Circle LLK

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AVPの価値(あいりあんばぁさすぷれでたぁのかち)
 エイリアンとプレデターが劇場で動いている姿が見られることにこそ価値があり、つまらなくても仕方ない。もっとも、期待外れに面白いに越したことはないのだが、迂闊な期待はしないに限る
(2004-12-09)

諦めの先にあるモノ(あきらめのさきにあるもの)
 ARMERDCOREやJ-PHOENIXを積み続けて幾星霜、遂にゲームその物を買わないという局地に辿り着いたような気がする。
 スーパーロボット大戦MXやらDEMONBANEやらが出ると思っても、どうにも物欲が沸かなくなってしまったわけだ。これを進歩と呼ぶか、悟りと呼ぶか、それとも劣化と呼ぶかはその人物の価値観によるので判断が難しい。
(2004-05-24)

当たりクジ(あたりくじ)
 ある展示会の入場券が当たった。それは「驚異の大恐竜展」の券だ。はい、言うまでもありませんが、既に行ってきてしまった展示会です。
 折角の幸運すらもネタになる人生に乾杯。
(2004-07-27)

当たりの予感(あたりのよかん)
 前略、斑鳩皇子様

 確かに野良騎士団が揃っている時の事件遭遇率は高いであろう。だからと言って、定食屋でメニューを眺めている最中に真面目な顔をして、「生牡蠣はまずいです、生牡蠣は。あれにあたると半端でなく苦しいです。そして、僕と団長が揃っている以上、たとえが万が一にしか確率がなくても、間違いなく、その万が一を踏み抜きますからね」と熱く語るのは、些か厳しいかと思うのだが、どうであろうか。

 いや、私も同感ではありますが。
(2004-04-19)

穴が在ったらハマりたい(あながあったらはまりたい)
 厨房長曰く、
「団長は、穴が在ったらハマりたいクチのひとだからなぁ」
 わけが分からん上、下品な響きすらある一言だが、本質を鋭く抉る一撃である気がし、反論できなかった。
(2004-07-20)

雨垂れタイピスト(あまだれていぴすと)
 人差し指一本で激闘するキーボードパンチャーをこう呼ぶ。その熟練者は、指一本にあるまじき凄まじい速度で文章を入力し、人間の可能性の凄まじさを再確認させてくれるため、この名称は、それら職人への敬称と定義したい。
(2004-03-18)

アリバイ(ありばい)
 団長の寮でちょっとした騒動があり、団長もその容疑者の一人になりそうもなった。しかし、騒動のあった時間帯は午後7時から8時であり、その時間帯は常に会社にいるからという理由で無罪放免となった。問題は何もないはずなのに、なんともいえない敗北感が漂ったのは何故だろうか。
(2004-11-16)

アリバイについての皇子のコメント(ありばいについてのおうじのこめんと)
 斑鳩皇子に言わせれば、団長の棲家になら魑魅魍魎の類が沸いても何の不思議もないのだから、敗北感に浸る暇があったら、それらを存在を疑えと言うことになる。
(2004-11-17)

アリバイについての皇子のコメントに対する団長の抗議(ありばいについてのおうじのこめんとにたいするだんちょうのこうぎ)
 果たして、魑魅魍魎が居たとしても、団長の目の前に現れてくれないような内気な怪異は、チュパカブラ並みに非日常の風上にもおけない軟弱な存在であり、疑う価値すらないということになる。両者とも既に何を論じているのか忘れて久しい論戦であった。
(2004-11-18)

ある交番にて〜せめて偽善者らしく〜(あるこうばんにて1)
団長は通勤経路に約30分の徒歩を含む。
徒歩というのは中々に変化があって面白いが、中には面白すぎて困る場合もある。
その日、団長は路上で財布を拾っていた。
妙に分厚いそれは中身の充実を予想させ、意志薄弱なる彼は開けたら最後、着服の誘惑を効し切れなくなることを恐れ、速やかに交番に届けることとした。
そう、彼の座右の銘の一つは一日一偽善。
それを届ければ速やかにそのノルマが達せられるという寸法である。
果たして、到着した交番は留守だった。

鍵が開放されたその建屋は飽くまで無人、ひたすら簡素。

もしも、彼が凶悪犯に追われ逃げ込んだとしたら、この部屋は単なる袋小路に過ぎず、自ら罠に踏み込むに等しい、そんな建物だ。日本の安全神話崩壊に思いをはせながら周囲を見渡すと、「御用の方はお電話を」なる張り紙と内線電話がポツンと存在することに気づく。無人化による効率化も職種を選ぶべきだと考えながら、電話を取り、用件を伝えると、隣の交番から人が着てくれることになった。
これで一安心、そう思って落ち着いたのだが、そう、彼は分かっていなかった。永遠のネタ探しを生業とする自分には、ネタ神が大いなる慈悲を持ってネタを与えてくれるという真理を。
(2004-02-06)

ある交番にて〜その老女、徘徊につき〜(あるこうばんにて2)
無人の交番で警察官を待つ。
普通の生活をしている人間にとって、あまり在り難くないシチュエーションであることは間違い。
こんなときに、交番に人が来るとまずいよな、などと思いつつ出入り口(ガラス戸)に目をやる。

…なんか、ガラス戸の向こうでおばぁさんがこっち見てるんですけど…

間違いなくSANチェックもののシチュエーションに、「馬鹿だな、俺。こんな展開くらい予測していただろう?」などと自分を励ましてみるが、流石に老人を外に立たせておくわけにもいかないので中に招き入れる。
「おばぁさん、中に入って待ちませんか?」
…返事がない、ただの屍のようだ…などと笑い飛ばしていると本当に屍になられてしまいそうだったので、しょうがなく自分で招き入れる。…が、やはり反応がない。あぁ、こんな感じの人、祖母が世話になっている施設で見たことがあるぞ。そう、年をとると脳が萎縮して起きがちなアレだ。
 最近、よく脳裏を走る台詞が矢張りその日も脳裏を全力疾走した。その言葉は「途方に暮れる」という奴だ。
(2004-02-07)

ある交番にて〜人違い、宇宙〜(あるこうばんにて3)
 いまや交番は一人ではない。
恍惚の人と二人っきりだ。はっきり言って、泣きそうです。
30年に及ぶ人生の中で、ここまで警察官の登場を待ち焦がれたことはなかったといって過言ではない。
会話を探そうと話し始めるが、それが新たに墓穴を掘りなおしたに過ぎなかった。

おばぁさん、私は息子さんじゃないですが、分かってますか?

…はい、分かってませんね。
ようやくお巡りさんが交番に来た時の団長がなすべきことは既に決まっていた。
当然ながら、まず、自分がこのおばぁさんの息子さんではないという事実を理解してもらうこと以外ありえないことなど言うまでもないだろう。
(2004-02-08)

ある交番にて〜嵐の前の静けさ〜(あるこうばんにて4)
 再び、交番に一人になった。
やって来た警察官はおばぁさんを送っていかねばならなかったためである。
結論から言うとおばぁさんに対する警察官の対応は慣れたものだったし、説明には多くの言葉を要さなかった。なぜなら、そのおばぁさんはこの手のトラブルの常習犯であったからだ。
次のお巡りさんが来るまでにしばらくかかるので明日の朝に駅前の人がたくさんいる交番に行ってもらえないかと言われたが、その際は拾ったものを一晩拾い主が保管する事になると言う。意志薄弱な私はそれに耐えられそうもなかったため、その場で次の警察官を待つことにした。
これでトラブルは終わりだろう…おばぁさん事件を経た団長は一つの仕事を終えた男の顔で静かに次の警官を待った。まさか、更なるネタが待ち受けていようとは、その時の団長は露ほども思わなかった。
(2004-02-09)

ある交番にて〜嵐の中で輝いて〜(あるこうばんにて5)
 やがて警察官が来た。
くだらない雑談を交わしながら、拾得物の中身をお互いの監視の下に実施する。正直、団長も慣れたものだ。財布など、過去に何度も拾ったし、この立会いも既に経験済みだったのである。
分厚い財布を警察官が開けると、クレジットカードが2枚と運転免許証がまず転がり出た。
これ以上ないほどの身元はっきりさ加減に胸を撫で下ろす。返すあてのある落し物に対する警察の対応はマニュアル化されているので不安はない。

しかし、不安は別なところから急襲を仕掛けて来た。

つぎに出てきたカードには紛れもなく過剰燃焼熱血漫画家 島本のイラスト「アニメ店長」が描かれていたのだ。
 俄かに立ち込める暗雲に、団長は自分の顔が引きつるのを自覚した。
(2004-02-10)

ある交番にて〜地獄を見れば心が乾く〜(あるこうばんにて6)
 後は、まさに地獄絵図だった。
エロゲー、あるいはギャルゲーと思しきイラストがプリントアウトされたカードが次々と交番に広げられていく。
それらの総数は実に13枚におよび、その暗示的数値が団長の不自然な笑みを更に不自然なものにするのに十分な威力を秘める。
机の上に晒された25歳の男の免許証が、それらの持ち主とその性癖を警察官に陳述しているようなものだ。
えも言われぬ雰囲気が支配するその白い小部屋はまさにあるヲタクを吊るしあげる公開処刑場に他ならない。
おそらくは茫然自失としていたであろう私に警察官は、無慈悲にこう問うた。
「これらの一割を要求できますが、どうしますか?」
…間違っても、要りませんので、早くに此処から出してください。心のそこからそう思った。


財布の中に、自ら性癖の痕跡は残さないようにしよう、団長は疲れ切った心にそんな教訓を刻み、交番を後にした。夜風が、妙に冷たかった。
(2004-02-11)

イケガミン(いけがみん)
 斑鳩皇子による池上さんの愛称。トレボーとかル・ケブレスとは関係ない。多分
(2004-08-28)

異常気象の定義(いじょうきしょうのていぎ)
 毎年、天気予想の報道官が異常気象という言葉を連呼する昨今、異常気象が普通となっている、という言葉の矛盾が生じている。異常でない年が異常であるような気すらする。気象という複雑系に対する科学技術の脆弱さを思い知らされざるを得ない一瞬である。
(2004-03-22)

イベントフル(いべんとふる)
 事件は妙に寄るものである。このような状況を野良騎士団ではイベントフルと呼ぶ。それは恐らく誰の経験でも確かな事実であろう。しかし、だからと言って、一瞬間以上にわたって、三日以上同じ寝床で寝られない、という状況はややイベントフルすぎるのではないかと、文句の一つも神様に言いたくなる。
(2004-03-23)

今、danger(いまでんじゃぁ)
 団長と皇子の電話中の会話における、「今、電車」の聞き間違い。ただし、切迫していることは十分に伝わったらしいので問題無しとする。
(2004-05-16)

今は敵のターンです(いまはてきのたぁんです)
 敵の攻撃のタイミングにあわせて攻撃が出来るシステムにおいて、あまりにアグレッシブに行動してしまうと、プレイヤーどころかマスターまで今どちらのターンか分からなくなるので注意が必要である。
(2004-02-21)

依頼の秘訣(いらいのひけつ)
 人に物を頼むときの秘訣は、まず一発目に「ありがとう」と言ってしまう事であるような気がする。
(2004-01-19)

祝ってやる(いわってやる)
 富士の裾野に広がる青木が原の樹海で激写された写真に写った木の幹に描かれた一文。世の中の全てを『呪』う筆者の心情よりも、むしろ伝わるのは筆者の馬鹿さ加減の方である。
(2004-09-10)

因果関係〜仕事編〜(いんがかんけいしごとへん)
 明日は早朝新幹線での遠地出張なのに終電とは大変ですね、と言いながら最終退出を手伝ってくれる優しい後輩に、「逆だね。遠地出張前日だから終電なんだよ」、とニコヤカに笑いながら言える様になったら人間終わりのような気もする。
(2004-12-02)

因果関係〜仕事編・補足〜(いんがかんけいしごとへんほそく)
 しかし、迂闊に遠地出張すると、電車の中で爆眠できるため、普段より睡眠時間が長い上、普段より帰宅が早い事も珍しくないので油断ならない。
(2004-12-03)

隠語(いんご)
 厨房長によれば、隠語の定義は以下のようになる。
 すなわち、「一見分からないが、由来をきくろなるほどと、得心のいくもの」だ。そんな彼に言わせれば、最近皇子の産み落とした隠語「ビッグ・ベン&リトル・ジョー」はあまりにも露骨であるということになる。
 突込みどころは多いが、まず最初に言っておくことは、かの台詞は田丸氏による漫画版「超兄貴」が原点である。皇子オリジナルでないことは、嘆くべきか、喜ぶべきか。
(2004-06-01)

Webページリデザイン論(うぇぶぺぇじりでざいんろん)
 多くの場合、Webページのデザイン変更に対する気合は、野良騎士用語編纂委員の生活の追い詰められ度合いに比例する。
(2004-08-13)

Webページリデザイン論の補足(うぇぶぺぇじりでざいんろんのほそく)
 故に、『更新が無いのが無事な証拠』ということで、一つ、ご容赦を。
(2004-09-04)

美しいCGに対する誉め言葉(うつくしいこんぴゅぅたぁぐらふぃっくすにたいするほめことば)
 映画館で斑鳩皇子がこう、のたまった。
「おぉ、綺麗ですね。まるでPS2のムービーのようですね!」
 滲み出る悪意から皮肉であることは良く判るが、何処から突っ込みを入れて良いやら判らないほどの突っ込みどころ満載の台詞に、とりあえずは無意味に美麗になりすぎてきているPS2に責任転化することにし、その場は鉾を収めた。もっとも、ムービーの意味を考えてみることは奨めておくべきだったかもしれないと若干の後悔がないわけではない。
(2004-03-16)

ガンダム占い(うらない1がんだむへん)
 ガンダム占いに由れば団長のタイプは『RX-78(初代主人公機。激戦を何度も潜り抜けるが、最終戦で大破。コクピットのみ帰還)』だ。これは誇らしい。だが、どうも内容を見ると、周囲から「なんとかする」事を期待される何でも屋(しかも気分屋で時々爆発する)とでも言わんばかりだ。それが妙に当たっており、とても痛い
(2004-09-26)

ライダー占い(うらない2らいだぁへん)
 ライダー占いに由れば団長のタイプは『ライア(龍騎の登場人物。主人公を庇って戦死)』だ。特技は自己犠牲あるいはお節介らしい。どう転んでもそういった線からは逃れられそうも無いようだ。
(2004-09-27)

山手線占い(うらない3やまのてせんへん)
 山手線占い(もう何がなにやら)では、田端らしい。…田端って何処でしたっけ?
(2004-09-28)

占い四部作完結編:動物占い(うらない4かんけつへん)
 よく知られる動物占いでは団長は「素朴な獅子」らしい。しかし、同じ誕生日を使っているのに、「ガンダム」「ライア」「田端」「獅子」…統一感は無さそうだ。いや、あるとすれば無根拠に偉そうな部分あたりがありえる。それが団長の本質なのかもしれない。
(2004-09-29)

A級戦犯(えいきゅうせんぱん)
 ※この用語はアニメーション番組『機動戦士ガンダムSeed』についての知識を得たから読むことをお勧めします。
 野良騎士団では「平和の歌を歌います」とのたまってから、MSと戦艦を強奪して武装決起したラクス=クラインの事をこう呼ぶ。
(2004-11-03)

営業部長(えいぎょうぶちょう)
 野良騎士団の聖戦参加時における副団長の役職。しかし、すっかり見も心も筑波の仙人になり切っており、当日もFF三昧であった彼の営業部長職への復帰は遠い。
(2004-12-28)

円盤の罠(上)(えんばんのわな1)
 団長さんから円盤ついた、
姉上様たら車(のプレイヤー)で詰めた
仕方が無いから、お手紙(eメール)を書いた
さっきのCD、パソコン専用?
(2004-08-26)

円盤の罠(下)(えんばんのわな2)
 姉上様からお手紙(eメール)ついた、
団長さんたら眺めてコケた、
説明不足で、悪いんだけど
さっきの円盤、DVDです
(2004-08-27)

ALL IN ONEの罠(おぉるいんわんのわな)
 パソコンであり、TVであり、HDDレコーダであり、DVDデッキであるような機材は、一つ壊れれば全て使えなくなるので注意が必要である。
(2004-01-17)

大空に笑顔でキメる(おおざらにえがおできめる)
 用例:
 「やめろ!無謀な突っ込みは。その代償として大空に笑顔でキメることになるぞ!」
 即ち、死ぬの隠語
(2004-08-07)

