クルツ協約締結の発端となったスティニア動乱の際にもアウゲンリン市はあまり大きな被害は出なかったが、やはり<悪魔>の発生率は上がっている。 特に先々代の領主が廃棄した郊外の古砦付近のスラムの荒廃は著しく、以前より街から炙れた者が住みついていたが、動乱以降は難民も住みつき治安の低下が目立っているという。良識のある住民は決してそこに近づこうとはしない。 ガヤン神殿のいうところによれば<悪魔>発生の事件も無く、それなりの治安が保たれているとし、不介入の姿勢をとっているが、領主は良い顔をしていないらしい。
ソイル選王国アウゲンリン市の郊外の様子---06/12(火)02:25---団長