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RPGアドレナリン(あーるぴーじーあどれなりん)
 団長はどんなに疲労していても、RPG、特にゲームマスターをする際には特殊な脳内麻薬を分泌しつづけ、脅威の体力と集中力などを取得する。しかし、これは大変危険な行為であることは言うまでもない。このアドレナリンを分泌しつづけ、深夜にゲームを終わらせた時に襲いくる空腹と疲労と睡魔と寒気と酩酊感は、団長をして「酷い」と思わせるに十分なものであったためである。清く正しいゲームマスターは、マスタリングする日に至る一週間の一日あたりの睡眠時間が3時間を切るような生活をしてはならないといえよう。
(2001-12-09)

高度情報化不可触賎民(あいてぃいあんたっちゃぶる)
 カード一枚で全てが事足るように構築された事務所において、自らの静電気でそのカード内の情報を粉砕した瞬間に、その者はたちまち扉一枚開けられず、自動販売機で飲み物すら買えないという、基本的人権を認められない不可触賎民に成り下がるという事実を考えると、ウッカリさんにとって情報化とは酷く恐ろしいものなのかもしれない。
(2001-07-02)

アイディアソース(あいでぃあそーす)
 昨今のRPGシステムのルールブックはまともに「ゲーム」をすることは難しい。したがって、皇子に言わせると、最近のルールブックはイメージを広げるための参考書と言うことになる。
 しかし、昨今のゲームは主になりきり即興劇の側面が強いため、それはそれで正しい作られ方をしたシステムなのかもしれないと思えなくもない。
(2001-09-02)

アウトロー(あうとろぅ)
 出かけた先の昼食の全てを試食品売り場でまかなう事。
(2001-11-15)

アウトローinサイバーワールド(あうとろぅいんさいばーわーるど)
 目的地の詳細が分らなくなった時に、出かけた先で家電店で陳列されたパソコンで情報検索すること。
(2001-11-16)

アサルトバスター(あさるとばすたぁ)
 機動戦士Vガンダムの後期主役MSでるところのV2ガンダムの形態の一つ。アサルトパーツ、バスターパーツと呼ばれるそれぞれだけでも十分に強力な武装を両方ともつけた形態をこう呼ぶ。転じて、野良騎士団では過剰なパーツや機能が付加された状態、およびその結果怖いものナシとなった状態をアサルトバスターと呼称する。
(2001-04-26)

明日なき挑戦者−デニーズ編−(あすなきちょうせんしゃでにーずへん)
 その日我々は冒険者であった。そう、予てからアヴァロン近郊に立地していたデニーズに遂に進行することを決意したのであった。目的があったわけでも、なにか理由があったわけではない。言うなれば、そう、そこにデニーズがあったからだ。ちなみに、当然不味くて高かったことは言うまでもない。
(2001-07-31)

明日なき挑戦者−RPG挫折編−(あすなきちょうせんしゃろーるぷれいんぐげーむざせつへん)
 例え敗北が見えていても、新作RPGの動向を知るため、一回使いきりであることを覚悟の上でゲームシステムを買うこと。しかしながら今回は、天羅零やダブルクロスあたりを考えていたが、結局買わずにメンバーの手元にあったゼノエスケープで妥協したため、挫折編と相成った。後に続く者はより高みを目指し己を鍛え上げて欲しいものである。
(2001-07-30)

明日なき挑戦者−RPG追撃編−(あすなきちょうせんしゃろーるぷれいんぐげーむついげきへん)
 天羅・零への挑戦が決定した時点で、騎士団は次なる目標も素早く定めた。特命転校生、ドラゴンアームズと新作が続く中でも、誇らしげに売り出されているハイパーDNAサスペンス(宣伝広告より)と銘打たれ、2001年8月現在でも最新に属するRPGであるダブルクロスがそれである。このルールブックの入手の裏には斑鳩皇子の尊い金銭的スーサイドダイブがあったこともあり、早速解析に取り掛かったのだが‥まさに踏み抜く床も無い悲惨な結果だった。ひとつとして、ウィルスによる人体変異を扱いながら、その扱いはひたすらデジタルでかつフルコントロール可能であり、PCは単なるスーパーヒーローであること。ふたつとして、9つのウィルス分類を設けながら、その実に9割以上が単なる戦闘マシンであり、殴るか、電撃か、温度変化に過ぎず、挙句に属性が考慮されることもほとんどなく、PCの能力はただ攻撃力が上昇するのみのバトルオプションであること。みっつとして、ほぼ戦闘と演出という名の自慰行為以外のルールが存在しない、格闘ゲーム世界であること。よっつめは、病気ネタなら外せない、じりじりと迫る恐怖が一切無く、ウィルスで化け物化するかしないかはただデジタルに分けられ、先の見えない焦燥感はルール化されていない。その他突っ込むには別ページを専用で作るしかないほどの悲惨な内容であり、これを商用に販売するのはもはや単なる犯罪行為としか思えない。ちなみに、オープニングコミックスは最高でした。ここのみ、純粋に面白かったのだが、それすら最初に期待をもたせ、その後完膚なきまでに読者を絶望に叩き落すためのトラップとしか読み取れないのが痛さを倍増させる。
(2001-08-27)

明日なき挑戦者−RPG突撃編−(あすなきちょうせんしゃろーるぷれいんぐげーむとつげきへん)
 いつまでも一ヶ所に留まり続けることは、常に悪である。絶えず変化する世界と歩調を合わせるべく開始された明日無き挑戦RPG編ではあるが、対ゼノスケープ戦の傷も癒えぬうちに次なる特攻が決定された。軍曹が所持するテラ:ザ・ガンスリンガーを借用したのを景気に、団長は天羅万象・零を購入したのだ。勇気ある散財であることは間違いなかった。そして、実際のプレイも当然敢行する。元の天羅万象の完成度が高かったため、ゲーム自体のまとまりは良く、また零システムの思想(人の変化の表現)も分りやすい。しかし、旧天羅の大きな特徴であった美術の充実が大幅に低下したこと(新武器にはイラストが無いものがほとんどである)、フルセットのアーキタイプを廃止したことによるマスターの負荷の増大などが欠点として挙げられた。総評としては示唆に富んだ挑戦であったことは間違いない。出費は多大であったが、打たれずに打たれ強くなる方法はないようだ。
(2001-08-26)

圧湿プリント(あつしつぷりんと)
 別名ケツ印刷。マスターを熱演し終わった後に気がつくと尻の下にあったチラシのインクが床に転写されていること。気がついた時の情けなさレベルはまさにマキシマムレベルであると言える。
 急いで濡れ雑巾で擦れば床の印刷物は滅却することが出来るので、素早い証拠隠滅能力が望まれる。
(2001-06-13)

暗号通信(あんごうつうしん)
 屋外で、呼び出しの場所をきちんと指定せず、ただ「会議室に来てください」という皇子も皇子だが、それで迷わずビルディに向う団長も団長である。もし、このやり取りが外から常に我々を見張るブラックメンどもに盗聴されていたとしても、決して集合の場所はばれなかったであろう。
(2001-05-29)

いい人チャージ(いいひとちゃぁじ)
 RPGにおいて団長が善良なキャラクターを担当する際に必要とする行動。子犬の写真など心が和むものを鑑賞し、悪の心に善の精神をコーティングする荒業であり、このチャージを行いながら行ったプレイを振り返ると、そのキャラクターの担当が団長だとは思えないともっぱらの噂である。
(2001-04-29)

磯巾着(いそぎんちゃく)
 少しでも強く押すと、凹んだまま元の状態に戻らないものの総称。転じて、少しでも落ち込むとなかなか鬱からかえって来られない人間を指すのにも用いられるようになった。
(2001-05-18)

一日一ファウスト(いちにちいちふぁうすと)
 ギルティギアゼクスのファウストは団長のお気に入りのゲームキャラクターであり、時間を見てはちょこちょことプレイしているのだが、やはり昇龍拳や波動拳が思い通りに出せないレベルの人間ではクリアなどは無理な相談であると予想される。
(2001-11-01)

イメージソース(いめーじそーす)
 最近RPG業界に大きな変化があった。より端的に言うと、新製品が大量に発売されたわけである。それに対し我々RPG集団たる野良騎士団は果敢にもその調査を開始した。しかし、その結果は惨憺たるものがあった。
 そう、予想よりも遥かに悲惨であったわけだ。
 もちろん、見るべき点もあるし目指そうとした点も容易に予測がつく。しかし、それはあまりにも「ある特定層」にのみ絞り込まれ、特に初心者がプレイすることは不可能な代物に仕上がっていたのである。はっきり言えば、それ専用に絞り込まれた層以外はプレイ不能と言っても過言ではないだろう。
 我々にはこれらのルールブックはイメージソースとしてしか役に立たないものなのであった。
(2001-09-11)

芋蔓式記憶術(いもづるしききおくじゅつ)
 人間の記憶力は元来極めて強力だと思われる。恐らくは人類のほとんどが写真記憶にも似た圧倒的な記憶力を保持するが、大抵の場合人間は覚えることはできても思い出すことは難しいようだ。そこで役に立つのがこの芋蔓式記憶術である。この記憶術は覚えたい事柄と他の関係のない事柄を関連させることにより、思い出す可能性を引き上げる方法である。例えば、ある小説の内容を覚えたい場合は、小説を読んでいたときの自分の服や、自分が置かれていた状況、小説を読んで連想したこと、急に思い立ったことなど、とにかく記憶を仕舞っている最中に起きた事柄を全て結び付けておくのだ。これにより、何かを思い出したいときは、無作為に記憶を引っ張りだし、思い出したいことに関係することがないかを調べてみればよいのだ。この記憶術の注意するべき点は、この術の性質上、勘違いや覚え違いを誘発しやすいという点だ。記憶術としてはなにやら致命的な気もするがそんな些細な事を気にしなければ優れた記憶術だと思う。
(2001-10-15)

隠遁術(いんとんじゅつ)
 幾らなんでも、見つからないと騒いだ携帯電話を、実は無意識のうちに、棚の上のトイレットペーパーの芯の中に差し込んでいた、というのはやりすぎだと思うがどうだろう。
(2001-10-21)

うっかりコンボ(うっかりこんぼ)
 想定せずに複数のマイナス要因が絡み合い、その結果ただ単にそれらが存在する時以上の悪影響が発揮されることをこう呼ぶ。本来はオンラインゲーム用語であるのだが、すっかり野良騎士団RPG用語として定着している。このコンボを最も得意とするのは副団長であることは言うまでもない。
(2001-06-17)

海栗状趣向ベクトル(うにじょうしゅっこうべくとる)
 人の趣向は様々な方向性を持つことから、概念的に多次元で表すことにより、趣向は多次元ベクトルで図表化され、その向きで趣味の方向性、矢印の長さでその強度を表すことができる。これを野良騎士団のメンバーに適用すると、そのベクトルは全方位に組まなく刺を突き出す海栗と化す。メンバーにはRPGくらいしか共通の趣味がない為であるが、シナリオ中に用いる例えの選択には細心の注意が必要である。
(2001-08-18)

浦安ネズミーランド(うらやすねすみーらんど)
 葛西臨海公園から見える日本最大級のテーマパークを指す隠語。その地下には巨大なネズミが住むと言うデマがまことしやかに囁かれているが、その周辺の海岸の汚れ具合を見てもナニカ良くないモノが住んでいることだけは間違いないと思われる。
(2001-06-06)

バスの路線が通じているから大丈夫(えきからはとおいらしい)
 都市部から少し外れると、この言葉はそのまま罠となる場合が多数である。特に休日はそのほとんどが9時台に終バスを迎え、容易く陸に孤島にしてくださる。「バスの路線が通じているから大丈夫」という地域は、裏返せば「バスの路線が通じていないと駄目だ」ということなのだということをまざまざと思い知ることになる。
(2001-10-14)

MGスグマー(えむじぃすぐまぁ)
 バンダイの売れ筋のプラモデルシリーズである、マスターグレード・シリーズを、塗装をせずに組みたてる(素組みする)者たちの名称。マスターグレードシリーズは、高等過ぎて素組み以上には手を入れ難いことこの上ないのだ。
(2001-12-01)

MGプランテーション(えむじぃぷらんてーしょん)
 急遽敢行された団長、斑鳩皇子、厨房長kによるガンプラ大会であったが、その場で作成された機体はすべての斑鳩皇子のものという、まさに社会人万歳といった風情であった。
(2001-11-04)

遠隔更新CGI(えんかくこうしんしぃじぃあい)
 会社からのWebページの更新をもくろむ団長が構想を練りつづけているCGI。通常の日記更新CGIでは納得がいかないとの理由で様々な計画、企画が進行しつづけている。最近、ようやく現実的な形になりはじめたもの。あるいは、団長の意地の結晶
(2001-04-23)

まず落ち着いて深呼吸(おーけーぶらざーくーるにいこうぜ)
 モデルグラフィックス紙上で展開されたガンダムセンチネルは、綿密なメカニック設定を売りにしていた『はず』である。しかし、そこに登場したメカニックをゲーム化しようとし、調べ始めると、愕然とすることになる。なぜなら、設定集を紐解けば、矛盾と呼ぶのすらおこがましい、破綻した記述のみにぶち当たり、お話にすらならない体たらくであるためだ。これは何とかして欲しいものである。
 もっとも、これまで資料集を眺めていてもそれらが気にならなかったことを考えると、やはり、ガンダムセンチネルはカトキ氏の線画を眺めて悦にいるのが正しい使い方のようだ。
(2001-12-18)

