Circle LLK

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懐妊(かいにん)
 久しぶりに会った友人(男)に対する肥満への警告の婉曲表現。三ヶ月で危険水域、六ヶ月は最終防衛ライン、臨月は手遅れを意味する。なお、婉曲ではないという意見は却下するものとする。
(2005-01-01)

パンダ(ぱんだ)
 東京の一等地に住むやんごとなきお方の事を団長宅ではこう呼ぶ。硝子の檻の中で緩慢に動くその様はまさにパンダ以外の何者でもないと思うのだが、どうだろうか。
(2005-01-02)

塞翁が馬(さいおうがうま)
 2005年の団長の心の書初め。2004年に比べれば前向きになったと思わんでもないと言うことにしておいて欲しい
(2005-01-03)

激闘!JTB(上)(げきとうじぇいてぃびぃ1)
 正月に帰省していた団長は勤務先に出立する準備をすべくJTBで切符の調達を試みた。窓口は3人。お嬢さん2人とおじさん1人だ。団長の対応をしてくださったのは黒一点のおじさんだが、どうも予約する機械の操作がまったく分かっていないらしい。1枚の乗車券と特急券の発行に15分以上も手間取った挙句、驚天動地の発言をしてくださった。
 彼曰く、「JRに行って買ってきていただけませんか?」
 …これでいいのか?JTB。
(2005-01-04)

激闘!JTB(下)(げきとうじぇいてぃびぃ2)
 結局、隣の窓口のお嬢さんに、「JTBの売り上げに貢献したいんですが、操作していただけませんかね?」と声をかける暴挙に出て、強引に切符を発券していただいた。なぜ、切符一枚の確保にこんな愉快な思いをしなければならないのかと思いながらも、おじさんとお嬢さんに笑顔で御礼をし、その場を立ち去る団長。
 なお、駅に行くのがめんどくさかっただけだろうという心無い指摘は避けるのが礼儀である。
(2005-01-05)

初割れ(はつわれ)
 団長のコンタクトレンズの最期は1人の例外もなく破損と相場が決まっている。昨日が命日となったコンタクトレンズも洗っている最中に割れるという大往生だった。享年は3年11ヶ月。4年を目前にしての落命であった。彼は良く頑張ったと思うし、冥福も祈りたい。しかしだからといって、年明け初出勤日の朝に割れることもないのではないかと苦笑せざる得ないことも確かだ。しかし、しょうがないのであろう。何しろ彼は私の持ち物だったのだから。
(2005-01-06)

ワンパターン昼食(わんぱたぁんちゅうしょく)
 ワンパターンにフランス亭に行き、混んでいる止める際に「何故、皆、馬鹿の一つ覚えにフランス亭なんだ」というのは、明らかに列の一部候補である自分を棚に上げているので良くない発言だ。
(2005-01-07)

求めろ!自動販売機(前編)(もとめろじどうはんばいき1)
 自動販売機とは欲しい時にはないものである。
(2005-01-08)

求めろ!自動販売機(後編)(もとめろじどうはんばいき2)
 そして、見つけたと思ったらお茶が欲しいのにタバコの自動販売機を発見するものである。
(2005-01-09)

求めろ!自動販売機(オチ)(もとめろじどうはんばいき3)
 挙句、しばらく歩いてゲームセンターの自動販売機まで行ってベンチに戻ると、実はその反対側数メートルに目的の自動販売機があるものである。
(2005-01-10)

ハウルの動く城に対する批評(はうるのうごくしろにたいするひひょう)
 団長としては、一言。『お伽の国の「愛と青春の旅立ち」』である。以上。
(2005-01-11)

プライド(ぞいどふゅーざーずのてーまそんぐ1)
 ZOIDSフューザーズのオープニングテーマ「enemy of life」によれば、最後の敵になるものらしい。団長と皇子の間では、いや特に矜持だけで飯を食っている団長にとっては人生の命題ともなる至言である。
(2005-01-12)

自制心(ぞいどふゅぅざぁずのてぇまそんぐ2)
 ちなみに、ZOIDSフューザーズのエンディングテーマ「SELF CONTROL 2004」である。プライドやセルフコントロールが重要なのはまったく持って同意だが、とても子供向けロボット格闘アクションの主題歌とは思えないのは我々だけではあるまい。
(2005-01-13)

鮮明なる世界(せんめいなるせかい)
 注文していたコンタクトレンズがようやく届いた。久しぶりにつけたコンタクトで見た世界は非常に鮮明だが、鮮明過ぎる様な気がする。おかしい。検証する為に残っていた方の昔のレンズをつけてみる。



世界が、くすんでいるんですが・・・。
 そうか、あれだ。前のレンズは4年近く使っていたため十二分に汚れていたのだろう。使えていればよいと言うものではなかったのだろう。世界は思いの他美しい。
(2005-01-14)

時間経過(じかんけいか)
 最近、本気で時間が過ぎるのが早いですが、やはり年ですかね締め切りとは関係なく、今早いんですよ。
(2005-01-15)

団長臭(だんちょうしゅう)
 団長の作るシステムや世界観に共通するある種の臭い、らしい。体臭と同じで本人には良くわからないので、是非、皇子と副団長を追及し、その本質を見極めたいと考えている。
(2005-01-16)

ヲタク的息継ぎ(をたくてきいきつぎ)
 業務に専念し、ふと己のヲタク心が希薄になったことに気付いた瞬間に行うロボット番組やヒーロー番組の鑑賞やオタク仲間への駄メールをうつ事。睡眠時間は削れるが、戦意の回復量は極めて大きい。我ながらヲタクは安上がりでよい
(2005-01-17)

清く正しいヲタク研究者(きよくただしいをたくけんきゅうしゃ)
 一般に、社会の役には立つが人間としてはクズであるヲタク研究者の発生の基本パターンの一つとして、工作少年からパソコン少年に転じ、それが高じて理系大学生になり、挙句に理系大学院生になり、最後に企業の研究者に納まるというお決まりの転落コースがあるらしい。
 納税義務や社会の発展には寄与するが、次世代の再生産という生物の基本義務を果たす意思が極めて希薄になるといる人間のクズ生成コースだ。痛々しいほど自分への一致が見て取れる団長としては、そんな自分が大好きで、この転落コースは栄光へ向って猛スピードで転落するジェットコースターにも感じられる。流石に人には勧めないが。
(2005-01-18)

清く正しいヲタク研究者の部屋(きよくただしいをたくけんきゅうしゃのへや)
 ある朝、見上げた自分の部屋のカラーボックスがロボット玩具とIT専門書の見事な市松模様を形成している事を確認した時、なんとなく清清しかった。皇子によれば、その市松模様は清く正しいヲタク研究者の部屋の証であるらしい。そんなものかもしれない。
(2005-01-19)

闇から来た悪夢〜遭遇編〜(ないとめあふろむだぁくねす1)
 ある夜、帰寮した団長を玄関で待ち受けていたのは紛れもなくアレだった。人々が毎日のように産み落とすが清流の力を借り、闇へと葬るアレだ。ある種の独特の香りを放つアレだ。確かに寮の玄関は自動ドアだから、犬の類が入る可能性もゼロではないが、その可能性は考えづらい。何より、幼少時の長期間、犬の散歩をし続け、畜糞を見続け、触り続けた私の感覚は、それが畜糞でないことを告げていた。道義的に考えれば心ある人間のとして、それを掃除するべきなのだろう。しかし、私は心弱い。それにこんなときのために清掃夫は雇われているのだ。私が彼の仕事を取るのは良くない。そんな、愚にもつかない言い訳をしながら、私はそそくさと玄関を通過した。他にどうしろというのだ
(2005-01-20)

闇から来た悪夢〜考察編〜(ないとめあふろむだぁくねす2)
 次の朝、それは片付けられていた。夢か幻だったということにしておきたいが、カーペットに残ったブラウンの染みがその逃避を許さない。無益な事は言いたくないので、誰だとは問わない。しかし、一応言っておく。文字通り、自分の尻は自分で拭いてくれ。頼むから。
(2005-01-21)

闇から来た悪夢〜言い訳編〜(ないとめあふろむだぁくねす3)
 一応言っておくが、団長が入っている寮は独身男子寮であり、幼稚園児が入っているわけではないはずだ。多分
(2005-01-22)

転ばぬ先の杖inLLK〜判明編〜(のらきしだんでころばぬさきのつえをつこうとしても1)
 突如として外付けHDDが異音を上げた。そろそろ丁度、買って一年になるソレは安物だから仕方がない側面あり、本格的に破損する前に新HDDを買ってきた。最近の外付けHDDは素晴らしく、買ってきたらUSBで繋げるだけで使える。

…筈であった。何故だかドライブ番号を割り振られないソレを調べると、どうもそのHDDはフォーマットされていないようだ。

判りやすく言い直そう、不良品だったのだ。
(2005-01-23)

転ばぬ先の杖の顛末〜対策編〜(のらきしだんでころばぬさきのつえをつこうとしても2)
 フォーマットしていないなら、すればよい。方針は簡単だ。フォーマットの準備をする。団長の愛機ゴルヘックスは優秀だ。その動作には、80GBで30時間かかるといってくる。ちなみに、買って来たディスクは250GBだ。

…予測必要時間はおよそ100時間。CPUファンも持たないノートPCを連続使用してよい時間では決してない

…店に文句を言って交換させていただく事にしました。こんな事があったのだからフテ寝ていても許されると思う。
(2005-01-24)

新しき腐海(あたらしきふかい)
 今度は寮の共用スペースで、白い毬藻入りの瓶を見かけた。後生大事に保存されているその瓶には、梅酒と書かれていた。ソレは間違いなく、新しい種の腐海だった。その空気を吸えば、間違いなく5分で肺が腐る。最近、この寮は本気でヤバそうなんですが、誰か助けてください。
(2005-01-25)

(こび)

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皇子「Seed DESTINYはなっていません。このままでは打ち切られますよ?」
団長「しかし、女性にはホモ用美男子を出しているし、男性には萌え用美少女を用意して頑張っているだろう。私には両方とも無用だが」
皇子「男の子に媚びるなら美少女ではなくロボットで媚びてください」
団長「それは私や君には媚びるかもしれんが、監督的には金にならんのではないか?」
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いえ、番組的にはBANDAIの収益になるため大いに金になるのでそれはそれで間違ってはいない媚なのですが。ちなみに私に媚びるならば、もっと政治色と戦略色を強調し、そして考証して下さい。流石に某太陽の牙までいくとやりすぎとは思いますが。
(2005-01-26)

信用なし学習なし(しんようなしがくしゅうなし)
 例会の直前になると、いつも「こんなに忙しくはならないはずだったのに」という団長のこと。
(2005-01-27)

三兎を追うもの、一兎をも得ず(さんとをおうものいっとをもえず1)
 正味な話、野良騎士用語更新とブログ更新とRPGルール執筆の三刀流は、思いの外しんどい。ただし、好きでやっているので誰にも文句のつけようがないのが辛いところだ。
(2005-01-28)

最強の兎(さんとをおうものいっとをもえず2)
 さらに内幕を明かすと、一番執筆が難しいのは万年ネタ不足に喘ぐ野良騎士用語である事は言うまでもない。
(2005-01-29)

ねるねるねるね(ねるねるねるね)
 皇子に言わせると、この食品は食玩だ。
 その心は、食品付き玩具ではなく、「食品にして玩具」。
 まさに遊べる食べ物だからだそうだ。
 コメントは差し控えるが、こういうセンスは嫌いでない
(2005-01-30)

豆乳粉(とうにゅうふん)
 身も心もすっかり盆地民となった厨房長Kが団長に土産として送った、明らかに豆乳を凍結粉砕したものと思われる素敵パウダー食品。それを何かに混ぜて喰らうが良いとのたまった厨房長Kが次に出した口直しは、ワイン甘納豆だった。
 その日は、きっと彼の中では一人大豆祭りが開催されていた事は間違いがなさそうだ。
(2005-01-31)

豆乳粉顛末記(上)(とうにゅうふんをのむ1)
 そのままでは明らかに肺に侵入されそうな微細粉である豆乳粉を摂取するに当たり、何かに溶かすことは必須であると考えた野良騎士団員は、手近な飲み物を調達した。
 それは、アクエリアスとまろ茶だった
 その身に既に不退転の覚悟を不必要十二分に宿す団長はその両者へ対し、果敢な突撃を行った。
(2005-02-01)

豆乳粉顛末記(中)(とうにゅうふんをのむ2)
まず、それぞれに豆乳粉を溶かし始める。
 まろ茶には比較的問題なく溶けていく。なんだか、粘質めいてきた様な気がするが「ねるねるねるね」程ではない。無視して次へ。
 次はアクエリアスだが…溶けない。
 既に糖の飽和水溶液と化しているアクエリアスには粉を溶かすことは出来ないのだ。虚しくも牛乳に混ぜたカルピスの如き粒子を形成する豆乳粉。
 食品を指しているとは思えない形容詞が飛び交いはじめるが、ここで怯んではいけない。
 なにしろ、本番はこれからだ。
(2005-02-02)

豆乳粉顛末記(下)(とうにゅうふんをのむ3)
 明鏡止水の面持ちで、二つのコップの前に正座する。そして、コップを恰も茶器であるかのごとく回し、おもむろに口へと運ぶ。そして、一気に飲み干した。
 難敵かと思われたアクエリアス豆乳は思いの外、普通だった。アクエリアスにややまろやかさとネチっこさが加わった程度だ。アクエリアスの甘味は豆乳では太刀打ちできなかったと言うことだろう。
 問題はまろ茶だ…青臭いんですが、なんでしょうか、これは
 まろ茶の香りでも、豆乳の香りでもない、強いて言うならば青汁臭が漂うそれは、舌に痺れを伴う危険を感じさせる味わいを誇った。一瞬、動きが止まる。しかし、それも一気に飲みきる。
 「結構なお手前で」
 そう言い残し席を立った団長が、駆け込むように洗面所に向かったことは言うまでもないだろう。
(2005-02-03)

悪い上司のオフィスライフ01(わるいじょうしのおふぃすらいふ01)
 上司として、部下の資料を添削している際に、「待機系(*1)」を「特機系(*2)」と読み間違えて心躍らせている自分に気付く時、少しだけ部下が可愛そうになる。

(*1:予備用のコンピュータで非常時に使われる物)
(*2:スーパーロボットの類の事)
(2005-02-04)

ロリコン考察(ろりこんこうさつ)
 以前は聖戦士ダンバインのシーラ様を信奉する団長が野良騎士団ロリコン勢力筆頭かと思われたが、今となってはここ数年の鍛錬ですっかり成長した斑鳩皇子のロリコン力がそれを遥かに上回っているようだ。
 ただし、この集計に聖戦士イケガミンや司祭長は含まないものとする。これは、聖なる陣営(ギャル系)に属する彼らの神聖力の強大さは我ら魔の陣営(ロボ系)の属するものどもとは文字通り桁が違うためである。
 なお、冗談を解するものは幸せであるとのみここでは補足しておく。
(2005-02-05)

いつものことだ(いつものことだ)
例会後のSTARBUCKSにて
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団長:「今日はお疲れ様」
皇子:「そちらこそ。あ、座っていてください。飲み物買ってきますから。何がいいですか?」
団長:「いつものだ。なんと言ったか…スターバックスラテ?」
皇子:「…いつものならば、本日のコーヒーでは?」
団長:「おぉ、それだ」
皇子:「何で僕の方が貴方の事に詳しいんですか!」
団長:「おいおいそれこそ、いつものことだろう?」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
…我ながら、人としてこの居直り方は不味かった気がしないでもない。
(2005-02-06)

豆乳粉顛末記(完結編)(とうにゅうふんをのむ4)
 戦いが終わり、洗面所から戻った団長にLOSTさんが不思議そうに問うた。
  「なんで明らかにヤバそうなのに突っ込むのですか?」
 それはきっと、山男への問いに似ていた。
  「…そこに、ネタがあるからさ…」
 そう、厨房長Kは言った。

