Circle LLK

団長です。
　0084、マミヤ隊長、多いに頑張る、において、好評を博したＮＰＣに対するマスターの妄想。

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ヤマダ大尉
　スカード大佐の率いる中隊における、一年戦争以来の指揮官。
　多汗症でふくよかな体型、そして不器用な好漢。

　２９歳にして薄い前髪に出張りかけた下っ腹が哀愁を誘うが、ＭＳ搭乗技術をもつ万能指揮官であり、一年戦争時にはホバートラックからガンタンクと乗り継ぎ、００８３以降は指揮型に改装されたＧＭカスタムに乗る。

　ただし、本人はできるならばもうＭＳには乗りたくないと思っている。

　普段はスカード大佐のフォローに徹している。スカード大佐は極めて優秀なＭＳ乗りであり、尋常ならざる人心掌握式の指揮能力を持つが、如何せん戦略に欠ける上、対人交渉力もゼロであるため、ヤマダ大尉が走り回る羽目になるわけである。

　当然、走れば走るほどヤマダ大尉の胃壁と前髪は薄くなることは言うまでもない。

　スカードＭＳ中隊はヤマダの胃壁とともに崩壊するだろうと予測されていたが、００８４年時点でも、ギリギリの一線で堪えているようだ。

　なお、本人は見かけほどには弱気ではなく、スカード大佐がいないときは伸び伸びと過ごしており、その指揮能力なども、優秀ではないが大きな失敗はせずにそつなくこなすという見方が一般である。一説にはスカード大佐との相性が悪すぎる(ある見方をすれば良すぎるとも言える)だけだという。

　００８４年の事件以後、ティターンズのＭＳ隊に編入されたスカード大尉(降格された)とは分かれ(ヤマダは地球生まれではなかったのだ)、アラスカ基地の警備に回される、とある事件の後、カラバに部隊ごと編入することになり、縁あってハヤト＝コバヤシの率いる補給機隊で指揮を取ることになる。
　これ以降の彼は、非常に生き生きとしており、若親爺同士、ハヤト＝コバヤシとは大いに気が合ったという。この頃には前髪前線は遂に後頭部にまで達していたが、アラスカの雪に鍛え上げられたヤマダは既に悟りの境地にあり、自分にはまだ緑なす横髪(耳の上から首にかけてのラインのみに残る髪の毛)があると安らかな顔で嘯いていたという。

＞＞To be continue 0090?!