落ち着かずオチが付く(おちつかずがおちつく)
 季節外れの夏休みの斑鳩皇子に仕事先から電話が入った。何でも彼の担当しているページへの苦情が仕事先にあったらしいのだ。泣きながら対応しようとする皇子だが、続報が入り、止めが刺された。

…お客様の勘違いであり、問題があったのは別のページであったらしい。

 私が許す。今はただ、涙するがいい。
(2004-11-24)

漢仕様(おとこしよう)
 組み立て説明書なしで、ただ完成写真だけで作成する模型のことを野良騎士団ではこう呼ぶ。
(2004-02-27)

男祭り(おとこまつり)
 西葛西フランス亭のカレンダーに記載された人目を惹きつけずにはおかない魅惑の文字列。ちなみに、男祭り開催中は男性に限りライスおかわり無料となる。
(2004-09-15)

大人力試験(おとなりょくしけん)
 団長の靴下購入基本閾値は三足千円だ。その日たまたま寄ったデパートは条件を満たすセール中であり、良い機会だからと靴下売り場によった。そこで靴下を漁る上司と出くわした時、どんな対応を取るべきだったか判らないが、「え〜と、お買い得ですね」なる台詞は少なくとも30才にならんとする社会人の対応ではなかったと反省している。
(2004-10-17)

忙しい時に起きがちな事例(おふぃすなまぁふぃぃ)
 打ち合わせの直前、いざ資料を印刷しようとした時のプリンタ用紙切れやステープラの留め金切れは散々経験済みだが、流石の団長をもってしても、無線マウスと無線キーボードが電池切れでトラブるのは初めてだったので、些か慌てたことはここだけの秘密である。
(2004-07-15)

「俺、ちょっとカウンター」(おまえのあたまにはそれしかないのか)
 野良騎士団例会中のことであった。特殊技能カウンターをフルに発動し、凄まじい戦闘能力を発揮するキャラクターが居た。それはいい。だが、その中の人がゲーム中、花摘みにテーブルを立つ際に思わず「俺、ちょっとカウンター」などと口走ってしまうのを見ると、あぁ、こいつの頭にはもうそれしかないのだなぁ、と頬を伝う熱い何かを堪える事は出来なかった。
(2004-10-11)

おやすみソング(おやすみそんぐ)
 読んで字の如く寝る前に聞く歌。選定には注意しないと、余計なヒートアップをし、お休みソングをかけた途端に目が冴え渡るハメになるので注意が必要だ。
(2004-08-31)

おやすみソング 人それぞれ(おやすみそんぐひとそれぞれ)
 斑鳩皇子のおやすみソングは「METALLIC WARCRY」、厨房長Kのおやすみソングは「仮面ライダー音楽集」だという。
 個人の趣味に口出しするは無粋のきわみと承知で言うが、諸君らは寝たいのか、起きていたいのか明確化してからもう一度おやすみソングを検討しなおすことをお勧めする。
(2004-09-01)

俺様フィールド(おれさまふぃるど)
 野良騎士団において、真の強者のみが発生させうる、自分専用の背景をこう呼ぶ。例えばヒーロー物の必殺技や、コンピュータRPGの召還獣などの際に地形が何時のまにか荒野や崖になり、昼だったはずなのに月が出たりするなどの現象をこう呼ぶ。心象風景であると考えられるが、そう定義した場合、現実のTRPGでもキャラクターによっては発生させることが、そう稀ではなく存在する。
(2004-02-22)

オレ設定(おれせってい)
 原作有りの世界観において、原作にない独自の情報のこと設定。突拍子の無いものではなく、原作の延長上に「ありそう」な情報を設定することが望ましいとされる。
(2004-10-19)

オレ設定の勝利(おれせっていのしょうり)
 オレ設定が、追加された原作設定と合致した場合、このように呼ぶ。こんなとき、野良騎士団ではささやかな祝杯を挙げることが許されている。
珈琲とかで。
(2004-10-20)

御椀(おわん)
 バーニアのこと。作品によってはアポジモータとも言う。とにかく、形状的に言っておわんで済ますこととする。

用例:
「ゲルググイェーガーは御椀の山だ。」
「Seed系は御椀が少ないので楽だ。」
(2004-05-04)

音楽修正(おんがくしゅうせい)
野良騎士団では最近TRPG中によくBGMをかけている。しかし、このBGMがなかなか侮れない。信じられないかもしれないが、音楽次第で本当にダイスの偏りが変わるのだ。特に敵用に用意した戦闘的な音楽をかけている時のマスターのサイの出目は文字通り殺人的な出目と成りがちだ。野良騎士団では此れを音楽修正と呼び、恐れている。
(2004-04-20)

カードのマリネ(かぁどのまりね)
 胸ポケットから落下したクレジットカード(ICカード付)が軽快な音とともに酢入りの皿に落下した時、人はこう言い、現実から逃避する以外道はない。
(2004-06-18)

改札攻防戦(かいさつこうぼうせん)
 某長野県の県庁所在地の駅で勃発したという、SUICAを構えた厨房長とハサミを構えた駅員さんの息詰まる心理戦を見逃したのは野良騎士用語編纂委員としては不覚の極みだ。
(2004-07-23)

会話のジャブ(かいわのじゃぶ)
 自分の持ち弾(持ちネタ)の何処までが相手の当り判定に有効なのかを測るために繰り出される、会話の応酬の事。初対面の人物同士が、双方ともの有効打撃圏の一部が重なっている事が明確な場合に、より激しく繰り広げられることが多いと思われる。皇子曰く、皇子の仕事上の知人と団長の初対面における会話のジャブの壮絶さは幕ノ内一歩vs千堂武を思わせるものであったという。その空を切ったジャブの流れ弾を受けた皇子は終始、爆笑していたことをここに記す。
(2004-03-09)

会話のジャブ〜出会い頭の事故〜(かいわのじゃぶであいがしらのじこ)
 その後、皇子と団長は、やはりこれまた皇子の仕事上の知り合いに会った訳だが、団長はその相手も、その前の人物と同階級の人物であると勝手に仮定し、ジャブのつもり放った言葉の弾道弾は吸い込まれる様に相手の心の顎に直撃。心象風景的に表現すれば、ゆっくりと放物線を描きながらマットに倒れ伏す相手。…しまった、相手はヘビー級を想定していたが、その実、ミニマム級でした、というオチだ。
 慌てて心の拳を隠すが、時既に遅し。腹水盆に返らず。妙に萎縮してしまった彼に、団長はかける言葉を持たなかった。この模様をリングサイドにて観戦していた皇子は、のちに「まさに一太刀。見事な切り口でした」と述べたとか、述べなかったとか。
(2004-03-10)

覚悟すれども備えなし(かくごすれどもそなえなし)
 野良騎士団員たるもの、凡そにおいてネタの神の祝福に出会うことは覚悟しておくべきであり、また覚悟も出来ている。しかし、それでもなおネタに出会えばそれを不測の事態として捕らえる。それは、それらに対して備えをしていないからである。これは予測できるのに対策を打たなかったという観点から見れば良くない事である。しかし、だからと言って始めからネタに遭遇することを前提とした生活を送るのは敗北である気がしてならず、ネタに供えるべきか否かについての議論はいまだ意見の分かれるところではある。
(2004-03-17)

確率変動中(かくりつへんどうちゅう)
 絶対の籤運の悪さを誇っていた団長だが、昨今ツキ」を見ていると、寧ろ幸運度が高くなっている気がする。もっとも、ここで幸せな気分になれず、却ってこの後の反動を畏れてしまうのは、臆病だからか、不幸が常態だからか、それともネタを望むからなのか、判断は自分にもできない。
(2004-09-23)

確率変動中その後(かくりつへんどうちゅうそのご)
 或るゲームの懸賞で目下連敗中の団長だが、池上義則氏は見事にカード二枚、限定モデルを一つ引き当てている。
 あぁ、良かった。自分の籤運はちゃんと悪いままだと、妙な安心をしている自分が少し悲しい気がしなくもない。
(2004-10-10)

確率論的開錠(かくりつろんてきかいじょう)
 最近の家のドアは、外から施錠できる鍵が2つ付いているものが珍しくない。しかし、どちらか片方しか締まっていない時は注意が必要である。そう、両方の鍵を回してしまうと結局ドアは閉まったままなのである
(2004-01-24)

確率論的開錠・解決編(かくりつろんてきかいじょうかいけつへん)
 そんな時、慌ててはいけない。片方ずつ、交互に回せば必ず3回以内に開くからだ。もっとも、初めてそのような状態に陥った時に、そんな冷静な思考が出来るわけはないのであるが。
(2004-01-25)

語るに堕ちる(かたるにおちる)
 7/16(金)は休めるはず、との団長の発言に対する皇子のコメント。事実は必要以上に人を傷つけるので注意が必要である。
(2004-07-07)

格好良さの定量評価(かっこうよさのていりょうひょうか1)
 格好よさはある程度以上定量的に把握可能である。その証明を以下に記す。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
皇子:「静岡ホビーショーに行って来たんですけどね」
団長:「ほう」
皇子:「子供にはブリッツガンダムが一番人気でしたね」
団長:「黒くて尖っているからな」
皇子:「…。逆にキャプテンガンダムは人気無かったですね」
団長:「黒くも尖ってもないからな」
皇子:「…」
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以上、証明終了
(2004-05-28)

同反応(かっこうよさのていりょうひょうか2)
 ちなみに、団長の「この台詞」とまったく同じ台詞を吐いた者が居るらしい。
その人物とは、団長と壮絶な言葉のジャブの応酬をした男である。
皇子は、自分の周りには同じような返答を返す人ばかりだという。
しかし、それは皇子が選択的にその種の人間とのみ付き合っているという事実の再確認に過ぎないだろう。
(2004-05-29)

神降ろし(かみおろし)
 様々な要因から、神経が研ぎ澄まされ、普段では決して為し得ないような偉業を達成した人物を指す。野良騎士団ではRPGシステムを組むときなどにRPG神を降ろすことが一般的だ。もっとも、最近の神降ろしと言えば厨房長のジャバラ神降ろしなのであるのだが。
(2004-05-12)

神の実在証明(かみのじつざいしょうめい)
 確かに、神はいる。それも、卑屈な薄笑いを浮かべた、ヲタクを守護する種のものが。
 見知らぬ街の見知らぬ通りを無目的に散策している際に、何故か「どこの秋葉原ですか」などと突っ込みたくなるようなヲタク通りに何かに導かれるように辿り着いてしまうと、そんな戯言も信じたくなるものである。
(2004-03-21)

痒いところに手が届かない会社(かゆいところにてがとどかないかいしゃ)
 痒く思う部分を作る会社は、それはそれで素晴らしい。
 しかし、痒いところを作っておきながら、そこに何故かいつも手が届かない会社はそれはそれで困りものだ。
 野良騎士団ではフロムソフトウェアとバンプレストを痒いところに手が届かない会社と認定する。
(2004-12-06)

買わずに後悔するよりも買って後悔しろ!(かわずにこうかいするよりもかってこうかいしろ)
 限定品に対する散財王のコメント。経験に裏付けられた至言。まさに資本主義の寵児と言っても過言ではあるまい。
(2004-08-19)

間接的貢献(かんさつてきこうけん)
 上司が仰った。
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上司:「うちの職場は、TOEIC平均650点が目標だ。みんな貢献するように」
団長:「それは無理です」
上司:「私は貢献したぞ。なんと言っても私は受けなかったということで間接的貢献を果たしたのだから」
団長:「…それでは、次回は私もそれで」
上司:「不許可だよ」
団長:「…やはり」
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 ま、世の中って奴はこんなものです。
(2004-04-04)

観測史上最高(かんそくしじょうさいこう)
 久しぶりにビジネスショーに行った。新宿だった。その日は折りしも4月としては観測史上最高の温度となっており、普段空調の行き届いたオフィスでPCの前に張り付いている人間の歩いて良い空間ではなくなっていた。しかし、普段と違う事をすればきっと何かネタが起きてくれるのだなという、ある種の感謝に似た気持ちを持つに至ったこの境地は真似たくないかも知れないがソレはソレで大したものかもしれない、などと自分を慰めてみた。
(2004-04-21)

鑑定士(かんていし1)
 野良騎士団において巨大戦闘兵器…特に人型兵器…を題材としたゲームをプレイする際に、コマとしてSDガンダムフルカラーシリーズのフィギュアを利用する。定価100円ながらにその名の通りフルカラーで中々の出来であるため、それなり以上の雰囲気を演出できる。しかし、問題もある。成型や彩色の都合からフュギュアは複数パーツで構成されるが、それは非常に細かく雑多なフィギュアを箱などにまとめて入れておくと、外れたが最後、どれがどのフュギュアのパーツか判らなくなってしまう危険性を秘めるのだ。
 しかし、問題あるところにスペシャリストあり、である。
 この難局を打破するスペシャリストこそが野良騎士団において鑑定士といわれる技能を持つ人々である。彼らは5mm程の大きさのパーツを見るだけで、「それはフルアーマーZZの腕だ」などと一目で看破するのだ。人間、好きと慣れは恐るべきポテンシャルを生み出す、という好例と言える。
(2004-01-28)

鑑定士、果てしなき頂上へ(かんていし2)
 鑑定士といえば、やはりその筆頭は斑鳩皇子だろう。彼のガンダムフィギュアに関する観察眼と知識量は半端ではない。団長も昨今は慣れなどからそれなりに鑑定士業をこなすが、その技の冴の程度は斑鳩皇子のそれと比べるならば、北斗琉拳で言うところのシャチとカイオウ程の差があることは間違いない。特に団長は知識量が1年戦争から第二次ネオジオン抗争に偏っているため、それ以降や宇宙世紀以外の機体にはやはり弱いが、皇子は団長が判別つかなかったブースター状のパーツを見て、少し悩みはするものも、見事に「団長、それは風雲再起の尻尾です」などと看破して見せるなど、その眼力は見事の一語に尽きる。
 ただし、冷静に「そんな技能、なんの役にも立たないじゃん」などと突っ込みを入れるのは当然のことながら野良騎士団ではご法度であることは言うまでもない。
(2004-01-29)

鑑定士、そして伝説へ(かんていし3)
 野良騎士団が誇る特級鑑定士斑鳩皇子の鑑定眼はSDガンダムフルカラーシリーズのフィギュアに止まるものではない。その技はプラモデルにまでもおよび、某所で何故かマニュアルがないのにマスターグレードGP−01を作り始めた無謀な一団がパーツの組み合わせの予想に苦慮していると、颯爽と現われ見事な助言をし、ついにマニュアルなしで完成にこぎつけるという離れ業をやってのけている。
 確かにジグソーパズルなど、数百に及ぶパーツをマニュアルなしで組みたてる遊びもあり、牛乳ジグソー(一面真っ白なジグソーパズル。本当に実在する)に比べれば人間業の範疇であるとは言えるだろうが、それにしてもやはり通常のそれとは一線を隔した特技であることは間違いない。
(2004-01-30)

ガラス戸突貫事件(がらすどとっかんじけん)
 世の中には手動の自動ドアが多く存在する。ボタンを押すことでドアが開閉するタイプのものといえば分かるだろう。いつかやるだろうと思っていたが遂にやりました。ガラス戸への激突という荒業を。丁度皇子と話しながら歩いていて、前を見ていなかった訳だが、自動ドアの可動音のみで「開いているだろう」と足を踏み出し、見事に肩と側頭部でガラス戸に体当たりをかけました。痛かったです。
 痛みの主成分は主に恥ずかしさ、痛んだ場所は心であることは言う必要はありませんね。
(2004-08-21)

ガンダム率98%(がんだむりつ)
 当初、化粧品メーカーのWebページ作成などを種とする会社に就職したはずの斑鳩皇子の昨今の業務におけるバンダイ関係の割合は時間にして実に9割8部を超えるという状況は幸せなのか不幸せなのか、余人に推し量ることは出来ない。
(2004-03-14)

キウイの化身(きういのけしん)
 MSM-03 ゴッグのこと。命名、厨房長。
(2004-05-01)

期待外れに面白い(きたいはずれにおもしろい)
 映画館『ヴァン=ヘルシング』鑑賞後に思わず漏らした迷台詞。もっとも、期待通りに詰まらないよりはよっぽど良いので、またこの台詞をフ口にできる映画を観たいものだ。
(2004-09-14)

