Circle LLK

団長です。会社です。当然。

まずは、応募してくださった方へ、ありがとうございます。
つぎに、副団長へ、なんか書けや(笑
さいごに、もう一人へ。
これがラストチャンスだと思って頂いてかまいません。

いや〜。こう言うことをやると、セッションの内容を文書化し残すことの大切さを思い知りますな(苦笑

例えばこんなかんじで。
…時間を見てまた。

○名シーン
・チキンレッグの死のダンス
ゲーム：ソードワールドＲＰＧ(一発振り)
ＧＭ：皇子
ＰＬ：団長(盗賊)，哀(魔術師)，Ｍｒ．ＢＬ(戦士)
シナリオ概略：宗教関係者に悪人と疑われるＰＣは、その村で悪さをする犯人である小鬼(ゴブリン)を狩りに出る。
シナリオ粗筋：　旅を続ける傭兵、魔術師、悪党の三人組。ふとしたことで、村の周囲を見回る神官につかまってしまう。神官によれば、この付近で奇病が発生しており、それは人為的なものだと云う。自分たちはそんなことをしていないと言い張るが、なかなか話を聞いてもらえない。そのおり、傭兵は村の周囲で小鬼が跳梁している事実に気付く。村人の話では、小鬼は最近現れたらしい。魔術師は、その小鬼が病原ではないかと指摘し、小鬼が何らかの遺跡に住み着き、そこにあった奇病の元を体に付着させてしまい、それが村にまで広がっているのではないかと気付く。その推理を元に遺跡にいけば奇病を治療する手掛りがあるかもしれないから、自分たちを雇えと持ちかける盗賊。神官は不承不承、了承する。早速、小鬼を追跡する一行。手早く足跡を見つけ、彼らの巣穴に入り込むが、案の定、横穴は地下遺跡にぶつかっていた。喜び勇んで飛び込む悪党と傭兵は、あっさりと小鬼の挟み撃ちを食らう。仲間を信じて放った魔術師の眠りの雲の魔法は味方を眠らせたのみ。全滅を覚悟する一行だが、ボロボロになりながらも何とか小鬼を撃退し、遺跡の奥の血清入りの坪を見つけるのだった。
　なお、最後の最後の罠で、悪党は意識を失い特に宝物を探せなかったことを追記しておく。
シナリオ感想：　私はＰＬとして参加させていただいたセッションです。キャラクター一発振り自体がネタのスタンダードソードワールドですが、生命力８の駆け出し盗賊(２レベルシーフ)が小鬼と大立ち回りを演じるも、いちかばちかで仲間ごと小鬼にかけた、ひよっこ魔術師(１レベルソーサラー)の眠りの雲(スリープクラウド)で眠りに落ちてしまうチキンレッグ。当然、小鬼は眠っていません。
「魔術師でも一撃は耐えられる。たぁすけてくれぇ〜」
などと見苦しいことこの上なしの彼ですが、必死でした。それでもなんとか、生きて冒険を成功させ、ソードワールドＲＰＧとは思えないギリギリの充実感を堪能できました。皇子の一発振りソードワールドＲＰＧはこれからも期待しておりますので宜しくお願いします。

○名シーン
・黒人先生ニョロ
ゲーム：クトゥルフの呼び声
ＧＭ：団長
ＰＬ：皇子(医者)，哀(記者)，Ｍｒ．ＢＬ(資産家)
シナリオ概略：蛇神イブの従者たる蛇を殺した金持ちの娘にかかった呪いの恐怖に迫る。
シナリオ粗筋：　クールでスマート、クレバーでソウルフルな知的な黒人医師の通称は先生。彼はある病室の異常な患者を担当することになる。彼女はある富豪の娘で、休暇中に中央平原でのバカンス中に謎の病気を発症してしまったという。先生が調べたところ、鱗皮症とそのショックによる精神異常とも思えたが、目の充血や爪の異常伸長などが気になり、彼女のことを調べることにする。同時に彼女の事を聞きつけたゴシップ記者を監視するため、また、彼女の友人であった資産家の協力を得て、彼女が一人暮らししていた家に向かうが、そこにあった彼女の日記を手にとると、どこからともなく蛇の群れが現れたのだった。先生は蛇を撃ち殺しながらなんとか外に脱出する。
　日記によると、彼女は平原で遊んでいた際に、蛇の群れを馬車で踏み渡り蛇を殺してしまったことが分る。日記によれば、その付近のネイティブアメリカンの長老はこの季節の蛇は決して殺してはならないといっていたにもかかわらず…。
　先生は、その長老に話を聞けば何とかなるのではないかと思い、彼女が行った先を詳しく聞くため、彼女の実家に向かう。しかし、そこは既に蛇に埋め尽くされていた。やっとの思いで、彼女の父を見つけると、彼は全身を鱗に包まれ、首は伸び顔も完全に蛇のようになった娘を地下室に閉じ込め、焼き殺そうとしているところだった。思いとどまらせようと、彼を押さえつける資産家を他所に、先生は「病院に保護されているはずの彼女が何故ここにいるのか」と彼に尋ねた。そして、彼女の父はこう答えた。
「あれは、私の娘が生んだものだ！あんなものは私は知らない！！」
　先生は真実を理解してしまった。その時、彼の心に変化が起こった。さきほど、彼は「蛇を撃ち殺しながら」外に出たのだった、ネイティブアメリカンの長老は蛇は決して殺してはならないといっていたにもかかわらず。突如として怪力を発した彼は、扉の向こうの我が神たる蛇神の祝福を受けし娘を救い出し、その子たるモノを救い、荒野へと消えていった。
　その後先生を見た者はいない。
シナリオ感想：　私はＧＭとして参加させていただいたセッションです。久しぶりにやったクトゥルフでしたが、Ｍｒ．ＢＬの資産家豪快女傑と斑鳩皇子の黒人知的医師の好演に支えられ、短いけれど非常に内容の濃いシナリオとなりました。クトゥルフは真実に近づくところまでが本編なので、「そうか、そういうことか！」となってからはエピローグなので、問題無しなのですが、だからといって、１００分の１で用意しておいたイブの従者への道を一撃で振り当てることはないと思うのだよ、私は。イブの従者になった先生以外もヤバイ目を振りまくりましたしね。参加者のダイスはＭＭＲの呪いを受けているとしか思えませんでした。