エッジ(おたくのいじ)
 エッジとは先鋭のことである。ヲタクは常にエッジでならねばならない。科学者が最新技術を学ぶが如く、芸能人が流行を追いかけるが如く、運動選手が体を鍛えるが如く、ヲタクは己の分野の情報を集めつづけなければならない。それはとてもとても大変なことだ。しかし、科学者が飽くなき技術開発をするが如く、芸能人が新しい芸事を披露するが如く、運動選手が限界に挑戦するかのごとく、ヲタクはエッジでありつづけるのだ。このように書くと、ヲタクの行動も別に珍奇なことではなく、ただそのベクトルが既存の枠に無いだけだと気づく2001年最後の日であった。
(2001-12-31)

漢撃ち(おとこうち)
 戦闘中、敵の攻撃に身を晒した状態で攻撃を行なうこと。応用例として、戦車などの戦闘兵器を用いた戦闘で、操縦席の前方の装甲板を解放したままで戦う場合などにも使用される。この行動を取る場合、ハイリスク=ハイリターンでありたところではある。しかし、多くの場合において、この行動はハイリスク=ローリターンである。悲しいことだ。
(2001-12-07)

乙女度(おとめど)
 その人物の、総合的なヲトメらしさを表す値。ヲトメらしさは愛らしい仕草や夢見がちな思想などに基づいて計算される。斑鳩皇子によれば、この値はどうやら定量的に測定可能であるらしく、呼び止められたときにクルリと回って振り向いたりすると「乙女度が1上昇した」と言うことになるらしい。野良騎士団関係者の中では夢風氏の乙女度が飛びぬけており、他の追従を許さない。
(2001-12-19)

出力不足です(おなかがすいてちからがでない)
 アーケードゲーム『連邦VSジオンDX』において新たに追加された連邦のMSに陸戦GMがあるが、彼が選べる武装はマシンガンか、あるいはビームライフルであった。設定レベルでは彼はビームライフルを稼動させることができないはずなのだが。ゲームと言うことで笑って許すことにするが、やはりマシンガンかミサイルランチャーの二択にして欲しかったことは否めない
(2001-09-16)

お前にはカードがある!!(おまえにはかーどがある)
 一身上の都合で手持ちがないときに、どうしても欲しい物を見かけたときに脳裏に閃く神のお告げのこと。このお告げを聞き続ける事で、全ての借金をチャラにする、神の奇跡を見ることができる。ただし、この奇跡は自らを神に捧げ、以降暫らくの間はかなりの不自由をすることになるので注意が必要だ。
(2001-11-26)

おもちゃ屋ヒーロー(おもちゃやひーろー)
 野良騎士団内において最も頻繁に模型や玩具を買うのは団長と斑鳩皇子あることは疑いもないが、より多く玩具店に金銭を落しているのは団長であろう。何故なら斑鳩皇子はその類稀なる探索能力をもって玩具店を渡り歩き、法外な値引率の店を探し出してはそれらを購入しているからである。美学無く財力に物を言わせる団長のそれに比べ、斑鳩皇子の玩具狩猟の様はまさにおもちゃ屋ヒーローの名に相応しい物であると言える。
(2001-06-02)

おもちゃ屋ヒーロー the wanderer(おもちゃやひーろーざわんだらー)
 メディア類で一切露出していなかった限定ZOIDSの発売にいち早く気づいた斑鳩皇子の普段からのおもちゃ屋巡りを欠かさないその行動様式に対しては、もはや脱帽するしかない。
(2001-08-07)

音信不通と敗北確認(おんしんふつうとはいぼくかくにん)
 常時接続を歌うプロバイダに加入したがあまりに接続状態が悪く、苦情に対して取られた対策が済んでも未だ状態はよくならず、挙句の果てには今まで苦情を受け付けていたメールアドレスが不通になった時、初めて人は自分が詐欺に会ったことを受け入れざるを得ない。
(2001-09-24)

カーディアン(かーでぃあん)
 主にクレジットカードで支払いを済ませる者をこう呼ぶ。団長は最近もっぱらカーディアンである。
 ただし、カーディアンになれる場所は思いのほか狭いことが悩みの種だ。
(2001-11-30)

会議室一人旅(かいぎしつひとりたび)
 野良騎士団において良く利用される飲食店を会議室と呼ぶ。今まさに団長はそこに一人でいる。この状況に至った理由は色々とあり、結局のところ団長の見通しの甘さが招いた自業自得だが、思いのほか、辛く寂しいものである。
(2001-12-29)

買い支え(かいざさえ)
 放っておくと、二度とその系列が出ないであろう商品を、続編を期待し、ない様はさておき買い求め、その売上に貢献すること。修羅で道であるが、己のために敢えてこの門を開く者は後を絶たない。
(2001-10-01)

プレイステーション×1、ディスプレイ×2、コントローラ×4(かいてきなぶれぶれのぷれいかんきょう)
 一時期野良騎士団内で一世を風靡したゲームにブレイズ&ブレイドなるゲームがある。このゲームは最大4人まで参加可能な協力式アクションゲームであり、一人プレイでは入手不能な宝箱、魔法詠唱システムなど斬新な要素を散りばめた傑作ともいえるゲームである(惜しむらくは続編が滑り、その後あとに続くタイトルが発表されていないことである)。このようなゲームであるからして、突如としてこのゲームをやりたくなった団員がいたとしてもそれは仕方がないことである。もっとも、だからといって発案の2時間後には、プレイステーション×1、ディスプレイ×2、コントローラ×4という二人に一つの画面を割り当てる贅沢とも言える快適なプレイ環境をセッティングしてしまう野良騎士団の無意味な実行力には呆れを通り越して感動すら覚えるのは私だけではないはずだ。
(2001-06-30)

飼い猫に手を噛まれる(かいねこにてをかまれる)
 副団長は猫が好きであり、賽の目が一の面に猫が印刷された賽を愛用している。しかしながら、賽の目が高い方がいいゲームに限って猫が表に出やすい様は、まさに飼い猫に手を噛まれているとしか表現のしようがない。彼の愛が報われる日は本当に来るのか、神ならぬ我々には知る術はない。
(2001-05-19)

確率論超越者たちの嘆き(かくりつろんちょうえつしゃたちのなげき)
 T&Tにおいて、2D6のサイコロの出目が「1・2」「1・3」「2・1」「3・1」の場合に行為判定は自動失敗となる。その確立は約10%。オリジナル・ルールとして複数人で行為判定を行うことで成功率を上げることができるルールを用意したが、当然失敗率も上昇する。すなわち、参加判定者のうち一人でも自動失敗した場合、その判定は自動失敗になるわけである。二人で判定した場合の失敗率は約20%。決して低くはないが高いとは言えない。なのに、なぜ野良騎士団の例会ではこの失敗率が50%を突破するのかまことに理解に苦しむものである。
(2001-08-12)

確率論悲話(かくりつろんひわ)
 どうしてゲーム中の賽の目と言うものは偏るものなのだろうか。例えば2つの6面体を振った場合に、12→12→12→2→2→2という出目を得た場合、確かに平均値は期待値である7だが、なにやら納得のいかないものがあるのは何故だろうか。この問いに対する解を私はまだ知らない。
(2001-05-05)

価値観の相違(かちかんのそうい)
 休日、朝十時に起床し、「いやぁ、早起きした」などとの呟きながらドアを開けたると同時に隣室のドアも開き、「こんなに遅くまで寝てしまった」などとのたまわれた日には、人は己の腐り具合を痛感する羽目になる。
(2001-08-01)

閣下に挨拶(かっかにあいさつ)
 アーケードゲーム『エイリアンフロント』のワシントンDCステージにおいて、敵エイリアンの巣にはめもくれず、「閣下に挨拶!」と叫びながら亜米利加合衆国初代大統領の像を破壊しにいく人がいるが、二人協力プレイのこのゲームにおいて僚機がいないのは苦しいことこの上ないので何とかしていただきたいものだ。
 もっとも、閣下に砲弾のキッスを投げたい気持ちはわからんでもないが。
(2001-11-22)

活劇におけるダムの役割(かつげきのほうそく1)
 活劇序盤でダムに焦点が当てられたときは決して下流に行ってはいけない。なぜなら、活劇においてダムとはすなわち、決壊することによって見せ場を作るための特別ステージに過ぎないからだ。そのことを努々忘れてはいけない。
(2001-08-08)

活劇における鉄塔の末路(かつげきのほうそく2)
 活劇序盤で鉄塔に焦点が当てられたときは決して鉄塔の足元に行ってはいけない。なぜなら、活劇において鉄塔とはすなわち、その中腹の足場でアクションを決め、倒壊することによって見せ場を作るための特別ステージに過ぎないからだ。そのことを努々忘れてはいけない。
(2001-08-09)

活劇におけるダムの横の鉄塔に関する結論(かつげきのほうそく3)
 活劇におけるダムの役割と活劇における鉄塔の末路から推論する、活劇におけるダムの横の鉄塔に関する考察は、すなわち、鉄塔が倒壊し、それによりダムが決壊するという、実にありがちであり、かつ迫力溢れるシチュエーションが待ち受けているという結論に達せざるを得ない。
(2001-08-11)

降りかかる火の粉は、歩いていって火元を叩き潰す(かんけいしゃいちどうごめんなさい)
 最近、縁があるのか子供の頃の「いじめ」の話題が出る。その中で「いじめ」の初期段階の「嫌がらせ」というものがある。団長は子供の頃に、転校をするなどしていたため、そういったものにあったがことはあるが、いじめられた記憶はない。やはり、生来の激しい攻撃性のためか、「いやがらせ」をうけた段階で例えどのような手段を用いても、相手とその関係者に数倍に増幅した上でお返しを叩きつけないと気が済まない性格が「いじめ」を退けたのだと思われる。
 嗚呼、団長の創造者たちよ、喜んでください。まさに、あなた方が攻撃的に生み、陰険に育て上げた成果です。
(2001-12-11)

GUSTで5000円(がすとでごせんえん)
 かつて副団長と斑鳩皇子が繰り広げていた愚行。内容は読んで字の如し、至極簡単。ファミリーレストランチェーン店GUSTに入店し、黙々とメニューを頼み二人で5000円分食べきると言うもの。キツイだの苦しいだの言う割に良くこの愚行を敢行していたところを見ると、実際にはそれなりに楽しいのか、それとも彼らは実はマゾで苦しみを楽しんでいたのどちらかであろう。普通に考えると前者だが、この二人の組み合わせである以上、実は後者である可能性もあながち否定できない
(2001-05-10)

刈り取る者(がばりおーぐ)
 斑鳩皇子は刈り取る者であった。なぜなら、彼が購読し始めた連載漫画は悉く打ち切られるというジンクスを持っていたからだ。しかしながら、最近の彼のお気に入りはなかなか打ち切りの気配を見せない。これは斑鳩皇子の刈り取る者としての能力が落ちたためだと推測される。彼にはこれを素直に反省し、より一層の鍛錬の上で能力向上に励んでもらいたいものである。
(2001-07-16)

ガンダムは顔が命(がんだむはかおがいのち)
 MG「Ez8」にMG「陸戦ガンダム」の顔をつけるとき、人はガンダムは顔が命という言葉の意味を思い知ることとなる。
(2001-06-10)

ガンダム包囲網(がんだむほういもう)
 世の中にはMS占いなる珍奇な占いが存在する。それは血液型と誕生日から自分の象徴MSが決定されると言うものであり、その場にいた団員について調べてみた。すると、ゾック、ケンプファー、ザクI、ザクII、ザクII-S、そしてガンダムであった。

 連邦軍、一体のみ

 なんだか妙に偏りすぎたこの構成はどうにかならないものであろうか?
(2001-07-07)

ガンプラ大会(がんぷらたいかい)
 いい大人が数人頭を突き合わせて黙々とプラモデルを作る、創造的なような退廃的なような微妙な遊び。野良騎士団ではたまに開催されるが、衝動的に開催するには若干の金銭がかかる為に大人の遊びであるとも言える。なお、ガンプラとあるが、ガンダムシリーズのプラモデルである必要はない。
(2001-04-22)

気が付けば暁(きがつけばあかつき)
 別にたいした興味も無いと言っておきながら、読み始めたライトノベルを止めることができず、気が付けば朝になることなぞ良くあることである。
(2001-08-21)

気がつけば迷子(きがつけばまいご)
 斑鳩皇子と団長があるとき携帯電話で会話をしていた。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
皇子:「団長、大変だ」
団長:「どうした?」
皇子:「ここ、どこ?!
団長:「死んでしまえ!」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 会話だけダイジェストで聞くと、団長は酷いヤツだ。
(2001-10-26)

帰宅(きたく)
 他人の家にお邪魔する時に、「ただいま」という台詞がさらりと出るようになると、いろいろな意味で終わっているといわざるを得ない。
(2001-11-28)

ネズミーマウス保護法(きとくけんえきぜったいぼうぎょじん)
 世界的に有名な鼠男の著作権が切れそうになる度に著作権保護期間が延長される世界の暴君国家の著作権に関する法律を野良騎士団では揶揄をこめてこう呼ぶように提案したい。
(2001-06-27)

純粋な一撃(きみがいちばんざんこくだ)
 RPGにおいて、事前の打ち合わせというものは非常に大切である。人間同士が協調してあたる行為である以上当然のことであるが、さまざまな根回しが企画の成功を呼び込むのである。それらには、人間関係の調整も含まれるのだが、そういった前準備は純粋のココロの持ち主の前では「汚い大人の根回し」の一言で斬って捨てられるものである。常に知恵者は報われない、ということにしておこう。
(2001-07-06)

君がいて僕がいる(きみがいてぼくがいる)
 団長は運や巡り合わせが良いほうではない。斑鳩皇子は偶然特殊な出来事に遭うのが上手い。この二人が組むと、普通起きない、悪い巡り合わせが多々発生するようになる。人生とはまことに不公平なものであると思うこと仕切りである。
(2001-08-19)