キックオフに見る暗示(きっくおふにみるあんじ)
 今期のキックオフで部長は「我々の部は全社を導くジュダイとして頑張って欲しく、課長陣はジュダイマスターとしてさらなる発展を期待する」とのたまわれた。
 しかし、ジュダイがクローン戦争でどうなったかを考えると、課長全滅、担当四散という末路を暗示させ非常に嫌な感じだ。
(2004-11-05)

気になる蜘蛛(きになるくも)
 初めて映画版スパイダーマンを見たときの感想は、「あれが最期のスパイダーマンとは思えない」である。なぜなら、スパイダーマンを生み出す元になった蜘蛛は自由に闊歩し続けていたのだから…。
(2004-01-26)

気になる蜘蛛・深層編(きになるくもしんそうへん)
 より正直に言えば、もっとも強く思っていしまったことは、「やはりレオパルドンは出ないのか…」であることはロボ者としての基本であろう(レオパルドンとは日本版スパイダーマンの乗る巨大戦闘ロボである)。
(2004-01-27)

基本と正道(きほんとせいどう)
 いろいろ調べて分からなかった用語を、広辞苑で調べたら一発で意味が分かってしまった時、まずは基本に立ち返ることの大切さを痛感せざるを得ない。
(2004-03-29)

教育テレビのお兄さん(きょういくてれびのおにいさん)
 団長はプレゼンテーションの教育を受けた。成績は座学実技共に良好だったが一つ、揮っていることを言われたので紹介しよう。「資料も態度もいい。しかし、軽妙で友好的すぎて、教育テレビのお兄さんのようにも見える。あとは重厚さを身につければ完璧でしょう。」
 なお、教室が爆笑の渦に包まれたのは言うまでも無いだろう。
(2004-08-20)

清く正しいNPC(きよくただしいえぬぴぃしぃ)
 「私は、清く正しいNPCだからな」
 などの様に用いる。意味は、直接的には何もしない事を表す。
(2004-03-07)

近年稀に見る敗北者(きんねんまれにみるはいぼくしゃ)
 HGUCゲルググイェーガー(1260円)を作成していた団長はMGゴッグ(3675円)を作成した厨房長よりもプラモデルを完成させるのが遅かった。価格差にして実に三倍の差を跳ね返した厨房長をほめるべきか、その差を覆された団長をけなすべきか。少なくとも、皇子は後者であり、その台詞は「おい、敗北者。コーヒー買って来い」であったことをここに記しておく。
(2004-05-05)

偽善者の葛藤(ぎぜんしゃのかっとう1)
 その日のレジで団長が払ったのは1,000円札だった。しかし、目の前のレジの液晶表示は10,000からの計算になっている。店員は疑いももたず、大きい方からお渡しします、などと言っている。正直言って、9,000円の臨時収入は非常に大きい。はっきり言って、魅力的な誘いであることは否定できない。受け取ってしまえ、今日の偽善は別の場所で果たせば良い。心の中は確実に悪に傾いている。手を伸ばせ、受け取ってしまえ…そんな声が響いたことは間違いない。
 しかし、団長の脳裏を赤い仮面に白いマフラーの緑眼のトンボ怪人がこう言った。

「悪を討つのは強い力ではない、悪に負けない強い心だ」

 意を決して彼は店員に指摘した。自分が渡したのは1,000円札であることを。…こうして幻の臨時収入はやはり幻として消え、ただ偽善を果たしたささやかな満足感だけが残った。「俺はそれだけでいい」と言える、強い心が欲しいある冬の日の出来事だった。もったいない事をしたな、などと思ってはいないと、言う事にしておいていただきたいがどうだろう。
(2004-01-11)

悩む偽善者(ぎぜんしゃのかっとう2)
 池上さんの言うところによると、10K円程度で悩むな、ということになる。しかし彼の言は、正直に申し出る事を悩まないのか、それとも何食わぬ顔で横領する事を悩まないのか、どちらかを明言しないあたりが、非常に彼の職業的で良い。
(2004-01-12)

擬態(ぎたい)
 厨房長曰く人は、冷蔵庫のドアに練りわさびなどのチューブ状調味料に並んで何気なくタミヤの二つ星が目にまぶしいパテが鎮座していることに気付いた時は正気度を失わざるを得ないらしい。なお、残念ながら、彼がパテを調味料として用いたか否かは定かではない。
(2004-06-15)

擬態に関する補足(ぎたいにかんするほそく)
 もし、彼が蕎麦の上にでも一時的な狂気に陥り、パテを盛ったとすれば、古来から恐れられた擬態…すなわち、洗面所に並ぶ歯磨き粉と洗顔石鹸のチューブを取り違え、歯ブラシの上に石鹸を乗せる以上の快挙と言えよう。
(2004-06-16)

薬断ちの辛さ(くすりだちのつらさ)
 無理が祟って2004年早々に体調を崩した団長は、ドリンク剤で疲れをごまかしていた事が不調を助長した一因と判断し、ドリンク剤を今年一年断つことにした。厳しいと予想はしていたが、想像以上にしんどい事を実感している。安価で確実、合法的に入手が可能なものを堪える精神的ストレスの方が大きいのだ。薬物中毒者の気持ちが万分の一とはいえ分かった気がする。
(2004-06-24)

薬断ちの果てに(くすりだちのはてに)
 薬断ちを始めたのは2004年1月8日だった。既に11ヶ月を経過し、目標の1年まであと30日を切った。既に体内のリポビタン−アリナミン濃度は極微にまで低下し、体や心が摂取要求を出すことはなくなった。しかし、その代わり無理が利かなくなったのは間違いない。疲れた時は容赦なく休むようになった。ま、それが普通と言われれば反論の余地はない。
(2004-12-14)

クトゥルフ系(くとぅるふけい)
 人の外見…特に顔をネタにするのはよくないと分かってはいるのだが、時として確かになんというか、こう、凄い顔というのは存在する。以前、夜明け前から列に並び、夜明け後にふと目に入った真後ろに並んだ人物が乱杭歯にロンパリ、その上顔面が著しく左右非対称の上、黙々とフィギュアの話をする人物であることに気づいたりすると、割りと素で泣きそうになる。そんな顔を野良騎士団ではクトルフ系と呼称する。
(2004-03-02)

クトゥルフ分不足(くとぅるふぶんぶそく)
 主にクトゥルフモンスターの名前を聞くが、宇宙的恐怖(cosmic horror)に満ちた物語が足りない時に起きる現象。あるいはクトゥルフの呼び声をプレイしながら、ゲーム終了時にゲーム開始時よりも正気度が高い場合に起きる現象。
 団長や斑鳩皇子がたまに陥る。
(2004-02-13)

黒髭致死率(くろひげちしりつ)
 『黒髭危機一髪ゲーム』で5回以内に黒髭を仕留めれば夕食が割引になるサービスで、団長は見事に一撃の下に黒髭を屠り、4割引を勝ち取った。しかし、彼は複雑そうな顔をした。理由は団長が映画代を持った代わりに、食事代を皇子が持つ約束だったからである。相変わらず団長の運つき方は、自分にメリットのない希望方向の右斜め四十五度だ。
(2004-09-12)

google監視術(ぐぅぐるかんしじゅつ)
 検索エンジンgoogleにおいて、キーワード「野良騎士団」で検索すると、トップに表示される野良騎士用語の日付から検索インデクスの更新日付が分かるので割と便利だ
(2004-07-05)

google監視術に関する注意(ぐぅぐるかんしじゅつにかんするちゅうい)
 もっとも、このページは複数に地分まとめて更新されている危険性が高いので、日付をそのまま信じることはできないので注意が必要だ。
(2004-07-06)

継続は力なり(けいぞくはちからなり)
 年々鋭さを欠いていく野良騎士用語を書き続ける自分への励ましの言葉は、この言葉以外ない。
(2004-01-18)

携帯電話救出作戦(けいたいでんわきゅうしゅつさくせん)
 バスに携帯電話を置き忘れた。それは非常事態だが、異常事態ではないだろう。しかし、それを異常事態に置き換える偉大な勇者が我が団には居た。
その男の名は厨房長。
彼はバスと電車の時刻表から先回りができる事を確認するやいなや迷うことなく電車で移動し、次の駅で見事バスを拿捕。無事に携帯電話を奪還した。
バスの運転手殿は、さぞや度肝を抜かれたことであろう。心からご同情申し上げる。
(2004-02-14)

「検索語:無毛」(けんさくごむもう)
 確かに、こんな自虐ネタを書いた自分は悪い。それは認めよう。
 しかし、だからと言ってWeb検索エンジンでのキーワード「無毛」でこのWebサイトがヒットし、挙句、訪問してきた方がいらっしゃるのは余りに屈辱的なことではなかろうか。
…なお、彼が何を思い、このキーワードを入力したは問うてはいけない。他人事とは思えないから。
(2004-04-25)

「検索語:無毛」に関する補足(けんさくごむもうにたいするほそく)
 無毛と言われれば、すぐに自分の頭髪の未来予想図を思い浮かべる強気に後ろ向きな団長に比べ、斑鳩皇子は極めて冷静だ。Webサイトでこの言葉が持つ意味を彼は十二分に知っていた。では、その意味とは?
 いや、ここでは敢えて語るまい。野良倫に抵触することが約束された品性下劣な意味と使い方があるからだ。
 なお、団長が想像したようなヘアケア系サイトではこのような直球ど真ん中な痛烈な単語は使われないそうだ。確かに、ナイーブな気持ちでそれらのサイトに向ったヘアレスヘッドに硬球を投げつけるような真似は商業的に許されないのであろう。
(2004-04-26)

「検索語:無毛」に関する補足に対する突っ込み(けんさくごむもうにたいするほそくにたいするつっこみ)
 厨房長によれば、ヘアレスヘッドという言葉自体が至近距離からゴルフボールを打ち込まれる程度には痛そうだと言う事になる。
 …はい、当事者ですから分かります。痛いです。でも優しい眼差しでそっとされる方が余程痛いのもまた確かです。故に打ち込みましょう、自らに至近距離のゴルフボールを。
(2004-04-28)

攻撃の主成分(こうげきのしゅせいぶん)
 TRPGでマスターをしている際に、PCを威圧するつもりで放ったはずのモンスターの攻撃が、さっぱり火を噴かないことがある。そのような時、マスターは「この攻撃の半分は優しさで出来ています」と嘯き、動揺を鎮める事が最良である。多くの場合、プレイヤーもこの失態を、若干の失笑と共に水に流してくれるだろう。その際、ドモホルンリンクルのCMをイメージしておくことが望ましい。
 逆に何気ない一撃が、思いもよらず一撃でPCを窮地に陥れることもやはりよくあるが、こちらは前述のような戯言ではプレイヤー諸氏は収まらないので注意が必要である。
(2004-02-24)

やさしさ率50%の真実(こうげきのしゅせいぶんのほそく)
 優しさ率50%はドモホリンリンクルではなくバファリンである。この事実を誤認していた団長は相変わらず晒さなくても良い恥を晒しているわけだが、それすらもネタにすることで操業する野良騎士用語はまさにネタの自家発電機の様相を呈していて華々しくて割と好きだ。
(2004-03-01)

後天性デブ(こうてんせいでぶ)
 デブの待遇改善を訴える社会派番組デブヤの活躍にもかかわらず、副団長と斑鳩皇子のデブに対する視線は厳しい。いや、彼らはデブになった人物の、デブになったと言う自律性の無さに対して厳しいのだ。
 とはいえ、そのような心理的背景は一見では分からないため、とかく彼らはデブに手厳しいという印象を周囲に与え続けている。
(2004-03-03)

購入難度(こうにゅうなんど)
 電撃HOBBYで続けられているスーパーロボット大戦original generationアクションフィギュアシリーズの通販だが、今月は遂に武神装攻ダイゼンガーの予約受付となった。これまでの連載から鑑みるに、次は龍人機、さらにその次はヴァルシオーネRだ。…先月、初代ゲシュペンストをうっかり買い損ね、コンプリート路線を踏み外した我々には些か厳しいラインナップであることは間違いない。
(2004-06-30)

正しい攻略本の使い方(こうりゃくぼんのただしいつかいかた)
  ゲームの攻略本とは、ゲームクリア後に取りこぼしがどれくらいあったかを確認するために存在する。
(2004-11-14)

国民総動員令(こくみんそうどういんれい)
 団長の勤務先には職場防衛隊なる自衛組織がある。何のことは無い、火事の際の初期消火や地震の際に非難誘導を行う組織なのだが、ご時世に漏れず人の減りまくった職場では、職場の人間の数と職場防衛隊の役職数が一致するという世も末な状態へと成り下がっていた。文字通り己の身は己で護れと言う事なのかもしれないが、その組織の意味と意義に疑問を呈したくなるのは仕方が無いことだろう。
(2004-04-16)

心の瑞々しさ(こころのみずみずしさ)
 野良騎士団ではホラー映画を見て心がときめけるか否かでこれを判定したい。夕食のおかずにエイリアン2、酒のつまみにバタリアン、深夜のBGVにドーン・オブ・ザ・デッドなどというようになっては人間終わりです。
(2004-06-29)

故事成語考察:勇将の下に弱卒なし(こじせいごこうさつ1ゆうしょうのもとにじゃくそつなし)
 会社における自分の部隊を省みるに、単に弱卒はすぐに死ぬので結果的に弱卒なしになるにすぎないと思われる。
(2004-12-08)

コワレタノブ(こわれたのぶ)
 BUMP OF CHICKENのアルバム「ユグドラシル」に収録された「太陽」という曲がある。
 その曲にはこんな一節がある。
    「ドアのノブが壊れて、もう外には出られない」
 それを聞いていた団長と皇子だったが、団長は含蓄深げにこう言った。
    「…ノブが壊れたら、また直せばいい…」
 それは経験から来た重みのある台詞であったはずだが、斑鳩皇子に言わせると、リアルにノブを壊して、ソレを直した人が言ってもギャグにしかなりません、ということになる。
(2004-11-11)

根源的貧窮招来体(こんげんてきひんきゅうしょうらいたい)
 団長の勤務先によれば、非技術者の仕事の報酬は金、技術者の仕事の報酬は次の仕事、だそうだ。
 自分の会社が潰れないが給料が著しく悪い理由が少し判った気がする。
(2004-10-28)

根性なし(こんじょうなし)
ロボットのフィギュアで会社用の壁紙を作ってみた。





が、矢張りダメだ…気恥ずかしくて使えねぇ…
…車や犬なら許されてもロボって時点で、矢張り防御不能にダメなんだ…
(2004-11-29)

先なき明日への第一歩〜放浪者たち〜(さきなきあすへのだいいっぽ1)
 六本木から食事のできる場所を探し、深夜に彷徨う難民は、遂に品川に辿り着いた(この時点で色々と負けている)。屋台と飲み屋と吉野家を避けると、店がなかったためだが些か歩きすぎの感は否めない。JR品川駅の西口でも目ぼしい店は既に閉店。仕方なく初の東口開拓に挑む一行。
(2004-07-25)

先なき明日への第一歩〜牛角の灯〜(さきなきあすへのだいいっぽ2)
 東口には燦然と輝く牛角の看板。
 アレならいいか。顔を見合わせ、頷く一行。手前の吉野家を通過し、店に入ると3グループが待っていた。終電と言う最終防衛ラインを保つためにも牛角に入ると言う選択肢は、消えた。
(2004-07-26)

先なき明日への第一歩〜振り向くな〜(さきなきあすへのだいいっぽ3)
 こうなれば吉野家か、と牛角を出るが、難民は誰も無言のまま、吉野家を最通過。矢張り、ここに来ての妥協は皆、嫌らしい。闇に伸びる路を進むが、店は尽く飲み屋。5分も往かずに街明かりは途切れ、T字路が見える。難民は覚悟を決め、二手に分かれて、左右を確認する。決して振り向かないようお互いに言い聞かせる。ただ、絶望を半分で済ませるために。
 かくして絶望が訪れた。右の、ただ続く闇を見た者が、それをもう一方に伝えるべく振り向くと、やはり左も全てを飲み込む暗黒のみがあった。
 …退くしか、なかった。
(2004-07-28)

先なき明日への第一歩〜そして、東口へ〜(さきなきあすへのだいいっぽ4)
 回答:東口駅ビルにまともな料理屋がキチンと開いていました
  教訓:灯台下暗し、まずは基本から攻めよ。
   …また、このオチか。
(2004-07-29)