 その台詞は私の物であるはずだが、どういうことだ?とは、団長の弁である。
(2005-02-07)

Blogにみる本性(ぶろぐにみるほんしょう)
 当初は技術考察と技術ニュースをメインにしようと思っていたが、蓋を開けると「金色のガッシュ」と「武装錬金」と「ガンダムSeed D」に汚染されきった団長のBlogを見ると彼の本性がさらけ出されているようで微笑ましい。
 多弁と多趣味は馬脚の元だ。
(2005-02-08)

スリル(すりる)
週刊漫画を読む上でもっともスリルを楽しめるのは、連載がいつ終わっても不思議ではない作品を愛している時であると強く主張したい。
(2005-02-09)

悪い上司のオフィスライフ02(わるいじょうしのおふぃすらいふ02)
職場でのレビュー中の会話より
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上司:「この傾向はデータ中に満遍なく現れているのかな?」
部下:「いいえ、まんべんあります」
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”まんべん”はあるものではあるまい。「人それを偏りと呼ぶ」等と心の内で呟く人は細かすぎていけない。
(2005-02-10)

バレバレです(ばればれです)
 「上野に行く」だけで「ミュシャ展(*)か?」といきなり行動を読まれる団長は些か以上に行動のバリエーションが無さ過ぎると言わざるを得ない。

ミュシャ展:東京都美術館で行なわれた特別展(2005/1/27〜3/27)
(2005-02-11)

ヲタク的例え話(をたくてきたとえばなし)
 ミュシャ展の話題をした時に、どんな絵であるかを問われたからと言って「ガンダムWのDVDボックスアートの元ネタ」と答えた団長は社会人としてあれだが、それで分かる友人も友人だ。普通はアールヌーヴォの代表画家、位にしておくべきだろう。
(2005-02-12)

食事in上野(しょくじいんうえの)
 いつも東京駅で食事をする団長が、多少芸を見せようと上野で食事しようとしても、歩いているうちに気付くと御徒町よりも南下している時点で負けていると言わざるを得ない。
(2005-02-13)

いつもの文章(いつものぶんしょう)
メールで、「ご苦労様、直ぐに戻ります」と打とうとしたところ、「ご」->「ごめん」、「す」->「すまん」、「も」->「もうしわけない」と先読み変換してくださる団長の携帯電話は、主人が普段どんなメールを打っているのかを如実に示していて非常に痛々しいことこの上ない。
(2005-02-14)

ゲイジツのこだわり(げいじゅつのこだわり)
 ミュシャ展の解説を読んでいて気になったことが一つ。「バージョン」を「ヴァージョン」と表記するのは大分浸透している気もするが、「ガッシュ」を「グァッシュ」と表記するのは些かやりすぎの感がぬぐえない。
(2005-02-15)

それがオレの響鬼(とくさつねた1こんかいはかっこういいぞ)
 2002年の龍騎は『ダイエットしたビッグ=ザ=ブドー』、2003年の555は『蛍』、2004年の剣は『ペン先仮面』と最下限の底をさらに貫き続けた仮面ライダーシリーズであるが、2005年の響鬼は跳び抜けて格好がいい。マッシブな漆黒の肉体を彩る赤いエッジはまさに『紅の棘を持つマッドギャラン(*)』と呼ぶに相応しい姿だ。
 なお、この際ライダーシリーズなのに複眼ではないとか、挙句の果てにはライダーなのにバイクに乗らないとか言う些細な問題はこの際、無視するものとする。
*:巨獣特捜ジャスピオンに登場したライバル役。
(2005-02-16)

団長節(だんちょうぶし)
 団長の素敵要素を詰め込んだ作風。主に以下の要素を持つ。

  ・確率論重視
  ・能力総和一定
  ・年寄りが有能
(2005-02-17)

激突!遊就館(げきとつゆうしゅうかん)
 以前、どうせ大した展示もないだろうとふらりと閉館30分前に入った靖国神社の博物館「遊就館」のボリュームは予想を遥かに越え、雪辱を誓いながら館を去った。第二戦は3時間以上の余裕を持って突撃したが、それでも足りず、特に最期の数室に及ぶ戦没者遺影の列とそれぞれの展示品の物量の前に再び敗れ去った。次に行く時は戦没者遺影列に標的を絞り込み、今度こそ勝利したいと考えている。
(2005-02-18)

ガンダムSeedにみるガンダムWの偉大さ(がんだむしぃどにみるがんだむうぃんぐのいだいさ)
 冷静に考えれば、毎回ロボット戦があったというだけで、ガンダムWが素晴らしいアニメに思えてくる比較対象としてのガンダムSeed Destinyはそういった意味では偉大だ。
(2005-02-19)

それもまた『ライダー』(とくさつねた2まうんとぽじしょん)
 響鬼もまた、乗るもの…ライダーだということが判明した。そう、彼は敵に止めを刺す際に馬乗りになって撥(ばち)で滅多撃ちという乗りっぷりを遺憾なく発揮したのだ。マウントポジションからの乱打はまさにライダーの名に相応しいと言えよう。
 …本当か?
(2005-02-20)

アニメといえば深夜アニメ(あにめといえばしんや)
 アニメといえば深夜アニメと公言してはばからない斑鳩皇子は、いつか広い部屋に移ったらスーパードルフィーに手を出すのではないかと心配でならない。
(2005-02-21)

お札の人選(おさつのじんせん1)
 野良騎士団内において、新千円札の野口英世、新五千円札の樋口一葉はそれぞれとても評判が悪い。なぜなら両者とも借金王として屈指のエピソードを誇る人物であり、偉人度は置いておくとして、持っているとなんだか貧乏になりそうだからだ。これら人物を貶すわけではないが、なるべく借金臭のしない人選を心がけていただきたい。
(2005-02-22)

短い孫の手(みじかいまごのて)
 バンプレストとフロムソフトの事。その心は、痒いところを作るのに、そこには手が届かない。命名は斑鳩皇子。少なくとも団長は気に入っている。
(2005-02-23)

一家に一冊宗教本(ころばぬさきのつえ)
 つい、うっかり人殺しをしてしまった時に備えて、宗教本の一冊も部屋においておくことは重要である。特に「生贄」「天罰」「預言」といった言葉の記載箇所に5〜6枚の付箋も挟んでおけば、「神が自分に命じた」と言い張り、上手く精神鑑定に持ち込めよう。そうすればあとは、きっと仁徳溢れる日本国憲法が貴方の人権を守ってくれる可能性は決して低くはない。
(2005-02-24)

団長コミューン(だんちょうこみゅぅん)
 上司が研修で長期不在となり、直上ではないが先輩がいきなり顧客先常駐となり、突如出現する羽目になったワークグループ。そこではヒラの団長が派遣でもない部下を3人ひきつれることになった。ヒラのワークグループ長とは、実質命令権が無しで、指揮権だけを渡された前線司令官と等しい。
 …前途は多難そうだ。
(2005-02-25)

プロジェクトXに関する注意(ぷろじぇくとえっくすにかんするちゅうい)
 誤解のない様に言っておくが、プロジェクトXの題材となるプロジェクトは、プロジェクトとしては失敗であることを指摘しておく。
(2005-02-26)

幸運の遍在(こううんのへんざい)
 野良騎士団1クジ運の強い池上氏にクジを引かせようとした時に、彼はこう言い、拒否した。
「この店のクジは当たらないんだよ、前も500円しか当たらなかったし」
 500円でも当たるならガタガタ言うな!私はそもそも当たらないんだよ、と内心思った団長だが、大人の対応で言葉を飲み込み自分でくじを引いた。予想通りにハズレだった。問題ない。幸運に頼らず自力で道を切り開くのは慣れている。そう強がることで、幸運の遍在に対して心の平穏を保つのだった。
(2005-02-27)

集中力(しゅうちゅうりょく)
 野良騎士団の見解によれば、集中力は誰しも変わらない。社会が価値を認めるものに集中できるか否かが人生の分かれ目であるに過ぎない、と言うことになる。
(2005-02-28)

野良騎士的国粋主義(のらきしてきこくすいしゅぎ)
 一般に国粋主義的思想の強い野良騎士団は韓国が好きではない。だがタイやトルコあたりの親日国には優しい。それらを鑑みるに、国粋主義的というよりも単に自分を好いてくれる人は好きやすく、自分を嫌う人は嫌いなだけのような気もする。
(2005-03-01)

団長的人物判断基準(だんちょうてきじんぶつはんだんきじゅん)
 食べ物をくれる人は良い人です。
(2005-03-02)

副団長にみる思考と発言の相関性(ふくだんちょうにみるしこうとはつげんのそうかんせい)
 副団長の思考の瞬発力は野良騎士団随一である。しかし、惜しいかな、彼の言語野は速すぎる思考速度に追従し切れていない。その結果として彼は往々に正しい結論を口にするのにそこに至る説明がトンチキなものとなる。したがって、彼の結論は信用できるが、説明は聞き流してあげるべきである。
(2005-03-03)

脱毛クリニック(だつもうくりにっく)
 街で見かけた『脱毛クリニック』なる看板に、「育毛ではないのか?!お坊さん専門なのか?!」などと、毛=毛髪、脱毛=ハゲと直結する団長は、美容の何たるかを全く理解していないようだ。
(注意:言うまでも無いが、看板の施設は手足などの脱毛サービスをする施設です)
(2005-03-04)

「子供は天使」説(こどもはてんしせつ)
 この説は、団長にも驚くべきことに子供時代があったと言う事実から見て、即座に否定される。
(2005-03-05)

ロリコン考察・追記(ろりこんこうさつついき)
 斑鳩皇子の主張によれば、彼がスジ者になった切っ掛けはセーラームーンなので、そもそもにおいて彼は聖なる陣営(ギャル系)の出身と言えるとの事である。従って、鍛錬以前に団長を問題にしない神聖力を誇っていたようだ。
 だからどうした、と言われても困るが。
(2005-03-06)

征露丸(せいろがん)
 団長が最強のプラシーボ効果を誇ると信じる正露丸の名は、日露戦争時(「露」西亜への遠「征」時)に生水から兵隊さんのお腹をしっかりガードするために作られたから、征露丸になり、その後、漢字が変えられたと言うことだ。生後もはや30年近く世話になった相手の名前の由来を知らなかったのは団長一生の不覚である。団長の失敗を皆に繰り返させぬため、この無駄知識をここに記すものとする。
(2005-03-07)

山梨suica事情(やまなしすいかじじょう)
 見事、山梨送りとなり早9ヶ月以上が経過する厨房長の報告では、遂に彼の地でもsuicaが導入されたらしい。もっとも、独立独歩の気風を持つ(意訳:人の話を聞かない)山梨人は、通常定期をsuica用センサーにかざす、あるいはsuicaを駅員に見せようと高々と掲げるものなど百人百様のカオスに突入し、珍しく朝の混雑が発生したらしい。そもそも県庁所在駅から3駅も離れると無人駅が存在する牧歌的な場所に、suicaはそぐわないのかもしれない。
(2005-03-08)

山梨看板事情:自動編(やまなしかんばんじじょう1)
 厨房長の報告によれば山梨には「全自動男爵」なる浪漫を垂れ流して止まない看板が存在すると言う。敢えてgoogleで検索せず妄想するなら、「全自動」=「ロボット」および「男爵」=「ひげ」の組み合わせは…お髭の機械人形…ホワイトドール?!(@∀ガンダム)。にわかに脳裏に蘇る謎の掛け声「ユニバース!」。謎ではあるがその勢いは理由不問で理解可能だ。
 そんな幸せな妄想だ。なお、現実の全自動男爵が何者なのかは不明であり、厨房長による自己犠牲精神に基づく利他的偵察が期待される。
(2005-03-09)

山梨看板事情:彼の国編(やまなしかんばんじじょう2)
 厨房長による山梨見聞録によれば彼のハートをガッチリ掴んで話さない素敵看板があるという。その名も「韓国風中華」。





 いや、確かに日本の街にある中華料理の大半は日本人の舌に最適化された和風中華であり、問題はない。しかし、なんだろう、この漂う違和感は…。なお、この名前を聞いて最初に連想したのがキムチぶっかけ中華餡かけであった団長の浅薄な料理観は早急な改善が望まれる。
(2005-03-10)

「子供は天使」説に対する反証(こどもはてんしせつにたいするはんしょう)
 「子供は天使だ!」と言う方には、「自らが子供のときに天使であった」と胸をはっていえるかを尋ねてみれば良い。そうだ、と言い張る大人物には天使でなくなった時期と理由をたずねれれば良い。明確に答えられなければ、その人はまだ天使だ。この場合、その人を見れば、その人の天使の定義が判明するわけだ。それがどんなものであっても問題はない。天使にはキューピットだけでなく、最終戦争の開幕を告げるラッパを吹き鳴らすファンキーな天使だっているのだから。
(2005-03-11)

電波男(でんぱおとこ)
 キモメンのカリスマ本田透の放つ、オタクの、オタクによる、オタクのための人権宣言。恋愛至上主義、金至上主義を向こうに回してオタクの愛を説く本書は、非常に先鋭すぎる内容であるため、一般の人には薦められない。
(2005-03-12)

戦場で気を抜くな(せんじょうできをぬくな)
 野良騎士団で良く遊ばれるゲームのルールにおいて、失敗の結果味方を攻撃してしまうという状況が発生する。それが起きること自体はハプニングなのでしょうがない(異論有り)のだが、だからといって味方を撃った挙句に「油断するな!こんな弾も避けられない奴が戦場に出るな!」と居直るのは些かどうかと思わないでもない。
(2005-03-13)

世の中に感謝(よのなかにかんしゃ)
 例会後のSTARBUCKSにて
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団長:(花摘みから戻ってきて)「世の中、捨てたものではないね」
皇子:「どうしたのですか?」
団長:「個室に入ったところ、前の人のものと思しき財布があったので、今まさに立ち去らんとしていたその人を呼びとめ、財布を渡したところ、凄い勢いで頭を下げながら御礼をしてきたのだよ」
皇子:「…一偽善できたことが良かったことですか?」
団長:「いや、きちんとお礼を言える人に合えたことだよ。一年に1〜2度は財布を拾ったりするが、一瞥だけの場合も多いし、下手をすると睨まれたりもする。そんな中で、オーバーアクションで感謝されたことが嬉しいのだよ」
皇子:「…僕は、それに感謝できる貴方に乾杯です。」
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…当然のことに出逢えると嬉しい今の世の中は、少し悲しいものなのかもしれない。
(2005-03-14)

八重洲北まで何マイル?1(やえすきたまでなんまいる1)
 東京駅の動輪広場に居る際に旅行者と思しき女性三人組みに道を尋ねられた。あからさまな不審人物である団長に声をかけるあたりに彼女らのテンパり具合がよくわかる。可哀想に思い話を聞くことにしたが、彼女らは八重洲北口バス亭に行きたいらしい。
 …180度逆のほう出てしまったことになるぞ、それは。
若干の苦笑を隠しながら道を説明しようとするが、更なる罠が。
 …モンゴロイドだからと油断した。異人さんだ。彼女らの日本語、片言だよ。どうしようか。
(2005-03-15)

八重洲北まで何マイル?2(やえすきたまでなんまいる2)
 口の説明が怪しいなら、身振りしかあるまい。手振り足振り右、左。なんとか路を伝えられた。
しかし、久しぶりのオーバーアクションは難しかった。
どれくらいかと言うと、右を差しながら「左に」と言いかけるぐらい。
 なお、斑鳩皇子によれば、左右という言葉は方向を表すのではなく曲がるトリガー程度にしか思っていないと疑われる副団長の説明に比べれば月とスッポンだという。
と、言うよりも、アレと比較されても困る
(2005-03-16)

八重洲北まで何マイル?3(やえすきたまでなんまいる3)
 彼女らを見送って、はっと気付く。で、彼女らはそのときから何分後のバスに乗りたかったのだろう?
少なく見積もっても動輪広場から八重洲北バス停まで5分以上はかかる。
案内通りに行った先が、既にバスが去った後だったとしたら、彼女らは我々を一体どう思うだろうか。
 これを機に、彼女らが私をはじめとする日本人や日本に復讐を誓う事などがないよう、心から祈っておく。
(2005-03-17)