君がいて僕がいるの補足(きみがいてぼくがいるのほそく)
 団長と斑鳩皇子が組む場合、常に最悪の事態を予想しながら企画を進めることに慣れ、むしろ何もないとそれはより巨大な災悪の予兆に思えてならなくなっているし、事実大抵そうである。この事実をすんなりと受け入れられるようになった時、人は慣れとは恐ろしいと改めて思い知る。
(2001-08-24)

君がいて僕がいる・油断編(きみがいてぼくがいるゆだんへん)
 当騎士団のメンバーは大方において宿命的に落とし穴に落ちる才能に恵まれている。団長、副団長、斑鳩皇子はその中でも群を抜いている。このうちの二人が加われば、三歩歩けば不条理にぶつかるのは当然だ。
 しかし、これは人生にとって非常に有意義なことだ。なぜなら、ちょっとした人間関係の円滑剤としての小噺に事欠くことがないからだ。日常に潜むささやかな非日常を会話の素材とすることで、人を容易に引き付けることができる。
 だからといって、確かにきちんと確かめずに言った我々も悪いのだが、見に行った映画が公開開始後2週間で公開終了したため、既に公開していないというのはやり過ぎではなかろうか?ちなみに、公開終了は当然、行った日の前日であることは言うまでもないだろう。
(2001-11-20)

休日の質と量(きゅうじつのしつとりょう)
 不思議と日曜日に休めないものが多い野良騎士団においては、日曜日が休日にならないが定期的に休みがもらえる職業と休むとすれば日曜日だが休みがとれるか微妙な職業とではどちらがより幸せであるかは意見が分かれるところではある。
(2001-06-28)

虚偽広告嫌疑(きょぎこうこくけんぎ)
 この季節、玩具店で明らかに売れていなさそうな商品に、『今、売れてます!』などの広告を張りつけるのは、調査不足のお父さんを惑わせ、父と子に痛烈な溝が生まれる危険性を秘めるので、何とかして欲しいものである。
(2001-12-03)

禁じられた遊び(きんじられたあそび)
 RPGをプレイしている最中、脳内麻薬が過剰供給されてしまい、高まったテンションが情熱のままに迸ることも、時として、確かにあるだろう。しかし、だからと言ってT字路で、そのまま真っ直ぐに進むという選択肢は些かやり過ぎではなかろうか。
(2001-12-20)

技術の無駄遣い(ぎじゅつのむだづかい)
 日本が世界に誇る得意技。少し劣った国ならば軍事機器以外には使われないであろう器材を惜しげもなく玩具に叩き込むあたりなどがその真骨頂であろう。おかげで、迂闊に玩具が輸出できないなどといった不思議な状況や、他国の潜入員がTVゲーム機を買い求めたりするなどといった情けない状況を生み出している。そんな日本が大好きです。
(2001-05-24)

ギャルギャルしい(ぎゃるぎゃるしい)
 団長の言うところの、「可愛らしい女性のある、華やかな空間」の事であるらしいが、副団長によればそのような形容詞はエンジン音にしか聞こえないらしい。難しいものだ。
(2001-04-21)

義理と現実の狭間で(ぎりとげんじつのはざまで)
 ホームページのリンク集において、一切更新も交信もない知人のホームページへのリンクを削除するか、残すかの判断を下すことはとても難しい。
(2001-11-14)

BLACK DIGITAL MONSTER(くろいでじもん)
 それは団長がその姉と友人を車に乗せていた時の話だった。
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友:「そういえば、デジモンテイマーで、黒いデジモンいたじゃない?」
姉:「黒いデジモン?…体が黒いのといったらインプモンのことかな?」
友:「ううん、腹が
姉:「あぁ、テリアモンね」
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 突込み所満載過ぎて突っ込めない団長であった。
(2001-11-19)

ライトアーマー(けいそうせんとうき)
 運用に最低限必要な構造材を覗いて、装甲や重火器などを取り外した超軽量のメカニック全般をこう呼ぶ。当然、一撃たりとも被弾は許されない、変態さん御用達の機体となってしまう。
(2001-10-07)

ケダモノだもの(けだものだもの)
 普段から野獣じみた言動を取るものが、やはり野獣じみた行動をしたときに呟く台詞。諦めと呆れ、そして若干の心地よさが綯い交ぜになった様子で投げやりに呟くのが使い方のコツである。使うのは構わないが、使われないように注意することも肝要だ。
(2001-05-09)

月刊小説家(げっかんしょうせつか)
 栗本薫や吉岡平などに代表される、小説を月に一本は発刊する脅威の文筆家たちのこと。特に「グイン・サーガ」シリーズは例えグインサーガ執筆チームがいたとしても信じがたい執筆速度と内容を誇る。何かが憑依して書かれたものだといわれたほうがむしろ納得できる脅威の存在であるといえよう。
(2001-06-11)

ゲッターの常識(げったーのじょうしき)
 次々と降ってくるゲットマシンをゲッターロボへの変身パターンが成り立つように積み重ねていく迷同人ゲーム『ゲッターと俺』は、斑鳩皇子に言わせると、「 ゲッターの常識がないと出来ないゲーム」ということになる。ゲッターの常識が既に骨の髄まで染み込んだ団長では気付けなかった台詞である。
(2001-09-20)

後退防御→踏み出して攻撃(こyたいぼうぎょののちにふみだしてこうげき)
 GURPSにおける、分りやすい一進一退の様子。
(2001-07-15)

抗議(こうぎ)
 RPGのプレイ中に用を足すため卓を離れることは良くあることだ。そして、その人を待つためにプレイが中断されることも珍しくない。さらに、その空いた時間がプレイヤー同士の作戦会議になることはひどく当然のことだ。しかしながら、この作戦会議の場に居られない、その離れたプレイヤーはこの作戦会議に意見を出せず、不満な思いをする場合もあることは想像に難くない。だからといって、厠から放屁を以って抗議をするのは反則ではなかろうか。ただし、この文書は公開される性質のものであるため、発言者の名前に関しては敢えて伏せるものとする。
(2001-05-21)

交通事故(こうつうじこ)
 野良騎士団において、ゲーム中における不意の死亡、または大ダメージのことを交通事故と呼ぶ。例えば、アーマードコアにおける「MOONLIGHT光波」やガンダムRPGの「誘爆」などがその筆頭例に上げられる。発生するたびに悲鳴が上がる悲しい事故だが、これこそがゲームのスリルを演出する妙味であるともいえる。
(2001-05-06)

行動の再放送(こうどうのさいほうそう)
 同じ失敗を何度も繰り返すこと。
(2001-10-17)

公募の恐怖(こうぼのきょうふ)
 ハンドルネームの公募を行なった途端、わざわざ人が嫌がりそうなものばかり出す体質はどうにかならないのだろうか。
(2001-08-25)

こう見せたい自分とこう見る他人(こうみせたいじぶんとこうみるたにん)
 阿修羅システムには非常に面白いルールがある。それは対人印象を細やかに設定するルールである。具体的には「知力」「権力」「迫力」「魅力」に分類され、それぞれ、「知的に見える」「上流階級に見える」「勝てない気にさせる」「攻撃できない気にさせる」といった特徴がある。これだけでも十分に面白いのだが、さらにこれは「プレイヤが割り振る基本値」と「賽による乱数で分散する修正値」の二つの値の和で表現される。このルールを野良騎士団では基本値がこう見せたい自分であり、修正後が他人から見える真の姿であると規定している。したがって、「魅力」的で「迫力」や「権力」のない穏やかなキャラクタを目指したはずが、「迫力」と「権力」に溢れるナイスガイになる悲劇のキャラクタなどが後を絶たない。
(2001-05-20)

無駄演算(こどもえいがにあたまをつかう)
 子供向け映画を初日に見に行く際に、昼間は混雑するであろうことを見切り、早朝に行ったのだが、それでも立ち見であったりすると、自分の読みの甘さに辟易とするが、帰り際、昼の上映を鑑賞するための長蛇の列を見ると若干は己の読みも役に立つと思える。もっとも、そんなことに頭を使っている暇があったらもっと別なことに使えとのお叱りを受けそうではあるが。
(2001-09-22)

Who is beauty(このびしょうじょはだれですか?)
 アニメ版ARMSの女性登場人物が悉く当世風のアニメ調になって現れる様はいっそ清々しいものがある。アニメ版SPRIGGANに染井芳乃が出てこなかったこと悔やまれる。
(2001-08-05)

誤解する英語力(ごかいするえいごりょく)
 英語ゲームのルールブックは結構読めるが、TOEICなどでのテストでは、笑うしか無いくらい出来ない場合、自分の英語力の偏りを思い知る。
(2001-12-04)

Most Dangerous Enemy(さいあくのてき)
 役に立たない味方ほど自分を危機に曝すものはない。そしてこの敵の最大の恐怖は、その対象が敵対者ではない点である。そう、われわれはそれを排除することはできないのだ。なお、この味方が首尾よく敵になれば、それは最良の敵となるため、なるたけ早い根回しが肝要である。
(2001-06-19)

最初の一刃(さいしょのひとは)
 良くある話ではあるが、忙しい暮らしをする人間は、プラモデルを買う速度と作る速度が完全に逆転する。そんな状態で、少しでも油断すれば未作成プラモデルが部屋の一遇を完全に占拠することは、珍しくない。しかし、そのような人たちでも、キットに最初のニッパーを入れるのに時間がかかるだけのような気もする。この最初の一刃を入れることさえできれば、人はあっという間にキットを組み上げてしまうものだ。当然、気が付けば夜明けが近く、絶望と後悔のツーステップを聞きながら、今更寝る訳にも行かないので、暗澹と出社までのささやかな時間を潰す羽目になることなど、予想の範疇であり、小さいものだ。
(2001-12-10)

最弱王(さいじゃくおう)
 大方のRPGのキャラクターはレベルに比例してその実力が向上していくものである(注意:戦闘能力とは限らない)。しかしながら、ある一部のもの達は例外となる。特に実力向上の度合いが乱数により決定するゲームでは、悲惨なものとなる。ひどい場合では十数回レベルアップしたはずなのに、数回のレベルアップし化していないものに劣ることすらあるのだ。そのような中で戦うもの達は、敬意と同情を込めてこう呼ばれるのだ。
(2001-04-30)

バス停留所(さいのかわら)
 あてにならない時刻表と妙に偏ったバス運行のせいで、長蛇の列になるかほとんど誰もいないかの二つに一つである。
(2001-10-06)

先言い分けの実践(さきいわけのじっせん)
 腰履きをしている者を注意し、ズボンをしっかり履かせた時に、そのズボンの股の高さが腰履き中と数センチも変わらなかったとき、人は彼が社会に顔を向けるときに、腰履きはなくてはならない防御壁であることを知る。持つ者は常に持たざる者の気持ちを類推できないと言うことを思い知らざるを得ない。
(2001-07-24)

殺菌(さっきん)
 ARMORED CORE2 ANOTHER AGEにおいて、両腕にDUAL CANNONを背負い敵を焼殺しに行くこと。敵の尽きない弾丸と起こらない熱暴走に梃子摺ったならば是非一度お試しを。
(2001-05-15)

産休申請(さんきゅうしんせい)
 あまりに強力になりすぎた人妻PCがNPCになり、かつ今後のキャンペーンに敵として現れそうになった際に、そのPCのプレイヤーはこう叫んだ!

「このキャラクターは今後子供を産むんだ!、だから暫らくは産休を取って戦線には参加しないことにしてくれ!」

 …後に団長は、その決して短くはないRPG人生において、産休という言葉を聞いたのはこれが初めてだったと懐述している
(2001-11-21)

散財王(さんざいおう)
 何かと無駄使いの多い野良騎士団員達だが、わけても池上特攻隊長の散財っぷりには他者の追従を寄せ付けないものがある。人の価値観はそれぞれであるため、その是非は問うべくもないが、テレホンカード5枚に30K円払えるその侠気はまさに王と呼ぶにふさわしい威厳を放ってやまない。もっとも油絵一枚にウン億払う好事家が少なからず存在することからもこの道は深く険しいことは推測に難くなく、かれには更なる精進を望むところである。
(2001-06-15)

散財王についての補記(さんざいおうについてのほき)
 野良騎士団の散財将軍によれば、その心意気は例え財布に29438円しかなくとも、消費税非課税で30K円丁度也物品を、店舗特別購入点を600 点使用し、残金が38円になろうと構わないところにあるらしい。彼のものの言動を分析すれば、その散財衝動の威力たるや、給金日前に残金が四桁を超えることはない程らしい。華々しいほどの愚かしさが素敵です。
(2001-06-21)

試験前(しけんまえ)
 大人になっても、試験前に部屋を念入りに掃除したり、料理に力を入れたり、読みかけの本や、やりかけのゲームが一気に進むのは何故だろう?
(2001-12-02)

疾走する透明(しっそうするとうめい)
 ダンジョンでオークジェリーに出合った冒険者は、そのあまりの移動速度に戦慄を覚えざる得ない。速い速いと知っていても、流石にレザーアーマーのシーフと等速で走られると対策を考えるのも若干遅れようというものだ。
(2001-08-17)

資本主義に見る残酷な現実(しほんしゅぎにみるざんこくなげんじつ)
 ホビーショップなどで良く見かけるキャラクター物のフィギュアの販売価格を見ると、如実なまでにそのキャラクターの人気が反映されているようで、痛々しいものがあると思うのは私だけではあるまい。
(2001-07-26)

