Circle LLK

野良騎士団には公務員が少なくないですよね。
だからネタとしてもシンドイので書くか悩んだです。
しかし、数字を整理したら笑うしかない結果
が出たので、折角なので書き込むことにしました(笑。

政府税調2005年6月分

　極言すれば増税はしょうがないと思います。
ただ、税調のやる気のない調査に不安を覚えます。
今日は早く帰ってきたので税調を熟読しました。
内容は、おおよそ以下のような感じです。

　・これから少子高齢化になります。
　・お年寄りに沢山金を使います。
　・でも若者は少ないから、一人当たりからとる量を増やします。
　・自営業とかの正確な収益を把握するのは無理だからサラリーマンからとります。

　：
…まて、それでいいのか、税調の学者さん？
しまいにゃ、会見の台詞が「さらりーまんにがんばってもらうしかないですねぇ」…

怒りすぎて笑ってしまいますね。
ちなみに、ちょっと調べてみたら政府の歳出削減のやる気の無さは公務員人件費を見れば一目瞭然です。

例として、電機大手を上げます。
日立グループの連結売上高　　　　　　：9兆0270億円
全日立グループの従業員数　　　　　　：約35万人
日立グループの総人件費　　　　　　　：2.6兆円

松下グループの連結売上高　　　　　　：8兆7136億円 （日立の0.97倍)
全松下グループの従業員数　　　　　　：約34万人　　（日立の0.97倍)
松下グループの総人件費　　　　　　　：2.5兆円 　　（日立の0.96倍)

ざっくり、日立と松下の、収益に占める人権費の割合(約28%)や一人あたりの額は同じくらいであることが判ります。
これが民間の一般ですね。では公務員を見てみましょう。

国と地方を合わせた05年度税収見込み　：77兆3259億円 （日立の8.5倍)
国と地方を合わせた公務員　　　　　　：約430万人　　（日立の12.3倍)
地方公務員と合わせた公務員の総人件費：40兆円　　　 （日立の15.4倍)


…収入の52％が人件費です(爆
一般の会社なら余裕で潰れます。
さらに驚くのが、人数と人件費の割合です。

あれあれ？人数は12.3倍なのに人件費は15.4倍もあるぞ(爆

一人あたりの額は日立や松下の125%であることがわかります。
公務員が給料は平均して民間の1.25倍という結果が出ました。
…数字って真実を暴露するから怖いですね。

一応フォローしますと、公務員の給料は年功序列なので
若者は低いはずです。
（フォロー入れたんで許してください＞公務員の皆様）

いや〜、本当に人件費けずれないのかな、とちょっと計算してみたら、自分らの会社より遥かに高くてビビリました。
ちなみに、松下や日立はいわゆる大手なので、中小よりも人件費はかなり高い水準だ、ということも言っておきます。
　もし、公務員の人件費をいわゆる電機大手並みに「抑える」ことが出来れば40兆円は32兆円へと減ります。
実質、8兆円の増収です。
ちなみに、今回の増税は6兆円規模の増税だそうです…これ以上は言いません(笑

以上、本日の数字遊びでした。