食事の選択法(しょくじのせんたくほう)
 団員で出かけた先で食事を採る場合、何か食べたいものがあれば話は別だがそうではない場合、判断に困ることが多い。そんな時、つい頼りにしてしまうのが名前や看板のインパクトだ。
  ・メゾンカイザー:なんだか強そうな名前の誘惑に負ける。
  ・DON Al porto:「イタリア丼」なる名前に悩殺される。
  ・Tinun:右手に丼、左手に箸を構えるムエタイチャンプに完敗
諸氏はこれらに惑わされるようにして欲しいが、我々は今後も惑わされる予定だ。
(2005-03-18)

団長には向かない食べ物(だんちょうにはむかないためもの)
 件のTinunで食べたタイ料理は中々美味しい。美味しいが、辛い。
辛いのは、拙い。
そう、団長は超発汗体質なのだ。
 僅かな香辛料の摂取で垂れ流せるほどの汗をかくその姿に、「Please Water!」の説得力は跳ね上がる。タイ人らしき片言のお嬢さんに大丈夫ですかと苦笑されながら水を出されると、なんだか申し訳ない気分になってくる。一応「辛いです。でも美味しいですよ」と偽善を忘れない団長に苦笑する斑鳩皇子は、まだ大人の処世術が足りないと思う。
(2005-03-19)

裏切った女(うらぎったおんな)
 団長が世界でも有数の「いい女」と評価するティラノサウルス・レックスの「スー」が、更なる調査の結果、実は雄である可能性があると判った。この時、団長はオカマに引っかかった男の悲しさの片鱗を僅かなりとも理解した。
(2005-03-20)

独立作品(どくりつさくひん)
 「終戦のローレライ」を鑑賞した斑鳩皇子と団長だが、「潜水艦モノとしては」と少しばかり首をかしげていた団長に比べ、斑鳩皇子はそれなり以上に満足したようだ。しかし、彼はそこで気付いてしまった。

 そう、CMで流れた台詞、「頼むぞ、ローレライ!」という台詞がなかったことに…。

 その後、彼は「最近のCMは映画とは関係のない独立作品なのだ」と悟りを開いた模様だ
(2005-03-21)

中国の主張(ちゅうごくのしゅちょう)
 大恐竜博で展示品への金のかけ方で中国産かモンゴル産か一目瞭然なのはあからさま過ぎて少々いただけない。
(2005-03-22)

バトルと売り上げ(ばとるとうりあげ)
 かつてロボットモノは、「ロボットプロレス」あるいは「玩具のプロモーション」と呼ばれるほどメカの戦闘シーンが重視されていた。しかし、最近はそうではなくなった。特に機動戦士ガンダムSeed Destinyの其れは著しく戦闘どころかメカの出ない回も少なくない。そんな状態であればメカのプラモが売れなくても何の不思議もないだろう。それゆえにバンダイの売り上げの上位を、毎回戦闘シーンが挿入される「二人はプリキュア」と「金色のガッシュ」が占めたのも何の不思議もないのだ。
(2005-03-23)

バトルと売り上げの補足(ばとるとうりあげのほそく)
 なお、皇子あたりに言わせれば「メカどころか主役が出ない回もある」と言うことになるだろうが、今回は売り上げの話をしているのため主役不在の功罪は問わないものとする。主役が居らずとも売れれば勝ちなのだ。
(2005-03-24)

ロボもの番組の定義(ろぼものばんぐみのていぎ)
 野良騎士団においてロボもの番組とは、その80%の回にメカニックの戦闘シーンが挿入され、肉弾戦闘時間がメカニック登場時間より少ない番組ものと定義する。現在放映中の某機動戦士ガンダムSeed Destinyはこの定義を満たさないのでロボものとは見做さないので注意すること。
(2005-03-25)

ロボもの番組の定義の補足(ろぼものばんぐみのていぎのほそく)
 なお、この定義では「ジンキ・エクステンド」はロボものという事になるが、メカニックの戦闘シーンと同量レベルの訓練シーンが挿入されたため、ダンガードAの血を引くスポ根系ロボものと詳細定義するものとする。
(2005-03-26)

子供を斬って何処に行く?(ぞいどじぇねしすねた1)
 2005年4月の新番組ZOIDSジェネシスは、主役のムラサメライガーを除くとカノンフォートだのヘビーライモスだのといった重厚機体と黒と茶の地味な色使いと言った、明らかに大きなお友達狙いの機体選択が気にならざるを得ない。今のZOIDSが子供受けしていないのかもしれないが、子供を斬った玩具が何処に行くのか些か気になる。
(2005-03-27)

豪快な撃沈振り(ごうかいなげきちんぶり)
 およそ一ヶ月、ブログとHPの行進を止めた団長に対する皇子の批評。
 ネタがない以上に時間が足りなく、時間が足りない以上に気力が足りなかった。しかし、沈んでいても再始動がしんどくなるだけなので今日から復旧します。。
(2005-03-28)

趣味の倉庫番(しゅみのそうこばん)
 会社で席替えをする時、一筆書きといわれる手法が望まれる。これは、誰かが動いた後に、別の人を入れることにより、全員が一回の移動で新しい席に入れるようにする手法だ。団長は、これを考えるのが好きだ。特にその早解きに快感を覚えている。もっとも、貴様は会社でそんな事をしている暇はあるのかと問われれば痛いところである。
(2005-03-29)

出張準備:前日編(しゅっちょうじゅんび1)
 横浜在住の団長は日帰り大阪出張が珍しくない。勿論そんな日は一日の1/4を新幹線で過ごすため、その準備も重要である。だからといって、イケガミンから借りたライトノベルズと携帯ゲーム機のどちらを持っていこうか悩むのは現代日本の望む資本主義社会における社会人の在り方として些かまずいかもしれない。
(2005-03-30)

出張準備:当日編(しゅっちょうじゅんび2)
 結局、借り物は持たずにノートPCを持ち込んで野良騎士用語を黙々と編纂している自分に気付いたとき、社会人以前に人として駄目だと思い知る。
(2005-03-31)

ガンダムチーム(がんだむちぃむ)
 団長が仕事上深く関わっている部署が大阪にある。そこの人々は妙にガンダム好きであり、初めて会ったときには「シャアはニュータイプだと思うか?」などと聞かれ大層焦ったものだが、最近は「ミライの婚約者はなんといったっけ?」「オデッサでレビルの乗っていたデカイのは?」などと聞かれても「カムラン」「ビックトレー」と平気で返せるようになったのは良いことか悪いことか判断に迷うところである。
(2005-04-01)

ガンダムチーム カラオケに行く(がんだむちぃむからおけにいく)
 部課長と一緒であったため、気を使ってオフコースなどまともな歌をチョイスしたのに、部長が「残酷な天使のテーゼ(新世紀エヴァンゲリオン)」で課長が「アニメタル」だったりすると少し調子が狂う。挙句、受けたリクエストが「炎のさだめ(装甲騎兵ボトムズ)」だったりすると嬉しくてたまらなくなるので勘弁していただきたい。
(2005-04-02)

ガンダムチーム カラオケに行く 勧誘編(がんだむちぃむからおけにいくかんゆうへん)
 ついでに言うと、「炎のさだめ(装甲騎兵ボトムズ)」で高得点をたたき出した辺りで、「団長くん、ウチに来ない?」などと誘うのは、仕事で必要とされているのか、アニソンで必要とされているのか分からないのでどうか容赦していただきたい。勿論、何であれ必要とされることは嬉しいことなのですが。
(2005-04-03)

ジーンズ禁止令(じぃんずきんしれい)
 今まで、会社でもジーンズでいた団長だが、諸般の事情からお偉いさんとの交流が増えつつあるため、遂にジーンズ禁止令が出た。これからはデフォルトをカジュアルスーツにしておかねばならないようだ。流石、民間公務員の異名をとる我が社のモーター屋根性は根深い。
(2005-04-04)

リアルムスカ(りあるむすか)
 映画『終戦のローレライ』で石黒賢が演じる技師の事。高須成美と言う立派な名前があるが誰もその役名を覚えることなく彼をムスカと呼ぶことは間違いないと断言できるほどのムスカ度を見せる。
 なお、映画『天空の城ラピュタ』は必修科目と判断する。
(2005-04-05)

花粉症デビュー(かふんしょうでびゅう)
 齢30にして、ついに花粉症になりました。辛そうだなとは思っていましたが、辛いです。
 はじめは風邪か?などと自分を騙そうとしましたが、諦めて認めます
 遂に仲間入りです。
(2005-04-06)

お年頃(おとしごろ)
 主任になって以降、会社でよく言われる台詞。
「君も○○なお年頃になったんだよ」
「君もお年頃なんだから○○してね」
 ただし、主任になったからか、それとも30間近だからかは不明だ。
ということにしておけ。
(2005-04-07)

30の壁(みそじのかべ)
 コンパクトさが売りの副団長が、遂にウエストを気にしだすくらい、大きな壁であるようだ。
(2005-04-08)

キャシャーン・マスク(きゃしゃぁんますく)
 立体型マスクの認識名称。団長は会社で口走り、かなり焦ったが、斑鳩皇子の言うところでは一般名称らしいので問題なしだ。
(2005-04-09)

完全新解釈?(ぞいどじぇねしすねた2)
  大いに「アリ」だ。問題なしだ。ZOIDS/0・フューザーズとある意味では原作ともいえるバトルストーリーを遠く遥かに置き去りにしたZOIDSアニメが続く。今回のジェネシスもバトルストーリーなど意にも介していない。だが、何も問題はない。目が二つでアンテナが二本ある巨大ロボットならばそれはすべからくガンダムで、等身大ヒーローならばすべからく仮面ライダーであるように、機械の獣はすべからくZOIDSなのだ。もう、オープニングにも機械の獣が出ないようなZOIDSでなければ何の問題もないとしよう。
(2005-04-10)

平板発音(ぼうよみ)
 国立公文書館の前で日本武道館方面から歩いてくる着飾った親御さんと思しき集団とすれ違う。時期から考え、さては入学式だと考えた。脳内の駆け巡る「この場面における社会人として妥当な言葉」を探す信号。見つけ出した答えどおりに口にする。「今日は晴れて幸いだな。折角の入学式で、桜も綺麗なんだ。良い記念になったんではないかな」
それを聞いた皇子が応えて曰く。「すげぇ抑揚のない棒読み台詞ですよ」
問題ない。こうして活字にすれば、発音なんてわからないのだから。
(2005-04-11)

平板発音のオチ(ぼうよみのおち)
ちなみに、日本武道館には東京理科大学入学式と書いてあった。
私の母校だったとは…
おもわず、左右を見渡しバスを探した。そう、私の後輩は日本武道館から北海道は長万部へと直送されるのだ。既にバスは去ったあとだった。
北の国へと飛び去っているであろう飛行機を思い描き、思わず私はその場で彼らの武運を祈った。一年ならば北海道も悪くない。
(2005-04-12)

ロリコン比率国外編:在日韓国人教祖様による連続強姦脅迫事件から類推する東アジアのロリコン度(ろりこんひりつこくがいへん)
 レイプ発生率にかけては日本が国交を持つ中で最高無双の地位を誇る大韓民国の国民が、日本の教会で信仰心を盾に信者をレイプし続けていた件で、被害者の年齢が下がり続けたあたりに、ロリコンは日本だけでなく東アジア全土でも高ロリコン比率を誇るのではない疑われる。よかったな、皇子。君の理論は世界対応だ。
(2005-04-13)

在日韓国人教祖様による連続強姦脅迫事件に対する悪い見方(ろりこんひりつこくがいへんじゃすい)
 宗教者なんだから極悪人か外道かクズのどれかである以外ありえない。ゆえに当然の事件だと思うあたりに日本の宗教観の完全崩壊具合を感じずにはいられない。
(2005-04-14)

おさわり料(おさわりりょう)
 盲導犬育成会の募金箱に入れるお金のこと。よく団長は野口英雄を厄介晴らしに箱に叩き込むことで、10分以上で営業部長と思しき退役盲導犬と遊んでもらう。駅前で座り込み、犬で遊んでいる団長を見かけても、そっとしておいて欲しい。
(2005-04-15)

友好的な態度(ふれんどりぃすたいる)
 日中、日韓においては、相手の足元に這いつくばり、ご機嫌をうかがうこと。
(2005-04-16)

日本野砲の会(にほんやほうのかい)
 冗談のようだが実在する組織。推定平均年齢は80歳前後。大東亜戦争時の砲撃隊に所属した人々のコミュニティー。言葉で説明しても重みがないかもしれないが、靖国神社の博物館あたり展示された野砲の前で会員が「これだよ、オレが撃ってたの」などと言うのを聞くと襟を正して背筋を伸ばし、敬礼でもしなければ耐えられない重みがあることは間違い。
(2005-04-17)

Gメン(じぃめん)
 ある日、坦々麺とジャージャー麺を食した厨房長と司祭長、池上さんが食事も終わり会計をしようと伝票を手にした瞬間、3人は硬直した。なぜなら伝票にはこう書かれていたからだ。

・・・「Gメン」




 略しすぎだ四川料理の店『天府』

思わず一言呟く司祭長
「…’75って付けたいね」
気持ちは分からないでもない。
(2005-04-18)

Gメン補足(じぃめんほそく)
 そこで、池上さんが一言

「でもジャージャー麺だからJメンなんじゃ?」

・・・突込みどころはソコか?捨て身のギャグを見せる『天府』に誤りたまえ
(2005-04-19)

日本で43番目(にほんでよんじゅうさんばんめ)
 厨房長の住む甲府市は、先日上九一色村(10年前に有名になった場所だ)と合併することとなった。これにより甲府市は目出度く県庁所在地のある都市としては43番目の規模になったそうだ。なお、心あるモノは日本の都道府県が何個あるかなど考えてはいけない。
合併前は何番目だったのだろう…。
(2005-04-20)

マスクの効用(ますくのこうよう)
 花粉症が国民病となって久しい。それに伴いマスク着用者が増えた。その結果、良いことがある。それは少なくない割合の若者の半開きの口を見ないで済むことだ。野良騎士団ではこれをマスクの効用と呼ぶ。
(2005-04-21)

阿羅漢の悟り(あらかんのさとり)
 人はぴちょん君とまで呼んだ仮面ライダー剣を、最終回の頃には格好良く感じられた時に自らが阿羅漢の悟りの一端を知ったことを思い知るものだ。
(2005-04-22)

ハードゲイ(はぁどげい)
 副団長の2005年上半期のフェイバリットワード。これは、彼の好きな芸人がハードゲイであることをネタにした芸人レイザーラモンであるためである。念の為に言っておくが、決して彼の性的趣向がハードゲイなのではない。
(2005-04-23)

キュンとくる(きゅんとくる)
 蜀の王、劉備元徳に忠誠を誓う原動力。野良騎士団では、五虎将は尽く彼の無防備さにキュンと来て、劉備を守ってあげたくなってしまった人の集団であると認識されている。
(2005-04-24)

野良騎士芸人趣向(のらきしげいにんしゅこう)
 団長が好きな芸人は「ぱぺっとまぺっと」、副団長の好きな芸人は「ヒロシ」である。共通キーワードは恐らく、ブラックジョークと自虐ネタであることは間違いなさそうだ。
(2005-04-25)

テクスチャー(てくすちゃぁ)
 厨房長の視聴した番組によれば化粧のこと。団長は至極納得だが、団長と同感想を抱いた厨房長は酷く心外そうであったことを追記しておく。失礼な。
(2005-04-26)

