学校の成績はいいタイプのガキだった団長です。国語も法則性で答えればいいだけの話でしたからね。> > 疑問1、例をあげて想定外と記すのは、文章おかしくない?おかしくないですね。おおよそは、皇子様の解説の通りです。> 「テロ事件のほかにも、山で子供の行方がわからなくなったり、> 海でサメが出没したりといった防災対策室の所管外となる> 想定外の危機事案にも対応する。」> > 上の文中で例として挙げられている「山で〜」と「想定外の」は同じ事を指しています。> そう、一つの文の中で“強調したい部分の言い方を変えて複数回いれる”という> 文章表現があった筈です。なんと言ったかは忘れましたが(小学生時、国語評価2〜3。 これ「反復」あるいは「言い換え」と呼びます。英語と違って小難しい名前は付いておりません。 ただし、ここは反復しているわけではなく、「説明的な修飾句」だと推測されます。# ここは若干の解釈の幅があると思います。 本文を解説します。まず大雑把に文を解析します。1. 「テロ事件のほかにも、」2. 「山で子供の行方がわからなくなったり、」3. 「海でサメが出没したり」4. 「といった」5. 「防災対策室の所管外」6. 「となる」7.「想定外の危機事案」8. 「にも」10.「対応する。」 主語はここにはありませんが「防災対策室は」が省略されていると前後から推定できます。 述語は10.「対応する」です。 すなわち、「防災対策室は」「対応する」では、何に対応するのか、目的語を見てみましょう。目的語は、明らかに7.「想定外の危機事案」です。 すなわち、「防災対策室は」「想定外の危機事案」「にも」「対応する」これが文の骨子です。1. 「テロ事件のほかにも、」2. 「山で子供の行方がわからなくなったり、」3. 「海でサメが出没したり」4. 「といった」5. 「防災対策室の所管外」6. 「となる」残ったここはどういう意味でしょう?これは7.「想定外の危機事案」を説明しています。まず、これと等価な位置にあるのが5.「防災対策室の所管外(となる事案)」です。7.「想定外の危機事案」=5.「防災対策室の所管外(となる事案)」そして、5.「防災対策室の所管外(となる事案)」の例が、1.「テロ事件(のほかにも、)」2.「山で子供の行方がわからなくな(ったり、)」3.「海でサメが出没した(り)」であることを意味します。まぁ、ということで文として間違っていないけれど、長い複文なので解釈がちょっとし辛い文章であると言えましょう。以上です。
リアル・プリペンダー---12/19(水)10:22---皇子
+-re(4):みか先生級の授業ありがとう---12/21(金)17:04---皇子
+-re(3):赤筆先生降臨---12/21(金)12:35---団長
+-re(2):先生のお時間---12/20(木)18:07---皇子
+-re(1):リアル・プリペンダー---12/19(水)23:59---厨房長