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TITLE:徒然なる闇夜の賢者
AUTOR:団長
DATE:2002/10/22(火)23:09

団長です。
私の環境では金曜日からどうもこのページへのアクセスがおかしいでが、
皆様のところではどうでしょう?
ちなみに皇子もおかしいそうです。
他にもアクセスの様子が変だな、と思う方がいたらメール下さい。
kurotori@leader.interq.or.jp

さて、本題です。池上さんがマスターのナイトウィザード関係のコメントです。
コメントが非常に遅れて申し訳ありません>池上さん

 池上さんの書きこみから抽出した四つの命題と、
私が感じた3つの雑感を徒然に書いてみました。

以下、
 ナイトウィザード=夜使
 セブンフォートレス=七砦

■命題1:人間に感性の近い吸血鬼がPCになる?

 確かに人間に感性が近い、というのは良いでしょう。
そうでないとゲームになりませんし。
しかし、人間そのまま、というのは問題でしょう?
そう言うことです。


■命題2:クリティカルは七砦、ファンブルは-10

 妥当と思います。


■命題3:ルールに組みこまれた笑い要素

 二つ名決定表に「パンダ」が含まれている事を問題視しています。
なぜなら、完全ランダムで決定するにしろ、任意に選択するにしろ、
「二つ名決定表」というものは「こんな名前が夜使の世界では普通である」
というサンプルであるはずです。
 それなのに、そこに「パンダ」がある。
これが「ルールに組みこまれた笑い要素」であり、
笑いのない世界観でゲームをするには、それを無視する=ルールを自己流に改造する
必要があると言うことです。

 縁の下の力持ち、という方向性ならばそれはそれで良いと思います。
私もそのほうが好きです。
しかし、ルールはそれを否定してますよ、ということです。
(職業に「世界の守護者」とかもありますしね
 …これは「可哀想な人」の婉曲表現ではないよね?)
ルール自体を変えてしまえば良いだけですしね。


■命題4:エネルギーブースターはウィッチブレード専用装備

 申し訳ない。早速外しましょう>厨房長K


▼雑感1:「当たり」過ぎると「ダメージが大きすぎる」の差

 命中判定も、ダメージ判定も一元に扱われていることの脅威についてです。
たとえ、こちらのHPが1であろうと、命中力と回避力に
100の差がついて敵の命中を受けてもそれは1差で命中を受けたのと
何ら変わりはありません。
 しかし、ダメージ判定で、攻撃力と防御力に100差がつけば、
おそらく即死でしょう。
 この辺りの考慮がないのが非常に恐ろしいですね。
 最大ダメージとかあるといいんではないかとか思ったりもします。


▼雑感2:「選択肢」の存在のなさ

 なんといいましょうか、「夜が来る」「ぱすてるチャイム」のシステム
そのままと言わんばかりのシステムであるが故、プレイヤーの自由どの無さが
不自由ではあります。罠回りに関しては上記のゲーム以下のシステムしか保持していませんしね。
 この辺はシステムの根幹に関わるのであまり突っ込みませんが、
例えば、焼け跡で拾った灰を握っておいて相手に目潰しとして投げつけと時や、
灰と水を混ぜて相手の足元に投げつけて滑りやすくする、あるいは
あいた落とし穴を、その向こうに渡したロープでわたる時の判定など、
どれらの手がかりなりそうな情報がルールに無いのはマスターが大変だろうなぁ
と思います。
 いや、そういう泥臭いことはするな、というのがこのルールの解だと思いますが。


▼雑感3:世界設定の「投げ捨て」感

 「どこでもダンジョン」に説明をつけているのは好感が持てます。
 月光(夜使でのダンジョンの呼称)に侵入する前に情報収集を
し易いようにコネクションをキャラクタシートに書いておくのは
分かりやすくて好きです。

# 魔法使いなら師匠やら同業者、盗賊ならばシーブズギルド、といった感じのものだ

 しかし、それゆえに逆に世界設定の「投げ捨て」感が気になります。
世界設定は創作意欲を刺激し、かつ使いやすそうな様々な組織、
人物などが列挙されていますし、表を見るだけで楽しいものです。
 しかし、それらの組織にPCが接触した際の具体的な対応に
関する情報の提供は一切なされていないのは論外でしょう。
 つまり、例えば怪しげな企業『アンブラ』にPCが接触を試みた際の対応の
目安となるのが僅か数行の説明文しかないのが問題だと言うことです。
 本来であるならば最低でも表の一つも用意しておくことが必要なんですが。

「2D6を振る。無理な依頼は-4、企業にも益がある依頼は+2、企業の利益は金銭が基本だが、特殊な魔道技術魔道具など商品化に繋がる情報は益とみなす。12以上:アンブラは君の提案を快く受け入れ、さらに必要とあれば1D3個までの商品の無料レンタルを申し出る。(ただし、きっとのその商品には監視装置がついている…?)、11:アンブラは君の提案を快く受け入れる。商品レンタルも通常の半額で可能だ。ただし、君がアンブラに損害を与えた場合は賠償する、という誓約書が必要である。(誓約書の期限と、その他何らかの小細工がないかをしっかりとチェックすべきだろう)、10:君の提案でアンブラに少しでも利益がでる条件が含まれているならば、アンブラは君の提案を快く受け入れる。…」

例えばこんな感じですね。
こう言った情報がないのは、単にシステム作成者の怠慢でしょうね。

# 故に池上さんは犠牲者であって、彼の落ち度は一切無い。

もちろん…

「基本ルールブックには説明のみにとどめ、詳しくは後日発刊のワールドガイド参照のこと。
ワールドガイドはマスター用(対応チャートなど)、ウィザード用(組織図、商品情報など)、
悪のウィザード用(裏事情、非合法装備情報など)の3冊に分かれ、それぞれ価格は980円。

(悪のウィザードのみ、綴じ込み部分があり1200円。強力な装備あり。
 マスターはこの本を持たないプレイヤーのキャラクターには
 これら「悪」の装備を渡さないでください!)

 高名な描画家による美麗な挿絵があり、特にウィザード用ガイドブックにはコレクタブルなカード
(各組織の有名人が描かれています。プレイの彩りにぜひ)が4枚付属します(カラーページからの切りはずし)
ぜひ、各プレイヤーに1冊づつ買ってもらいましょう」

などの高度な戦略が裏にあれば話は別でなんですが(笑



さて、また何か思いついたならば追記します。




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