新被撃墜王(しんひげきついおう)
 野良騎士団の被撃墜王と言えば池上氏が後続を引き離し圧倒的な速さを誇っていたが、この四月に副団長が猛追を仕掛けた。8回出撃で6回撃墜され、非撃墜率75%と言う大記録を打ち立てたのだ。
なお、彼の名誉の為に言っておくが、このとき弱かったのは彼だけではなくパーティー全体であり、毎度全滅の危機に晒されかけていたことを追記しておく。
(2005-04-27)

報われない団長に合いの手を(むくわれないだんちょうにあいのてを)
 野良騎士用語の募集時の合言葉。発案は厨房長K。一応言っておくが、誤字ではないので注意が必要だ。
(2005-04-28)

団長的モーニングコール(だんちょうてきもぉもんぐこぉる)
 耳元で目覚ましが鳴ってもそう簡単に起きない例会の朝の団長だが、小さな声で「八時ですよ」というだけで覚醒する様を見ていると、彼が如何に特撮を愛しているかが偲ばれるというものだ。
(2005-04-29)

大航海時代の名産物(だいこうかいじだいのめいさんぶつ)
 ゲーム『大航海時代』のプレイを風景を見て、「何故、阿片がないんでしょうね」と問う斑鳩皇子は、きっと大英帝国が好きなのだろう。
(2005-04-30)

大航海時代の名産物さらなる突っ込み(だいこうかいじだいのめいさんぶつさらなるつっこみ)
 その台詞を聞いて、「いや、アフリカ名産黒人奴隷が無いのは史実に反する」と言う団長は、おそらくはもっと言動をオブラートで包むべきだ。
(2005-05-01)

シンクロニティ(しんくろにてぃ)
 同型オートマトンであるとの学説がある団長と副団長の思考パターンだが、どうにも同調率が高すぎる。予備動作、事前打ち合わせ無しで、皇子の「GW遊びに行くとしたら何処がいい?」との問いに「水族館」と異口同音に答える様には、流石の皇子もSAN値が1D6は下がったとの事である。
(2005-05-02)

団長には向かない遊び(だんちょうにはむかないあそび)
 山を登っていると捨てられているゴミが気になり、拾いながら歩くため山に入る前より荷物の増える団長は、そもそも山登りという遊びが向いていないとしか表現のしようがない。
(2005-05-03)

副団長の正しい使い方(ふくだんちょうのただしいつかいかた)
 堅実なキャラクタを作ろうとする副団長に「あなたは図に乗ってないと弱いんだから、そんな地に足をつけるような真似は止めてください」という斑鳩皇子は些か厳しい。
(2005-05-04)

福島の風景(ふくしまのふうけい)
 「広い道路、まばらな車、断崖絶壁」という田舎の黄金率を誇る風景を野良騎士団ではこう呼ぶ。
(2005-05-05)

副団長の正しい使い方追い討ち(ふくだんちょうのただしいつかいかたおいうち)
 罵詈雑言と言っても過言ではない斑鳩皇子の断罪に、「まて、それは誉めているのか?貶しているのか?」と聞き返す副団長は大人物であるが、「貶しているに決まっているじゃないですか。それも判らないから貴方は図に乗っていないと駄目なんです」と言い切る斑鳩皇子も相当な傑物である。
(2005-05-06)

正しい楽器の使い方(とくさつねた3ただしいがっきのつかいかた)
 伝説のロッカーの如くギターをフルスイングし、その胴部分を敵に叩き付ける斬鬼に、団長が最早メロメロであることは言うまでもない。
(2005-05-07)

仮面マウンター響鬼(とくさつねた4かめんまうんたぁひびき)
 「敵に馬乗りになる響鬼は正しくライダーだ」と熱く激しく主張する団長に対し、副団長が「人、それを仮面マウンターと言う」と一刀両断する様はいっそ心地よい。
(2005-05-08)

ハッスルシルバー(はっするしるばぁ)
 はっちゃけた老人を指す。キャラクタとしては、暴走する師匠、止める弟子などの前者に当たる。
(2005-05-09)

自動勤務時間管理システムに関する考察(自動勤務時間かんりしすてむにかんするこうさつ)
 PCをつけた時間と切った時間を自動的に記録するシステムで、出勤時間を管理してくれるのはいいが、本当の勤務時間である、月残業時間100時間超が労働基準監督署にばれると不味いので29.5時間に書き直す手間が発生しており、非常に面倒だ。
(2005-05-10)

「ヒロシです」ネタ(ひろしですねた)
 年の頃小学校中学年程度の数人の子供が「ヒロシです。〜」と愚にもつかない事を言って遊んでいるのをほほえましく見ていたが、「ヒロシです。100円ショップでおもちゃを5個選びましたが、500円の小遣いでは買えませんでした」には不覚にも笑った。
(2005-05-11)

移り変わる美徳(うつりかわるびとく)
 迂闊に禁煙地帯で煙草を吸う人に注意をすると「兄さん、刺されるからやめたほうが良いよ」と窘められる様になった我が国にも、かつて勤勉と真面目が美徳であった時代があったことを、私は忘れない。
勤勉が害悪、真面目が悪徳となったのは80年代後半であったように思う。
(2005-05-12)

お札への慣れ(おさつのじんせん2)
 お札の新人、野口英雄と樋口一葉の内、ノグちんには大分慣れたが、能面ヅラの一様は未だ不気味で生理的に受け付けないのは団長だけではあるまい。
(2005-05-13)

30台(さんじゅうだい)
 団長が見習いだった頃、主任だった上司は今は既に部長で団長が主任となった。まさに隔世の感のある昨今である昨今の出来事である。
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上司:「ふっふっふ、お前もとうとう同年代だな」
団長:「甘いですね。貴方が直ぐに40代になることは既に調べが付いているのですよ」
上司:「くっくっく、貴様は7月で30、俺は9月で40だ…すなわち、2ヶ月間は同じ30台だからな」
団長:「言いたくはないですが、些か厚かましくないですか…」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 深夜も23時を回ると、人間は何を言っているか判らなくなるものだ。
(2005-05-14)

悪い上司のオフィスライフ03(わるいじょうしのおふぃすらいふ03)
 STAR WARS EPISODE 3の公開に向けて海外出張を探す上司を外道呼ばわりしても、それは許されると思う。
(2005-05-15)

灼熱の鷹(しゃくねつのたか)
 副団長が口走った迷台詞。MS-06ザクの構える白熱化する斧であるヒートホークの事。鷹はhawk、ヒートホークはトマホーク(tomahawk)からきた造語と思われるため、あながち間違っているともいえないともいえないのがまた、この台詞への評価を難しいものとしている。
(2005-05-16)

抜斧(ばっふ)
 斧を抜く事。刀を抜くから抜刀、斧を抜くなら抜斧。それ以上でも以下でもない。
(2005-05-17)

やっつけ死に(やっつけじに)
 ゲームなどで、強力なキャラクターが敵を次々と倒してしまうが故に次々と新しい敵の攻撃を受け、最後には倒されてしまう事。『オグマのやっつけ死』にで思わず頷いてしまうのは既に年寄りの証拠です。
(例え月日が流れるとも、「ファイアーエンブレム紋章の謎」は名作である。)
(2005-05-18)

ばくそう(ばくそう)
 対地攻撃時の航空機に「ばくそうして出撃しろ」と言われて、爆弾を装備し、爆装して出撃するのが普通だが、「飛行機は走れません」などと考えてしまうなど爆走を連想するのは些かどうかと思う。誰がこんな事を思ったかは敢えて秘すものとする。
(2005-05-19)

悪い上司のオフィスライフ04(わるいじょうしのおふぃすらいふ04)
 部下の添削のために残っている時間に、時間が空いたからといって野良騎士用語を書くような上司の下で働く部下にははっきり言って同情を禁じえないのは私だけではあるまい。
(2005-05-20)

笑い(わらい)
他者に対する自己の優越を感じた時に発露する自然な感情
(2005-05-21)

残忍さ比べ(ざんにんさくらべ)
 飛んでいる蚊を平手打ち撃墜した後、足が数本折れて羽根も崩れて内臓のはみ出した蚊に、一思いに止めを刺す団長と、苦しもうと最後まで生かす副団長の性根はどちらがより残忍かは議論が分かれるところである。
(2005-05-22)

野良騎士的組織論(のらきしてきそしきろん)
 団長に言わせると、組織はすべからく体育会系である。組織は秩序を持たねば組織足りえず、秩序は本質的に序列であるからである。
(2005-05-23)

野良騎士的会社論(のらきしてきかいしゃろん)
 会社は財産としては株主の物であり、住処(場)としては社員のものであり、存在意義は顧客すなわち社会のものである。と、でも言っておけば角が立つまい
(2005-05-24)

HPプロファイリング(ほぉむぺぇじぷろふぁいるんぐ)
 昨今、重大事件を起こした人物のWebサイトを晒し、そこから人物像を分析する悪意に満ち満ちた報道番組が多いが、私の場合、このサイトの分析の結果が同分析されるのか不安でならない。特に野良騎士用語が。
(2005-05-25)

殴殺(おうさつ)
 某官公庁に提出書類で「応札」と書こうとしたら、こう出た。流石に殺り過ぎだぞ、MyPCよ
(2005-05-26)

ギター侍(とくさつねた5ぎたぁざむらい)
 野良騎士団では仮面ライダー響鬼の「弦の者」をこう呼ぶ。ノリは体育会系のようだ。元ネタになった人は最近、見ないがどこにいるのだろう?。
(2005-05-27)

真空パックと吹流し(しんくうぱっくとふきながし)
 ビニル袋の製法は、長細い2枚のビニルを重ね、その長い側の両端を溶着し、さらに一定間隔ごとに区切りを入れるように狭い側の端と平行な線を溶着し、長細い2枚重ねのビニルを梯子状に溶着し、梯子の格段の直前で裁断していくことで一枚の袋を作るというものである。ここで重要なのが、裁断の位置である。そう、迂闊に梯子の直後で切ってしまうと、両端が溶着された中に物を入れられない袋と、両端が開いた入れたものがストレートに落ちる袋が完成するのだ。
 野良騎士団では、前者を真空パック、後者を吹流しと呼ぶ。製法上この両者は常にセットで現れ、最近では池上氏宅にてゴミ袋版の巨大な真空パックと吹流しが目撃されている。
(2005-05-28)

Zガンダム〜星を継ぐ者〜(ぜぇたがんだむほしをつぐもの)
 20年の長き沈黙を超え、遂に公開された議場版Zガンダム。間違いない、ウリはアッシマーです。
(2005-05-29)

圧死まー(あっしまぁ)
 アッシマーを変換しようとした時にナチュラルに出た変換パターン。当方の教育ミスなのだろうが非常に嫌な感じだ。
(2005-05-30)

食虫植物(しょくちゅうしょくぶつ)
 社内で活動し、食堂の出口付近などで社員を補足する保険会社の販売員をこのように呼称したところ友人に叱られた。では、それに捕まる我々は何かと問われたので、"蝿"と応えたら怒られた。なんて心の狭い奴だ。
(2005-05-31)

アッシマー(あっしまぁ2)
 気になって試したところ、会社のPCでは一発変換であった。天に誓ってそんなものばかり書いているわけではないのに、何故会社マシンの方がガンダム適性が高いのだろうか。
(2005-06-01)

Zガンダム〜星を継ぐ者〜の評価(ぜぇたがんだむほしをつぐもののひょうか)
 どうも私の見たところ、元大佐がぶっ飛ばされて、「これが若さか…」と涙するシーンが敢えて削られている点をどう評価するかで得点が分かれている気がする。
(2005-06-02)

しそミント遭遇編(しそみんと1)
 例会1日目の夜によったministopで出会ったそれは、居並ぶ怪異のなかでも一際異彩を放っていたことは間違いない。
 青汁より青々としたそれはしそミントと書かれていた。
 そもそも、しそもミントも香りを楽しむものであり、決して主役を張る種の食物ではない。はっきり言えば、この時点で約束された敗北が待ち受けている。
 ならば、食べてみるしかないではないか
(2005-06-03)

しそミント接触編(しそみんと2)
 しそミントを注文した時、店員の眉が跳ね上がった事を、私は決して忘れないだろう。
 それは兎も角、注文してから実物が来るまでにえらく時間がかかった。
 カウンターの奥から聞こえてくるフードプロセッサが『何カ』を破砕する音が否応なく不安を煽る。
 やがてプラスティックのコップに入れられて出てきたそれは、写真どおりの青さを誇っていた。
 その青は所謂アオミドロによく似ていた
(2005-06-04)

しそミント激闘編(しそみんと3)
 口を、つける。ただそれだけの行動に覚悟がいる。それ程の飲み物なのだ。
 口内に広がるアオミドロが歯を、舌を刺激する。嚥下する為に喉を蠕動させた時点で異変に気付く。
 歯触りがあるのだ。破砕の度合いが甘いのだろうか、明らかに紫蘇のものと思われる葉の断片が入っている。
 寧ろは救いは、その純粋性だ。迂闊に甘味が入っていれば取り返しがつかなかったかもしれないが、明らかに紫蘇の葉とミントの葉と氷を入れたミキサーからから出てきたと思しきそれは、ただ青臭さのみを誇り、そこを我慢すれば飲めないわけではない。当然、よぎる台詞は良薬口に苦し。これはジュースではない。薬だ
(2005-06-05)

しそミント決着編(しそみんと4)
 食のアドヴェンチャラーの真価は、あえて突撃し、それでも完食する事にある。それは難敵しそミントであろうが例外はない。一心不乱に嚥下し続けた結果、幸いにも味覚は麻痺した。一気に飲み干し、敵を鎮圧する。しかし、敵もさる者だった。紫蘇とミントの真価は香にあるのだ。飲み干したあとも口内に残るしそミント感は、その後ミネラルウォーターを500ml空けるまで続いた。それでも、挑戦者は勝ったのだ。彼以外には理解できない価値を手に入れ、彼は満足そうだった。
 なお、そうでもして満足しないと虚しくてやっていられないだろうという、的確にして心ない指摘はあえて無視するものとする。
(2005-06-06)

しそミント別離編(しそみんと5)
 なお、このしそミントであるが、団長が買った葛西駅前のmini stop以外では目撃されていない。
 他の店舗でしそミントを目撃した場合、是非連絡がほしい。
 あれがある春の夜の幻でなかった事の証明のために。
(2005-06-07)

新しい(あたらしい)
 最近野良騎士団で頻繁に使われる言葉。他者を理解できない際に、相手を否定せずにはおきたいが、理解することは出来そうも無いときに用いる。若干以上の諦めを含む、何とも枯れた響きで使うのがポイント。
(2005-06-08)

原典怪奇(げんてんかいき)
 会社の我が愛機、ダークスパイナーの誤変換。間違っても、魔道書の類とかではない。圧死マーと良い、どうも最近日本語FEPが可笑しくて困る。
(2005-06-09)

まとも大人(まともなおとな)
 昨今、急に面白いアニメが増えてきたと思う。ZOIDS、エウレカセブン、アクエリオンなどだ。何故かと思ってい見ていたが、それはどうもまともな大人というキャラクターがアニメに復帰してきたせいであるよう。まともな大人など現実世界ではレッドデータブックものであるため、希少度が高いのかもしれない。
(2005-06-10)

アニソン(あにそん)
 2005年でもっともロックな音楽。
 1950年代米国で生まれたロックは当初、開放感と躍動感に満ち、体制に挑んだ。しかし、体制に取り込まれ、様式化しロックンロールと言う位置づけに収まった。これを良しとしない前衛的な者たちが1960年代半ばにハードロックを生んだ。しかし、1970年代半ばにはハードロックも様式化され、過剰な装飾とエレキギターの大音量を加え、ヘビーメタルと呼ばれるようになった。この様式化に反目し、再びロックの原点回帰を図ったのが粗野で激しいビートとサウンド、吠え叫ぶボーカルによって、旧世代の様式化したパンクロックである。しかし、パンクも最先鋭であったセックス・ピストルズの凋落と共にやがて様式化した。
 これが体制に組する事を良しとせず、あえて体制に挑んだ音楽たちの歴史である。
 