先読み成功率に見る年代差(さきよみせいこうりつにみるねんだいさ)
 2003年から2004年にかけての皇子と団長のお気に入りロボットアニメは『超重神グラヴィオン』であるが、その展開の先読みに関しては今の所、皇子の勝率が文字通り100%であり、団長は黙々と黒星の行列を伸ばしている。これまで、先読みの精度がそう悪い方でなかった団長は些か戸惑っているようだが、皇子に言わせれば、嗜好回路の対応具合が1990年代前半と後半の違いであることから来る違いであると言うことらしい。要約すれば、団長は古いということになる。事実は常に痛いものだ。
(2004-02-29)

SD(さつじんどらいばぁ)
 一度も違反をせずに普通自動車運転免許証の更新の時期を迎えると、セイフティドライバーであると認定され、更新間隔が延長される。しかしながら、運転してもしなくても違反なしと言う条件を満たせばよいと言うこのシステムには若干の疑問が無いわけでもない。例えば、9ヶ月一度も運転せずに、雨天の深夜に百キロ単位を走る羽目になった運転手が持つ運転免許証にSDマークが付いていたりすると、セイフティのSではなく殺人のSであると確信する。
(2004-03-27)

在宅業務難度(ざいたくぎょうむなんど)
 自業自得と言われると反論はできないが、不必要に玩具の多い自室で仕事をする気力を保つのは極めて難しい。
(2004-07-11)

SeedMSVオープニング(しぃどえむえすぶいおぉぷにんぐ)
 PS2用ゲーム『機動戦士ガンダムSeed終わらない明日』のMSV版オープニングは大爆笑できるほど面白いが、些かやりすぎだ。しかし、西川貴教ファンにはたまらない出来であろうことも間違いない。残念ながら私はその範囲には含まれないので笑って終わりだったがともかく一見の価値はある。
(2004-11-04)

閾値の低下(しきいちのていか)
 誤解を恐れずに言えば、ゲームSRWシリーズのスーパーロボット『グルンガスト』は、膨張色全開の色合いと言い、デザインと言い、格好良いとは言い難い。
 しかし、団長はこのロボットが大好きだ。
 なぜなら、ゲーム中で使い続けたためだ。
 このグルンガストを受け付けなかった斑鳩皇子だが、いつのまにやらガルムレイド(同シリーズの2004年の新メカ)は受け入れられるようになっていた。
 これは進化か、それとも劣化か微妙なところだ。
(2004-06-11)

死語の世界にようこそ(しごのせかいにようこそ)
 団長に初めて会ったある人物が、彼のことを「インテリっぽい」と称したそうだが、昨今はそもそもインテリ風という言葉自体が知的ではないという事実が、その発言者の知性を疑わせざるを得ないところが厳しいところである。言葉は生き物であると言うことを認識する一瞬である。
(2004-03-04)

詩人になれる(しじんへのくらすちぇんじじょうけん)
 詩人の定義と己の状況を鑑みて思わず、2004年2月末の団長がこぼした台詞。要は暇だったって事だ。
(2004-04-09)

下をみれば限がない(したをみればきりがない)
 町を歩いている時、広告用スクリーンに映画「CASSHERN」のDVDの宣伝が流れた。しかもアンドロ軍団をなぎ倒し、唐竹割りを決めての「たった一つの身体を捨てて、生まれ変わった不死身の体。鉄の悪魔を叩いて砕く、キャシャーンやらねば誰がやる」の劇場では流れなかったナレーション付きだ。
 久しぶりに忘れていたドス黒い感情が溢れ出しそうになったが、その脇にかかっていた垂れ幕、映画「デビルマン」と比べると、両者とも脚本壊滅、編集全滅までは同じでも、役者がまともに演技をしているという点においては映画「CASSHERN」が勝っていると言われており、それを思うとあの悲惨な出来も許せそうになった。
 もしかして、あの二つを並べていたのはそれが狙いではなかろうかと思わないでもない。
(2004-10-31)

七時起床(しちじきしょう)
 夕食時の会社の寮での会話より抜粋。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
同期:「よぉ、団長。今日、俺は七時起きして千葉までバイクで走ってきたよ」
団長:「確かバイクを買ったばかりだったな。それはよかったな」
同期:「そっちは、今日はどうだった?」
団長:「あぁ、俺も起きたら七時のニュースがやっていたよ。だから、この食事は朝食な」
同期:「…そうか、俺も七時のニュースを見たが、お互いに見たものは違ったようだな…」
団長:「そのようだな」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ま、今年の仕事が一通り終わり、休息モードに入ったんだ、許せよ。
(2004-12-23)

失言(しつげん)
 避難訓練中に、団長がある後輩(3年下)との雑談中に踏んだ地雷を紹介する。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
団長:「おぉ、私のヘルメットは昭和59年物だ。私が小学3年生の時だ…と言うことは君は小学生にもなっていないね」
後輩:「あ、僕は浪人留年してますから団長さんとタメなんですよ」
団長:「…」
後輩:「…」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 あぁ、なんとも居たたまれない空間であることか。
(2004-11-28)

失言数に関するいいわけ(しつげんすうにかんするいいわけ)
 団長、副団長、斑鳩皇子と言った毒舌三人衆の影に隠れて目立たない。しかし、実は厨房長Kも、ゴッグの胸部アーマーを見て「ブラジャー」と喜び団長にブラ発言禁止令などの高頻度で禁則事項を増やしている。これらの事実は、厨房長も想いの外言わんで良いことを言っていることを証明している。野良騎士用語編纂委員のみが失言数が多いわけでなく、ネタとして書き連ね、証拠を残してしまっているに過ぎない…と言い訳したいのだがどうだろう。
(2004-05-25)

失言数に関するいいわけ補足(しつげんすうにかんするいいわけほそく)
 なお、思いの他失言が多い事実に行き着いた厨房長が、よりショックを受けたことがある。
 それは、よりによって皇子に指摘を受けたということだったという事実はここだけの秘密である。
(2004-05-31)

室内雨対策(しつないうたいさく)
 アルヴィオン和室のエアコンの下には、室内雨対策として新聞とビニルの複合素材による防備が成されていた。それ自体は良いのだが、その手間をかける前にまずは修理しろと言いたいのは私だけではあるまい。
(2004-10-07)

指導的陰謀(しどうてきいんぼう)
 課長と主任に挟まれて。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
課長:「う〜ん、今回の特許は拒絶対応しずらそうな表記があるね」
主任:「あれ、君は拒絶対応をしたことは?」
団長:「ありません」
課長:「そうか、練習してみるか?」
団長:「所用時間はどれくらいでしょうか?他の業務との折り合いをつける見積もりが立てられないのですが」
主任:「慣れれば1日だから、3日くらい見ておけば良いと思う」
課長:「練習になるものって、ある?」
主任:「(満面の笑みで机の下から封筒をすっと取りだし)ちょうどここに、今週中の拒絶対応が必要な特許が一つ」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 待て、その喜色満面、準備万全の展開には多少以上の作為を感じざるを得ないぞ。
(2004-04-07)

shibu2(しぶしぶ)
 渋谷にある献血センターの名前はshibu2である。献血者に占める若者の比率は全国トップクラスだが、若者が仲間内の一人にだけ献血させて他はセンターの入り口近くで屯するなど、独特の雰囲気を醸し出し、異様な空間を形成している。もちろん名前は「しぶしぶ」と読ませる。名前も含めて何らかの悪意や作為を感じずにはいられない献血センターであることは間違いない。
(2004-04-14)

社会人らしさ(しゃかいじんらしさ1)
 聖戦で数年ぶりにお会いした姉上様の友人が仰るには団長はすっかり社会人の顔になったとのことだ。団長としては、それは「落ち着きが出た」とか「貫禄がついた」とかいうのと同系統の、「老けた」の婉曲表現であると認識すべきか否か葛藤中である。
(2004-12-29)

浮世離れ(しゃかいじんらしさ2)
 なお、これでも会社なのかでは、どちらかというと落ち着きがない…というよりは浮世離れして現実感の薄い人間に分類されていたつもりなので、落ち着きが出たのは良いことか、悪いことか、少し悩むところではある。
(2004-12-30)

縮地(しゅくち)
 剣術の用語の一つで、まるで仙術を使ったかのような目にも止まらぬ早さで一気に間合を詰めること。野良騎士団では、予定を大幅に前倒しにして進めることを縮地をかけると呼ぶ。用法としては、「くっ、13時に来るって言っていやがったのに、11時半に到着とは…縮地をしかけてきやがったな」などである。
 なお、この術は多くの場合体や懐に多大なダメージを与えるため、濫用は厳禁である。
(2004-02-03)

蒐集家の構造的欠陥(しゅしゅうかのこうぞうてきかっかん)
 ある日の知人との会話より。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
団長:「よし、仮面ライダーが全話揃いつつあるぞ」
知人:「あるんですか?それらを見る時間は
団長:「…」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 大人なら所有することに悦びが見出せるはずだ。
(2004-11-20)

その者が踊るはビックの掌(しょうどうがいはひかえめに)
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団長:「ついに、手乗りHDDを買ってしまったよ」
皇子:「おぉ、物欲に負けましたね。20Gですか?」
団長:「いや、新製品の40Gだ」
皇子:「40Gなんて出てたんですね?高かったでしょう?」
団長:「いや20Kちょいだった。しかもポイントが15%もついたので、ポイントでつい120Gの外付けHDDもかってしまったよ!」
皇子:「…今、この時期に120Gはミステイクではないですか?」
団長:「…かもしれん、しかしポイントにちょっと足せば買えると言う値段についフラフラと」
皇子:「…見えますよ。大きなカメラの掌の上で良い様に踊っている貴方の姿が…」
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たまにはサンバのリズムに合わせてアミーゴのように踊り狂いたい時だってある、ということで一つ…。
(2004-02-04)

照明器具(しょうめいきぐ)
 夜明け前の行列でネタ帖にメモをしようとしても手元が暗くてまったく見えない。そんな時に活躍するのだが携帯電話である。別にメモ帳機能を使うわけではない。ただ起動させるだけでいいのだ。なぜなら、液晶自体の明るさで、十二分にメモがとれるのだから。まさに、現在版ホタルの光、窓の雪といったところか。
(2004-03-30)

消耗品の消耗タイミング(しょうもうひんのしょうもうたいみんぐ)
 マウスは消耗品だ。それは覚悟の上だ。しかし、だからと言って長期出張中のホテルで破損するのは、補充が大変なので勘弁していただきたいものだ。
(2004-05-19)

白黒衣服同盟(しろくろいふくどうめい)
 着衣をモノトーンでまとめる者たちの大同団結。あるいは、「いつも黒いな」と言われたからと色を変えても、所詮、白にしかならない馬鹿者ども。
(2004-09-03)

心眼(しんがん)
 団長の字は汚い。それは認める。だからと言って、コメントした内容を読めない新人が、その先輩を鑑定士と呼んで解読を依頼したり、その先輩が「いいか、心の目で見るんだ!」などと助言(?)をしているのを見ると、些か反省さざるを得ない。
(2004-02-18)

心眼、その先に(しんがんそのさきに)
 さらに恥をばらすことになるが、会議室の予約ノートに書きこんだ団長の名前が読めなかったらしい上司が、付箋で「Who? 他の人が読める程度にお願いします」などと書きこんでいるのと見ると、些か以上の反省を要求されている気がしてならない。
(2004-02-19)

善意的に解釈すればそう読めなくもない(しんがんでよむしかない)
 疲労しきった団長の、只でさえ危うい日本語がより破滅的に破綻する携帯電話のメールの文章を受け取った斑鳩皇子が呟いた至言。
 ともあれ、優しさは偉大である。
(2004-10-12)

新造細胞(しんぞうさいぼう)
 映画「CASSHERN」における新造細胞とはあらゆる細胞に分化可能なものであると定義される。それを聞き、「それは単なるES細胞では?」という疑問を口走った団長と厨房長は、そもそもこの映画の対象人物ではなかったのかもしれない。
(2004-04-27)

JR的大逆転勝利(じぇいあぁるてきだいぎゃくてんしょうり)
 父の誕生日と言うことで実家に帰りましたが、苦節30余年、遂に実家最寄駅に特急が止まる時代がやってきました。やったぞ副団長。時代は我らに微笑んだ
(2004-10-24)

JR的大逆転敗北(じぇいあぁるてきだいぎゃくてんはいぼく)
 長いことJRを利用しているが、座席指定で同じ番号がかち合い、座れなかった(ダブルブッキングした)のは始めてだ。最寄り駅から特急に乗れるようになり、勝ちかと思いきや、勝ちっぱなしではいられないのが野良騎士流か。
(2004-10-25)

JR的大逆転敗北の真相(じぇいあぁるてきだいぎゃくてんはいぼくのしんそう)
 ダブルブッキング相手は二人組みだったが、実際にかち合った方の日付が次の日であったことが真相。しかし、その相方さんの席は間違いなくその日。片方が先に切符を買い、その切符を見せながら隣の席を予約したそうなので、JR窓口のイージーミスが原因と考えられる。機械が正確に動いても、ヒューマンエラーがあれば「はい、それまで」という好例。技術者的には極めて悲しい
(2004-10-26)

時間経過体感速度(じかんけいかたいかんそくど)
 団長の見るところ、時間経過の体感速度は、締め切りまでの時間の2乗に比例し、さらに複数の締め切りがある場合、その速度は加算される見られる。式に表すと以下のようになる

  時間経過体感速度=Σ(締め切りまで時間)^2

 いや、仕事の締め切りと趣味の原稿の締め切りが迫る昨今の時間速度はとんでもないということです。(ついさっき、月曜日だと思ったのに、もう一週間たっちまった…)
(2004-12-12)

地震が来たその時(じしんがきたそのとき)
 新潟で震度6の地震があったとき、関東もだいぶ揺れた。団長の職場はビルなのでゆれが長引いたのだが、其処で働く方々は尽く皆ダメ人間だった。曰く、
疲労による眩暈かと思ってドキドキした
 心拍数が上昇するところが違いませんか、といった突っ込みは不許可な感じがした。
(2004-10-27)

実践!新宿托鉢前(じっせんしんじゅくたくはつまえ)
 新宿駅西口によくいる、托鉢する僧侶を目印に集合する男気と無謀に満ち溢れた集合方法を取った日に限って肝心要の托鉢がいない罠。もっとも、托鉢がいなくても托鉢がいそうな辺りを探す者同士が直ぐに合流できたのでよしとする。よって、新宿托鉢前は集合場所として有用であると証明できたと言える。
(2004-08-24)

実態把握(じったいはあく)
 今日日、残業の実績を実態通りに申告させるIT企業は絶無だとも思うが、団長の会社も例に漏れず凄い。監査対策にPCの起動時間を把握するソフトウェアをインストールしているのだが、それをまともに運用すると労働基準法に違反しまくりの実態がばれるので、データを手動で書き換えるように上司から口頭で通達があった。もはや何のための法律やら規則だが訳が分からなくなって久しいが余計な手間ばかりが増えていくのは勘弁していただきたいものだ。
(2004-12-16)

実録、液晶受像機購買戦記〜前哨戦〜(じつろくえきしょうじゅぞうきこうばいせんき1)
 実家近くに家電量販店が進出した事を知った団長は予てからその実母より誕生日の贈呈品として頼まれていた液晶TVの購入を考えた。まずは下見だ。姉のノートPCの強化用のメモリを物色がてらTVの品揃えを見る。
…確かに、安い。(注意:メモリは安くなかったです)
 TVについて尋ねると、判を押したように工事の話がついてくる。問題なし、それくらいは全部自分でやる。この辺が貧乏の染み付いていた自分を再確認させられる部分であり、いやな気分になる。
(2004-08-14)

実録、液晶受像機購買戦記〜遭遇戦〜(じつろくえきしょうじゅぞうきこうばいせんき2)
 その日は家族で食事に出た。その帰りに家電量販店に寄る作戦を取る。ここで戦場に新たなファクターが加わる。姉もTVが欲しいとのこと。
思わず、2台だと安く出来ないかと聞く私。
 ついで、姉。
   さらに、母。
 まったく呼吸の合わない値引き要求ジェットストリームアタックの炸裂に思わず引く店員。
 これは流石に恥ずかしかったが、僅かとはいえ譲歩を引き出せたのでよしとしよう。
(2004-08-15)