野良騎士団倫理規定(しもねたかげん)
 高年齢のメンバーで構成された野良騎士団では当然のことながら下ネタが存在することを否定するわけには行かない。しかしながらそれらを野放しにすることは人間の尊厳に対する冒涜である。したがって、それが公表されても問題がないかどうかを審査する指針が必要となる。それが野良騎士団倫理規定、通称「野良倫」である。過去の判例では大凡、「野良倫」の下限はももせたまみレベルであり、私屋カヲルは規制対象となるとなることが確認されている。
(2001-05-31)

主従逆転(しゅじゅうぎゃくてん)
 RPGにおいてプレイヤーキャラクターが使い魔やペットなどを持つことは珍しくない。さらに、それらペットがちょっとしたジョークや寸劇に使われ、皆に強く印象つけられることもしばしばあることだ。しかしながら、野良騎士団のプレイにおいてはプレイヤーキャラクターの名前よりもペットキャラクターの名前を覚えている割合が著しく高いと言うことがあまりに頻繁に生じており、早急な改善が求められているが、それが成功する見込みは極めて低いといわざるを得ないのが実情である。
(2001-07-04)

小秋葉(しょうあきば)
 新宿西口から2分ほど歩いた、電気屋、ゲームセンター、ホビーショップ、同人誌屋などが集合した界隈を指す。
 口語中では、「小秋葉の黄色い潜水艦で待ち合わせる」などのように使用する。
(2001-08-10)

シルバーだにョ(しるばーだにょ)
 公営浴場で、齢70を超えると推測される老紳士が持つバックにデジキャラットが大きくプリントされているのを見たとき、人の思考回路は働くことを拒絶する
(2001-07-17)

新宿托鉢前(しんじゅくたくはつまえ)
 団長と斑鳩皇子が新宿待ち合わせる際の目印の候補の一つ。托鉢をする坊主の前で待ち合わせるという男気溢れる集合場所であるのだが、当日本当に坊主がいるのかが不明であったため、止む無く黄色い潜水艦前に変更となった。今後は坊主の出現パターンを確かめた上での実行が望まれる。
(2001-07-28)

GP-01最高伝説(じぃぴぜろわんさいこうでんせつ)
 先日、横浜の模型店で見かけた30歳前後の男性が購入した商品のリストは以下のようなものである。
  HGUC GP-01
  MG GP-01
  HGUC GP-01
  MG GP-01fb
 それは、まさに究極のGP-01愛好者の布陣であった。その迷いのない様は見るものに感動を覚えさせずにいられないものであり、是非ともそれらの完成した図を見たいと思うのは私だけではあるまい。
(2001-06-22)

実験(じっけん)
 この単語が出たら要注意である。すなわち、実験とはこれから行なう行為が失敗の可能性を高く持ち、失敗しても責任を持たないと明言しているに等しいからだ。すなわちこの言葉は失敗する前のいいわけであるということである。くれぐれもご用心を。
(2001-04-25)

聖戦発動(じはどはつどう)
 野良騎士団において聖戦に参加することを表明し、また同時に共に聖戦に向う聖戦士を求めること。はっきり言って激しく隠語である。聖戦および聖戦士については過去の野良騎士用語参照のこと。
(2001-10-10)

デコレーションプレーン(じゅうこうせいのうせんとうき)
 最新の装備と高価で強力な武装を注ぎ込んだ重戦闘航空機のこと。転じて、金と手間をかけ、武装と装備を詰め込んだスペシャルメイドのメカニック全般をこう呼ぶ。こういった兵器を使いこなせるパイロットは少ないが、相違いたパイロットになると、もはやこういった特別仕様の機体でないと実力が出し切れなかったりする。
(2001-10-11)

絨毯爆撃手(じゅうたんばくげきしゅ)
 場所は、都内某有名ホテルのレストランのディナー。その悲劇はいきなり訪れた。
 団長の座るテーブルから3mほど離れた、斜向かいにあるテーブルに座っていた女性がサラダに降っていた調味料の入りの小瓶の蓋が不意に外れ、その内容物は一気にそのサラダへと殺到し、サラダは瞬時にして粉の山へとその姿を変じた。その場において、あまりにも衝撃的事態に遭遇した人間は本当に硬直するということを目の当たりにすることができたとともに、あまりにも戯画的な事件に遭遇したことはほのかな喜びで目撃者を心地よい幸福感に包んでくれると言うことを体感することができた。
 会おうと努力しているわけでもないのに、こうも漫画的な事件に遭遇するのは何故だろうか。
(2001-09-15)

城下町(じょうかまち)
 「にょ」の城という呼び名をこよなく愛する皇子に言わせると、秋葉原電気街はこう呼ばれる
(2001-05-23)

上司と部下の処世術その1(じょうしとぶかのしょせいじゅつ01)
 上司が部下とのコミュニケーションの一環としてのジョークで、子供向けの特撮映画をお子様と一緒に見てきたけど結構面白かったよ、という話題を振ったときに、その部下としては、まかり間違っても、自分は子供もいないのに見てきたとは言えるものではないし、況や公開初日の朝一番に見てきましたなどの真実は口に出せるものではなく、もはや愛想笑いを浮かべるしかない。
(2001-10-20)

上司と部下の処世術その2(じょうしとぶかのしょせいじゅつ02)
 上司と、さらにその上のお偉いさんが談笑している時に急に呼ばれ、あろうことか、
  「シャア=アズナブルの本当の名前はなんていったっけ?」
などと聞かれても、慌てず騒がず
  「キャスバル=レム=ダイクンです」
と答えられないと、部下として一線級とは見なせないので注意が必要だ。
(2001-10-22)

上司と部下の処世術その3(じょうしとぶかのしょせいじゅつ03)
 上司は、いくら笑い取るためであっても、政治風刺のMADムービーサイトのアドレスを部下にメールするのはよくないと思うがどうだろう。
(2001-10-24)

上司と部下の処世術その4(じょうしとぶかのしょせいじゅつ04)
 雑談中に上司と部下が十年の年齢差があるにもかかわらず、同時代にコンピュータを触り始めたことが判明し、思わず上司が「そうか、小学生の時からコンピュータを触っているとこんなのになっちゃうんだ」と失言をしたとき、部下がどういった反応をするべきかは非常に難しいといわざるを得ない。
(2001-10-30)

常時不接続(じょうじふせつぞく)
 団長の住処に常時接続サービスが導入された。そこまではよくある話だ。
 しかし、団長はまだ己の運命の方向性についての認識が甘かったようであった。
 当然のことながらこのサービスは欠陥品でありLAN環境の上限通信量に対して接続者が非常に多いと言う、一時期のゴルフ会員権状態であった。そのため、サービスは著しく悪く、常時接続どころか、『たまに繋がる時もある』と、いった常時不接続へと環境を悪化させただけであった。
 自分のこれまでの人生を振り返ればそれくらいのことは十分に予想可能であったにも関わらず予想できなかったこの男は学習能力がないのではないかと疑われる。
(2001-09-06)

情報処理能力の限界に関する考察(じょうほうしょりのうりょくにかんするこうさつ)
 団長は普段、脳の要領をほとんど視覚には廻していない。したがって、急に視覚を強化し、ものをよく見えるようにした途端、負荷で脳みそがオーバーヒートすることは仕方がないことなのかもしれない。
(2001-08-20)

1800:6800≠3:20(じょしょうとほんぺんのかかくさからのないようのぶんせき)
 団長が1人でブレイク中の機甲兵団J−フェニックスだが、6月の下旬に発売された。その定価は実に6800円である。序章編は1800円であり、3シナリオ入っていたことから考え、本編は値段的にその約4倍であることから12シナリオと予測されたが、それよりは若干多かった。資本主義の原則に従って考えるならば、これはシナリオ以外にも付加されている価値があると考えれられる。それがこの比例しない状況を生み出しているというわけである。それは例えば装丁や取扱説明書、記録媒体自体などである。これは6800=20x yと1800=3x yなる方程式から計算できる。当然xが一シナリオあたりの単価であり、yが付加された価値というわけだ。これによると、一シナリオあたりの単価x=294円、付加された価値y=918円ということとなる。恐ろしいことに序章編の半分以上はシナリオ以外の代金であったということが判明した。もっとも、百機斬りで遊んだ時間とシナリオで遊んだ時間を鑑みればその程度かもしれないと納得できるものではある。
(2001-07-01)

陣取り戦国時代(じんとりせんごくじだい)
 野良騎士団例会は複数日に渡って開催されることは珍しくない。従って、夜は雑魚寝になることが多い。そんな折に団員は二種類に分けられる。すなわち、侵略する側とされる側である。深夜あるいは早朝に寝静まった中、侵略者は他者から資源を奪い、領土を乗っ取る。この戦場では布団が資源で寝床が領土なのだ。その戦闘意欲は寝相であり、鼾という名の広域破壊兵器を使用するものも居れば、蹴り・拳・肘鉄といった住民への爆撃を行なうものもおり、まさに群雄割拠の戦国時代と化す。惜しむらくは誰もが寝静まる時間であるため詳細な観察が行なえないことである。なお、この文書は公開される性質のものであるため、主な列強の名前に関しては敢えて伏せるものとする。
(2001-06-01)

スーパーストイックプレイヤー(すぅぱぁすといっくぷれいやぁ)
 RPGのプレイにおいて、不明な点のあるルールは常に己に不利なように解釈するプレイヤーのこと。合言葉は、「高ければ有利な値は切り捨て、低ければ有利な値は切り上げ」であることは言うまでも無い。
 なお、野良騎士団では団長と副団長が典型的なスーパーストイックプレイヤーである。巻き込まれる他者にはいい迷惑でしかないのはいうまでもない。
(2001-07-10)

スーパーストイックプレイヤーについての疑惑(すぅぱぁすといっくぷれいやぁについてのぎわく)
 当然ながら、彼らが単なるマゾであると言う疑惑が消えたことは有史以来一度もない
(2001-07-12)

凄腕女編集者(すごうでおんなへんしゅうしゃ)
 たまに古典を紐解く時に思うのだが、現在の週刊誌と大意においてほとんど遜色のない内容の枕草子の先駆性は認めるが、やはりどう考えても教科書で取り上げてよい内容ではない気がするのは私だけではないだろう。
(2001-05-25)

棲み分け(すみわけ)
 秋葉原の駅前のビルの参大模型店、イエローサブマリン、ボークス、海洋堂におけるここ数年の展示内容の変化を見ていると、生態系が構築されていく様がまざまざと観察でき、非常に興味深い。
(2001-09-18)

頭蓋骨!頭蓋骨!頭蓋骨!!(ずがいこつずがいこつずがいこつ)
 RPGの小道具として使いでがありそうな大神秘博物館シリーズであり、中でもミッチェルへジスの水晶髑髏は欲しい品物であることは動かしがたい事実だが、モスマンや3mの宇宙人を目指し箱を選んだ際にまとめて二つも出ると流石に嫌となる。
(2001-09-13)

エコノミー(せいさんせいきょうかがた)
 経済性重視型のメカニックをこう呼ぶ。とにかく数を揃えたいが経済力や生産力が足りない場合に必要最低限の機能のみを満たす仕様で作成されるパイロットにとっては悪夢のような機体。ただし、戦争は数こそがものを言う局面が少なくないため、戦略的重要性は極めて高い機体であり、上級将校の需要が絶える事は無い。
(2001-10-09)

精神は容易く肉体を凌駕する(せいしんはたやすくにくたいをりょうがする)
 体力が限界に達しても精神力さえあれば決して倒れずに前進を続けられるということ。当然ながら、この状態で精神力が萎えると一撃の下に行動不能に陥る上に、復活までに多大な時間がかかるので注意が必要だ。
(2001-11-29)

聖戦(せいせん)
 同人誌即売のこと。そこに集うものたちの欲望に満ちたストイックさはこの言葉をもって表現するしかないと確信している。
(2001-06-04)

聖地(せいち)
 東京有明国際展示場のこと。そこへ行くことを巡礼と呼ぶ。あの姿かたち、間違いなく変形することは言うまでも無い。当然、その必殺武器は中庭に突き立った巨大な鋸であろうことも予想するのに苦労はいらない。なおもはや表記する必要もないであろうが、この記述を一切信じてはならない
(2001-04-20)

精密爆撃手(せいみつばくげきしゅ)
 早朝家からバス停まで走っている最中に団長は突如として額に強い衝撃を受け、よろめいた。狙撃手に狙われたかとも思ったが、不思議と息はある。何事かと思い着弾点に手を当てるとなにやら粘着質のものが付着していた。そう、言うまでもないがそれは鳥の糞であった。
 団長の遭遇する事件のなかの多くは余人が信じてくれないような漫画じみた事件だが、これもなかなかに得がたい漫画的事件であったといえよう。
(2001-09-04)

折角だから左に賭ける(せっかくだからひだりにかける)
 はっきり言って、団長の運は最低レベルに悪い。さらに、賭け事に関しては2択問題を8割方外すほどの精度での悪さを誇る。
 だから、この時もそうだった。折りしも目的地に到着せんとしていたその時、目の前はフェンスであり、地図には目的地の敷地しか書かれておらず、入り口はどこかは分らない。そんな状況だ。
 当然ノーヒントでの突破を強要されたが、団長はフェンスを右手に見て、左回りで入り口を探すことにした。

 答え:入り口はスタート地点から右周り進んだ直後にありました
(2001-09-14)

接待プレイ(せったいぷれい)
 接待する人物を選び、その人物の嗜好などを調査し、その人物が気持ちよくプレイできる環境を構築したうえで実行するRPGのこと。RPGからしばらくはなれていた人やプレイ技術の劣る人向けのイベント。別名、大きなお世話プレイ
(2001-07-08)

設定画の意味と意義(せっていがのいみといぎ)
 お世辞にも格好良いとはいえない設定画をほぼ完全に無視することによって非常に秀逸なデザインを実現したプラモデル、HGUC『ゼクアイン』を見るにつけ、設定画とは一体なんなのだろうと韜晦せざるを得ない。
(2001-11-09)