 今まさに、この後継者たるのがアニメソング、略してアニソンである。最新のロックと呼ぶに相応しく、彼らは一切体制に媚びを売らない。明らかに体制側の人間が嫌悪する表現を前面に押し出し、既存の売り上げ向上方式を尽く無視し、己の心の赴くままに紡がれる音楽は、良し悪しの判断を超えてまさにロック、反体制。CD売り上げが伸びても既存の体制たる音楽番組華麗にスルーされるも、オリコン1位を目指す社会運動を起こしている。
 
 などと書くと勘違いする人もいるかもしれないが、上記の主張を真面目に受け取ってはいけない。
(2005-06-11)

サービス過剰(めいどきっさ1さぁびすかじょう)
 めいど喫茶を目指したはずが、通りにはコスプレパブばかりが目に付く状態の事を指す。
(2005-06-12)

うっかり勝ち(うっかりがち)

 神様ジーコ率いるサッカー日本代表の最も得意とする勝ち方。まさに神に率いられた軍団。
 
 第1戦目 ホーム:北朝鮮戦:ロスタイムで得点で勝ち
 第2戦目 ホーム:バーレーン戦:相手の自殺点で勝ち
 第3戦目 アウェイ:イラク戦:負け
 第4戦目 アウェイ:バーレーン戦:勝ち
 第5戦目 アウェイ:北朝鮮戦:アウェイのはずが相手の不始末で第三国で試合して勝ち
 
  勝ちはのうち75%が実力とは思えない、素敵な勝負のつけ方である。まさに、神
 こんなこと書いてますが、野良騎士用語編纂委員は鹿島アントラーズ以来のジーコ監督ファンであることを明記しておく。
(2005-06-13)

値段過少(めいどきっさ2ねだんかしょう)
 入ってみためいど喫茶で、珈琲などの値段が寧ろスターバックスよりも安く、甘味も普通の既製品であり、働いている方々が所謂ゲームやアニメなどのエセめいど服を着ているだけであった時、人は寧ろ、もっとぼったくられたほうがネタになるのに思ってしまう。
 値段が高くてもいいので、もっと本格的なメイド喫茶に行きたいぞ、とも思うが、冷静に考えればそれは単なる洋風版談話室滝沢に過ぎないような気もする。
(2005-06-14)

帰宅時間(きたくじかん)
 遅い速いは完全に主観的なものになる。しかし、朝から働いておきながら25:00からの深夜アニメを見逃すことが多い帰宅時間には、団長としても我が事ながらやや情けないらしい。
(2005-06-15)

日々の潤い(ひびのうるおい)
 最近、気付いた事がある。それは、潤いがあるから野良騎士用語を書くわけではなく、野良騎士用語を書くこと自体が潤いなのだということだ。用語を脳内で発案し、整理し、指を通じて文にする過程で迸る脳内麻薬が潤いを感じさせるのだ。したがって、今後は日に五分程度を日々の潤い時間として野良騎士用語を書くことで潤いを生み出そうと思う。
(2005-06-16)

シンボルダイス(しんぼるだいす)
 野良騎士団ではその人を現すダイスを持つものがいる。副団長のネコダイスがその最たる例だが、斑鳩皇子の緑と赤のダイスのように、特定の模様でない者もいる。団長としては、白薔薇が刻まれた10面体がシンボルダイスのつもりだったが、もう、ここX年10面体を使うゲームをしていないので使われることは残念ながら殆ど無い。
(2005-06-17)

副団長の食事好み(ふくだんちょうのしょくじこのみ)
 人生これ体当たり、常時七転八倒、年中無休のお笑い製造機であるところ副団長だが、その食事は保守的で面白みがない。食の冒険者を見習って欲しいところだが、彼としても食事くらいはサプライズなしで食べたいという思いがあるらしいので、あまり強くは言えない。
(2005-06-18)

不休の迷作(ふきゅうのめいさく)
 全力を持ってトレンドの斜め上を走り去り、かつそれに全力を尽くしてしまったスバラシイ作品に対する敬称。野良騎士団で好まれるゲームは何故か世間でこんな評価を受けることが多いのは大変遺憾だ。
(2005-06-19)

悪い上司のオフィスライフ05(わるいじょうしのおふぃすらいふ05)
 気がつくと、課長同士のメンバーの取り合いに巻き込まれ、手元から部下がいなくなり孤立無援になった事に気付く時、人は諦めと共に些か以上の反骨心で帰って頑張れてしまうものである。
(2005-06-20)

しそミント望郷編(しそみんと6)
 あれから、見かけたmini stopには全て入っているが、結局しそミントには一度も会えていない。それどころか、買ったはずの店からもなくなって移送で少し怖い。もはや証拠は手元のレシートぐらいなものである
(2005-06-21)

産地直送(さんちちょくそう)
 昨今は野良騎士団員の多様化から本、CD、プラモから検索エンジンまで様々な産地直送品が例会に現われる。ただし、どうにも「はい、産地直送!」と言われて無機物を渡されると些か複雑な気持ちになるので、この言葉は有機物だけに使いたい思う。
(2005-06-22)

オタクの隠れ蓑(おたくのかくれみの)
 斑鳩皇子に言わせるとガンダムはこうなる。どうも、昨今の社会においてガンダム好きは種族:オタクには含まないという不文律が出来つつあるようだ。
(2005-06-23)

一発振りSW(いっぱつぶりそぉどわぁるど)
 サイコロで能力値を決めるゲーム(ここではソードワールド)において、振りなおしを認めず、一回のサイコロ振りで決めてしまう野良騎士団ローカルルール。団長や斑鳩皇子がやると、平均値14のはずの能力値が、軒並み10以下というスリルを味わえる素敵ルールであるが、池上氏や厨房長Kあたりがやると、能力値が軒並み14以上という面白くもおかしくもない普通になってしまうルールでもある。しかし、ゲーム中輝くのは矢張り能力値が低い奴であることが多い。ただし、ここで言う輝きとはいい意味でも、悪い意味でもという前提がつくが。
(2005-06-24)

週末以外記憶なし(しゅうまついがいきおくなし)
 STAR WARS EPISODE III先々行ロードショウを見に行った場の会話より。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
皇子:「そういえば、電撃HOBBYの発売日でしたので買ってきました。読みます?」
団長:「あぁ。ありがとう…ん?何か既視感を感じたな」
皇子:「確か、丁度一ヶ月前に劇場版ZガンダムIを見た時も同じ遣り取りをしましたからね」
団長:「馬鹿なっ!あれから一ヶ月だと?!私の体感時間では4日前くらいだぞ、それは?!」
皇子:「思い出してください。Zの次の週は例会で、その次はプリンタ買いに行って、その次はWebサイトのスクリプトの相談をした週です」
団長:「くっ、そうか。それらイベントは全て憶えている。しかし、それ以外の記憶が会社という分類で一括りになり記憶に格納されているようだ」
皇子:「だから、4日程度しかなかったようによう思うのですね」
団長:「あぁ、そうだな。仕事モードと遊びモードでは脳が完全にパーテーション分けをしてしまっているようだ」
皇子:「ご安心、多分僕も同じです。」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 悪い、ご安心できない。
(2005-06-25)

アナキン式弱体化(あなきんしきじゃくたいか)
 拝啓 アナキン=スカイウォーカー様

 このよう文書をしたためるご無礼をどうかご容赦いただきたい。しかし、貴方が暗黒面に落ちた後の事に一言物申したいと存じます。
 普通、味方から暗黒面に落ちたり敵に寝返ったりしたものは、味方にいた頃より強くなり、敵が味方になると弱くなるのが王道であり、物語の定石であり、銀河普遍のお約束でありましょう。しかし、何故に貴方は敵にまわると弱くなるという新しい展開をみせるのでしょうか。
 オビ=ワン=ケノービよりも強かったころの貴方にお戻りください。私から言える事はそれだけです。
         敬具
(2005-06-26)

予知目(よちめ)
 急に閃く事がある。雷鳴の如く脳内を駆け巡り、天啓の如く意識を揺さぶるそれは、まさに未来予知だ。握り締めたダイスは未だ掌の中にありながら、数刻先を幻視する網膜には確かに見えている。

 次のダイスの出目は絶対失敗の出目だ、と。

 意を決して賽を振る。
 網膜の映した未来と現在が重なる、見事な一ゾロだ。皇子の予言に文句をつけておいてなんだが、確かにゲーム中に未来は見える。それも良くない未来限定で。
(2005-06-27)

事後確認(じごかくにん)
 うっかり、月末に出納帳で無駄使いチェックをしている時に珈琲の単価がメイド喫茶 < STAR BUCKSという事実に気付くとやや凹む。こんなことがない様に、今度は素直に談話室滝沢にしようかとも思う。
(2005-06-28)

シチュエーション>デザイン(ろぼものおうじのほうそく)
 皇子に言わせると、ロボットのデザインとしてはグルンガストは最悪だが、そのシチュエーションは最高なのでグルンガスト格好良いということだ。さすが、小学生にしてグルグル眼鏡の緑のドラえもんことスコープドックを格好良いと言い放った男は違うといったところだろう。
(2005-06-29)

しそミント熱望編(しそみんと7)
 以前、しそミントを購入した店にもう一度行ってみた。
 …、まだ、あった
 迷わず即購入。二度目ともなると、もはや慣れの境地で寧ろ美味とすら感じる。こうして人の味覚は壊れていくのだと実感する瞬間ではある。
(2005-06-30)

愛の形(あいのかたち)
かつて野良騎士用語では「愛」とは「不条理なもの」と定義した。しかし、これでは定義したようにみせるだけで実際には何の解決にもなっていないと思われた。そこで再度、愛の定義について考えみたい。結果から言って、「愛」とは「合理性を排した執着度に基づく優先順位付け」であると言える。団長がRX-78を何個持っていてもRX-78の新商品が出る度に食指が動くのも、皇子がジェノザウラーシリーズを幾つもストックするのも、合理性を超越した執着によって行動の優先順位をつけた結果であるといえる。これは、人間に対する愛も同じである。そして愛の深さとは一般に、合理性の排除の度合いによって測られる。ゆえに愛をこのように定義しようとする人間性という名の執着を足蹴にする、合理性の亡者たる野良騎士用語編纂委員の愛の深さは、はっきり言ってボウフラでも足がつく程に浅さである事は明白だ。
(2005-07-01)

名誉は無料(めいよはただ)
 会社で職位が向上しても、給料どころか賞与もまったく以前と変わらなかったりすれば、些か以上のルサンチマンを世間に持っても許されると思うがどうだろう。
(2005-07-02)

社会人金言集1:この世の中は考えさせれば考えさせるほど酷い目にあう(しゃかいじんきんげんしゅう1)
 団長が業務中に聞いた素敵な台詞を紹介するシリーズを社会人金言集と呼びたいと思う。栄えある第1回はこれである。
 あるSEの台詞である。別に詐欺師のそれではない。世の中のいい加減さ加減が判って微笑ましくもあり、空恐ろしい台詞でもある。仕事はいい意味で手を抜こう。
(2005-07-03)

社会人金言集2:仏教徒ではないでしょ(しゃかいじんきんげんしゅう2)
 金言集1と共に飛び出した命言。誤字ではない。無言の圧力による命令を意味する言葉を「命言」と定義するのだ。この言葉の意味は「正月に出社せよ」である。
(2005-07-04)

社会人金言集3:耶蘇教徒じゃないでしょ(しゃかいじんきんげんしゅう3)
 金言集2のバリエーション。耶蘇=キリストであり、こちらは「クリスマスに徹夜せよ」を意味する。当然ながら最凶コンビネーションは「耶蘇教徒でも仏教徒でもないでしょ」であることは言うまでもないだろう。
(2005-07-05)

オチロボ(おちろぼ)
 昨今は、面白い番組が多い。響鬼、ZOIDS、アクエリオン、ガンソードなどがその筆頭だ。なかでもアクエリオンは毎回ロボアクションが挿入される団長垂涎の一品だが、惜しむらくは物語自体が面白く、オチがロボットの放つトンチキな必殺技という、オチ担当=主役ロボという如何ともしがたい状況になりつつあるということだ。やはりロボには正統な必殺技が必須であると思う今日この頃である。
(2005-07-06)

聖戦士の旅路(せいせんしのたびじ)
 病院にいく為にと平日に休みを取る事は難しいが理解できなくもない。しかし、だからと言って「折角の平日の昼間だから秋葉原によってから病院にいく」と言う発想は中々出まい。さすが聖戦士ということにしておく。
(2005-07-07)

聖戦士の鍛錬(せいせんしのたんれん)
 またもや手術をした聖戦士こと池上氏だが、またも退院後第一声は「夏の聖地巡礼に向けてリハビリせねば」であったと聞く。何もそこまでキャラクタを立てなくてもいい、と言ってやりたいが、間違いなくツクリではなく素なので声がかけられない。
(2005-07-08)

悪い上司のオフィスライフ06(わるいじょうしのおふぃすらいふ06)
 先輩に「オレは今年20歳だ…16進法ならば、だが」と言われた時に、冷たく「何、馬鹿言ってんですか?」とにべもなく一言で斬って捨ててしまったことは、流石の団長も些か可哀想な事をしてしまったと思わないこともない。
(2005-07-09)

CD購入暦(しぃでぃこうにゅうれき)
 最後にCDを購入したのは何時かと聞かれた時、埼玉最終兵器(*)氏の同人CDと言ったら怒られた。何故だ?
*:人名です。
(2005-07-10)

ルパンおち(るぱんおち)
 斑鳩皇子曰く、日本人に受けいれられる笑いの種類の一つ。有能な人間が色香に迷うが、エロが達成される事無くそれが笑い転化されることにより生じるもの。TRPGで狙うのは中々難しい種の笑いである。
(2005-07-11)

高品質シナリオ(ぞいどじぇねしすねた3)
 世界観の構築とシナリオ、キャラクタ立てなど、ほぼ全ての面で現在放映中の番組の中で間違いなく最高品質である。作画やCGは綺麗とは言いがたいが、それを補って余りある内容だ。もっとも、世の中に評価されない最大の理由は、まさにそこ(作画やCG)なのだろうが…。斑鳩皇子に言わせるとミィさまでは力不足だった、と言うことになるらしい。
(2005-07-12)

間口(まぐち)
 受け入れられる許容量とその質を表す。当然、間口の広さや向きは人によって異なる。ヲタクと一言で区切ってもそれらは千差万別であり、例えばヲタク目ロボ科正統属の団長とヲタク目ロボ科美麗属の斑鳩ですら異なるのだ。前者は改造人間仮面ライダーV3をより愛し、後者は人形であるローゼンメイデン第5ドールをより愛すのだ。この差は、時として極めて大きな差を生むことは言うまでもない
(2005-07-13)

小銭(こぜに)
持っていると使ってしまうので、電子マネーやらにまとめて置く事が有効だが、迂闊に小銭なしになった時に限って小銭を必要とする事態に遭遇するので中々侮れない
(2005-07-14)

席譲りの心理(せきゆずりのしんり)
 電車やバスで席を譲る事は、こう言う事に等しいと団長は考えている。
曰く、「さっさと席に座るがよい、弱者め…」である。
 すなわち、席を譲る心とは傲慢さそのものである。
(2005-07-15)

消防士は燃える家しか見ていない(ふぁいあまんのちしき)
団長は6年間、仕事をしているがその殆どが、お助けマンであった。西に火を噴いているプロジェクトがあれば行って鎮火させ、東に崩れかけのプロジェクトがあれば、行って支えた訳だ。
 そのため、プロジェクトX化していないプロジェクトに参加したことはなかった。
 故に、上に立ってみて始めて火を噴いていないプロジェクトを見たとき、些か以上の衝撃を受けたのはここだけの秘密である。
(2005-07-16)

攻めガイル(せめがいる)
 iアプリ版『ストリートファイターII』の、ボタン一つでサマーソルトとソニックブームを放つガイルの事。もはや待ちガイルは過去の話らしい。
(2005-07-17)