実録、液晶受像機購買戦記〜追撃戦〜(じつろくえきしょうじゅぞうきこうばいせんき3)
 そして支払いの時間だ。容赦なく、1台目は現金でのポイントが付く購入方式で、2台目はそのポイント使用+ポイントなし現金支払いによる割引価格での購入を望む。
もはや、恥とか外聞とかは玄界灘の向こうに漂っているような状況で恐れるものは何もない。しかし、ポイントカードは「明日から」でないと使えないと言う。
「じゃ、やめようかな。実家からもそろそろ引き上げなきゃいけないし」…なるべく気楽に明るく言うのがポイントだ。
(2004-08-16)

実録、液晶受像機購買戦記〜掃討戦〜(じつろくえきしょうじゅぞうきこうばいせんき4)
、勝つさ。そりゃ、向こうも買ってもらいたいのだから。
 ちなみに、相手が譲歩した時は全身全霊を持って感謝することをお忘れなく。それで相手が身持ち良くこちらの対応ができるようになれば、お互いに損なしだ。こうして、かなりの安値で液晶TVを仕入れたわけだが、値引き交渉は兎も角、全体としての液晶TVの値段の低下には正直驚かされた一日であった。
(2004-08-17)

長所(じつろくえきしょうじゅぞうきこうばいせんきばんがい)
 ソニーの液晶テレビの長所を店員に聞いたところ、「震度六でも倒れない」とのこと。視野角が広いとか発色がいいとか他に何か言えなかったのかと、彼の指導係でもないのに思わず心配した。
(2004-08-18)

蛇腹王(じゃばらおう)
 キウイの化身ことMGゴッグとHGUCズゴックEを一日の内に作り上げると言う、近来稀なる蛇腹濃度の高い一日を送った厨房長Kに対する敬称。
 間違っても蔑称ではない。
(2004-05-03)

ジャバラ神(じゃばらしん)
 野良騎士用語では水陸両用MSのジャバラ腕を愛を持って作り続けた者を蛇腹王と呼んだ。そして、どうやら蛇腹王となるにはシャバラ神を降ろす必要があるらしい。なお、この神を降ろした男の言によれば、シャバラ神様はシャバラを作り終えると同時に去る性質があるので注意が必要だ。
 どんな注意が必要なのかはわからないが。
(2004-05-17)

水辺のジャバラ(じゃばらへのこだわり)
 ガンプラ率9割を超えるガンダム汚染度マキシマムな人物の言によれば、バンダイオフィシャルでは、水辺系特有の伸縮する連続筒は「蛇腹」ではなく「ジャバラ」が正しいという。
 したがって、野良騎士団ではガンプラに関する蛇腹はジャバラと表記することと定める。
(2004-05-18)

人口分布(じんこうぶんぷ)
 クリスマスの朝一番、玩具を買いに店に並んだ。開店時間よりもずっと早い時間であったが、40人を超える人が並んでいた。自分と同じ、ロボットの玩具を買いに来た奴等かと思っていた。しかし、店員が整理券を配り始めるとそうではない事が判り始めた。その日、売り出されたのはロボットだけではなく女の子の人形も売り出されていたのだ。と、いうよりもむしろ、並ぶ人々の殆どが女の子の人形を希望している模様。

 …仲間だと思っていたのに。

 欲しかった刀を持ったロボットは買えた。しかし、なんともいえず悲しい気持ちになった。少年の浪漫、ロボットは遠くなりにけり。
(2004-12-27)

人生の緩衝材(じんせいのかんしょうざい)
 無駄な行為のこと。無しでも大丈夫な「象踏み筆入れ」のような人もいるが、一般人には必要である…などと考えれば、大抵の自分の愚行が許せるようになるのでお勧めの思考法である。
(2004-05-13)

睡眠時間は10時間(すいみんじかんは10じかん)
 皇子が「成人男性の平均必要睡眠時間は5時間」と言うので、団長が「私は10時間も寝たぞ、一週間で、だが」と言ったらこっ酷く怒られた。当たり前か。
(2004-07-09)

スーパーカーディアンへの挑戦(すぅぱぁかぁでぃあんへのちょうせん)
 昨今、コンビニでもsuicaやクレジットカードが使えるようになったため、団長は一週間、現金に一度も触れない生活を試みている。
 朝食はコンビニでクレジットカードを用いて、昼食と夕食は社内食堂でクレジットカード、深夜の夜食は電車に乗る前に駅のコンビニでsuicaを用いて購入するわけだ。
 挑戦からはた5日が過ぎたが何の問題もない。スーパーカーディアンへの道は思いのほか平坦であるようだ。
(2004-11-26)

スーパーカーディアンへの挑戦の結果(すぅぱぁかぁでぃあんへのちょうせんのけっか)
 思いの他、楽でした。むしろ、カードを使わない方が難しいようです。アメリカ合衆国では遂にクレジットカードによる取引額が小切手を含む現金取引額を上回ったようですし、世の中はカーディアン社会へと向っているようです。
(2004-12-13)

スーパー水木調(すぅぱぁみずきちょう)
 映画『イノセンス』を鑑賞した団長の評価。
 『ゲゲゲの鬼太郎』で有名な水木しげるの漫画と言えば、写実風な背景に漫画風味のキャラクターという構成が頭に思い浮かぶことと思う。この映画もまさにそうだ。CGによる恐ろしく綺麗な背景にアニメ塗りのキャラクタが動く様は、まさにハイグレード鬼太郎以外の何者ではないからだ。
 このコメントを耳にした皇子は苦笑するしかなかった。もっとも、彼は彼で、この映画に多くの突っ込みをいれていたのだからお互い様ではあるはずだ。
(2004-03-15)

スゴイダイズ(すごいだいず)
 団長のここ数年の愛飲品。通称呑むオカラ。不味さが健康感を醸し出す良品。
(2004-08-04)

スズシイアシタ(すずしいあした)
 寮の食堂には、午前2時にも食事をする人がいる。
そんな時はよくTVがついている。
丁度その日、団長が食堂の前を通りがかった時、こんな声が聞こえてきた。
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気象予想士:「明日は32度と、涼しく過ごしやすい一日になるでしょう」
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まて、今の台詞、なんかおかしくなかったか
(2004-07-21)

スズシイアシタの補足(すずしいあしたのほそく)
 団長の言によれば、37度は灼熱地獄の最深部であり、32度でも十二分に灼熱地獄の3丁目程度の罪深さはある。
すなわち、どちらにしても所詮は同じ灼熱地獄に過ぎない、と言うことになる。
(2004-07-22)

刷り込みと慣れ(すりこみとなれ)
 国立科学博物館で開催された「STARWARS SCIENCE & ART」展でデザイン段階のダースベイダーが展示されていた。スマートとは言いがたいそのスタイルに団長は「ダースベイダーがこんなデザインだったならば、ダースベイダーを気に入れたかどうかわからん」と漏らした所、冷静なる斑鳩皇子はこうの賜れた。
「大丈夫、はじめからこれならば、直ぐに慣れて、これがダースベイダーになるんですから」。
 確かにそれも一理あるかもしれないが、やはり初めに見たシャア=アズナブルがガンダムファンが悪夢にまでみるゲーム版二重顎シャアであったならば、シャアがあんなにも人気が出ることは決してなかったのは間違いない。
(2004-05-21)

正義の味方指数(せいぎのみかたしすう)
 団長と皇子の見解では、映画「ハリー・ポッター」シリーズにおいて最大の正義の味方指数を誇るのはスネイプ先生(スリザリン所属)で確定している。それに引き換え、ダンブルドアの魔法省癒着疑惑はなお一層濃くなったと言えよう。
(2004-06-25)

聖戦士の覚悟(せいせんしのかくご)
 盲腸炎で救急車を呼んだにも拘らず、聖戦の日程にまで入院が及ぶなら、薬で散らしてでも入院せずに聖戦を迎えると言い切ったイケガミンは聖戦士の鏡だ。
(2004-12-22)

世界三大がっかり(せかいさんだいがっかり)
 ものの本によれば、シンガポールのマーライオンは世界三大がっかりとして有名らしいが、個人的にはがっかり度では札幌の時計台の方が遥かに上だと確信している。
(2004-03-24)

セキュリティ強度に見るリスク管理の考察(せきゅりてぃきょうどにみるりすくかんりのこうさつ)
団長の勤務先のセキュリティ強度は上がる一方だ。情報漏洩は問題だ。顧客情報の流出は企業の致命傷にもなる。だから、情報の持ち出しや複製に制限を欠けるのは理解できる。しかし、だからと言って、CD−Rへのバックアップも使用禁止とするのは光のみを信じる人の信心を踏みにじる行為としか言いようがない。などと馬鹿なことを言っているが、実際、バックアップ不能な状態では却って大きな危機を呼ぶ可能性があり、非常に恐ろしいものだ。
(2004-09-09)

宣言寿命に対する意見、2004年度版(せんげんじゅみょうにたいするいけん2004ねんどばん)
 かつて、宣言寿命は5年くらいと述べた団長であるが、その後に作成中のルールであるOG in LLKとPPPを一まずでも完成させるまでは死ねないと述べたところ、それを聞いた皇子はこう切り替えした。

「なんだ。じゃ、永久に死ねませんよ?」

…悪かったよ、未完のルールを改造するのが好きな人間で。
(2004-04-30)

1500語達成(せんごひゃくごたっせい)
 阿呆かと突っ込まれそうだが、遂に野良騎士用語は通算1500語を達成してしまった。もしも、一用語に10分の時間をかけているとすれば、実に1万5千分…およそ250時間…10日以上もこれらの執筆に時間を投じた事になる。無駄もここまでやれば、いっそ気持ちよい。
(2004-09-24)

remove door(せんしのかぎあけ)
 盗賊の重要そうな扉に対する基本行動が、find trap(罠感知)、remove trap(罠解除)、open lock(扉の鍵開け)であることは周知だが、盗賊がいない場合の多くはドア自体を取り除く事になる。これを野良騎士団ではremove door(戦士の鍵開け)と呼ぶ。
(2004-06-22)

remove doorに関する補足(せんしのかぎあけにかんするほそく)
 何故に「戦士」の鍵開けなのかと言えば、魔術師などは多くの場合、開錠の術や罠解除の術を持っているからである。故に野良騎士団ではいきなり扉に爆発の術をかけて扉を突破した映画「ハリー・ポッター」シリーズの女傑ハーマイオニーを戦士と認定するものである。
(2004-06-23)

前提の相違(ぜんていのそうい)
 余りに暑いので滋養強壮に鰻を食べることにした。団長の弁によれば、うな丼ではなくうな重を迷いなく注文できる自分達は経済的に飛躍的に強化されたと称したが、皇子はもっと冷静である。
曰く、「前は鰻など食えなかった
 至極もっともなツッコミだといえよう。
(2004-06-20)

早朝と深夜の区別に関する定義(そうちょうとしんやのくべつにかんするていぎ)
 通常の感覚では、寝て起きると例え周りが暗くともそれは深夜ではなく早朝である。しかし、迂闊にタクシーに乗ることは止めた方が良い。朝の3時くらいではなんと深夜料金を請求されるのである。定義と感覚の際は時に際立つものである。
(2004-02-26)

外付け内臓HDD(そとづけないぞうはぁどでぃすくどらいぶ)
 業務上の諸般の都合でLINUXのバージョンを下げる必要が生じたが、旧バージョンはそれまで使っていたSCSI接続のRAIDが認識できないことが分かった。bootディスクがなければインストールはできない。どうするか?

 なければ、足せばいい。

 マシンを分解し、他から奪ってきた内臓HDDを強引にIDE接続する。しかし、そもそも自作機ではないため、筐体内に入りきらないため、外装を外したままディスクを剥き出しで運用することになった。名付けて、『外付け内臓HDD』。なお、この業務に参加していたメンバーはもはやアドレナリン駄々漏れのナチュラルハイであったことを一応補足しておく。
(2004-12-18)

デススティンガーVSレッドホーン(ぞいどねた1それはいささかやりすぎだろう)
 ゲームとはいえ、『ZOIDS INFINITY』において、レッドホーンがデススティンガーを蹂躙している姿を見るとふと正気に戻る時が無くも無い。
(2004-08-02)

やさしいめ(ぞいどねた2やさしいめ)
 ギャラリー諸君に告ぐ。咄嗟に曲がろうとした時、右レバーを前、左レバーを後ろにいれ、テレテレと前進するレッドホーンを見て、『チャロナーならみんなやる…』と優しく微笑むのは禁止事項としたいがどうだろうか。いや、本気で痛かったので。
(2004-08-05)

いつかきたみち(ぞいどねた3いつかきたみち)
 かつて我々は、『ヴァイパー2やベルクドルに注ぎ込んだ時間をテムジンに注ぎ込んでいれば、今より遥かに強かったはず…』と苦笑したが、おそらくは数ヵ月後、『ジェノザウラーやレッドホーンに注ぎ込んだ時間をブレードライガーに注ぎ込んでいれば、今より遥かに強かったはず…』とほざいていそうでちょっと悲しい気持ちになる。
(2004-08-06)

紳士砲(ぞいどねた4しんしほう)
 『ZOIDS INFINITY』における高圧濃硫酸噴射砲の通称。濃硫酸紳士砲、紳士噴射砲とも言う。主にジェノザウラーの両足の間で起立し、目標に対して高濃度の液体を噴射する。原典は『金色のガッシュ』。ビクトリームの美を解するものは幸せである。
(2004-08-10)

スタンディングモード(ぞいどねた5すたんでぃんぐもぉど)
 ZOIDSにおいて、ピンと背筋を伸ばした古典表現二足肉食恐竜的姿勢をこう呼ぶ(例:ゴジラ)。この姿勢のままで、平気で牛だのゴリラだのを追い回すメカ恐竜の勇姿は中々の見ものである。
(2004-08-12)

出世競争落伍者(ぞいどねた6しゅっせきょうそうらくごしゃ)
 里帰り、戻る頃には、みな佐官
  挽回せんと、さらにハマリぬ

(最初におおはまりし、いち早く大尉になったは良いが、里帰りしている隙に皆がやりこみ、あっと言う間において行かれたあるプレイヤーが詠んだ俳句。結局ゲームに金を注ぎ込む様が生き生きと描かれている)
(2004-08-25)

MuscleGoriO(ぞいどねた7まっするごりお)
 団長のアイアンコングPKの機体名。斑鳩皇子のSILENなどのスマートな名に比べ、ある意味凄いがまったく嬉しくない
(2004-08-30)

続編における前作主人公の愛機の法則(ぞくへんにおけるぜんさくしゅじんこうのあいきのほうそく)
 かつて主人公に往年の愛機を渡してはならない。もしこの法則を破れば、グレートマジンガーにおける兜甲児 in マジンガーZや真ゲッターにおける流竜馬 in ゲッターの様にあっさりと主人公の座を奪い去ること請け合いである。
(2004-11-30)

続編における前作主人公の愛機の法則〜反逆編〜(ぞくへんにおけるぜんさくしゅじんこうのあいきのほうそくはんぎゃくへん)
 #この法則を踏まえ、円盤送りとなった兜甲児やガラパゴスなMS送りになったアムロ・レイのように主人公は護られてきたのだが、ガンダムSEEDにおいてはアスラン=ザラ、キラ=ヤマト両名ともこの法則を護るつもりはないようだ。シン=アスカの明日はどっちだ
(2004-12-01)

続編における前作主人公の愛機の法則〜反逆編に対する更なる反逆〜(ぞくへんにおけるぜんさくしゅじんこうのあいきのほうそくはんぎゃくへんにたいするさらなるはんぎゃく)
 なお、アスラン=ザラは単に今回の主役なのでこの法則の適用外であるという指摘は敢えて無視するものとする。
(2004-12-04)

続編における前作主人公の愛機の法則〜反逆編に対する更なる反逆の暴走〜(ぞくへんにおけるぜんさくしゅじんこうのあいきのほうそくはんぎゃくへんにたいするさらなるはんぎゃくのぼうそう)
 だからといって、シン=アスカに『VF-0に乗れ!』と言う斑鳩皇子の台詞はやや厳しすぎるが、この「声優被り」+「名前被り」は、むしろ事故だと信じたい
(2004-12-07)