設定を超えた完璧(せっていをこえたかんぺき)
 パーフェクトグレード『RX−178 ガンダムMk−II』の煽り文句である題記の台詞は、設定の意味と完璧の意味を同時に混乱させる秀逸のできである。完璧なモデルとは何か、それは現物と寸分違わぬもの。設定とはなにか、それは予め物事を作り定め、第三者に内容を把握させるもの。嗚呼、確かに存在する微妙な綾が怖い
(2001-11-11)

宣言寿命(せんげんじゅみょう)
 とりあえず、親が死ぬまで生きておくことが目標だった団長の宣言寿命は、最近、頓に短くなっている。どうやら、体細胞の劣化が予想を上回る速度で進行しているためらしいが、あと5年生きられれば御の字らしい。思いのほか短い寿命である。
(2001-12-16)

宣言寿命に対する意見(せんげんじゅみょうにたいするいけん)
 自分はあと5年も持てば良い方だと公言して憚らない団長に、「自分たちが団長のマスタリング飽きるまで死ぬな」と言う斑鳩皇子は優しいのか、そうでないのか判断に苦しむところである。
(2001-12-17)

千に一つのバル=ディ=メオラ(せんにひとつのばるでぃめおら)
 ある日、斑鳩皇子がゲームセンターにてバーチャロンフォースなるゲームに興じていた。このゲームは対戦型のゲームであり、敵対者を殲滅することで勝利となる。また、ゲームは敵味方とも同一フィールドにそれぞれ2体存在し、協力して敵対者を倒すことができる。あるいは、2体1で嬲られることができる。
 さて、斑鳩皇子はそのとき一人でゲームをしていたため、相棒はCPUであった。その相棒はバル=ディ=メオラという名前のキャラクターであったのだが、これがまた目を見張るほどに強い。苦戦する斑鳩皇子の使うキャラクターであるテムジンを尻目に、敵はなぎ倒すし、自分はほとんどダメージを貰わない。勝負の悉くはそのバル=ディ=メオラが決める有様であった。そのゲームは残念ながら途中でゲームオーバーになってしまったが、それすらも斑鳩皇子のキャラクターがやられてしまったに過ぎなかった。
 戦いが終わったあと、彼はこう呟いた。

 「惜しいことをした。彼はきっと千人に一人の戦闘力を持ったバル=ディ=メオラだったのに」と…

 それを目撃した者は声をかけることもできず、ただ、そうか、斑鳩皇子のバーチャロイドに対する数詞は「人」なんだ、などと思いを巡らすことしかできなかった。
(2001-11-12)

戦慄のタイピングエロゲー(せんりつのえろげーたいぴんぐ)
 アバロンにて某人(敢えて名は秘す)から調達した18禁タイピングゲームをやることになった団長は、その職業柄かなりの自信を持っていたが、実際にはじめてみると思うに任せず、以外と躓くものである。そもそも、「ら抜き言葉」や「・・・」、「みょうちくりんな言いまわし」などなど、「普通つかわんわぁ!」と絶叫せんばかりの難題が続くのだから仕方がないというものである。ゲームの歴史にまた一ページ。
(2001-09-26)

エロゲータイピングを継ぐ者(せんりつのえろげーたいぴんぐ2)
 団長は軽い気持ちでエロゲータイピングソフトを始め、当初は余裕を持って隣で斑鳩皇子がフレームグライドをプレイする様を鑑賞する余裕があり、下品な軽口で自虐する余裕すらもあったが、徐々にゲームが傍若無人なその本性を表し始めるにつれ、その余裕は消え、フレームグライドを鑑賞しない様になり、無口になり、仕舞いには、本気になってタイピングし始めてしまった。他人の家で、さらに別な人所有するゲームで、彼は何を真面目にプレイしていたのであろうか?
(2001-09-30)

前世系(ぜんせいけい)
 サンプルシナリオの冒頭において、いきなりPCが全員、夢遊病患者の如き導入をくらい、プレイ中に白昼夢を見ることを強要するようなゲームはもはや、まともな神経ではプレイできまい。パラノイアのようで病的で最高だ
(2001-08-03)

即決ゲームマスター(そっけつげーむますたー)
 ルールを読み始めた12時間後にゲームマスターを行うという無謀極まるマスタリング。読解、把握、理解、推論、予測、調整、修正を全力で行う必要があり、脳細胞をフル稼働させることを強要される。脳を鍛えたい方は、是非一度お試しを
(2001-07-29)

その男隼人(そのおとこはやと)
 アニメ版ARMSの番組の最期に放映されるイラストが半年経っても神宮隼人が高槻涼に蹴り飛ばされている場面であることは、スタッフの隼人への愛情の現れであるようであり、微笑ましく思えてならない今日この頃である。
(2001-08-06)

その男隼人・変身編(そのおとこはやとへんしんへん)
 深夜アニメ番組『ARMS』において、神宮隼人がスタッフに尋常ならざらぬ勢いで愛されているのは既に良く理解したが、ARMS能力完全覚醒時の変身シーンで脱いで回って大変身、という魔法少女もはだしで逃げ出すセクシームービーを披露するのは流石に感心しない。
(2001-10-23)

その時点で駄目です(そのじてんでだめです)
 他愛もない雑談の中で、もしも自分が人の親になったならば、という話をすることがある。その時の団長と斑鳩皇子がそうだった。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
皇子:「まぁ、団長が親になったら、大変かもね」
団長:「失礼なことを言うな。私は理想的な父親を演じる自信があるぞ」
皇子:「この時点で既に『演じる』かよ…」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 …悪かった。
(2001-12-15)

その手があったか!VO4編(そのてがあったかばーちゃろんふぉーすへん)
 アーケードゲーム『バーチャロンフォース』では、自分の使用するキャラクターは、はじめに作るカードで固定される。このカードを使ってゲームをし、その中でキャラクターを変えていくことができる。
 ある時、団長はカード作成時のキャラクターとは別のキャラクターを使っていたのだが、元のキャラクターを使いたいと想い出し、乗り換えられないかとブツブツと考えていた。
 その時皇子は呟いた。
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皇子:「新しいカードをつくればいいんじゃないの?」
団長:「…それだ!」
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 …この男、明らかに足りません、頭が
(2001-11-24)

交渉代理人のお仕事(それはいろいろまずいだろう)
 ビック・オーという作品の主人公ロジャー=スミスの職業は交渉代理人である。しかし彼は、巨大ロボット(この世界ではメガデウスと呼ばれる)の操縦者でもある。この組み合わせは当然ながらある一つの事象を導く。すなわち、交渉決裂即鉄拳制裁である。ロジャー氏にはもう少し粘り強い交渉を望むのは贅沢というものなのだろうか。
(2001-12-22)

雑巾掛け(ぞうきんがけ)
 深夜、人の迷惑を省みず盛大な放屁音を発しながら驀進する自動二輪車を見るときささやかな殺意を抱かずには居られないが、直線道路を歩いているときに同じバイクが連れ立って、複数回往復しているのを見ると、あぁ、彼らはさびしン坊さんなのだなぁ、とどちらかと言うと同情心が頭をもたげずにいられない。
(2001-10-02)

耐非戦闘限界(たいひせんとうげんかい)
 ある種のRPGプレイヤーはよくプレイ中に寝る。これは紛れもない事実であるし、そのゲームのマスタリングにも問題があるとは思う。しかし、ほとんどの場合彼らが寝るのは非戦闘時においてのみである。故に彼らは様々な理由をつけるが本質的には戦闘という緊張状態以外はプレイングに頭を使っていないと推測できる。従って、戦闘無しでプレイングできる時間を表す耐非戦闘限界は、多くの場合にそのプレイヤーがプレイングに使う頭脳と比例していると思われる。
(2001-06-23)

耐非戦闘限界の追記(たいひせんとうげんかいのついき)
 なお、戦闘中に寝たプレイヤーを見たこともある。しかも、彼は戦士であった。言うまでもないが、パーティーは全滅した
(2001-06-24)

耐非戦闘限界の追記への補足(たいひせんとうげんかいのついきへのほそく)
 なお、ある種のRPGプレイヤーは、耐非戦闘限界は非常に高いが、逆に戦闘中に頭を使えないという問題がある場合も存在する。これはこれで大問題であることは言うまでもない。特に、意欲はあるが理解力、応用力に欠ける場合は見ていて涙すら誘う。RPGゲーマーたるもの、日々これ常に己の能力を理解し、目標の能力を分析し、最善の行動を見出す訓練を怠ってはならない。
(2001-06-25)

単位:1MG円(たんいいちえむじいえん)
 プラモデルシリーズである、『マスターグレード』シリーズのキットを一つ買える金額。おおよそ3000円。上位単位にPGがあり、およそ、1PG=4MG。
(2001-12-05)

単位:1MG工数(たんいいちえむじいこうすう)
 プラモデルシリーズである、『マスターグレード』シリーズのキットを一つ作るためにかかる手間。おおよそ4時間。上位単位にPGがあり、およそ、1PG=4MG。
(2001-12-06)

邪神語(だーくたん)
 ドラゴンロアーに続く第二段。「〜ジャ」と言おうとしたところ、いきなり背後からの一撃を受け、その者はそれ以上、口を開くことはできなかった。やはり、直球勝負の表現は不評であるらしい。
(2001-09-12)

ダイナマイト虚無僧(だいなまいとこむそう)
 副団長と斑鳩皇子のフェイバリットなネタ。原典不明。
(2001-11-02)

ダウングレード(だうんぐれーど)
 団長は、家族がパソコンを欲しがったために購入からセットアップまで一通りの作業を行なった。しかし、最近のメーカー品PCはみなWindowsMeであるため、若干の危惧があった。そしてその予感は的中し、USB接続の機器を使用するか、ダイヤルアップの接続を切断するとCPU使用率が上がれども下がらなくなり、MsgSrv32なるプログラムが応答なしになり、そのPCの機能が著しく低下し、悪くすれば機能停止するという障害に突き当たった。自らの調査能力に限界を感じた団長は、正規に購入した強みを生かしてFUJITSUカスタマセンターに電話したのだが、幾度かの質問の後に帰ってきた答えは、「それはダウングレードするしかないかもしれませんね。」というショッキングなものであった。なお、ダウングレードは当然、メーカサポート外であることを追記しておく。私にどうせよというのだろう?
(2001-05-11)

バス優先車線(だからじゃまなんだってば)
 路上駐車専用スペースの婉曲表現
(2001-10-08)

堕落する計画力(だらくするけいかくりょく)
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皇子:「じゃぁ、明日の待ち合わせは例の場所で」
団長:「了解、時間や詳細は携帯で随時微調整ということで」
皇子:「OK。じゃあ(ブチ)」
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携帯電話は便利であるが、人を容易に堕落させ、計画力を根こそぎ奪っていく。そんな現場を見た一瞬だった。
(2001-10-29)

ダンジョン作成の『たちつてと』(だんじょんさくせいのたちつてと)
 「た」はターゲットの「た」、「ち」は地形の「ち」、「つ」は通路の「つ」、「て」は敵の「て」、「と」はトラップの「と」。これはダンジョンマスターが歩くより先に覚えねばならないことであり、まず目指すべき「ターゲット」を決め、次にそのターゲットの周囲の「地形(部屋)」を決め、その地形を結びターゲットに至る「通路」を決め、その通路をふさぐ「敵」と「トラップ」を決めるという基本的なダンジョンの創り方である。しかし、惜しいかな、この中には「トレジャー」の「と」、も、「宝」の「た」も含まれないのはこの格言を作成したのがプレイヤーではなくマスターだからかもしれない。
(2001-08-22)

団長MG事情(だんちょうえむじぃじじょう)
 GM、ガンダム、νガンダム、リ・ガズィ、陸戦GMと5体のマスターグレードを購入し、イングラム3号機、ZPlusと2体のマスターグレードを作成した団長だが、なぜか自分で買ったマスターグレードが一体も作成されてい無いことに気づく時、人はなにかに敗北する。
(2001-11-06)

続・団長MG事情(だんちょうえむじぃじじょういまもかわらず)
 団長は遂にPGガンダムを完成させた。これで、MGイングラム3号機、MGZplusに加えて三体目の大物をくみ上げたこととなる。しかし、ここに至っても自分で買ったMGにはまだ一切ニッパーを入れていないのはどうしたわけだろう。謎が謎を呼ぶ不可思議な事態だと言えよう。
(2001-12-26)

続々・団長MG事情(だんちょうえむじぃじじょううまれかわるがのごとく)
 団長は2001年の年の瀬に至って、ついに自分で購入したMGを作成した。作成したのはGMと陸戦GMである。しかし、このニ体、はっきり言ってとても同じシリーズとは思えない程パーツ構成が異なっており、割と笑わせてくれるナイスガイズであった。
(2001-12-30)

団長対応喫茶店(だんちょうたいおうきっさてん)
 少し高級感が漂い、値段は少々割増で、落ち着いた雰囲気があることが前提。壁に古びた絵画などかかっていれば完璧だ。
(2001-10-18)

地下3階の、ヤツの前歯(ちかさんかいのやつのまえば)
 ヤツとは彼の名作ウィザードリィの地下三階に存在したプリティマーダーことヴォーパルバニーのことである。今思えば、地下三階はヤツと言いアーマードッグと言いムツゴロウさんもびっくりの殺戮動物に満ちた鮮血舞う決死の動物園であったのだなぁ、と懐かしく感じる。
(2001-05-13)