闘犬プードル(とうけんぷぅどる)
 プードルというと、肩高26センチ以下のトイプードルを思い浮かべるのが日本人の標準だが、その原種スタンダードプードルの肩高は37センチ以上であり、非常にマッシヴなボディを誇る。見たことがない人は、トイプードルをそのまま3倍の大きさにしてビルドアップした姿を思い浮かべて欲しい。はっきり言って、初めて見たときはドン引き必須の勇姿である。
(2005-07-18)

萌えビックリマン(もえびっくりまん1)
 斑鳩皇子に言わせると神羅万象チョコはこうなる。団長が買って見た所、ついてきたシールは猿獣人の鍛冶屋と野人の騎馬兵だった。
…スマン、どう見ても萌え系には見えないのだが。
どうやらとことん団長は萌えと言うものに立ち入り禁止処置を受けているらしい。
(2005-07-19)

池上運輸(いけがみうんゆ)
 池上氏の生息する臨海ホテルからアルヴィオンやアスガルドは近い。そのため、彼は自転車で会場に推参する。したがって、例会において何か買いに行く時などには彼の自転車が派遣される。このような行動を池上運輸と呼ぶ。彼の人権は、割と軽く扱われるのがもっぱらの問題である。
(2005-07-20)

悪い上司のオフィスライフ07(わるいじょうしのおふぃすらいふ07)
 後輩から相談を受けた。
 曰く、「年休の残りが一桁以下だが、病院に行きたい。忌引きのように給料なしの代わりに年休消化なしで会社を休む方法はないか?」
 団長の残り年休は現在時点で40日以上。年休一桁、それは彼にとっては未知の領域だった。そのため、彼は適切な助言をすることが出来ず、却って「俺の年休を売ってあげたい」と言い出す体たらくであった。
 後輩には、ダメな先輩を見習わず、このまま年休を使いきれる人間でいて欲しいものである。
(2005-07-21)

スパロボ休暇(すぱろぼきゅうか)
 7月14日発売予定が28日予定に延びた第三次スーパーロボット大戦αに対する、16日から一週間休みを貰っていた副団長が感じている苦汁は想像するだに忍びないものがあると言えよう。私も欲しいぞスパロボ年休。
(2005-07-22)

チェンジング・ナウ(ほのぼのへんしんおとうさんまんが)
 つい先日に(打ち切りにより)完結したが、団長の最近のお気に入りだった漫画。マガジンの巻末になにやら熱い展開を繰り広げている漫画に気付き読み始めたが、斑鳩皇子曰く、打ち切り決定以降の怒涛の展開だっただけで、それ以前はほのぼのお父さん変身漫画であったらしい。作者が書きたいものと雑誌が望むものが乖離した結果、終わらんとしていた漫画が最後に書きたいものを書いて去っていく姿は、まさに消える寸前の焔の如く熱く激しいと言う見本であったようだ。
(2005-07-23)

昆布茶(こぶちゃ)
 毛髪の話題になったときに食後に昆布茶でも飲めと言われたが、あれは茶ではなくスープとしか思えないので、食後の御茶には適さないと思う。
(2005-07-24)

適応化する生命体(てきおうかするせいめいたい)
 仮面ライダー2005の写真を見たある人物のコメントは、「僅か30年で、日本人の足の長さはこんなに長くなったのか」というものであり、それに続く台詞が「これならば、5000万年かければ恐竜も鳥類に変化するわ」というものであった。仮面ライダーから恐竜進化に謎に飛躍する思考回路は素晴らしいと思う。
(2005-07-25)

英霊の休息所(えいれいのきゅうそくじょ)
 靖国神社の御霊祭りで、こんな事を言ったカップルが目撃されたらしい。
  「ねぇ、何をお願いした?」
 …そもそもにおいて、靖国が一体どんな成り立ちをしているを知らないと言う事を暴露する豪快な発言である。
 護国のために命を投げ打った英霊を休ませ、奉るのではく祈願成就のために使役せんとするその晴れやかな脳味噌は少し羨ましくもある。
(2005-07-26)

ケモノ道(もえびっくりまん2)
 狒々爺と野人だけでは、団長の皆無な萌え心が絶無になってしまう。
 再戦を帰して、立ち寄ったコンビニには2つばかり神羅万象チョコがあった。
 深い思いは込めずにそれを手に取り、帰路に着く。これが失敗だった。
 気合を込めねば、勝てる戦いにも勝てない。今回もまさにそうだった。
  …戦績:「コロミン」×1、「バンチャック」×1
 いずれも、可愛いとはいえる。いわゆるケモノ畜生だが。
 此処に至って遂に覚悟を決める。「おんにゃのこ」が出るまで神羅万象チョコを買う事を。
(2005-07-27)

魔皇道(もえびっくりまん3)
 狒々爺と野人と獣だけでは、団長の絶無な萌え心がまさに消失の危機だ。そんなものは消失させてしまえという意見もあろうが、あえて黙殺する。前回の敗因は気合不足だ。次の戦いでは不必要二十分の気合を入れた当たった。
 売り場には20袋以上のチョコ。そこに明鏡止水の心で手をかざし、己の感覚を限界まで研ぎ澄ます。僅かな気配の差から、己の求めるものを見出しておもむろに手に取る。

 まず、二つ。さらに一つ。そして、さらに一つ。…手ごたえは、あった。

 絶対の勝利を確信し、寮の食堂でいそいそと袋を開ける。台紙がギンギラだ。内容は…「百獣将オルティガ」…此処までストレートに獣のみを引き当てる自分に乾杯。しかし、これと次までは前哨戦だ。
 次もあける。これもギンギラだ。内容は「大魔道ライセン」。祝!ケモノ脱出。しかも、それなりのイケメンだ。気配察知はかなりの成功を見ているようだ。
 さらに次を開ける。これもギンギラだ。等身も低く、顔もかわいらしい…が、男の子だ。「聖龍王サイガ」…この作品の一応の主役らしい。
 もう、後はない。最後の一袋に手をかける。ここまでの戦績は悪くない。いずれもギンギラ、ケモノからも脱出、等身もだんだん下がってきている。
 …いくぞ!。

 台座は…キンキラ?!内容は、
…「竜王ファフニール」。どうやらレアカードらしい。だが目的に合致しないものはすなわち雑魚だ。こうして私は華麗に敗れ去った。
 精神を研ぎ澄まし選んだ袋はいずれもキラキラのカードだった。しかし、「おんにゃのこ」はでなかった…。所詮、私の萌え力は此処までだったのかもしれない…。
(2005-07-28)

萌え道(もえびっくりまん4)
 ここまでの8個に、一つも「おんにゃのこ」は無かった。
 もう諦めようとも考えた。
 しかし、ふと見たコンビニの棚に2袋残っていた。これで通算10個だ。丁度良い。

 諦めの気持ちで買ったそれを開く。

 一つ目…「ミコ婆」…XX染色体でもあがってたら「おんにゃのこ」に含まない、と定義したくなった。

 きっと万人共にそうであろう。しかし、僅かだが、近づいた…これならば…

 最後に開いたそれは「征嵐剣シオン」…待望の「おんにゃのこ」であった。


 こうして不毛な戦いは終わった。あとの問題は手元の10枚のカードをどう処分するべきか、ということだけである。
(2005-07-29)

地震の教訓(じしんのきょうくん)
 当社における震度5の地震に対する教訓は、「エレベータに乗る前にトイレに入る」…何があったかは聞くべきではないのだろう。
(2005-07-30)

小暮(こぐれ)
 第3次スーパーロボット大戦のオリジナル主人公の1人のが名は「クォヴレー」。
 余りに発音がし難いため、団長の中における彼の認識名称は「小暮」となった。…最低かもしれん。
(2005-07-31)

被災(ひさい)
 東京を襲った震度5の地震における野良騎士団内の主な被害は、皇子宅のガス湯沸かし器の破損のみであるようだ。
(2005-08-01)

ゴキゲルゲ(ごきげるげ1)
 第3次スーパーロボット大戦のオリジナル主人公の1人、クォヴレーの乗機「ベルグバウ」は金子一馬氏によるユニークなデザインだ。団長の中におけるこの機体の認識名称はゴキゲルゲだ。

曰く、「色はゴキブリ、動きは怪人、姿かたちはデンセンマン」。

なお、ゲルゲとは超人バロム1に出てくる怪人につく接尾語である。
(2005-08-02)

レッドタイガーが判りにくい(とくさつねた6あかくなるとつよくなる)
 近年はすっかり夏の恒例行事となったライダーのパワーアップだが、今回の仮面ライダー響鬼のパワーアップはφに続いての「赤くなる」である。団長としては、赤くなると強くなるのはレッドタイガーのようで判りやすいと思っているのだが、斑鳩皇子あたりに言わせると、そもそもレッドタイガーが判りにくいという事になる。悲しむべきことだ。
(2005-08-03)

暗黒時代(とくさつねた7あんこくじだい)
 団長の姉上の感触では、どうもレッドタイガーやメガロマンあたりの特撮番組は、現在の20代後半から40台のオタクにとって、何故か知名度が低いらしい。これはストロンガーからスカイライダー間のライダー不在時代と一致する。あるいは、宇宙刑事やウルトラマン80が始まる前の時代でもある。このあたり、野良騎士団では特撮暗黒時代と認識することとする。なお、そんなことどうでも良いだろうと言う冷静な突っ込みは無視するものとする。
(2005-08-04)

社会人金言集4仕事が足りない(しゃかいじんきんげんしゅう4)
 激務が一段落したので少し仕事の量を減らし、体力回復を図ったが中々回復しきらない。冗談めかしてそう言った人間に対するコメントが、「それは、仕事が足りないから体力が回復しないんだよ」などと言う職場は恐らく人が住むべき場所ではない。
(2005-08-05)

山梨看板事情:勇者編(やまなしかんばんじじょう3)
 厨房長による山梨見聞録によれば、こんな素敵な看板があったらしい。その名も「パブ ライディーン」
 まさに、何が出てくるか非常に気になる看板であることは間違いない。ただし、これはマニアの手によるものでは無いと確信する。なぜなら、マニアならば店の名前はライディーンの基地であるムトロポリスを採用すると信じるからだ。なお、ライディーンが実際に格納されているのは神面岩だなどという細かい指摘は華麗に流すものとする。
(2005-08-06)

山梨看板事情:疑惑編(やまなしかんばんじじょう4)
 厨房長による山梨見聞録によれば、こんな素敵な看板があったらしい。その名も「居酒屋 火の車」
 客の懐を火の車にすると言う訳ではなかろうと厨房長はフォローするが、はっきり言ってそれ以外の解釈は不可能であると思わないでもない。
(2005-08-07)

イチゴミルク味ソーセージ(ゆるされざるこらぼ1)
 まずいものハンターKとして勇名を馳せる厨房長の情報網が捉えたニッスイが満を持して放つ子供のソーセージ離れ対策の秘密兵器がある。その名もイチゴミルク味ソーセージ。
 恐らくは、決して許されざるコラボであることは間違いない所業であろう。厨房長は早く一般に販売してもらいたいものだとのたまっており、買ってくるのは構わないが人に無理やり食わせるのはなるべく遠慮して欲しいところだ。
(2005-08-08)

GEROマガジン(げろまがじん)
 JTBで見かけた下呂温泉に関する小冊子。なんでも横文字すれば良いと言う物ではないという典型例。
(2005-08-09)

ジンギスカンキャラメル(ゆるされざるこらぼ2)
 兎角、昨今の厨房長の珍食テロリズムは甚だしく、特に北海道土産のジンギスカンキャラメルという恐らくは不倶戴天の食材のコラボを、自らが不在の場に饗すると言う暴挙に出たことは記憶に新しい。珍食は、挑戦すれども強制せずの方向で自重を求めたいところである。
(2005-08-10)

新ゴキゲルゲ(ごきげるげ2)
 ゴキゲルゲが新型ロボにパワーアップした。団長曰く、「…ヤマトゴキブリがチャバネゴキブリに強化された感じだ」。…いいんだ、スーパーロボット大戦MX時の主人公ロボ交代よりもドラマがあったし。悲しくなんてない。目から流れるこの水は、心の汗だ。
(2005-08-11)

『神』観(かみかん)
 一般に、欧米人にはアニミズム的多神教を理解しにくいと言われるが、グローランサのオーランス神あたりのはっちゃけぶりを見ると、それが偏見だと感じざるを得ない。
(2005-08-12)

『神』観に対する補足(かみかんにたいするほそく)
 もっとも、欧米人でアニミズム的多神教を理解できるヤツはOTAKUになるという端的な例に過ぎないのかも知れないが。
(2005-08-13)

ジュゴン(じゅごん)
 プールで遠泳中、隣のレーンでアクアビクスをするマダム達の発する横波の直撃を受けたに思わず団長が呟いた台詞。マナティでも構わないが、ジュゴンの方が濁点が多い分、より近い気がする。
(2005-08-14)

ジュゴンに見る大航海時代の船員の不健全性(ジュゴンに見るだいこうかいじだいのせんいんのふけんぜんせい)
 何はともあれ、ジュゴンを見て人魚と見間違ったと言われる大航海時代の船員は悪いクスリでも使っていたか、あるいは余程のデブ専と思われる。
(2005-08-15)

ヒューマノイド・シェイカー(ひゅうまのいどしぇいかぁ)
 震度5の地震を、6Fにあるプールで泳いでいる時に喰らうと、フードメイカーに入れられた食品の気持ちを理解することになるので注意が必要だ。
(2005-08-16)

悪夢の罠 前編(ないとめあぱにっく1)
 人は厠と風呂場で予想外の出来事が起きた時、極めて動揺すると思われる。その時の団長もそうであった。
 親戚宅で何気なしに入った厠はもはや当然のようにウォシュレットであった。一通りの処理を終え、尻を洗う水を止める「停止」ボタンを押す。
 …押す。
  …押す。
    …押す。
 …水が止まりません。笑っているそこの人、実際に尻に水が当たり続け、停止を押しても泊まらない様を想像したまえ。はっきり言って笑えません
 予想だにしない展開に動揺を隠せない団長。今回得られた収穫の一つは、水が止まらないだけで人はこんなにも動揺できるという点かもしれない。
(2005-08-17)

悪夢の罠 後編(ないとめあぱにっく2)
 一通り動揺した後、ようやく落ち着いた脳で善後策を考える。少なくとも他人の厠を水浸しにせずに便器を離れる必要があるのだ。
 一般にウォシュレットは体重を感知し、それが無くなれば水を止める。その機能に賭け、空気椅子の要領で便座から身体を浮かす。しかし、無理な姿勢で震える足をあざ笑うかの如く、尻にあたる水は止まらない。
 次なる手は、モード切替だ。洗浄ボタンの隣にあるビデボタンを押す。…駄目だ。被弾箇所が変わったに過ぎない。しかし、これでピンと来た。温風と水は同時には出ない筈だ。そして、温風なら水浸しは避けられる。ためしに乾燥ボタンを押すと水は温風に切り替わり、やがて風は止まった。こうして、団長は絶対絶命の危機からの脱出に成功したのだった。
(2005-08-18)

悪夢の罠 完結編(ないとめあぱにっく3)
 思いの外長いトイレタイムとなったが、何とか今に帰還した団長を待っていたのは、家主の心無い一撃だった。曰く、「コンセント、抜いた?」。そう、この家においてウォシュレットの不調は既に周知だったのである。そして、その対策としてコンセントを抜くと言う荒業が定着していたのだった。一部始終を話、なんとか危機を乗り切った事を告げると、「長かったから、苦戦しているのだろうとは思った」とさらりと言われ、思わず脱力する。ここで、判っていたなら入り前に教えてくれと言うのは贅沢な望みであろうか?
(2005-08-19)