タイアップ(たいあっぷ)
 拝啓 東京都美術館様
 当方は御社の特別展を楽しみにしており、年に一度は最低でも足を運びます。今回は四川文明展を拝見させていただき、非常に興味深い展示物を多く楽しむことができました。しかし、一つ不満なことがありました。何故に、今女子十二楽坊とタイアップなのでしょうか。中華とインカが混じった踊る男女のような埴輪と女子十二楽坊のコラボは些かアバンギャルドすぎると思いました。
 敬具。
(2004-09-16)

タイアップ・紳士の一言(たいあっぷしんしのひとこと)
 四川文明展で女子十二楽坊を見て、通りすがりの紳士は不可思議そうに首を傾げてこう呟かれた。
十三人いる…
良い観察眼だ。普通一発では気付かないものだ。
(2004-09-18)

体型の問題(たいけいのもんだい)
 Yシャツの襟周りは39cmで袖の長さは88cmもあったり、身長180cmで腰周りが68cmだったりすると、上着はLL、ズボンはSで足の長さを伸ばすハメになったりするので注意が必要だ。
(2004-10-14)

竹橋より、日比谷まで(たけばしよりひびやまで)
 斑鳩皇子の言うことには、竹橋で日比谷までどういったらいいかと、九段下から歩いていてきたという老婦人に尋ねられた時、人の思考は停止するらしい。歩いていくのは無謀、などという常識的な突っ込みの前に、九段下から逆に歩いた方が早いという事実がより回答者を苛む。
(2004-04-05)

只今東京駅失踪中(ただいまとうきょうえきしっそうちゅう)
 当然、遅刻中の男の報告メールにおける、「疾走」の誤字。だが、文脈的に「東京駅で迷って困っています」とも受け取れるため、僅かではあるが、判断に迷った。
(2004-05-15)

タツノコファイト係数(たつのこふぁいとけいすう)
 「テッカさん」などと馬鹿な話で盛りあがっているうちに映画「CASSHERN」の公開日になった。子供向けおよびアニメ以外の邦画を見るのは久し振りなので楽しみだが、迂闊に興に乗ると間違いなくミクロマン「タツノコファイト」シリーズを机の上に並べる羽目になるのでセーブが肝要である。
(2004-04-24)

棚に曝す(たなにさらす)
 面白半分で手をつけるが、決して完成まで辿り着かない団長の悪行の数々のこと
(2004-07-17)

棚に曝すに関する補足(たなにさらすにかんするほそく)
 近世、騎士団随一の一言居士である厨房長によれば、「棚に晒すは団長、棚に揚げるは皇子の特技」と言うことになる。
(2004-07-18)

棚に曝すに関する補足の追記(たなにさらすにかんするほそくのついか)
 しかし、元祖野良騎士一言居士の団長に言わせれば、「その台詞を言った時点でKING OF 『棚に揚げる』は貴君だ」と言うことになる。
(2004-07-19)

旅先のトリビア(たびさきのとりびあ)
 ある旅行で知った一番のトリビアは「シンガポールではスバルとスズキの車は好まれない。特に競馬場になどに乗りつけるのはご法度である」という事だ。なぜなら、マレー語では「スバル」は「負ける」、「スズキ」は「負けた」を意味するからだそうだ。
 旅先の空で思わず感心した至極良質の無駄知識であった。
(2004-04-15)

「大丈夫」の使い方に関する悩み(だいじょうぶのつかいかたにかんするなやみ)
 ある例会の夜、天気予報では大雪との予報が為されており、その通り雪が降ってきた。しかし、それ程強くなかったこともあり、野良騎士団員は連れ立って食事へと出かけた。はたして、レストランで食事をしていると雪が止んできた。それを見て、団長や斑鳩皇子は「良かった、止んできた」と喜んでいたが、落ちついた顔で厨房長はこういった。
「大丈夫、帰る頃には降り出すから」
 …一体、何が大丈夫のなのだろうか?
 いえ、実際にどかどかふってきたわけで、確かに仰る通りにはなったわけではあるが、妙に納得のいかない会話であったと言えよう。
(2004-01-23)

カーディアンもう一つの敗北の形(だからまけっぱなしなんですがね)
 夏の暑い日、自動販売機の前で、諭吉二人と平等院鳳凰堂と七枚のアルミニウム円盤に囲まれて涙を堪えたくなければカーディアンであっても、小銭を少しは多めに持つべきだ。
(2004-07-14)

ZOIDS VS MS(だくすぱばぁさすがんだむ)
団長のマシン名:DARKSPINER
後輩のマシン名:RX78
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後輩:「団長さんのDARKSPINERかしてください!、僕のRX78じゃ性能不足で処理し切れません!」
団長:「えぇい!腹立たしいもの言いを!!、RX78がDARKSPINERに負けるとは!その程度のマシンにRX78などと名づけるからだぞ!」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
なんにしろ、RX7くらいにしときなさい
(2004-01-16)

遅刻サンタ(ちこくさんた)
 地元に帰った斑鳩皇子が両手に花で知人に玩具を配る様はまさに数日で遅れたサンタクロースそのものであったという。
(2004-01-02)

父なるダゴンと、母なるヒュドラを崇める儀式(ちちなるだごんとははなるひゅどらをあがめるぎしき)
 水泳のこと。主な参加者は団長と厨房長。
『ふんぐるい むぐるうなふ
 くとぅるぅ るるいえ
 うがふなぐる ふたぐん』
  〜ルルイエの館にて永遠に眠る主なるクトゥルーは、
    夢見て目覚め待ち望む〜
(2004-04-22)

チューボーズ(ちゅぅぼうぅず)
 イケガミンの語感が気に入った団長が、厨房長を呼ぶときに考えた愛称。利用例は、まだない。なお、ハリケンジャーとかとは関係ない。
(2004-08-29)

厨房長仕様(ちゅうぼうちょうしよう)
 水中戦仕様のこと。それ以上でも以下でもない
(2004-06-21)

厨房長的勝利条件(ちゅうぼうちょうてきしょうりじょうけん)
 珍食探索委員を自認する厨房長は新製品に対し果敢な挑戦を止める事はない。それは良いのだが、「思ったよりマズかったから、今回はオレの勝ちだな」と言うのは些か飛ばし過ぎな気がしてならない。
(2004-06-19)

厨房長的勝利条件:実例編(ちゅうぼうちょうてきしょうりじょうけんじつれいへん)
 「抹茶とカルピス」なる飲料物は、厨房長的勝利条件によれば「勝ち」であるとのこと。ちなみに、これを飲んだ後の口の中は、カルピスの残留甘味と抹茶の苦みが両立したえもいわれぬ不思議な感覚となる。
(2004-09-13)

朝食(ちょうしょく)
 目覚めて最初にする食事を、野良騎士団では朝食と定義する。時間は関係ない。故に、午後11時に起床すれば、午後11時半に食事をしてもそれは朝食だ。
(2004-12-11)

貯蓄の秘訣(ちょちくのひけつ)
 団長の母に言わせると「使わないこと」と言う事になる。真理だが、有り難味はない結論だ。
(2004-05-23)

直球勝負(ちょっきゅうしょうぶ)
 奇を衒わない素直な方法、あるいは名称のこと。ただし、斜に構えるのが主流のこの世の中では却って奇を衒った風に見られるのが難点である。例:ゴリラ型戦闘メカの名前を「ゴリ男」、牛型戦闘メカの名前を「うし君」。
(2004-09-05)

直球勝負効果編(ちょっきゅうしょうぶこうかへん)
 牛型戦闘メカの名前を「うし君」とするのは、対戦ゲームにおいて相手を笑わせてその隙に攻撃するという姑息な戦術を可能とするため、あながち無意味とはいえない。
(2004-09-20)

直球勝負・補足(ちょっきゅうしょうぶほそく)
 なお、牛型戦闘メカ「うし君」のパイロット名称が「かえる君」であることは言うまでも無い。
(2004-09-06)

ちょっとした傷(ちょっとしたきず)
 厨房長に言わせるとちょっとした傷である11針縫う怪我は、野良騎士団では重傷と呼ぶ事としたいがどうだろう。
(2004-08-03)

2レバー縛り(つうればぁしばり)
 最近、電源ありゲームをやることが極めて少なくなった。そんな中でもアーケードゲームはたまにやるのだが、ふと気が付くと筐体にレバーが二本直立したゲーム以外は、ここに年来やっていないことに気が付き愕然とした。
(2004-11-23)

TPO(てぃぴぃおぅ)
 団長はとにかく横文字を避ける嫌いがある。例えば使う名詞にしても歌謡曲やら写真機などと言った言葉を使う。ただし、無意識の内に会話の相手に応じて名詞を使い分けている様だ。冷笑的な観察者である斑鳩皇子によれば、人により使われる言葉が切り替わる様は、あまりにデジタルで面白いと言うことになる。
(2004-02-28)

諦観(ていかん)
 今年の団長の心の書初め。ちなみに斑鳩皇子には、あまりよくないぞ、と釘を刺されてはいる。
(2004-01-08)

諦観に関する補足(ていかんにかんするほそく)
 あまり良くない事である自覚はないではないが、優先順位付けを徹底し、その順位の低いものよりも高いものに全力を傾けるようにする、と言えば割と良い事の様にきこえるため、やはり言い回しは大切であると再認識せざるを得ない。
(2004-01-09)

テッカさん(てっかさん)
 ミクロマン「タツノコファイト」シリーズのテッカマンが欲しい、と口走っていた団長に、往年のおもちゃ屋ヒーローである斑鳩皇子が当該商品を発見し、報告した際に、テッカマンを称して言った台詞
 おのれ、ぺガスが許しても私が許さん。
(2004-04-23)

哲学的助言(てつがくてきじょげん)
 ある知人の家のトイレに入る際に受けた助言を紹介しよう。

「あ、うちのトイレ、自動だけど手動だから」

妙に哲学的な響きのする台詞に聞いた者はつい頭上に疑問符を飛ばさざるを得ない。事実のみを列挙すれば、便座のフタが電動であり、スイッチにより動作する、と言うことに過ぎないわけだが、表現によりまったくもって分かり難くなると言う好例であろう。
(2004-03-26)

フランス亭の習性(てんぽのしゅうせい1ふらんすてい)
 フランス亭は地下に潜りたがる習性を持っていると野良騎士団では考えられているが、実際のところどうだろうか。
(2004-12-25)

スターバックスの習性(てんぽのしゅうせい2すたぁばっくす)
 スターバックスは吹き抜けのホールがある場合、その吹き抜けの二階部分にテラス状に店を作りたがる習性があると野良騎士団では考えられているが、実際のところどうだろうか。
(2004-12-26)

DVDに見るデジタルディバイド(でぃぶいでぃにみるでじたるでぃばいど)
 文明開化が遠いのは副団長だけかと思っていたが、斑鳩皇子によれば、ほぼ同様の内容を話していた一団を目撃したとの事である。日本のデジタルディバイドは想いの他深刻な模様だ。
(2004-07-30)

泥酔(でいすい)
 RPG中にキャラクタの行動理念に、プレイヤが逆に乗っ取られる状態のこと。特に、キャラクタの戦闘能力が極めて高くなると良く起きる。サイコロの出目までキャラクタの勢いに乗っ取られるので、さらにたちが悪いが本人の気分は最高である。
(2004-02-20)

デカジャパン(でかじゃぱん)
 大判になったHOBBY JAPANの通称。恐らくは電撃HOBBYに対抗するための大きさと考えられ、そのサイズは電撃HOBBY(A4)を上回る。すなわち、その実態はジャマジャパンということになる。
(2004-09-25)

デビルさん(でびるさん)
 皇子によるデビルマンの愛称。彼はとかくヒーロー名には「さん」付けをつけないと気が済まないらしい。
(2004-10-08)

約束された敗北の幕(でびるさんやくそくされたはいぼくのまく)
 それはともかく、劇場版デビルマンがヴァン=ヘルシング以上にタイトルを気にしなければ良い臭の香ばしい映画であるのは些か勘弁していただきたい。もちろん、凄惨なCGを原作通りに展開されても泣きたくなる程欝な気分になることは請け合いではあるのだが。
(2004-10-09)

デブ観(でぶかん)
 野良騎士団はデブに厳しい。それは今に始まったことではない。ところで昨今はデブヤのゴールデン進出などデブの社会認知度が高まっている。しかし、団員に言わせるとあれらはキャラクターでありセサミストリートのビッグバードと等しく、別に人間である必要はない。すなわち、デブ観に変更の余地は無いことになる。
 …などと書くと、また心無い事を…とか突っ込みを受けそうだが、別によい。確かに心無いから。
(2004-05-08)

電話とメールの正しい使い方(でんわとめーるのただしいつかいかた)
 昨今の仕事においてはメールというものは言質を取るために活用し、連絡は専ら電話利用と言う形態の自分に気付き、メールの使用法について幾許かの不毛さがないわけでもない。
例:
  課長「団長君、○○さんに、メールくれるように電話しといて!
  団長「…言質を押えることが重要なんですね?」
(2004-11-10)

「〜ということで一つ」。(ということでひとつ)
 決して納得してもらえそうもない戯言をぶちまけた後に使う言葉。「まぁ、それもある種の愛情表現ということで一つ」などのように用いる。団長の2003年度下半期以降の口癖の一つ。評判は決してよくはない
(2004-01-07)

TOEIC対策会議(とぅいっくたいさくかいぎ)
 この会議では主に、塗るべきはBかCかを論じる場である。確率統計は我ら最期の武器だ。
(2004-12-20)

当世Web事情(とうせいうぇぶじじょう)
 2004年現在、企業などのWebサイトを見ようとすると、flash Movieを利用したページが多い。しかしながら、flashはマシンパワーを使わざるを得ないため、低性能マシンには些か厳しいため、flashをOffにすることが多い。そのため、迂闊にページを見るととても寂しい事になってしまう。低性能マシンを利用する貧乏人には厳しいという世知辛い世の中になってしまったものだなぁ、と感慨に耽ること仕切りである。
(2004-03-25)

時の流れ(ときのながれ)
 前作『機動戦士ガンダムSeed』においてエリートを示す赤い制服を着ていたイザークとディアッカが、次作『機動戦士ガンダムSeed D』ではイザークは隊長を示す白、ディアッカは一般を表す緑の制服を着ていたりすると、やたらと想像力が働き、その間に何が在ったのかを考察したくなるので困る。。
(2004-11-13)

ペン先仮面(とくさつねた1あさのとくさつひぃろものはことしもくるしそうだ)
 2002年の龍騎は『ダイエットしたビッグ=ザ=ブドー』、2003年の555は『蛍』、などとヒーローの仮面を形容するとは思えない言葉が飛び交う昨今だが、今年の剣(BLADE)もまた凄い。
 言うなれば、ペン先仮面
なんだか既に黒十字軍の世界(蛇口仮面とか牛靴仮面とか…)だが、もはや何おかを言わんやであろう。
(2004-02-01)

「ぴちょんくん」と「みょうが」(とくさつねた2すくなくともひぃろぅへのかんそうではない)
 団長がペン先仮面と命名した今年の日曜日朝特撮番組の主人公である剣(BLADE)に対する感想は、十人十色だ。例えば、軍曹は「ぴちょんくん」、団長の姉上に至っては「みょうが」だ。
 …判ってはいると思うが、一応確かめておく。ここで議論しているのはまかり間違っても教育番組のキャラクターなどではなく、正義のヒーローのデザインについてのハズであると言う事を。
(2004-02-05)

年上好み(としうえごのみ)
 マッドサイエンティストなジジィや、90歳の少女という言葉で舞い上がる斑鳩皇子の年上好みは些か度が外れすぎている気がしてならない。いや、好みは人それぞれなのでよいのだが。
(2004-07-24)

特機は情熱で乗れ(とっきはじょうねつでのれ)
 特機=スーパーロボットのこと。キャラクターのアビリティスコア(能力値)よりも、荒れ狂うパッション(情熱)こそがスーパーロボットの戦闘能力を決定すると言うこと。嘘のようだが本当の話であるところが、また困る。
(2004-08-08)

心的外傷(とらうま)
 2004年度上半期のトラウマ大賞は、団長と厨房長の一致した見解で斑鳩皇子の「イタリアンハンバーグのチーズ事件」であると思われる。これは、斑鳩皇子がファミレス「Buildy」でイタリアンハンバーグを注文したところ、何故かハンバーグの上に粉チーズが載って出てきた事件を指す。この事件以降、彼はBuildyでイタリアンハンバーグを見るたびに、こう呟く様になってしまったのだ。
  「…僕のイタリアンハンバーグはこうじゃなかった…」
(2004-05-27)