野心作(ちからのいれかたをまちがいました)
 PS2ゲームである『サンライズ英雄譚R』は間違いなく野心作であった。その野心度足るや一般人の想像を絶すると言える。シナリオ中のほとんどのシーンがフルボイスであることなど、ギャルゲーが百花繚乱するこの時代にはそれほど驚くには値しないが、サンライズ歴代のヒーローが繰り広げる英雄譚と名乗りながら、参加メンバーに『ママは小学四年生』が入っているのには、もはや気が違ったとしか形容できない野心度であると言えまいか。
(2001-12-23)

野心作・感想編(ちからのいれかたをまちがいましたいろいろと)
 先の野良騎士用語において、ほとんどのシーンがフルボイスであることは驚くに値しないと評したが、一部においてはそれは完全に間違いである。1980年代に少年時代をすごしたものにとって、ランベルとキリコがフルボイスで戦いについて語ったり、アムロとショウがフルボイスで作戦会議をしたり、シーラ=ラパーナ女王陛下がフルボイスで檄を飛ばして下さったりするなど、ロボットアニメマニアには悶絶必至の名場面が連続するため、本ゲームシステムの練り込みの甘さなどまったく気にならなくなるほどにすごいものだ。最近の作品でもガンダムWなどが参加しているため、年若いロボット好きも試してみる価値があるかもしれない。
(2001-12-24)

野心作・迷走持続編(ちからのいれかたをまちがいましたうそみたいなほど)
 PS2ゲームである『サンライズ英雄譚R』が野心的なのは既に十分に認めているのだから、続編を出すほど野心的でなくても良いと思う。それどころか、『サンライズ英雄譚R2』において、ビック・オーの出撃を許可するなどに至っては、このゲーム開発スタッフの野心度は留まるところを知らないと言える。
(2001-12-25)

違うよカトキさん(ちがうよかときさん)
 斑鳩皇子が何時もの如く格安で入手したプラモデル、マスターグレード(以下MG)「Zガンダム」の中身を物色しているときにそれは起こった。設定画の中に、「シールド内部のメカの露出部はムーバルフレームっぽく」との書き込みがあったのだ。ムーバルフレームといえば構造材と装甲を分ける技術であることはガンダム・リアルでは周知の事実であるところだが、シールド内にそれをしこむことはあまり考えられない。もちろん、可変MSであるZガンダムのシールドがカクカク動くというのはありえる話だが、どうやらそうでもないらしい。
 …その書き込み付近をよく見ると、何やらコネクタらしきものが見える。
 やな予感がした。
 我々はその疑念を兼ねてから抱いてはいたのだ。ネロトレーナーの肩にしろ、イクセスガンダムのスマートガンを接続する部分といい。そして我々はガンダムセンチネルを紐解きその疑惑を解明すべく調査を開始したのだ。そしてその結果我々が突き当たった結果は…

ムーバルフレーム(エネルギーコネクタのようなもの)

 違うよカトキさん(涙)

 MGが「カトキ的ステキ思考」によりデザインされていることは周知の通りであり商業的成功を考えればその是非は問うまでもないが、氏のガンダム・リアルへの知識の低さは目の覆わんばかりのものであり、是非とも更なる努力を望むものである。
(2001-06-07)

長期的決算収支(ちょうきてきけっさんしゅうし)
 「ウルトラマンコスモス」「千と千尋の神隠し」「ジェラシックパークIII」「ステーシー」とここ2ヶ月間に見た映画が悉くあたりであったことを誇る団長ではあるが、それは斑鳩皇子に言わせると「A.I.というあまりに大きな敗北」の埋め合わせに過ぎず、決算収支は決して黒字ではないということになる。反論ができない団長は心が弱いと思う。
(2001-09-03)

通信教育(つうしんきょういく)
 小説などで、魔法使いとは老齢であることが多い。これは魔法が高度な知識と深遠な知恵に支えられた神秘の技であるためであり、そういった魔法を使えるものは、多くの経験を経、その間に学問の階段を上りつづけたものだけであるためである。しかし、昨今の若年層向けファンタジーの多くでは魔法とはピストルの代わりに相手をぶち殺す素敵な一技術であり、英知と言う言葉から最も縁遠い暴力団の鉄砲玉となっている。しかしながら、その状況でも魔法使いと言えば反射的に老人を書く癖がついているデザイナーの手により、魔法使い、とくに男性のそれは非常に高齢のイラストが用意される。ぶんぶんと扇風機のように剣を振る戦士と同じことしかできない、ライターのように火を起こすだけの知恵を持たない老齢魔法使いは、恐らくは、定年を迎えた後のサラリーマンが通信教育で覚えた魔法で第二の人生を歩みだした姿であろうと推測される。
(2001-07-13)

通信教育の証拠(つうしんきょういくのしょうこ)
 その魔法使いが通信教育製にわか魔法使いか、それとも正統な魔法使いであるかは、魔法使いに魔法の封印を破らせてみると一目瞭然である。当然、封印を破れないのが通信教育製にわか魔法使いである。なお、魔法使いが封印を火力で破壊し解除した場合も通信教育製にわか魔法使いである危険性が高いので注意が必要だ。
(2001-07-14)

テスト(てすと)
 テストと言う言葉を使うだけで、大抵の失敗に対する伏線となりうる。例えば、これからマイクのテストを行なうと言えば、スイッチを入れた瞬間にハウリングが起きても、「テストだからしょうがない、こう言う失敗が起きないか、調べるためにテストし、不幸にもその予想が当たったに過ぎない」、と言い張れるのだ。すなわち、行為の前に「まずテストです」と言うことは、あらゆる物をいいかげんに済ませる極意であるわけだ。当然、テストできない状況もあるので注意が必要であることは言うまでもない
(2001-04-24)

デフォルト2(でふぉるとつぅ)
 野良騎士団では世の中で予めこう決まっているのだと言う事柄をデフォルトと呼ぶが、今までの統計によればお好み焼き屋では、御冷が出ないこともデフォルトらしい。
(2001-08-30)

デフォルトです(でふぉるとです)
 手にとったRPGサプリメントが薄い割に高いと文句をいう団長に対して斑鳩皇子はさらりと「薄くて高いのが最近のデフォルトですよ」と事も無げに言い放った。寒い時代になったものだと思うのは私だけであろうか。
(2001-08-29)

Electro-Active-Type(でんたんがた)
 野良騎士造語。電気的活動型の示す通り、攻撃的な電子戦を繰り広げるためのメカニックのタイプを表す。。パッシブではないので極めて発見されやすいという弱点も併せ持つナイスガイ。なお、大抵の場合、電子戦以外の戦闘ではお情け程度の戦闘力であることが多い
(2001-10-04)

当世風中年男(とうせいふうちゅうねんおと)
 ドラマで活躍する主要人物格の中年オヤジと言えば渋さを備えた格好よさが売りであるはずだが、副団長の弁によれば最近は軟弱なオヤジの増加が認められ、非常な問題となっているらしい。この問題が副団長の杞憂であることを切に望む。なぜなら女々しいオヤジなど百害あって一利無しであることは明白であるからだ。
(2001-09-09)

富む者と富まざる者の軋轢を実感する瞬間(とむものととまざるもののあつれきをじっかんするしゅんかん)
 団長は普通、帰宅するのは午前零時前後が通例だ。それでもたまに午後九時ほどの電車で帰れる日もある。しかし、そういった日の電車の中で、背広姿のサラリーマン風の人間が、「もう九時か、今日は遅くなってしまったなぁ」などとほざきやがられるのを耳にすると、「まだ九時か、寝る前に何をしようかな」などと夏休みに入らんとする小学生のように胸を高鳴らせる人間は、あまりにギャップに挫けそうになるのを耐えるのが容易ではない。
(2001-11-13)

Do you remember me?(どぅゆぅりめんばぁみぃ)
 パチンコ店にヤッターマンをモチーフとしたパチンコ台があることも多少の驚きがあるが、その台の宣伝用ポスターである、黒地に描かれたニヒルなボヤッキーは、子供の心を忘れた大人にすら足を止めさせるほどに出来が良くて困る。
(2001-06-26)

龍語(どらごんろあー)
 龍語を表現するため、ある魔法使いプレイヤーが台詞の後ろに「〜だリュウ」とつけたところ、いたく不評であった。解りやすいが、解り易過ぎたのが問題であろう。
(2001-08-15)

ドリームキャスト稼動状況近況(どりーむきゃすとかどうじょうきょうきんきょう)
 ファンタシースターオンライン、こみっくパーティー、スーパーロボット大戦αなど団員間でのドリームキャストの稼動率がここのところ鰻昇りであるようだ。これらの現象は、ドリームキャスト製造中止後に起きた現象であるだけになんとも皮肉なものであるが、SEGAらしいと言えばこれ以上SEGAらしい現象はないようにも思う。
(2001-09-17)

茄子色(なすびいろ)
 副団長に言わせると、ティターンズカラーはこうなる
(2001-11-18)

ナの白き護り(なのしろきまもり)
 今ひとつ売上が伸びないHGオーラバトラーシリーズだが、この原因は斑鳩皇子の言うところによれば、ダンバインファンの1割がオーラバトラーマニアで、1割がバイストンウェルフェチで、残りの8割が全てシーラ様信者であるためだと云う。至言である。なお、蛇足ではあるが、野良騎士団内きってのダンバインファンの団長がシーラ様信者であることは言うまでもない。
(2001-05-30)

鍋坊ちゃん(なべぼっちゃん)
 鍋をする時発生する役職の一つ。鍋奉行の派生系職業の一つだが、その役割はまったくの謎である。
(2001-11-05)

ダグラス追悼記念版MG百式(にとうりゅうのおばかさん)
 アバロンに常設展示されているマスターグレード百式は、斑鳩皇子の組み立てによる素組みの百式だが、その装備は世の中の百式とは一味違う。ロングビームサーベル、すなわち銃口の先からビームサーベルの刀身をはやしたビームライフルを両手に構えたまさにお馬鹿さんとしか表現の仕様のない異様を誇っている。
 確かにこれならば負ける気はしないが、普通勝てる気もしないような気がするのは、私の心が弱いせいなのかもしれない。
(2001-09-28)

「にょ」の城(にょのしろ)
 秋葉原電気街には、そのビルまるまる一つが一つのヲタク向け店舗という末期的な建物が存在する。それが「にょ」の城である。正式名称はGAMERSであったと思う。その中には模型販売所が存在しているのだが、値引率の低さに加え、「にょ」の城に潜入する気概のある輩には模型に対する野心が少なく、模型に執着する漢どもには「にょ」の城は侵し難き城塞に見えることが多いらしく、意外なほどに品揃えが良い。団長もオーラバトラー3Dをここで入手している。模型やそれに類した書物を探している時には一見の価値があると言えよう。
(2001-05-12)

ネガドライブ(ねがどらいぶ)
 ネガティブな心を相手に植え付ける素敵な装置。ネガな心を植え付けられると最悪の場合、自殺してしまうこともある。小脇に抱えられるほどの大きさの箱型の機械であり、その一面にネガウェーブを発振する筒が装備されている。効果音は当然、『ねがねがねがねがねが…』である。出展はかの名作「レッドドワーフ号」より。
(2001-05-04)

ネタまみれの人生(ねたまみれのじんせい)
 その人物のネタまみれ度は単に起きた出来事を文章化するかしないかの差に過ぎず、この世に生を受けた人間は等しく異常事象に日々向き合っているものである。故に団長や斑鳩皇子が非日常に踏み込むことはなんら珍しいことではないのだ…と言い切れる心の強さがほしい今日この頃である。
(2001-09-07)

野良騎士団員はヤクザな稼業(のらきしだんいんはやくざなかぎょう)
 最近とみに思うのだが、どうも団員の休日が世に言う一般の休日と異なっている気がしてならない。なぜなら、日曜日が休みとは限らず、一週間ではない別な周期で休みが来る者、一ヶ月単位で休みであったり仕事であったり、と言った具合であるためである。RPG集団の癖にRPGに向かない集団であると思い知らせざるを得ない。
(2001-09-10)

野良騎士用語の意味と意義(のらきしようごのいみといぎ)
 この野良騎士用語の基礎知識は本来、内輪向けのコンテンツをそれ以外の人にもある程度理解可能なようにするという気高い理想の元に作成開始されたものだが、いまや野良騎士団のコンテンツの中でももっとも内輪向け度が高いコンテンツとなっている現状に危機感を覚えないでもない。
(2001-06-18)

ノルマ(のるま)
 宗教団体に所属する人が口にしてはいけない台詞の一等賞。ただし、宗教団体に属する人がうっかりもらしてしまう台詞の上位にも食い込んでいる素敵な台詞。宗教に傾倒している友人がいたならば彼の言葉に注意していよう。この台詞が聞こえたら要注意だ。
(2001-06-03)

high-tension(はいてんしょん)
 ゲーム中、気分が講じることは珍しくない。従ってゲーム中には奇怪な台詞が飛び交うことも少なくはない。しかしながら、「両足を別々の馬に縛り、逆方向に走らせる…馬裂きだ!」というのはやりすぎではなかろうか。なお、この文書は公開される性質のものであるため、発言者の名前に関しては敢えて伏せるものとする。
(2001-05-22)

破壊欲求(はかいよっきゅう)
 野良騎士団でフィーバー中のアーケードゲーム『エイリアンフロント』は、戦車に乗って宇宙からの侵略者を黙々と撃破するストイックなゲームであるが、プレイしていると口から泡を吹かんばかりにアドレナリンが垂れ流される人々もいる。きっと戦車という破壊の象徴が、彼らが生まれながらにして持つ、すべてを破壊することで己の優越を確認するという破壊欲求に火をつけてしまうのだろう。
 破壊欲求を刺激されると、見苦しい上暑苦しいので、プレイする際には注意が必要だ
(2001-11-23)

恥をかく(はじをかく)
 ゲッター戦闘用語では、『死ぬ』ことをこう呼ぶ。
(2001-09-21)

