(複数であっても良い)に意思を伝えることができます。これは念話と呼ばれます。

・幻覚
　射程内で視覚に捉えている相手の感覚を偽ります。ありもしないものを見せたり、聞かせたり、逆に見えるべきものを見えなくしたり、聞こえなくしたりできます。
　すなわち、自分の姿が見えないように視覚を惑わせば相手からは自分が消えた状態になりますし、ある特定の音が聞こえないようにすれば、その物音を聞くことができなくなります。視覚と聴覚を消してしまえば、相手からは消えたも同然でしょう。
　相手は、幻覚に不審な点がある(あり得ないものが見えるや、何も見えないのに音がする、逆に音が聞こえない、そもそも、正面からスペルをかけられたことに気付いていたなど)場合は毎ラウンド自分の行動の手番で抵抗判定が可能です。
　幻覚にかかってから3ラウンドの間、幻覚が破れないでいた対象に精神操作が可能となり、記憶を改ざんしてスペルをかけられたことを忘れさせることができます。また、使用者が望むなら、眠らせるか、魅了するかすることができます。(支配下におくことはできません)
　幻覚から受けたダメージは幻覚に抵抗できない限り「幻ダメージ」として残り、「幻ダメージ」の累積によって行動不能にも陥ります。抵抗した場合は「幻ダメージ」は消えます。
　逆に、通常のダメージを受けると幻覚とそれによる精神操作は直ちに消失します。
　呪文レベルに応じて偽れる感覚の数、射程が変化する。
　- 使用タイミング：使用者の攻撃時に攻撃行動として。
　- 打撃力：呪文レベル1:視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚から1つ
　　　　　　呪文レベル2:2つ
　　　　　　呪文レベル3:3つ
　　　　　　呪文レベル4:4つ
　　　　　　呪文レベル5:5つ
　　　　　　呪文レベル6:5つ+抵抗しても消えない1つ
　　　　　　呪文レベル7:5つ+抵抗しても消えない2つ
　　　　　　呪文レベル8:5つ+抵抗しても消えない3つ
　　　　　　呪文レベル9:5つ+抵抗しても消えない4つ
　　　　　　呪文レベル10:5つ+抵抗不能
　- 射程：呪文レベルx呪文レベルx10m
　- 対象：一人。N倍消費でN人に拡大可能。
　- 抵抗：成功すると呪文レベル5以下の場合、幻覚は消える。それ以上では、消えない感覚が残る。10レベルの幻覚は抵抗不能。
　- 効果時間：使用者が集中する間

・遠隔操作
　射程内で視覚に捉えているものを、走る程度の速さで動かすことができます。あるいは固定しておくことができます。
　呪文レベルに応じて動かせるものの大きさ・射程が変化する。
　生物にかけた場合、移動させたり、その場に固定させたり、何かにぶつけてダメージを与えることもできます。1ラウンドに20mほど持ち上げることが出来るため、持ち上げてから解除すれば多くの場合、相手は行動不能に陥るでしょう…天井がないところならば！
　当然、自分にかければ飛行することが可能です。
　- 使用タイミング：使用者の攻撃時に攻撃行動として。
　- 動かせるものの大きさ：
　　　　　　呪文レベル1-2:1Kgあるいは縦横幅の合計が60cmまで ぶつけると打撃力10
　　　　　　呪文レベル3-4:100Kgあるいは縦横幅の合計が2.4mまで ぶつけると打撃力20
　　　　　　呪文レベル5-6:10tあるいは縦横幅の合計が10mまで ぶつけると打撃力30
　　　　　　呪文レベル7-8:1000tあるいは縦横幅の合計が40mまで、ぶつけると打撃力40
　　　　　　呪文レベル9- :10万トンあるいは縦横幅の合計が160mまで、ぶつけると打撃力50
　　　　(+魔力がないことに注意！)
　　　　ただし目標は、回避目標12で回避可能。
　- 射程：呪文レベルx呪文レベルx10m
　- 対象：一つ。N倍消費でN個に拡大可能。
　- 抵抗：成功すると効果は消失する
　- 効果時間：一瞬

・魔炎
　射程内で視覚に捉えている範囲に実体を伴った魔法的な物質である「魔炎」を創りだして、これを操ることができます。
　呪文レベルに応じて操れる魔炎の大きさ、射程が変化します。
　魔炎に触れたものは、魔炎の達成値を目標値とした精神抵抗判定を行い、失敗した場合はそれ以上、魔炎に触れ続けることが出来ず、後ろに下がることになります。
　また、魔炎は使用者以外は魔炎の先を見通すことはできません。魔炎は物体も食い止めますが、呪文レベルx5以上のダメージを与えてくるようなものにはそのまま素通しで貫通します。
魔炎自体でダメージを与えることはできませんが、進路を妨害することに使うことができます。
　- 使用タイミング：使用者の攻撃時に攻撃行動として。
　- 魔炎のサイズ：高さ、奥行き、幅の合計が、呪文レベルx呪文レベルx1m
　- 射程：呪文レベルx呪文レベルx10m
　- 対象：一人。N倍消費でN人に拡大可能。
　- 効果時間：使用者が集中する間