団長inドンキー(どんきぃであるせんたく1)
 団長としてはさららん豆腐は外せない
(2004-10-02)

中の人なんかいない(なかのひとなんかいない)
 拝啓、WonderFestival 2004 Winterにおいて、仮面ライダー アマゾンのコスプレをなされていたお方

 確かに2004年2月22日(日)は春の日差しで、暑かった事とは思います。しかし、だからと言って、アマゾンのコスプレをしておきながら、通常の物販をしている通路を歩く際に、仮面を脱いで素顔を晒しながら歩きまわるのは如何なものかと思います。
 団長と皇子の中のオトコノコは、題記の台詞を吐き、泣きながら走っていってしまいました。是非ともご一考していただきたく。

 以上です。
(2004-02-23)

懐かしい味(なつかしいあじ)
 ある店で、ピラフを食べた時の団長の感想より抜粋。
 大学時代に自分で自炊していた頃、よく食べた味そのものに彼は涙したのだ。
 なお、決して団長は領事が上手であったわけではない、と言う事実は併記しておく。…その程度でいいのか?飯屋よ
(2004-05-09)

懐かしい味の補足(なつかしいあじのほそく)
 メニューには確かにピラフではなくリゾット…正確には「春キャベツと筍のリゾット」と書かれていた。ソレは認めよう。しかし、あんなものはシケた炒め御飯で十分だ。
 なお、それをピラフと呼ぶのはピラフに失礼だと言われれば、それは素直に謝罪するものである。団長が自分用に作ったピラフと称するものはあんな感じに近い、という程度の意味である。
(2004-05-14)

夏毛になる(なつげになる)
 洋服を冬物から春物に変えること。2004年のように温度が乱高下すると、出先で震えることになるので注意。
(2004-04-02)

夏毛になることの問題(なつげになることのもんだい)
 もっとも団長にとっての最大の問題は寒さではなく、ハードポイント…すなわちポケット数の劇的な減少だ。特に今年の団長のジャケットは胸の内ポケットが無いため携帯電話どころかカードケースの格納場所にも苦しんでいる。若干の選択ミスを感じぬわけでもない。
(2004-04-03)

夏祭りの定義(なつまつりのていぎ)
 本日、団長の職場では定時後に「サマーフェスタ」と呼ばれるイベントがあるが、秋分の日を目前に夏祭りもないものだなどと突っ込むのは大人のすることではないのだろう。
(2004-09-17)

な理想も無い(なりそうもない)
 単純に「なりそうもない」と打とうとしただけなのに、「な理想もない」と変換し、出鼻を挫いてくれるMyPCは中々愛いヤツだ。
(2004-11-21)

慣れか堕落か(なれかだれくか)
 勢いの止まらない(止まれない)Seed MSVを見る度に頭をよぎるのは、ソードカラミティを見ても何も不安に思わなくなった自分の心は、強くなったのかそれとも堕落したのか、という自問である。
(2004-04-13)

難題(なんだい)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
団長:「姉上様、私にできる親孝行とは何でしょうか?」
姉上:「会社を定時で切り上げ、健康的に生活することよ」
団長:「それは無理(即答)」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 結論:私に親孝行はできない。
(2004-12-10)

なんだか妙だぞJR(なんだかみょうだぞじぇいあぁる)
A駅からB駅経由、C駅へ:540円
A駅からB駅:290円
B駅からC駅:210円
…誰か、おかしいとか思わないのだろうかなどと思いながらわざわざ下車する、貧乏根性が染み付いた自分も嫌いではない。
(2004-01-13)

2カ国語(にかこくご)
 団長は最近、英語の勉強を兼ねてなどと珍しく殊勝なことを考えながら2カ国語対応の映画のDVDを背景に垂れ流していることが多い。しかし、2カ国語と言っても油断できないのが世の中の面白い点である。
 そう、言うまでもないが、日本語に続くもう一つが英語である保証など、どこにもないのだ。団長のお気に入り映画『ヴァンパイア 最後の聖戦』のジョン・カーペンター監督の作品、『ヴァンパイア黙示録』は、なんとベルギー語、日本語のバイリンガルであったりするわけで、しかも面白くなかったりするとダメージの深さは計り知れない。
(2004-02-02)

22円(にじゅうにえん)
 団長の口座の去年の利子。預けている金額は、2004年の夢と希望を護るために敢えて秘すモノとする。
(2004-01-05)

ネコミミ阿吽(ねこみみあうん)
 ホームに入ってきた終電は確かにカサンドラだった。
 鬼の哭く声が聞こえた。

 開かれた扉の両側に座る少女たちの頭には柔らかそうな毛に包まれた一対の可愛らしい三角形が乗っていた。いわゆるネコミミだ。誤解を恐れずに言えば団長は可愛らしいものも嫌いではない。寧ろ好きだ。しかし、目の前のそれは異質だった。少女達は今となってはレッドデータブック物のガンガン黒いタイプの部族の出身だった。
 想像して欲しい。

 ホームに入ってきた終電のドアが開く。そこである種の独特な美学に基づいた部族の出身と想像される類の化粧をしたネグロイドを模したモンゴロイドがウンコ座りで扉の両側に恰も阿吽の像のように鎮座し、胡乱な上目遣いで見つめてくる様を。

 …鬼の哭く声が聞こえた。
そこは確かにカサンドラだった。
(2004-11-22)

ネタの神の祝福(ねたのかみのしゅくふく)
 笑える事態、あるいは笑うしかない事態に遭遇することを野良騎士団ではこう呼ぶ。心の苦味を包むためのオブラートであることは認めるが、人生にはそんな気遣いが肝要である。
(2004-03-08)

寝る子は切れる(ねるこはきれる)
 ある会社での一コマより。団長が後輩に一対一で仕事の仕方を教えている風景
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
団長:「…寝ないで、くれるかな?」
後輩:「だって、このサーバー室暑いんですよ!」
団長:(…逆切れ?…これが…若さか…)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 なお、二人の入社年度は4年違うが、団長はマスター卒、後輩はドクター卒であり、年齢差は一つ以下であるという事を追記しておく。
(2004-11-25)

年金手帳行方不明事件簿(ねんきんてちょうゆくえふめいじけんぼ)
 年金のCMに出演した女優の年金不払い問題は大した感慨を与えることではないが、少なくとも自分の年金手帳を何処にやったか忘れたと言う事実に気づけた程度には有用であったことは間違いない。会社から返却されたところまでは覚えてるんですがね。
(2004-04-01)

脳ing(のういんぐ)
 脳味噌一丁のキャラクタのこと。SFに良く登場する。語源は現在進行形で脳であることから。
用例:「脳いんぐ娘」こういった見下げ果てた言葉は斑鳩皇子か副団長が発生源と相場が決まっているものだ。この場合、どちらが発信源であるかは伏せるものとする。
(2004-11-01)

脳ing補足(のういんぐほそく)
 なお、最も見果て下げるべきなのは、それらの語すらもネタとして文書化してしまう団長であることは言うまでもない。
 ただし、野良倫に引っかかるようなタームはこれでも外しているのだから少しは褒めていただきたい。
(具体的にはフェイルロード@魔装機神のドリルとか、キョウスケ@ATXの切り札とか…わからない人は、知らないままの綺麗な貴方で居て下さい)
(2004-11-02)

野良騎士団三奇衆(のらきしだんさんきしゅう)
 昨今、凄い勢いで野良騎士用語投稿率を誇ってくださる厨房長殿によれば、団長、副団長、皇子をあわせて、こう命名しているらしい。
 …ま、言い得て妙と言う事にしておこう。
(2004-06-07)

野良騎士英語武勇伝(のらきしてきこくごぶゆうでん)
 確かに野良騎士団では英語は敵性言語として知られている。
 だからと言って、
「Where are you?」
 というメールに対して、
「OK!」
とだけ返信メールを寄越すのは、力強くはあるが、些か以上の疑問を持たざるを得ない。なお、この文書は公開される性質のものであるため、この豪胆な英語力の持ち主の名前に関しては敢えて伏せるものとする。
(2004-01-21)

野良騎士英語武勇伝に対する指摘(のらきしてきこくごぶゆうでんにたいするしてき)
 斑鳩皇子によれば、野良騎士団においては、オンラインゲームにおいて、
「Are you crazy?」
 という質問に対して、
「Oh, yes!」
などと返してしまった剛の者もいるので、それほど気にすることでもないらしい。
 ただし、この場合は人間的にはともかく、文法的には誤りではないので、どちらがより上であるかは意見が分かれるところではある。
(2004-01-22)

野良騎士的就寝限界(のらきしてきしゅうしんげんかい)
 その時間までに寝なければ、次の日の活動に支障をきたす時間のこと。団長と斑鳩皇子の間では、限界は午前4時と言うことで見解の一致を見ている。
(2004-09-11)

野良騎士年代記(のらきしねんだいき)
 既に足掛け6年に達して展開されているという、世も末な状況に陥りつつある野良騎士用語であるが、その期間ゆえに読み返すことで野良騎士団の趣向が一目瞭然になるという、用語と言うよりは既に年代記とでも呼べるようなものへと変貌している様は、もはやいっそ小気味良いと言うほか無い。
(2004-03-19)

野良騎士年代記に対する補足(のらきしねんだいきにたいするほそく)
 なお、斑鳩皇子によると、むしろ年代記として面白いのは、野良騎士用語よりも、やはり4年分のログが溜まっている通常の掲示板の方であるらしい。このページのように過去の掲示板ログが全て残っている場所では迂闊なことは書きにくいものだと苦笑せざるを得ない。
(2004-03-20)

野良騎士用語の傾向と対策(のらきしようごのけいこうとたいさく)
 最近、とみに会社ネタが多い。しかし、その理由が仕事が楽しいからか、仕事以外していないだけなのかは意見が分かれるところだ。
(2004-12-05)

野良騎士用語ハード版(のらきしようごはぁどばん)
 たまに厨房長がおっしゃる野良騎士用語の基礎知識を本にしようと言う無謀な企画において、ハードコピー(印刷)された野良騎士用語のこと。決して、より激しい内容の野良騎士用語ではない。もっとも、既に1,370個を超える用語をプリントアウトするとしたならば、1ページに12用語を載せても100ページを超える本になってしまい、些か実現性は乏しいかもしれない。
(2004-05-22)

野良騎士用語ハード版 50ページ超/年(のらきしようごはぁどばん50ぺぇじちょうぱぁねん)
 厨房長が進めている計画、野良騎士用語ハード版作成計画は着々と進行している模様だが、現在のプロトタイプでは1年分で50ページを超えるボリュームになる目算がでている。1999年から2004年まで、足掛け5年のこのページをハード化する事の困難さを如実に語る好例といえよう。厨房長の健闘を祈ると共に、彼への協力者を募りたいと思う。
(2004-07-01)

野良騎士用語ハード版 誤字増殖率(のらきしようごはぁどばんごじぞうしょくりつ)
 野良騎士用語ハード版作成計画実行委員長である厨房長の言によれば、2001年頃は「今ほどは」誤字がひどくないので、それほど辛くない、ということになる。…放っておいてくれ給え。それが武士の情けと言う奴だ。
(2004-07-10)

背景と障害(はいけいとしょうがい)
 昨今のシューティングゲームの背景は非常に綺麗だ。しかし、それは危険でもある。その実例として、皇子がR−TYPEファイナルをプレイ中の一幕を紹介しよう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
団長:「それは、敵かな?」
皇子:「いいえ、背景です。」
   (暫く時間経過)
団長:「それは背景かな?」
皇子:「いいえ、敵です。」
団長:「えっ?本当に?」
皇子:「はい、本当です…ほら、接触したら、ちゃんとやられたでしょう?」
団長:「…ゲーム中に話しかけて悪かったよ」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
敵か背景かもわからないほどに綺麗な画面はちょっと難易度が高くなる。
(2004-03-31)

禿アラート(はげあらぁと)
 ふと見た看板に「眉毛から前髪まで、指が4本入ったら禿の兆候」なる文字列が踊っていた。生え際にナイーブな団長がすぐさま自らのデコに左手を添えて測った事は言うまでもあるまい。
(2004-10-21)

禿アラート補足(はげあらぁとほそく)
 よかった。まだ無事だった。
(2004-10-22)

禿アラート補足の突っ込み(はげあらぁとほそくのつっこみ)
 もっとも、生え際の後退と全体的な低密度化は別に相関するわけではないので、まだまだ油断は禁物である。
(2004-10-23)

走れトロイの元へ1(はしれとろいのもとへ1)
 皇子に誘われて、史上屈指の痴話喧嘩であるところの『トロイ』を見に行った。いつものように有楽町マリオンに向うが…やっていない。…スバル座に向う…やはりやっていない。かつての悪夢が蘇る。が、なんとか上映館を発見する。一安心する団長と皇子。だが、当然、まだまだ安心するのは早かったということは言うまでもない。
(2004-06-12)

走れトロイの元へ2(はしれとろいのもとへ2)
 なんだか、立ち見などと書かれているのですが、本当ですか。
 はっきり言いまして史上屈指とは言え、痴話喧嘩を立ってみるのに¥1,800円は払えない。そう結論した我々は、一つの決断を下す。
 「…変わりますか?」「…変わるしかあるまい…」
 心のスイッチを映画鑑賞に切り替えた我々に撤退は、ありえなかった。こうして玉砕への一本道を突き進む時、人は大日本帝国軍人の心情を理解する
(2004-06-13)

発妄剤(はつもうざい)
 妄想を刺激せざるを得ない秘密アイテム。一例としては、早朝から有明国際展示場前で並ぶ皇子が現場で見つけた遺留物「トランクス」などがある。
(2004-09-08)

花火の味わい方(はなびのあじわいかた)
 野良騎士団では主に花火の音を聞くことを指す
(2004-08-01)

反省会2004(はんせいかい2004)
 2002年度から始まった野良騎士団首脳陣によるその年一年の反省および次の年の凡その計画を立てる、ファミレスで半日に及ぶ議論のこと。もっとも、今年は或る人物の大寝坊により開始が20時となったため、半日にはならなかった。なお、この文書は公開される性質であるため、誰が寝坊したかは伏せるものとする。
(2004-12-31)

バーチャル年休消化中(ばーちゃるねんきゅうしょうかちゅう)
 ある日の知人との会話より。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
団長:「あれ?今週は年休のはずでは?」
上司:「…今日の俺はバーチャルだ。ここには居ない」
団長:「残念ながら、貴方は実在します」
上司:「ならば年休がバーチャルだ。今日、俺はバーチャル年休を消化中なんだ」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 バーチャル年休。それはバーチャルな休暇。バーチャル主任だの、バーチャル課長だの、散々嫌なバーチャルを見てきたが、極めつけに嫌なバーチャルだと言えよう。
(2004-11-15)

バンブクロ(ばんぶくろ)
 有識者の情報によれば、株式会社バンダイ社内では当該会社のマークの入った紙袋をこう呼ぶらしい。
(2004-04-29)

パジェロ盛衰記(ぱじぇろせいすいき)
 かつて国産RVと言えばパジェロであった時代が存在する。ゲーム中、南米の奥地にパジェロで乗りつけた記憶もある。しかし、現在のパジェロは出火のニュースで世を騒がすなどといった状態であり、隔世の感は否めない。
(2004-06-26)

被撃墜王(ひげきついおう)
 あるいは逆撃墜王とも。戦闘機などに乗り込むと撃墜されずにはいられない猛者たちのこと。ZOIDSならロブ=ハーマン。野良騎士団なら池上義則氏。これも一種の才能だ。
(2004-09-02)

非通知ワン切り(ひつうちわんぎり)
 折り返しかけさせてナンボのはずのワン切りが非通知であった場合、はっきり言って笑うしかない。ただし、その時間が早朝6時前だったりすると若干の敵意を覚えなくも無い
(2004-02-17)

一言多い(ひとことおおい)
 例えば、子供の工作の材料が必要と言う上司を手伝うために一緒に職場のゴミ箱を漁っている最中にふと振り向き、上司の背中を見て「…背中、侘しいですね」等と言うこと。折角手伝っているのに感謝されるどころか怒られました
(2004-10-16)

ビジネスショー(びじねすしょう)
 通常の会社員がビジネスショーに行く事と、ガンダムな会社員である斑鳩皇子がワンダーフェスティバルに行く事は、業務としてはまったく等価であるのに、それぞれの印象がまったく異なるのは何故であろうか。
(2004-03-13)