量産型ハリーポッター(はやりものをふぉろー)
 斑鳩皇子の言うところでは、名作やら、ベストセラーやらを読むのは結構なものだが、電車で座った席の両隣や眼前で開かれている本がすべて同じだった場合、流石にウンザリとしなくもないらしい。
(2001-11-17)

遥かなる悲哀の叫び(はるかなるひあいのさけび)
 野良騎士団の例会の夜、団員たちは食事のために連れ立って歩いていた。そこは魔境西葛西近辺だけあり、チンピラごろつき酔っ払いは標準装備であるため、誰も「彼」には注意を向けていなかった。そう、彼は絵に描いたような酔っ払いであり、特に団員達が注意を向けるべき存在ではないように思えた。しかし、それは傲慢だった。突如として彼が叫んだその台詞は野良騎士団を震撼せしめるに十分なものであったのだ。彼はまごうことなく、こう叫んだのだ。
 「俺だって辛いんだよ!」
 あぁ、信じるものは幸いなるかな。団員達はただ滂沱した。それは無理も無いだろう。まさかここまでの台詞をフィクションでなく、現実で聞ける機会など滅多に無いのだから。この台詞を聞けただけで、あの例会は意義あるものであったと信じて止まない。
(2001-07-11)

半額ブラザーズの驚愕(はんがくぶらざーずのきょうがく)
 定価8000円のMGサザビーを、大特価4000円で買った者同士が街を歩いている時に定価のサザビーを見ると、その高価さに改めて驚愕してしまう。一度味を占めると、なかなか特価以外では物が買えなくなってしまうものである
(2001-11-25)

反動シャイボーイ(はんどうしゃいぼーい)
 電脳空間で他人格になりきれる人ほど、現実世界では恥ずかしがり屋さんなのはなぜだろうか?
(2001-10-25)

バス停留所の悲劇(ばすていりゅうじょのひげき)
 ほとんど人がいないからといって、それほど混んでもいないバスが止まらず、目の前を通り過ぎていくのは反則だと思う。
(2001-10-12)

夏休みの日記(ばっちしょり)
 このコンテンツの更新状況を表す言葉。一見、毎日更新したようだが、その実、時々まとめて更新している事を表す。当然、更新者の夏休みの日記もまさにこの通りだったことは言うまでもない。
(2001-10-19)

バロン(ばろん)
 重装甲にして高潔の士に対する敬称。最近の流行では正義のボタンがついているらしい。
(2001-07-09)

パグ的愛嬌(ぱぐてきあいきょう)
 その不細工さが妙に愛らしい物体に対する誉め言葉。
(2001-10-27)

パグ的愛嬌・ZOIDS編(ぱぐてきあいきょうぞいどへん)
 だからといって、新シリーズZOIDSの主役である新型狼型ZOIDSケーニッヒウルフがパグ的愛嬌を誇るのは正気の沙汰とは思えない。
(2001-10-28)

被害拡大についての考察(ひがいかくだいについてのこうさ)
 被害が雪達磨式に拡大するか否かは、その場の指揮官の手腕に大きく依存する。被害が出始めたなら、何処で戦うのを止めるかを考える必要がある。捧げた5万の英霊のために、敢えて10万の英霊を溝に捨てるようなことがあってはならない。
(2001-09-01)

額に輝く「H」(ひたいにかがやくえいちまーく)
 自分が実体映像であると言う証明。聞かれるまで、その「H」の意味は応えてはならない。出展はかの名作「レッドドワーフ号」より。
(2001-05-17)

ヒロインの配役(ひろいんのはいやく)
 最近の作品では、とみにヒロインが男である場合が多いのが気になるのは性差別だろうか?
(2001-06-12)

2000円MGリックドム(びーむばすーかをかうとどむがついてくる)
 場所によってはビームバズーカだけで2000円程で売られているが、おもちゃ屋ヒーローたる斑鳩皇子はそれがリックドム付きで売られている場所を発見し、これを入手した。この結果、彼はビームバズーカを入手した結果、ついでにリックドムを手に入れたわけだが、この議論がなにかおかしい気がするのは私だけではあるまい。
(2001-11-03)

ヴィジュアル・ノベルズ−サウンド=(びじゅあるのべるずまいなすさうんどいこーる)
 かつての斑鳩皇子のPC環境は音が出ないというものであった。こう言った環境であるにも関わらず、彼は果敢にもヴィジュアル・ノベルズをプレイしていた。しかしながらその感想は惨憺たるモノであった。所詮、場を盛り上げる音がなければ単なる三文小説に早変わりすることが図らずも証明されてしまったといえよう。くれぐれも音楽の威力を侮ってはならない。
(2001-07-25)

美女がホバーでやってくる(びじょがほばーでやってくる)
 ジオニックフロントは当世風アニメ調のパイロットがプレイヤーを苛むが、中でも登場する美少女の乗機が彼女とは対極にあるようなファットなドムであるあたりに感極まる。中古ソフトが2000円を切ったら考えます。
(2001-09-08)

びっくりするほどつーるつる(びっくりするほどつーるつる)
 2001年5月現在、野良騎士団において、敢えて流して欲しい言動があった時に使用される台詞。この台詞が出た場合は、直ちにその話題から離れるのが礼儀とされる。なお、CMネタはすぐに風化するので注意が必要だ。
(2001-05-07)

ビルディ会談(びるでぃかいだん)
 主に団長と皇子により開催される、野良騎士団で開催される企画を討論する場。店員の迷惑も顧みず、平気で一時、二時までやっているのは少々問題かもしれない。しかし、電話代を考えれば、電車代も食事代も対したことがない点を考慮すれば、効率という面では悪くないと考えられる。なによりも、団長がレストランでの打ち合わせと言うだけで格好良いと思える幸せな精神構造である点が、この実りの少ない会談が開催されつづける所以であろう。
(2001-04-28)

副団長メモ(ふくだんちょうめも)
 RPGのプレイ中にメモを取ることは、副団長の美点だが、取ったメモを自分でも読めないなどと言う様を見ると、まるでなっちゃいないと思わざるを得ない。
(2001-10-16)

ふくよかさん(ふくよかさん)
 団長が好んで使用する、丁寧な罵詈雑言シリーズの新作。当然、梅雨の時期にはややもすれば暑苦しく感じられる方々に対する、差別表現的ではない言葉を使った差別用語。類例に「おしめりさん」などが存在する。
(2001-04-27)

フスマだ(ふすまだ)
 ある日の会話
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副団長 :「『うしおととら』で、出てきた飛行機を襲った妖怪がいたがあれはなんといったか」
斑鳩皇子:「えーっと…、駄目だ思い出せないなぁ」
団長  :「なんといったか、妙に日本家屋にありそうな物品の名前が付いていたのは覚えているのですが…タタミでしたか?」
副団長 :「あぁ、そんな感じだったな」
斑鳩皇子:「そうだったかもしれないねぇ」
団長  :「…(違和感がありますね)」
副団長 :「…(何か違うような気がする)」
斑鳩皇子:「…(この間はなんなんだよ)」
副団長 :「違う!フスマだ!ウソをつくな、ウソを!」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 ウソではなく思い出せなかっただけです。
(2001-08-31)

バス時刻表(ふみぬきどころまんさいのすうじのられつ)
 まったくあてにならないどころか、当てにすると手痛い失敗をするものに対する隠語表現。
(2001-10-05)

踏み抜く足場も無い(ふみぬくあしばもない)
 どうにも痛い失敗などを「踏み抜く」と表現するが、どう転んでも痛い失敗しか期待できない、踏み抜くための床板すらも存在しない状況や物品をこう呼ぶ。
(2001-08-14)

フルアーマーのお約束(ふるあーまーのおやくそく)
 ガンダムRPG内において試作型という設定でフルアーマーGMが登場した。このMSの設定担当は、「こんな動きの鈍い機体を与えられたパイロットは遠くない未来にアーマーを外し、身軽になれないか試してみるに違いない」とこっそりとアーマーを外したGMスケルトンモードを設定していた。ただし、PCからそんな提案が在る訳がなかったことは言うまでもない。フルアーマーは最後には脱ぐものという狂四郎以来の伝統は廃れて久しい。
(2001-05-28)

文章系サイトの悲劇(ぶんしょうけいさいとのひげき)
 文章系サイトの多くは、どうも己の人生をネタとし、己を捨てることで運営されているサイトが多いような気がしてならない。当然、我々もその中に含まれるため、なんとかこれ以上恥を晒さず稼げるネタはないものかと、真剣に代替動力が望まれているが、日々の自爆以上においしいネタはそうそうないらしい。
(2001-11-27)

ほのかに怒る(ほのかにおこる)
 これ以上ないくらい激怒している状態。怒りすぎた結果、非常に穏やかで、そして残酷になる。
(2001-12-12)

本体とオマケ(ほんたいとおまけ)
 超合金魂大空魔竜を見るにつけ、そのコンパクトなガイキングの姿は本体=大空魔竜、ガイキング=おまけという事実をまざまざと見せつけられるため、韜晦せざるを得ない私は心が弱いと思う。
(2001-06-20)

冒険者とそれ以外の差の実感(ぼうけんしゃとそれいがいのさのじっかん)
 道端で、全長15cm以上(推定)、胴回り1cm以上(推定)の蚯蚓の死体を目撃し、生理的嫌悪に顔を歪める時がある。そんな時に、人は全長1.5m以上(推定)、胴回り20cm以上(推定)のジャイアントワームを平気で蹴散らす1Levelファイターは、ゲーム的にはへな猪口でも、実在すればやはり偉大であると再確認する。
(2001-12-28)

冒険者の必勝パターン(ぼうけんしゃのひっしょうぱたーん)
 冒険者が戦闘方法である特定の勝ちパターンを作ると、神(ゲームマスター)の名において制裁が下る。しかも、不思議と神(ゲームマスター)が手を下さなくともダイスが天誅を下す。やはり、冒険者は楽ができないように世の中で着ているのだと思うこと仕切りである。
(2001-08-16)

墓穴ダイバー(ぼけつだいばー)
 予定表を構築するためにデータバインドを使うことを考えていたが、NetscapeNavigatorはデータバインドが使用できないため、NetscapeNavigetorで動かすためにJavaScriptで代用したところ、完成後にNetscapeNavigetorで動作しないことに気づくこと。
 仕様書通りに組んだのだが、謎だ。
(2001-08-04)

マーキングエフェクト(まーきんぐえふぇくと)
 アーケードゲーム『犬の散歩』のゲーム内における、犬のマーキングシーンは、その性質上、別の抽象的なエフェクトが与えられているのだが、紫の靄が漂うそれは、マーキングの真実の姿よりも数倍いかがわしいと思えてならない。
(2001-10-31)

MGサザビーの正体(ますたーぐれーどさざびいのしょうたい)
 定価8000円を誇り、MGシリーズ中最大の名を欲しいがままにするシャア=アズナブルの最期の愛機こそ、このサザビーである。しかし、その実体は作ってびっくり、文字通り、ただただ大きいだけのナイスガイであり、思いのほか作り易く、びっくりしてしまう。
(2001-12-08)

To be continue.(またらいしゅう)
 昨今の美麗な画像のゲームはプレイ画面をVTRに納めるだけで立派に鑑賞に堪える作品となる。そこで、斑鳩皇子はあるゲームのプレイVTRを作成し、団長及び副団長が鑑賞していた。しかし、団長と副団長は予想だにしない展開に愕然とした。30分程でセーブ画面になり、VTRはそこで停止したのだ。皇子曰く、続きはまた来週です、とのこと。
 さては、飽きましたね?
(2001-07-21)

街で見かけた怖い人(まちでみかけたこわいひと)
 30m以上続くエスカレータに乗った後、その頂上部分で背広姿の老紳士がブツブツと呟きながら、手にした傘の先でエスカレータの溝を穿り続けてるのに気付いた時、人は真の意味で未知への恐怖を思い知る。
(2001-10-03)

惑い無し(まどいなし)
 RPGスターロードは、その用意されたテンプレートを見るだけでどんなシナリオをやれば良いかが分かり、サンプルシナリオを見れば、どう遊ぶべきか一片の隙もなく伝わってきて大変よろしい
(2001-08-28)

授業内容の生活への応用(まなんだことをいかせるかい)
 野良騎士団ではたまに鍋を囲む。その際に多くの場合は、団長や斑鳩皇子や厨房長kが下ごしらえなどをするのが通例になっているが、ある時他のメンバーを急遽下拵え係に抜擢した。本人が言うには家庭科は5だったそうだが、なんというか、彼は包丁の使い方からしてできていないという体たらくであった。あぁ、家庭科の成績が5であるということに如何ほどの意味があろうか。そのメンバーが誰なのかは、敢えて名は伏すものとする。貴方が悪いのではないのだろう。きっと今の教育が悪い、そういうことにしておこうではないか。
(2001-11-10)

OIOI(まるい)
 丸井のマークを始めて見た時に「おいおい」と読んだ人は素直に手を挙げなさい。その人は団長と同類項で括られます。
(2001-06-29)

ミートセパレート(みーとせぱれーと)
 RPGのシナリオ中に、常に自分の最高の力を発揮しつづけることができるという設定を持つとんでもないNPCが存在したが、その力には彼自身の肉体が耐えられず、彼は真紅の骸骨という姿をしていた。キャンペーンの終盤に彼の力を受け継いだPCが居たのだが、他のPCはいつ彼がその力を使いその肉体を骸骨へと変貌させるかを楽しみにし、挙句の果てには力を使ったとたん肉が四散すると思い込み、「いまこそミートセパレートだ!」などと絶叫するものまで出る始末であった。結局そのキャンペーン中に当該のPCがその力を使うことはなく、力を使った途端に本当に肉体が四散したのかどうか、今となっては知る由もないのは残念なことである。
(2001-05-26)

