ども、JETだす。今更ながら団長と皇子、レスどうもです。>TRPGのマーケティング団長のご指摘も当たらずとも遠からず、と言えるでしょう。現についこの前エンターブレインから『オーパーツ守備隊(ご免、正式名称忘れた)』といった感じのTRPGシステムを見かけましたが・・・まあ、ご想像の通りです。趣向を凝らすのはいいのですがTRPGそのものの説明がほとんどされていないばかりか過去のシステムのフォローを行わず新作の連発というのもいただけないものです(ギーアン・ルネスも真メガテンも)。で、『宝探し』の話。確かに団長のカキコの通り、ダンジョンアタックで毎度毎度趣向を凝らした迷宮を作るのは実際かなり大変です。ともすればそれこそ「地獄の館」並みのオーバーキルシナリオになりますし、その逆だと今度はPCが愉快な殺戮者になりかねません。但し、「存在理由の無い仕掛けは出さない」という点。これは昔「オフィシャルD&Dマガジン」で読んだのですが、ゴブリンやオークとてゾンビやグールといったアンデッドモンスターを恐れるという記事がありました。つまりダンジョン内で基本としてゴブリン達が集団でもアンデッドのいる領域には立ち寄らないという事。逆から考えれば自然に出来た洞窟などでゴブリンやオークが先に住み着いた場合、アンデッドモンスターが同じ洞窟にいるのは不自然だし、カタコーム等の人工建造物・・・特に地下にオウルベアのようなワイルダネスモンスターがいるにはそれ相応の理由が必要、となります。つまりこういう考えも出来るわけです。1・危険を冒す目的2・ダンジョンの構造3・トラップの有無4・迷宮内における支配者の存在の有無まず1。目的が「財宝の獲得」であれば基本として目標達成時に『報酬』として支払われる金品はないでしょうし、「モンスター討伐」であれば報酬のほうを大きく見せる必要があるでしょう。迷宮内の金品は『後からついてくる不確定要素』です。で、2。洞窟であればありの巣のようにいくつも枝分かれしている事のほうが多いでしょうし扉もあるとは考えにくいです。逆にカタコームのような人工建造物であれば長い距離を歩かせるような通路は構造上少ないと思います(抜け道とかあれば別ですが)。3。2と重なりますが洞窟であれば仕掛けられたトラップも限られて来ますし、そこまで多く設置はしないでしょう。人工のものであれば水攻めや槍などから「レイダース・トラップ」まで様々です。・・・但し、程ほどにですが。4。迷宮内において魔術師など、知略を持った者がいれば何とか遠ざける事でアンデッドとクリーチャーを同じ迷宮内で使役させる事も出来るでしょうし、先述のオウルベアを迷宮に持ち込み守護者にすることも可能でしょう。逆に支配者がいなければ大抵は無秩序です。で、ここら辺りまで固めたらあとは肉付け。迷宮内の構造やモンスター、トラップ等の配置、財宝などの設置を考えます。但し、「どーしてこれがここに?」という問いの理由を自分で考えられればOK。出来なければ「このダンジョンにはあわない」となります。で、ここまでの工程を終えて完成。最近はこの「・・・WHY?」で考えてシナリオを作ってます。確かに迷宮を作成するのは大変ですがこの『モノを作り上げる』楽しさはGMにこそ与えられた特典であると思います。ある種、箱庭を作る感覚に似てますね。というわけでダンジョンシナリオはまだまだ楽しいですよー、といったところで続きは近日中にー(体調崩しまくってます。38.5度で2日間会社出勤〜。>追記:団長「秘密の部屋」=ハリー・ポッターシリーズ第2巻「ハリー・ポッターと秘密の部屋」です。現在映画制作中です。
地図1枚のロマン---02/09(土)00:08---JET=たけ坊
+-re(4):非行で飛行---02/16(土)11:05---団長
+-re(3):非行で飛行---02/16(土)03:29---JET=たけ坊
+-re(2):浪漫非行---02/11(月)23:38---皇子
+-re(1):地図1枚のロマン---02/09(土)01:56---団長