団長です。 残念な結果になりそうですね。テロの無残さと無常さと無意味さを身をもって示してしまうことになりそうです。 私は日本的文化の観点から死者は常に美化するように心がけようと思いますので、彼が既に常世に旅立ったとしたならば多くは申しません。 しかし、皇子の指摘の通り、関係各所に与えた心労の数々は無視できないものであったでしょう。関係者の方々のご苦労にはまったくもって頭が下がります。 はっきり言ってしまえば、今回の犠牲者の軽率な行為もさることながら、問題の原因はテロリズムにより国政を曲げたスペインとフィリピンの行動が問題でしょう。 テロに屈する国があった事実が、テロリズムに勇気と希望を与え、説得や交渉ではなく、銃と刃で要求を通そうとする安易な行動を選ばせたのですから。 少なくともサマワのイラク人には自衛隊の行動は感謝されているようですから、日本としてはこれを続けていくのが、最上ではないが、「よりマシ」な道ではあると思います。 将来、イラクが復興したとき、「テロに屈して逃げ帰った」日本と「アメリカの下ではあったが黙々と学校と道路を作った」日本のどちらがイラクの国民は心を開いてくれるか、ということです。 交渉において、信頼と信用に勝る武器は絶対的な戦力以外ありません。後者を放棄すると言ってしまった日本は前者をとるしかないですから。 ちなみに、自衛隊の活動。内容に問題も疑問もありません。唯一指摘するべき点があるならば、これらの土木工事や交流活動に迷彩服は必要あるのか、という点だけです。土建屋スタイルに日の丸背負った方が安心性と信頼性を高められるのではないだろうか。…隊員の士気は下がるかもしれませんが(自衛隊の制服も格好良いものね)…以上です。
[Root]イラク邦人拉致第三段---2004/10/27(水)20:49---団長
`---RE:それにしても禿、禿、言い過ぎだろ…---2004/10/30(土)05:02---皇子
`---RE(3):例年、年末ほど「禿ネタ」増加---2004/10/30(土)09:47---団長
`---RE(4):望みは繋いだか…?---2004/10/30(土)23:31---皇子
`---RE(5):星条旗の中---2004/10/31(日)06:53---皇子
`---RE(6):終局---2004/11/01(月)00:43---団長