HDD破損に捧げる詩(はぁどでぃすくはそんにささげるうた)
 悪い事は言わないので、光(Disc)以外は信じるな。いや、光(Disc)も信じるな。HDDのミラーリングで同時破損の確率を下げる事が望ましく、そしてそれすらも可能性を下げているに過ぎない。基本的にメディアに定期的なバックアップを取ることは必須である。そして、それでもデータが失われたときは、泣けばいい。思う存分泣いていい。その日一晩、枕をずぶ濡れにしてもお天道様は許してくれる。そして、諦めろ。
 言うまでも無いが、この項はHDDが壊れた某人々に捧げたものだ。。
(2005-08-20)

HDD破損に捧げる詩の補足(はぁどでぃすくはそんにささげるうたのほそく)
 そもそも、HDDは壊れるものだ。それは手を離した林檎が地面に向かっていくのと同じくらい自然なことだ。アメリカ大陸の広さにサッカーボール一つ分の傷が出来ても正常に動かない円盤を1秒間に数千回転させるのだからふとした弾みで壊れないはずが無いのだ。以前、壊れてもたまたまリードできるようになったという稀有の幸運の持ち主はそれを理解できないのかも知れないが、そういうものだ。こんなとき、小まめな不幸に慣れた者は小まめな幸運に恵まれたものより逆境に強い理由を思い知らざるを得ない。などと悦にいるあたり、不幸不感症も末期症状である気がしてならない。
(2005-08-21)

皇子流の褒め言葉(おうじりゅうのほめことば)
 他の団員が挙って「第3次スーパーロボット大戦α」に突貫する中、一人「ZOIDS TACTICS」にまい進する皇子は天邪鬼だが、彼の「ZOIDS TACTICS」に対するコメントがまた振るっている。曰く、「PS2なのに、団長が作ったゲームをしている気分になる」だ。そんなに褒めても何もでないぞ?
(2005-08-22)

皇子流の褒め言葉への追記(おうじりゅうのほめことばへのついき)
 「褒めても何もでないぞ」という団長のコメントに対する皇子の返信は「褒めてませんから。あんだすたーん」であった。この照れ屋さんめ。
(2005-08-23)

開発想定外(かいはつそうていがい)
 ゴキゲルゲのデザインが気に入らない団長は、主人公を専用機であるゴキゲルゲから降ろし、別の機体(PTと言う量産型の機体)に乗せている。性能は遥かに劣るが主観的な格好良さは遥かに上だ。しかし、どうもゲーム自体は専用機から降ろすことなどありえないと想定しているらしく、話が専用機に載っていること前提で進むのだ。
ムゲ帝王:「悪霊を力の源とするその機体に乗る貴様なら判るだろう!」->コグレ:「いえ、これはただのPTですし」
エペソ:「貴様の機体は負の霊力を力の源とするのか!」->コグレ:「いえ、これはただのPTですし」
以下、略…


 何時も思うのだが、団長のプレイスタイルは本質的にゲーム開発者の前提の外側にあるようだ。
(2005-08-24)

太陽系第10惑星(たいようけいだいじゅうわくせい)
 遂に太陽系第10惑星発見か?というニュースに脊髄反射的に『トップを狙え』を出展とし、「名前は雷王星」と言ったが、調査した結果それは第13惑星だった。第10惑星は魔王星であり、以下、智王星、神無月星、雷王星と続くのである。反復視聴による記憶のリフレッシュは重要である。
(2005-08-25)

HGの宿命(はぁどげいのしゅくめい)
 野良騎士団で一世を風靡したケガレ系芸人レイザーラモンHGの祖父は元HG(ハードゲイ)であった。そう、「元」である。
 確かに誇り高きHGのままでは、子孫は残らないのだ。
…生物学的に言って、HGに目覚める遺伝子は淘汰されるべきなのでそれはそれで問題はないのだが。
(2005-08-26)

主役交替(しゅやくこうたい)
 主役ロボットが交代するロボットアニメは少なくないが、主人公がシンからキラに変わった起動戦士ガンダムSeed Destinyはある意味エポックメイキングかもしれない。
(2005-08-27)

主役交替の補足(しゅやくこうたいのほそく)
 もっとも、前作の主役を愛機に乗せると、現在の主役を食うというグレートマジンガー以来のジンクスをより悪い形で発揮しただけなのかもしれないが。
(2005-08-28)

丸刈りずむ(まるがりずむ)
 罰則として丸刈りを強要し、問題となった中学校が報道されたが、20年前の自分の母校は校則で丸刈りが規定されていたわけであり、少し悲しい気持ちにならないわけでもなくもない。
(2005-08-29)

布製品修理技能(ぬのせいひんしゅうりぎのう)
 団長が繕い物をする時に使用する技能。見栄えの問題から、間違っても裁縫技能と読んではならないのは言うまでもない。
(2005-08-30)

スーパーロボットの正しい操縦法(すぅぱぁろぼっとのただしいそうじゅうほう)
 スーパーロボットに乗るようなRPGをしている際には、機体性能ではなく、サイコロの出目で戦う事が重要である。特に野良騎士団においては、ダメージを恐れず驀進し、ピンチにすら高揚を憶えるほどの泥酔が肝要とされる。
(2005-08-31)

スパロボ脳(すぱろぼのう)
 人間の思考は兎角最適化されやすい。スパロボ(OG in LLK)ばかりプレイしていると、急にガンダム(LLKUC)にプレイを切り替えた時に様々な失敗をしやすい。おもわず、「そこでカウンター」などと口走ってしまったら、立派なスパロボ脳である。
(2005-09-01)

ものまねの根源的欠点(ものまねのこんげんてきけってん)
 元ネタを知らないと面白さの75%が消失するため、年齢層や文化的背景層が多様な場所では利が少ない点である。
(2005-09-02)

季語(きご)
 この夏を振り返ると、妙に大量のHDDが破損したという感想がある。そもそもHDDが壊れるのは必然だが、時期に偏りがありすぎる。自分のHDDが壊れたのも夏だった。おそらく精密機器は老人と同じく夏の暑さに弱いということだろう。野良騎士団ではHDD破損を夏の季語と認定する。
(2005-09-03)

響鬼く(ひびく)
 皇子曰く、「仮面ライダー響鬼を見ること
なにやら、名詞の動詞化もいよいよ極まってきた感がある。
(2005-09-04)

体調同調(しんくろにてぃすていとめんと)
 週末、体調を崩して寝込んでいると皇子から電話があった。体調を崩している旨を伝えると、何故か文句を言われた。よくよく聞いてみると、副団長も何故かこの週末体調を崩していたらしい。「そんなところまでシンクロするな」とは皇子の弁だが、故意でもなければ自覚もないことに文句を言われても困るだけである。もっとも、思考だけならまだしも体調が同調するのはどうにもぞっとしない。因果関係の調査が待たれる事項ではある。
(2005-09-05)

ヒーローの資格(ひぃろぉのしかく)
 響いてきた斑鳩皇子だが、初日は劇場で響鬼がオロナミンCを配ってくれたらしい。しかし、その際、響鬼は上を見ていたらしい。響鬼の身長は170cm程度、野良騎士団では180cm程度の人間はそう少なくはない。ヒーローを見下ろした斑鳩皇子はえもいわれぬ悲しい気持ちになったという。この悲劇が繰り返されないよう、野良騎士団ではヒーローの身長は180cm以上とするものとする。
(2005-09-06)

ゴキブリのサイズに対するコメント(ごきぶりのさいずにたいするこめんと)
 ヤマトザリガニやヤマトタンポポを考えると、ヤマトの名が着くと他より小さいイメージがあった。しかし、珍品に一言せねば気がすまない厨房長の訂正によりチャバネは12〜15mm、ヤマトは20〜22mmとヤマトの方が大きい事が判明した。我々はヤマトの勝利を祝い、これを訂正するとともに厨房長のゴキブリ学に敬意を持つこととする。
(2005-09-07)

ゲームボーイで揺れた(げぇむぼぉいでゆれた)
 スパロボJのデモを見てきた皇子が言った。「ついにゲームボーイで揺れた」、と。周囲はいわゆるコントローラーの振動機能をイメージしたが、実体は女性キャラクタの乳の振動表現だった。力入れるところ間違っているのでは内科と首を捻る事しきりの日々である。
(2005-09-08)

ハヤリオタク(はやりおたく)
 斑鳩皇子の言うところによれば、今年はヲタクが流行であり、もてはやされていると言う。そこで一般人に聞いてみた。その結果確かにヲタクは流行らしいが、そこでいうヲタクとは社会行動自体が不適格で挙動不振な存在であるべきらしい。間違っても、会社の一線でプレゼンをこなすような人物ではなく、故にキサマはここで言うヲタクには含まないということらしい。奥が深い。
(2005-09-09)

遅刻の法則の裏読み(ちこくのほうそくのうらよみ)
 片方が時間通りにくれば片方は遅刻する。これは万古普遍の絶対法則だ。ゆえに、時間通りに到着できそうな場合は、暇つぶしの本を携帯する事を忘れてはならない。
(2005-09-10)

テーマパークの楽しみ方(てぇまぱぁくのたのしみかた)
 カレーミュージアムで知的好奇心が満たされるわけでも、スリルが味わえる訳でもないテーマパークの楽しみ方を問うた団長に対し、「行くこと自体が目的であり、つまらなかったと言う話題が作れる」と言い放った斑鳩皇子は些かシニカルすぎる気がしないでもない。
(2005-09-11)

さらば俺の響鬼(さらばおれのひびき)
 どうも、ここ2話ほど響鬼が好みでない展開だなと感じた。その理由は玩具の売り上げ不振に伴う監督の交替であったようだ。今後も暫らくは付き合うだろうが、若くて顔の整った男がとりあえず出ているだけと言う、響鬼である必然のない展開が続くなら、きっと見なくなるだろう。そうならないことを切に願うものである。
(2005-09-12)

パンドラの箱(ぱんどらのはこ)
 厄介ごとを頼む時に、それをパンドラの箱を開けてくれと表現する場合がある。そのような場合、その中にひとかけらでも希望がなければ詐欺なので注意が必要だ。
(2005-09-13)

懺悔〜発掘の池上箱〜(いけがみさんごめん)
 部屋の片づけをしていたら、6年以上前に池上さんから借りた『ラムネ&40』のCDが出てきた。…本当に申し訳ない。次に会うときにお渡しします。
(2005-09-14)

身体で稼いぐ(からだでかせぐ)
 医薬品の検体ボランティアで謝礼を貰うこと。あるいは、入院して保険金を貰うこと。
(2005-09-15)

職場の布団(しょくばのふとん)
 段ボールのこと。それ以上でも以下でもない。
(2005-09-16)

職場のベッド(しょくばのべっど)
 3つ並べた椅子のこと。背もたれの向きを交互にし、転げ落ちないようにするのがポイント。
(2005-09-17)

段ボールベッド(だんぼぉるべっど)
 書類を詰めた段ボール箱を並べた簡易ベッド。思いの外、弾力があり、眠りやすいので侮れない。
(2005-09-18)

識別子の条件(しきべつしのじょうけん)
 特定の物品を区別するのに識別子をつけることはよくあるが、特定の識別子の案件ばかりがくると、当然ながら識別できないので注意が必要だ。仕事には多段識別子が必須であると思わざるを得ない。
(2005-09-19)

チャンピオン菌(ちゃんぴおんきん)
 漫画版「スクライド」と言い、漫画版「ガン†ソード」と言い、何故にチャンピオンに掲載されるとアニメとは100%まったく違った作品になるのだろうか。良い悪いの評価は置いておくが、この変質を促すものを野良騎士団では、仮にチャンピオン菌と呼称することとする。
(2005-09-20)

開かずの段ボール(あかずのだんぼぉる)
 引越しなどで、詰めたは良いが、取り立てて必要ないのであけられることのない段ボール箱のこと。たまに、机として大活躍することもあり、一概に悪とは言えない。
(2005-09-21)

引越し祝いにみる人物評価(ひっこしいわいにみるじんぶつひょうか)
 引っ越し祝いをくれた人は幾人もいるが、いずれも赤ワインと言う点に、人に普段どう見られているかを思い知らされざるをえない。
(2005-09-22)

バーベル(ばぁべる)
 充電用クレードルに携帯電話をセットした状態で話をしていたのに、急に電力不足で携帯電話の電源が落ちた。しらべてみると、クレードルが故障し、充電できなくなっていたようだ。すなわち、彼は意味もなくクレードルをずっと持っていただけであり、このような無意味な重さだけのあるクレードルをバーベルと呼ぶことする。そういえば、昔、ノートPCのバッテリーでも同じような事をした気がする
(2005-09-23)

like Before(あばろんのすがた)
 アヴァロンの姿を他人に説明するとき、TV番組「Before After」のBeforeのようなところ、と説明するとわかりやすいとようだ。今後、いずれ来る地震で倒壊しないかが非常に気なるスリルを楽しむには良い住処だと思う。
(2005-09-24)

天に向かって唾を吐く(てんにむかってつばをはく)
 海賊版天国の中国で、上海蟹の産地偽装問題におけ偽者対策を聞くと、渇いた笑いしか出ないのは私だけではないはずだ。
(2005-09-25)

選挙権(せんきょけん)
 投票率を上げる最短の手段は、投票権を定期的な試験による合格者のみに与える方法をとることである。人間、ただで貰ったものはどうでも良いが、苦労して手に入れたものは大切だからだ。
(2005-09-26)

労働組合(ろうどうくみあい)
 労働者を搾取する特権階級の事をこう呼ぶ。
(2005-09-27)

蚊の命題(もすきぃとすとれす)
 地上15階であるのに蚊が飛んでいることに腹を立てるべきか、もはや9月も終わりなのに蚊が飛んでくることに腹を立てるか、それが問題だ
(2005-09-28)

副団長-皇子分断線(ふくだんちょうとおうじのぶんだんせん)
 電話は携帯電話しか持たないが、。家の中には電波が届かない斑鳩皇子と電子メールを送ってもPCを立ち上げないのでそれを華麗にスルーする副団長が資料ベースで話をすることは思いのほか難しいようだ。
(2005-09-29)

ゲイツ株上昇(げいつかぶじょうしょう)
久しぶりにWin98マシンをメイン作業機に切り替えるべく、安全対策を行ったが、microsoftがいまだにwin98をサポートしていることに気付き、少しホロリとした。既にリリースから7年を越えるOSのメンテナンスは不毛だろうに。すこしだけ、microsoftが好きになった。本当に、少しだけ、ですが
(2005-09-30)

H2水(みずみず)
 Queens'Isetanで見かけた謎の看板。H2=「みず」、水=「みず」。何処から突っ込んでいいかわからない。まぁ、「乙女座バルゴの釈迦」みたいなものであろう。
(2005-10-0)

キラきゅんの希望(きらきゅんのきぼう)
機動戦士ガンダムSeed Destiny終盤のキラ=ヤマトやラクス=クラインは「人間は未来を縛られずに自分の未来を信じて生きるべき」だ、と主張し、話し合いもせずに相手に攻撃を仕掛けたわけである。これに対し、ギルバート=デュランダル議長の主張は「人間はその人に向いた仕事をして社会全体の幸福を目指すべき」だと主張し、自分に反対し、艦隊を差し向けた相手を攻撃したわけである。実は、議論はかみ合っていない。二つの主張を組合せ、「自分に向いた仕事の中で、自分の可能性を信じて最大限の努力し、社会全体の幸せを達成する」と言う道もあったはずだ。結局、キラやラクスは有能であるがゆえに議長の主張を受け入れれば、自分達が民衆の幸せのためにしたくもなく苦労をせねばならず、今までのように無責任には暮らせないとわかってしまっているが故のテロ行為であったと考えられる。彼らは余程、公共の幸せや滅私奉公という言葉が嫌いなのだろう。
(2005-10-01)

ユニット化(ゆにっとか)
貧乏性の団長は生活が一定の空間に収まるように生活用品を最適化する癖があるようだ。人はこれを貧乏臭いと言うが、団長はこれを生活の効率化でありユニット化であると公言してはばからない。
(2005-10-03)

ユニット化の利点(ゆにっとかのりてん)
ユニット化した生活の利点は、兎にも角にも生活物資が全て一足一刀の間合いにあることである。この間合いは素晴らしい。
(2005-10-04)