ガンタンクでゲルググと接近戦 (むりです)
 アーケードゲーム『連邦VSジオンDX』において自分がガンタンクを使っている時にゲルググに接敵されると決して生きて帰れる気がしないのは私だけではあるまい。ダイクンさんちのキャスバル兄さんが如何に「MSの性能差は戦力の絶対的な違いにはならない」と言っても、「MSの特性差はは戦力の絶対的な違いとなる」ことは間違いがないような気がする。
(2001-09-25)

女神転生的備品(めがてんらいくないくいっぷめんと)
 アヴァロンにはなぜか模造刀とクロスボウが備品として存在する。それらを両手に構えるだけでRPG女神転生の低ゲートパワー時のキャラクターの気持ちが味わえる事請け合いである。あとは、警察の手入を受けないことを祈るのみである。
(2001-07-22)

火風火!土土火!!(めざめよほのおのせいれい、かぜにのりてそのひをはこべ、めざめよだいちのせいれい、ちみゃくのちからもて、おおいなるひとなりはぜよ!!)
 戦闘魔法使いをやりたければPS版ブレイズ&ブレイドをやることをお勧めする。この世界では戦闘魔法使いは中盤の華である。特に各種魔法をセレクトボタンを押すことで切り替わる詠唱モードにおいて、赤い○ボタンを火、緑の△ボタンを風、青い×ボタンを水、薄紫の□ボタンを土に見たて、呪文の詠唱を行う様はまさに魔法使い気分が味わえること請け合いである。さらに戦局を見極め、モンスターの弱点に合わせた属性の魔法や戦士の攻撃力上昇、武器の魔法化、自分の魔力の上昇など、適切な魔法が使えるようになれば魔法使い人生も佳境である。もっとも、魔法がHitしている間はモンスターに攻撃できないため、戦士に言わせると邪魔以外なにものでもないということになるのだが。
(2001-07-05)

メリークリスマス(めりーくりすます)
 ケロロ軍曹らが言うと『地獄で会おう』はこうなる。
(2001-09-19)

無問題(もーまんたい)
 アニメ『デジモンテイマー』のテリアモンの口癖である「無問題」は「問題ない」というよりは「気にすんな」と言っているようにしか見えない。どうして、テリアモンはあんなにも黒いのだろうか?
(2001-11-07)

もーろっく(もーろっく)
 使えない老魔術師に対する親しみを込めた賎称。それ以上でもいかでもない
(2001-06-16)

俺たちのハマーン(もうそうだろう)
 ガンダムエース連載中の一年戦争終結からアクシズ潜伏期間にかけてのシャアの物語がある。そして、それに登場するハマーン=カーンは迂闊に口にはできないような形相をしている。誰もが始めてみた時は、彼女がまさかあろうことかハマーン=カーンであろうとは夢にも思わない。いや、思えない。もう少し、つつしみが欲しいところである。
(2001-12-21)

喪GM(もじむ)
 ドリームキャスト版戦士ガンダム外伝「コロニーのおちた地で」が出展のホワイトディンゴ隊のGMはダークグレーを基調とした非常に精悍なデザインのGMであるが、斑鳩皇子にいわせると、そのツートンカラーは喪服の如しであり、故にホワイトディンゴ隊カラーのGMは通称喪GMと呼ばれるに至る。
(2001-09-27)

もって3分(もってさんぷん)
 いい人チャージをせずに、団長が善良なキャラクターを担当することが可能な時間の長さに関するコメント。地球上におけるウルトラマンの活動限界と何ら変ることは無い。
(2001-05-14)

安さが武器(やすさがぶき)
 PS2ソフトのアーマードコア2アナザーエイジにおいて追加された機能にミッション対戦がある。ミッション対戦とは、その名の通りミッションをこなし、その収入を競うのだが、当然、機体が高ければ高い程、修理費などがかさむわけである。団長の機体は全て実弾であり、光学兵器で戦う機体に比べて費用がかかりそうな上、パイロットもヘボで一度もミッションに成功しないにもかかわらず、皇子の光学兵器装備機に対し、2勝3敗の戦績を残した。試合に勝って勝負に負けた皇子の悔しさは如何ばかりであったろうか。我々にはそれを知る術はない。
(2001-05-08)

やりたい放題タイム(やりたいほうだいたいむ)
 誰も来ない事を良いことに、作成者がやりたいことの何の遠慮もなくやることあるいはそれが可能な時期のことを指す。まさに、いまのここ
(2001-06-05)

優先席(ゆうせんせき)
 こういった席を設けないと、優先されるべき肉体的弱者に席の一つも譲れない社会であることの証明。多ければ多いほどあらゆる意味で病が深い
(2001-10-13)

雪道のスリックタイヤ(ゆきみちのすりっくたいや)
 スリックタイヤとは、溝のないタイヤのことである。溝付きのタイヤよりも接地面が広いため、摩擦力が大きく安定性が高い。しかし、温度に敏感なため、冷えた時などのグリップダウンも大きくなる。また、路面に水がある場合、タイヤと路面との間の水には逃げ場がなく、非常にスリップしやすい。したがって、雪道をスリックタイヤで爆走する厨房長Kとその仲間たちの無謀運転は、既に危険という範疇を遥かに超えた狂気の領域であり、決してマネをしてはならない。
(2001-12-13)

雪道のスリックタイヤ・真相編(ゆきみちのすりっくたいやしんそうへん)
 なお、そのスリックタイヤが、普通のタイヤが様々な遍歴を経てクラスチェンジしたタイヤであった場合、さらに危険は倍増することを付記しておく。
(2001-12-14)

予告音声(よこくおんせい)
 団長が1人でブレイク中の機甲兵団J−フェニックスだが、2月に発売されたその序章編では4月発売予定とナレーターの娘子が高らかに歌い上げていたにも関わらず、6月へとその発売は延期された。しかして、5月に序章編は再版となり再び店頭に並んだのだが、例のナレーションがきちんと6月に訂正されているかが非常に気になるところである。どなたか勇気あるチャレンジャーが真相を究明してくれることを切に願うものである。
(2001-06-09)

予想外の事態−映画館編−(よそうがいのじたいえいがかんへん)
 長いこと人間をやり、数知れぬほど映画館に足を運んだが、パンフレットが売り切れになったのはFainal Fantasyが最初であった。恐るべし稀少戦術。申し訳ないが、決して「大量に用意しておいたが売り切れた」とは思えないのでこう言うことにする。
(2001-09-23)

予定調和(よていちょうわ)
 RPG「クトクルフの呼び声」のプレイ中、シナリオの終盤のクトゥルフ知識判定において、技能値が1%しかないのに成功してしまうこと。
(2001-05-01)

予定調和的予測崩壊(よていちょうわてきよそくほうかい)
 シナリオの今後のヒントを与える予定だった中ボスがクリティカルによって一撃の下に葬り去られること。一瞬、マスターの思考が停止したとしても誰も責めることはできまい。もっとも、この程度ならばいくらでも復旧はきくのだが。
(2001-07-18)

予定調和的予測崩壊による予期可能範囲内見通壊滅(よていちょうわてきよそくほうかいによるよきかのうはんいないみとおしかいめつ)
 ヒントとなる予定だった中ボスを一撃の下に屠られ、シナリオを修正しつつ進めた次のチェックポイントでも、次のシナリオへの繋ぎとなるとなるクリーチャーがやはり一撃の下に葬り去られること。そろそろ即興でたち直せる範囲を離れ、厠に暫らく篭り善後策を考える必要が出始める。
(2001-07-19)

予定調和的予測崩壊による予期可能範囲内見通壊滅が導く『お約束の法則』(よていちょうわてきよそくほうかいによるよきかのうはんいないみとおしかいめつがみちびくおやくそくのほうそく)
 マスターが状況の整合性の復旧と終幕への道筋の設定を必死に行なっている際にプレイヤーが取る行動のほとんどはこの言葉に集約される。すなわち、突撃あるのみ。この言葉はマスターの小細工などより遥かに確かな整合性と終幕への前進力を持つが、解けていない謎を放置したまま突き進むので謎は謎のままと言うある種趣深い終劇となることが多い。
(2001-07-20)

予定調和の補足(よていちょうわのほそく)
 しかも、それを振り当てるのは大抵の場合において斑鳩皇子である。
(2001-05-02)

予定調和の補足の反論(よていちょうわのほそくのはんろん)
 もっとも、RPG「ブレイド・オブ・アルカナ」のプレイ中、シナリオの終盤のボーナスポイントで1D20で1を振り当て、殺戮者になった団長は人のことは言えない。
(2001-05-03)

巡回経路適正化不測(よみがあまい)
 映画を見た後に立ち寄った店で、その映画の割引券を見つけること。
(2001-08-02)

ライダータロット(らいだーたろっと)
 この名前を見て、石森正太郎ワールドを期待してそのタロットを手に取ったとしても、それを責めることは誰にも出来ないであろう。(注意:ごく普通のタロットカードであり、別名ウエイト版と呼ばれているタロットカードです。タロットカードの歴史を変えたといわれている名作です。)
(2001-07-27)

ライフルを持ち歩く通行人が変身するゴルゴな拳士(らいふるをもちあるくつうこうにんがへんしんするごるごなけんし)
 団長作成のショートゲーム「METAL★HERO」において軍曹が作成したのは拳士の名を持ちながら、変身前の武器がライフル、変身後の武器もライフルという世にもアレなヒーローであった。しかも必殺技は無明無音撃。乱数で決定した値とは言え、あまりといえばあまりなキャラクターであった。システムの改善が急務であるのは間違いない。
(2001-08-23)

乱数の偏りに関する考察(らんすうのかたよりにかんするこうさつ)
 人のサイコロの出目には確かに偏りがある。例えば、団長の賽の目は常に低い。すなわち、低い目が要求されるゲームでは圧倒的強さを誇り、高い目を要求するゲームでは絶対的に弱い。逆に特攻隊長は全般的に賽の目が高い。これに対して斑鳩皇子の賽の目は常に悪い。彼の賽の目は、高い目を要求されれば低く、低い目を要求されれば高くなるのだ。総合的な確率論的には計算値通りだが、どうにも涙を誘ってならない。
(2001-08-13)

リンス(りんす)
 ファミリーレストランのドリンクバーにおいてお茶のボタンのすぐ上に「リンス」なるボタンを発見した厨房長に、それが一体どのようなものかを知りたがる団長は、是非とも押してみるように指示した。はたして、ボタンを押した瞬間に、コップを構えていたお茶の注ぎ口でなく、その隣のジュースの注ぎ口から迸るような水が噴出した。空しくコップを支える厨房長をあざ笑うかのごとく、関係のないところから吹き出る水に笑死する団長。結局、リンスとはドリンクバーの注ぎ口を端から順に洗っていくものに過ぎなかったわけだが、そういったメンテナンス用のボタンはもっと隠されてしかるべきだと思う私は贅沢者なのだろうか。
(2001-05-27)

流転する設定(るてんするせってい)
 様々な作成者が入り乱れるガンダム世界の設定はまさに時代によって千変万化する。その様はいっそすがすがしいが、自分の信じる足場をしっかりしておかないと、ゲームなどで活用する時に混乱する元となるので要注意だ。自分の解釈と違ったらこう叫ぼう。「それはアナハイムが流したデマです。すくなくとも私の管理する世界では!
(2001-11-08)

レイジ的(れいじてき)
 宇宙空間で旗が「たなびき」、煙が「昇り」、戦闘機が「墜落」したならば、その宇宙はレイジ的である。なぜレイジ的というかが分らなければ、それは日本文化の研究不足であると断言できる。
(2001-07-23)

連殺クリティカル(れんさつくりてぃかる)
 マスタースクリーン内で振った6面体が2/3以上の確立で1または2しか出ないことに気づいたとき、人は己がGURPSでゲームマスターをやることの無謀さを思い知る
(2001-06-14)

連打と速攻(れんだとそっこう)
 Web Applicationの最も苦手な操作。どちらも制御信号が混乱しやすく、サーバー側のプログラムの隙をつきやすい。商用Webサイトでは一、二度試し、そのプログラムの堅牢性を確かめることを御お勧めする(例:SUBMITボタンを押したあと、画面が表示されているうちにSELLECTボタンを不正設定する、など)。
(2001-05-16)

我侭で微妙なオタク心(わがままでびみょうなおたくごころ)
 欲しい商品が品薄で手に入らないと哀しいのもオタク心ならば、その商品が増産されて売れ余っているのを見るのも哀しいのもオタク心であり、この二律背反の我侭さは救いがたいが、ある種の真理ではある。
(2001-09-29)

和魂洋才(わこんようさい)
 子供が生まれた友人に、子供の名前のアイディアを求められた際に平気な顔で鎧王と書いてアーマーキングはどうだろうかなどとのたまう副団長の人としての心は今ごろ沖ノ鳥島近海を漂っているとしか思えない。
(2001-07-03)

和服妄想企画(わふくもうそうきかく)
 全員浴衣着用の上で侍が出てくるRPGをしようと言う企画のこと。決してなにやらいかがわしい企画ではないことを明言しておく。
(2001-06-08)

割りと素で泣ける生活(わりとすでなける)
 3連休を会社に3連出して作成した資料を、文字通り一蹴されて徹夜で作り直していると、いい年をした成人男子でも割りと素で泣けてくるのは、きっと自然の定めて摂理なのだろう。
(2001-12-27)

わるい大人(わるいおとな)
 団長宅に日々積みあがっていくMASTER=GRADEシリーズの箱を見るに付け、悪い大人になったものだと思わざるを得ない。
(2001-09-05)

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