嘘つき(うそつき)
会社で席替えがあった。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
上司:「団長君が遠くなったなぁ」
団長:「大丈夫です。私の心はいつでも貴方のすぐ傍ですから」
上司:「嘘つけぇ!」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
即座の台詞がそれですか。否定はしませんが。
(2005-10-05)

Beans Hazard(だいずおせん)
味噌汁、豆腐、納豆、豆乳にしょうゆの味付けと言った大豆まみれと言うに相応しい食事をしている時、そんな単語が頭をよぎる
(2005-10-06)

食料作成技能(しょくりょうさくせいぎのう)
 実用本位の調理技能をこう呼ぶ。栄養は補給できるが心は潤わない。
(2005-10-07)

神雷(じんらい)
※この用語は第三次スーパーロボット大戦αトウマ編をプレイ後にお楽しみください。
 人を踏みつけること。特に雑魚寝中の移動時に人を踏みつけてしまった場合は、「名づけて…、神雷」と言えば、人によっては許してくれる、かもしれない
(2005-10-08)

下車場所予測(げしゃばこよそくじゅつ)
 大き目のバッグにロングスカート、眼鏡の女性がりんかい線に乗り込んできた。銀輪将軍と団長は顔を見合わせてこう同時に言った。
「彼女は国際展示場でおりる」と。
…いうまでもないが予想は的中した。
(2005-10-09)

徒歩゛徒歩゛(とぼとぼ)
 終電を逃して徒歩で帰る様を表した擬音である。詠み人は斑鳩皇子。風景が目に浮かぶ、見事な掛詞であると言えよう。
(2005-10-10)

毛量(けりょう)
 1回の入力で抜ける毛髪の量は、団長のそれを1団長とするならば、皇子は5団長ぐらいである
(2005-10-11)

非日本語(ひにほんご)
 マンションの出入り口で待つ皇子と池上さんを迎えに1Fに降りた団長はそこで、丁度となりのお姉さんとすれ違った。そこまではいいのだが、彼女は轟然とこう言い放った。
「友達は、外国の人??」
どうも、彼らが話す言葉が日本語とは思われなかったようだ。我らの文化は一般人とは相容れない、そう実感した一幕であった。
(2005-10-12)

白edy(しろえでぃ)
 あるビジネスショーで貰ったedyカードの裏が真っ白なのは仕様かプリントミスか意見が分かれるところではある。
(2005-10-13)

予知目の補足(よちめのほそく)
 根源的な問題として、本当に出目を予測しているのか、それとも想像が具現化しているのかは意見が分かれるところではある。
(2005-10-14)

デッドスペース有効活用法(でっどすぺぇすゆうこうかつようほう)
デッドスペースの存在に気付き、ユニット化した生活をデットスペースにはめ込む事でデッドスペースを活用する団長を、副団長は一刀両断した。
「デッドスペースだけで暮らしてどうする」
けだし名言である。
(2005-10-15)

百見は一動にしかず(ひゃっけんはいちどうにしかず)
 スーパーロボット大戦Jに3名いるコパイ(*)の区別をバストの大小です行なう斑鳩皇子に副団長はまたもや名言を吐いた。
曰く、「動くのを見なければ判らない」
まさに、百見は一動にしかず。本質である。だが、直接的過ぎるわ、馬鹿者。*:副操縦者
(2005-10-16)

素直さ(すなおさ)
最近の日本に圧倒的に足りない属性
(2005-10-17)

僕のムシキング(ぼくのむしきんぐ)
厨房長がマックスファクトリー製フル可動ゼクトールを購入したときの台詞。使用期限が限られたネタであるために、速めに消化するその姿勢は評価できると団長は考えている。
(2005-10-18)

僕のムシキングについての補足(ぼくのむしきんぐについてのほそく)
僕のムシキングとほざきながらゼクトールを掲げる厨房長に皇子は切って捨てるようにこういった。
「ムシキングはビームは吐きません。」
皇子や、副団長の日本刀のような切れ味で切り捨てられると、いっそ心地よいと感じるようになった厨房長の社会復帰は遠い。
もっとも、トゥームストン・パイルドライバーを軽く繰り出すムシキングの昆虫達は、何時ビームを吐いても不思議ではないと団長は考えている。
(2005-10-19)

厨房長生息域におけるの基礎教養(ちゅうぼうちょうのじょうしき)
厨房長が、実家に帰省していた際のエピソードからの抜粋である。友人2人が雑誌の付録のフィギュアが欲しいというような話をしていたらしい。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
友人A:「フィギュアついてるのって・・・雑誌名なんだったっけ?」
友人B:「出版社どこだった?」
友人A:「フラワーコミックスだっけ?度忘れした。」
友人B:「あ、思い出したかも!・・花と・・・蛇?」
厨房長:(…、「花と蛇」は日本SM界の巨匠団 鬼六先生の名作だ)
友人A:「それは団 鬼六の小説だろう」
厨房長:「まてまて、何でさらっと団 鬼六の作品名が出てくんだよ!」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
厨房長は彼がサラッとSM界の巨匠を出したことに驚いたようだが、野良騎士用語編纂委員会としては花と夢に付属するどんなフィギュアを彼らが望んだかは気になる。しかし、それはきっと聞かぬが花なのだろう。
(2005-10-20)

プロの技(ぷろのわざ)
 ダイエット敢行中の厨房長Kの生活は常に空腹を友とする。当然、腹が減れば、腹が鳴く。それは主人の意思を超えて鳴り響く。例え、歯医者の質問に答える最中でも、だ。
 問う歯医者、答える厨房長Kの腹の音。歯を食いしばり噴出すのを耐える看護婦、繰り広げられる羞恥プレイに高揚する厨房長。
 そんな中でも、ドリルを持つ歯医者の腕は震えなかったと言う。…これこそがプロの技であろう。
(2005-10-21)

風の谷(かぜのたに)
 品川インターシティのビルに挟まれた広大な歩行者大空間の事。此処のエアウォークは雨の日が悲惨である。両側から吹き降ろすビル風が作る乱気流が雨を巻き込み、前後左右から満遍なく霧吹きをしてくれるのだ。当然、如何なる傘も通用しない。雨の日の品川インターシティ通過は気をつけたほうがいい。
(2005-10-22)

モノスティック(ものすてぃっく)
 弁当を食べようとして割り箸の袋を開けた時に中から一本だけの箸が転がり出ると人間は硬直せざるを得ない。
(2005-10-23)

快適住宅の問題(かいてきじゅうたくのもんだい)
 最近気付いたが、住宅が快適だと、住宅ネタは生まれにくいと言うことだ。万年ネタ不足の我が身には厳しい二律背反といえる。
(2005-10-24)

屍姫悲話〜斑鳩皇子の場合〜(しかばねひめひわ1)
 『屍』と言う文字に惹かれて中を確かめずに少年ガンガンで連載中の『屍姫』を買った斑鳩皇子は、それがどうもお気に召さなかったらしく、「このやり場のない怒りを自分だけに納めて堪るか」とばかりに団長宅に持ち込んだ。一応言っておくが、ここはスミソニアンの倉庫ではないのであまり忌まわしい物は溜め込みたくはないのだが。
(2005-10-25)

屍姫悲話〜厨房長Kの場合〜(しかばねひめひわ2)
 斑鳩君が「厨房長好みかと…」と言って『屍姫』を差し出したところ、厨房長は既に持っていた。この場合、どちらの勝ちかは判断が分かれる。
(2005-10-26)

屍姫悲話〜団長の場合〜(しかばねひめひわ3)
 読んでみたら気に入った。眞姫那の正義感と太い眉毛に惚れた。BLSだしな。
(2005-10-27)

死ねない通勤路(しねないつうきんろ)
 通勤鞄に『クトゥルフ神話TRPGキーパーコンパニオン』と『屍姫』を持った日は、己がなけなしの社会的地位を守るためにも例え列車事故に遭ってもこれらを持ったまま死ぬわけには行かないと決意させるだけのものがある。
(2005-10-28)

料理は格闘技(ちゅうぼうちょうのりょうりじゅつ)
厨房長Kは料理に手馴れている。中々上手いものだが、彼が料理した後、そこの凹んだ鍋や油の飛び散った焜炉周りを掃除している時、偶の休日に旦那が料理した後の片づけをする主婦の気分を味わうと共に、きっと厨房長なのかでは料理は格闘技に分類されるのだろうと思わざるを得ない。
(2005-10-29)

『寝かせろ』(ねかせろ)
最近、とみに頭をよぎる文字列
(2005-10-30)

敗北感のポイント(はいぼくかんのぽいんと)
人身事故で電車が遅れた事程度では日常茶飯事過ぎて敗北感を感じられない自分に気付いた時、自分の負けっぱなし人生を再確認し、無性に強い敗北感を感じるものである。
(2005-10-31)

魔法のワイン(まほうのわいん)
異様に飲み越し爽やかなのに、普通にワインのアルコール濃度を持つワインのこと。思わず悪用したくなる誘惑に抗するのはとても難儀だ。
(2005-11-01)

『中華は既に和の心』(ちゅうかはすでにわのこころ)
赤坂の中華料理屋で見つけたフレーズ。思わずウケて入ってしまったが、店員はきちんと片言日本語の中国人だった。
 中華侮りがたし
(2005-11-02)

Ueo Muite Aruko(うえをむいてあるこう)
※この用語は、C言語の基本を学んだ上でお読みください。
 現在、団長の下にいる研修員論文に挑戦中の部下がこう言った。
「…いや、ポインタとか良くわからなくて…」
 彼の目下の目標は検索エンジンの1コンポーネントの開発である。


終わった
(2005-11-03)

入るときは頭単位、出るときはトン単位(はいるときはとんたんいでるときはとんたんい)
 食肉センターに出入りするトラックを見てのコメント。ドナドナの歌が聞こえる
(2005-11-04)

逆境(ぎゃくきょう)
人を鍛える肥料。ただし、多すぎると腐る
(2005-11-05)

助言(じょげん)
人を育てる水。やはり、多すぎると腐る
(2005-11-06)

屑製造の秘訣(くずせいぞうのひけつ)
小学生の頃から英語を教えること。高確率でただの屑ができる。想像すれば分かりやすい。英語は読めるが研究がわからない研究者や、英語は読めるがサッカーの出来ないサッカー選手を。基本的な知識や技能の上に語学力があって始めて役に立つのだ。小学校で各科目の基礎をしっかりせず、その時間を英語に回せば、知的作業の足腰がガタガタの屑が一丁上がりな事は間違いない。
(2005-11-07)

学ぶ団長(まなぶだんちょう)
本質的には自分は大学院卒として最低性能しか持っておらず、後は全て学習と経験で獲得した資質のみで動いており、自分に出来る事は手間隙を惜しまなければ他人にも出来ると思っていたが、部下を持って思い知った。OK、駄目なのも居る
(2005-11-08)

基礎(きそ)
運動で腕立て腹筋走り込みなど基礎的な訓練を軽視する人は殆ど居ないのに、読み書き算盤一般教養という知的な基礎を軽視する人が多いことはとても不思議だ。公文は有効だ。私には向かなかったが。
(2005-11-09)

優しさと甘さ(やさしさとあまさ)
 会社のある先輩に言わせると、団長は優しいのではなく甘いのだそうだ。最近それを頓に実感する。甘い指導者でも、指導を受ける側が自分に厳しかったり、天賦があれば、それは丁寧な指導となり、指導を受ける側は伸びる。しかし、指導を受ける側が自分にゆるかったりすれば、指導を受ける側は中々伸びない。団長にとって後輩は、甘い先輩でも伸びる人間に限るようだ。
(2005-11-10)

国歌斉唱:フランス編(こっかせいしょう1)
フランス国歌の最後のフレーズを日本語訳する。
「武器を取れ、市民たちよ、そして軍を組織せよ!
 進め、進め、あの汚れた血を我らの田畑に飲み込ませてやるのだ」
…この歌詞をはじめて知った時、ジダン選手が誇らしげにこれを歌ったかと思うと涙が出た。
(2005-11-11)

国歌斉唱:ドイツ編(こっかせいしょう2)
ドイツ国歌の第二番の最後のフレーズは以下の通りである。
「ドイツ人女性、ドイツの信頼、ドイツワインとドイツの歌よ」
こういう些かイタリア的な歌をカーン選手あたりが熱唱したかと思うと嬉しくなったが、残念ながらサッカーで謳われるのは次のフレーズとなる第三番であった。
「団結、正義、自由は成功の礎
 幸運の輝きの中で栄え、祖国の為に栄えよ」
普通でつまらない。
(2005-11-12)

国歌斉唱:中華人民共和国編(こっかせいしょう3)
中華人民共和国編国歌の最後のフレーズは以下の通りである。
「敵の炎をものともせず、前進せよ!
 敵の炎をものともせず、前進せよ!
 前進せよ! 前進せよ!」
前向きすぎです、進みすぎです中華人民共和国
ちなみに、この国歌は抗日映画から流用されたものであり、敵とは日本を指す。
ついでにフランス国歌の汚れた血はドイツ人の血だそうだ。
何処の国でも隣同士は中が悪いものだ。
(2005-11-13)

国歌斉唱:日本編(こっかせいしょう4)
日本国歌の最後のフレーズの現代語訳は以下の通りである。
「岩に苔が生えるほどまで、長く長くずっと続きますように。」
…無理です。殺傷力とその覚悟において草食人種は肉食人種には勝てない気がする。
(2005-11-14)

ナイトガウンのファンタジー(ないとがうんのふぁんたじぃ)
 冬の風呂上りはナイトガウンで優雅に浸る事が好きな団長は、寝る直前に炊飯器の予約を忘れたことに気付き、慌ててナイトガウンで台所に立つ時、己が手で自らのファンタジーを破壊した事に気付き、軽く落ち込むこともある。
(2005-11-15)

当世風ドテラ(とうせいふうどてら)
 フリースのこと。それ以上でも以下でもない。
(2005-11-16)

イスラーム式選挙運動(いすらぁむしきせんきょうんどう)
投票権が一人一票である制度を利用し、相手の支持者を殺害する事で敵対候補の得票数を減らすイラクの選挙運動は些か勘弁していただきたい。
(2005-11-17)

スミレもんじゃ(すみれもんじゃ)
ワインの見すぎによる吐しゃ物の婉曲表現。
 正直、悪かった
 何が悪かったのかはネット上以外で聴いて欲しい。
(2005-11-18)

世界最濃の音声ガイド(せかいさいのうのおんせいがいど)
2005年11月に上野の森美術館で開催されていたガンダム展は、何はなくとも音声ガイドは必須である。恐らくは歴史上最も濃厚な音声ガイドと思われる。テーマの切り替え時の演出は特に必聴である。
(2005-11-19)

非現実的日常空間(ひげんじつてきにちじょうくうかん)
団長宅の周りでは兎に角、TV番組やらの撮影が多い。一週間に最低一度は見かける気がする。都心付近にあり、アクセスが容易でかつ、浮世離れした雰囲気を持つ場所と言う事で選ばれているのだろうが、その浮世離れした非日常で日常を過ごす身としては少し苦笑せざるを得ない。
(2005-11-20)

金銀妖瞳(へてろくろみあ)
左右の瞳の色がそれぞれ違う事をヘテロクロミアと表現するか、オッドアイと表現するかによってある程度趣味が判る。ヘテロクロミアと言う団長は間違いなくロイエンタール信奉者である。虹彩異色症は正式名称だが、そう呼ぶのは医学オタク以外ありえない
(2005-11-21)

シングル・ストローク・クラッシャー(しんぐるすとろぉくくらっしゃぁ)
 副団長の電算機破壊能力は凄まじい。
GM用に貸したノートPCの音源も、サーバも何故か彼の1クリックで作動不能となる。当然その後はブルースクリーン。
 まさに「指先一つでダウンさ」と言ったところだ。
 彼がこの能力を何処で身につけたのかが非常に気になる。
(2005-11-22)

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