ビンゴの法則(びんごのほうそく1)
 どうしてビンゴゲームと言うものは、最初にリーチをかけた人は決してビンゴにならないものなのだろうか。
(2004-09-21)

ビンゴの法則補足(びんごのほうそく2)
 それに比べ、逆に開始6回に至るまで一つもビンゴシートに穴が開かなかった団長が、何故か12回目の数字でビンゴしてしまうこともあるから世の中分からない。縦一閃のみに穴が開いたビンゴシートは、高効率の権化と言えなくも無い。
(2004-09-22)

ファット=ザ=フラッシュ(ふぁっとざふらっしゅ)
 素早いデブの事。それ以上でも以下でもない。語源はオンラインゲームのキャラクタの画像を、能力値とは無関係に決められることから、敏捷性最大でありながら画像を可能な限り最大のデブにしたキャラクタにつけられるはずであった名前である。そんな馬鹿なことを考えたのは誰であるかは敢えて秘すものとする。
(2004-10-13)

服装テーマ(ふくそうてぇま)
 団長は、服を選択する際に良くテーマを決める。すなわち、「ザキバス・ゲゲルを始めよう」ならば白でまとめるし、「V3最終決戦」ならば黒尽くめだ。なおそのようなテーマは斑鳩王子に言わせると「知るか」と言うことになる。
(2004-09-30)

服装テーマ補足(ふくそうてぇまほそく)
 「知るか」、程度ならまだ良い。白で纏めている時に父上から「…コックさんかと思った」と言われた時は流石に凹んだとしても誰も文句は言えまい。
(2004-10-01)

副団長体組成比率(ふくだんちょうたいそしきひりつ1)
 と、言うことで、副団長ネタを強引に一つ。
 団長と厨房長の見解によれば副団長の体組織の構成比率は50%以上が骨であるということになる。
 これに、厨房長なりの分を加えた結果、28%が内臓系で、20%が皮膚及び筋肉、残り2%は特殊な出来事を引き寄せるナニカヨクナイ物質でできていると考えられるらしい。
(2004-06-08)

副団長体組成比率補足(ふくだんちょうたいそしきひりつ2)
 なお、この物質は、三奇衆共通して存在していることが予測される、厨房長は補足している。
(2004-06-09)

副団長体組成比率補足の反論(ふくだんちょうたいそしきひりつ3)
 と、いう厨房長にもこの物質は間違いなく増加しつつあると考えているのだがどうだろう。
 例えば、雪男とか。
(2004-06-10)

副団長的思い込み(ふくだんちょうてきおもいこみ)
 団長がDEMON BANEというロボットを気に入っていることを知った副団長は今までの傾向から、そのロボットを『リモートコントロールダンディ』や『ダイガード』のような丸太系ロボだと思っていたらしい。失礼な。
(2004-01-20)

副団長ネタ比率(ふくだんちょうねたひりつ)
 野良騎士団の数少ない良心、厨房長によれば最近の野良騎士用語では副団長ネタが少ないと言うことになる。
 確かにソレはその通りなのだが、その理由は明確にして簡潔だ。「…最期にヤツと話したのは何時だっただろうか?」の一言が全てを物語っていると言って間違いない。
(2004-06-05)

不自然なナチュラル・ハイ(ふしぜんななちゅらるはい)
 論理的矛盾第三弾。あなたは何秒で突っ込みを入れられましたか
(2004-07-08)

ぶちまけ系ヒロイン(ぶちまけけいひろいん)
 アサルトヒロインを上回る、戦闘的であるだけでなく残虐性が高いヒロインのこと。出展は武装錬金より。
(2004-03-06)

部門別出席率(ぶもんべつしゅっせきりつ)
月火水と休みの木金は、普通休むのが定石だ。特に研究職のようないすに張り付く事が求められない職場なら尚更だ。ところで団長の職場は一応研究関係だ。その証拠に隣の課は誰も出ていない。もう一方の隣も、また然りだ。しかし、なぜか自分の職場は全員出ている。何故だろう。いえ、まぁ、問うまでもないのですが
 一応自分に突っ込みを入れておこうかと。
(2004-05-07)

ブランド主義(ぶらんどしゅぎ)
 靴は矢張りREGALかGT.HAWKINSだ。これらのメーカーの靴は年単位でもつ実績があるが、ノンメーカーの靴は大抵そうはいかない事を最近思い知った。購入後、半年足らずで靴の裏のゴムが剥離し始めたのだ。靴の仕立ての良し悪しを判断できない素人は素直にブランド礼賛した方がよさそうだ。
(2004-10-15)

文化的背景が同じ(ぶんかてきはいけいがおなじ)
 オタク仲間の婉曲表現
(2004-12-15)

文系と理系(ぶんけいとりけい)
 たまに文系と理系のどちらが良いかを問われる時がある。そんな時はこう答えることにしている。
 金が欲しければ文系に行け、プライドが欲しければ理系に行け。
 そして、普通に考えれば文系に行くべきだ。
 ま、私は理系ですが。
(2004-12-24)

プロジェクトX対応(ぷろじぇくとえっくすたいおう)
 団長の職場では、大いなる太古の資料(例えば、昭和時代の資料だ)を保存する事を、いつでもプロジェクトXの取材協力ができるようにという意味を込め「プロジェクトX対応」と呼ぶ。
(2004-11-06)

プロジェクトX対応・補足(ぷろじぇくとえっくすたいおうほそく)
 すなわち、団長の職場は昔から常に業務はプロジェクトXであったらしい
(2004-11-07)

プロジェクトX対応・補足の追記(ぷろじぇくとえっくすたいおうほそくのついき)
 なお、プロジェクトマネジメントの観点から見れば、プロジェクトXに取り上げられるようなプロジェクトは失敗である。
(2004-11-08)

製造者責任(ぷろだくたれすぽんしびりてぃ)
 ある日のガンプラな会話より抜粋。
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皇子:「そういえば、HGUC『G・アーマー』が発売されましたね。いりますか?」
団長:「良いね。是非、ニッパー持参でアヴァロンに向かうことにしよう」
皇子:「…それは、組み立てるが、組み立てたものは置いていく、という宣言ですか?」
団長:「バレてしまったか?」
皇子:「バレバレです(#ムルタ風)」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 日本で最も高いものは土地代であることからくる、完成品の押し付け合いは実に見苦しいものである。
(2004-10-30)

プロテクション=フロム=グッド(ぷろてくしょんふろむぐっど)
 電車の中で赤ら顔の中年男性が「うっ!」口元を押えながら前のめりになることで発動する魔術。良識ある善良な市民は効果範囲内には踏み込めない。思わず大丈夫ですかと近づき、人ごみの引き潮から取り残された団長は、この魔術の効果対象外(イヴィル)であるのか、単に鈍臭いのかは意見が分かれる。
(2004-08-22)

プロテクション=フロム=グッドに関する考察(ぷろてくしょんふろむぐっどにかんするこうさつ)
 ま、ガラス戸突貫事件等を見る限り、9割9部9厘以上の確率で後者(単に鈍臭い)であるものと考えて間違いはなさそうだ。
(2004-08-23)

変態スタイル(へんたいすたいる)
 和室でのゲーム中に、スラックスの膝がでる、と半ズボンに履き替えた団長に斑鳩皇子が言い放った台詞。30男の靴下半ズボンは色々と不味いらしい。
(2004-10-03)

別に良いけど(べつにいいけど)
 「自分はとても、とても気にしていて、良くないんだけど、なんとか自分を落ち着けようと努力しているんだ!」という内容を表す定型表現。
(2004-05-11)

内税表記(ほうかいせい)
 ふらりと入った定食屋でここは内税表記だろうかなどとは問わぬが華というものである。
(2004-04-06)

誉め言葉:明後日の方向を見ている(ほめことばあさってのほうこうをみている)
 野良騎士団においてゲームシステムをデザインする際には、斑鳩皇子や副団長が示した直感やキーワードを団長が整理する、という流れが一般的である。その際に、彼らを誉めているつもりで、団長は「自分にはそんな明後日の方向から見た発想はできないから、助かる」と言ったのだが、どうも言われた側的にはあまり誉め言葉に聞えなかったようだ。
当たり前か
(2004-07-12)

誉めてません(ほめてません)
 ある食堂にて
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皇子:「なんというか…、老人に優しいうどんですよね、これ」
団長:「…素直にこしがないと言いたまえ」
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 このようなオブラートは、使うのが優しさか、使わないのが優しさか、判断に悩むところではある。
(2004-02-25)

本性(ほんしょう)
 会社の忘年会で、文化的背景が同じ後輩とオタク話をしている時の自分がもっとも生き生きとしていることに気付いた時、自分が社会復帰不能なオタクであることを思い知る。
(2004-12-17)

傍受(ぼうじゅ)
 自分の携帯電話がメールを受信する際に、安スピーカは雑音を拾う。
これは防磁処理がなされていないからだ。
それは許そう。
だが、隣室の携帯電話によるメール受発信の際まで雑音を拾うのは些かどうかと思わなくもない。
これもある種の傍受か。
(2004-05-30)

前髪と抜け毛と私(まえがみとぬけげとわたし)
 ある日の親子の会話
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団長:「最近、本当に前髪が薄くなりましてね」
母上:「あぁ、それで前髪を垂らしているのね」
団長:「…」
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 いや、ジェルで固める時はちゃんと前髪を上げていますよ。最近は気力不足で髪自体ときちんと整えていないだけで…、いや、本当ですってば。
(2004-01-03)

2004年最大の怪作候補(まじんがぁえんじぇるず)
 マガジンZ2004年8月号という5周年記念号に掲載された怪作。その名もマジンガーエンジェルズ。
 黒金三兄弟のサポートメカ…女性型ロボットでやるチャーリーズエンジェルズと思えば間違いない。眺めただけで意識が飛び、キチンと読むと文字通り意識を持っていかれる。誰か嘘だと言ってくれ。ちなみに、王道なので割りと面白くはあります。
(2004-06-27)

マズイ(まずい)
 味覚的に不味いのみならず、それを極めて、既に劇物の様相を呈する食物に対し、食べること自体に問題ある様を表す形容詞。微妙なイントネーションで聞き分けるべし。
(2004-07-02)

またわらし(またわらし)
 再び子供に戻ること。ボケの隠語
(2004-03-28)

待ち合わせ心得(まちあわせこころえ)
 待ち合わせの場所は、交番の前がよい。交番は道が聞きやすい様に判りやすい場所にある上、待ち合わせ相手が社会的には不審な人物で、職務質問あるいは任意同行されたとしても直にわかるからである。
 もっとも、そんな心配をする必要がある人物と待ち合わせる事自体が間違いであるなどの突っ込みは厳禁である。
(2004-01-31)

待ち合わせにみる駄目さ加減(まちあわせにみるだめさかげん)
 団長と斑鳩皇子はある金曜日に午後9時に待ち合わせを予定していた。
 だが、結局お互いが職場を出たのは、両者とも9時を回ってからであった。奇しくも両者共に仕事から抜けられなくなったため、お互いにダメージは少なかったが、それは結果論であり、彼らは平日の定時などあってなきが如しと言う事実を確認するとともに、仕事を言い訳にプライベートを食い潰す立派な駄目人間として残る人生を送ることを約束されているような気がしてならない。
(2004-04-18)

丸洗い列伝(まるあらいれつでん)
 財布、クレジットカード、ICカード、MP3プレイヤーと一通り丸洗いしてはならないものは軒並み丸洗いしてきたつもりだが、本日遂に名刺入れを丸洗いしました。数十枚オーダーの名刺がパーになったと思いきや、良質紙であったせいかダメージが残ったのは数枚のみ。恐るべし。
(2004-04-17)

ミラクル皇子の大預言 クトゥルフ編(みらくるおうじのだいよげんくとぅるふへん)
 確かに「クトゥルフの呼び声」をプレイしている最中の賽の目は極めて読みやすい。そう、神に支配されているかの如く、面白い方に目が転ぶからだ。
 しかし、だからと言って、SANチェックの失敗を賽の目まで指定して予言する斑鳩皇子の霊感は明らかに良くない類の電波を受信しすぎているような気がしてならない。

皇子:「先ほどのSANチェック失敗で2点ほど正気度が低下し、58になった貴方は、ずばり59で失敗する」
団長:「いや、流石にソレは…」
厨房長:「ま、ロールしよう…あぁ!!」
皇子:「ね、言ったでしょう?」
団長:「ね?、って君、今の予言は些か凄すぎだ…」
(2004-05-06)

ミラクル皇子の大預言 自白編(みらくるおうじのだいよげんじはくへん)
 ご本人の談に寄れば、彼は人の失敗は当てられるが、決して成功を予測することはできないという事になる。なんというか、より高度に駄目だ。
(2004-05-10)

魅力+3VS変態(みりょくぷらすさんばぁさすへんたい)
 『ゴーストスイーパー美神』の横島忠男が魔物に好かれる様に、ライダーマンと言う男は、どうにも変態限定の魅力の持ち主である様だ。原作ではヨロイ元帥からヨクナイ種類の愛情を注がれ、またPS2専用ゲーム『仮面ライダー 正義の系譜』では変態博士にやはりツウジョウデハナイ種類の愛情を注がれている。可哀想と言えなくもないが、所詮最強ライダーV3のハンディキャップ(GURPSで言うところの足手まとい)な彼にはソレぐらいの報いは必要と思わなくもない。
(2004-01-10)

An invalid match(むこうじあい)
 ガンプラ祭り開催実行委員会委員長であるところの斑鳩皇子によれば先に執り行われた「HGUC vs MG」早組みにおける団長の負けは無効と判断された。これは、厨房長の作成したMGゴッグに組み上げミスが認めらられた為である。この状況において、汚名返上に燃える団長と完全勝利を目指す厨房長の意気は十分であり、近日中に再選が執り行われる予定となった。
 なお、この件に関して暇人がまたなんか言ってる、などの冷たい反応は無視するものとする
(2004-05-26)

無選択的選択肢(むせんたくてきせんたくし)
 例会終了後の会話より
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
団長:「さぁ、選択したまえ。ビックリドンキーとフランス亭、どちらが良いか?」
皇子:「どちらにしろ、蛋白質を食べずには済まさないつもりですね…」
団長:「何か問題でもあるかね?」
副団長:「問題なかろう。どうせそのつもりだ」
皇子:「…いえ、別に」
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どうも、皇子としては選択肢があるようでないという状態がいやらしいが、選択肢を示せない以上、声の大きな者に従う以外、道は無い。
(2004-09-19)

ムルタ風(むるたふう)
 ムルタ=アズラエル(出典:機動戦士ガンダムSeed)風の言い回しのこと。主に斑鳩皇子が使う。
 「ダメダメです」「バレバレです」のように、「カタカナ2文字」の繰り返し+「です」が基本フォーマットである。
(2004-10-29)

メゾンカイザー(めぞんかいざぁ)
 コレド日本橋地下一階にあるベーカリーショップ。手前にオープンテラス状の食事どころ、奥には売店という構成だが、売店で買ったパンは手前のテラスでは食べられないと言う罠を誇るあたりにカイザーを名乗る貫禄を感じないでもない。
(2004-06-14)

メゾンカイザー補足(めぞんかいざぁほそく)
 なお、闘将ダイモスの敵ロボットのような名前に惹かれて入店した野良騎士団ご一行が、このかからなくてもいい罠に見事に引っかかった事は言うまでもないだろう。
(2004-06-17)

米ケロロ軍曹(めりけんがえる)
 皇子から借りたTV版ケロロ軍曹を録画したディスクのラベルに記載されており、団長を、ケロロ軍曹が亜米利加合衆国進出を果たしたものかと焦らせた文字列。当然、「*(アスタリスク)」の読み間違いであることは言うまでもない
(2004-07-13)

ボリノークサマーン(もりのくまさん1)
 団長の良く行く出張先である木星のオフィスは軽度では在るがガンダム好きが多い。だからと言って、朝の6時前に寮を出て、辿り着いたオフィスで受けた一発目の台詞が、「ボリノークサマーンってしっている?」という台詞であったりするのは、少々問題があると思う団長は、やはりガンダム好きとしてレベルが低いと言うべきなのであろうか。
(2004-03-11)

ボリノークサマーン2(もりのくまさん2)
 もっとも、そのオフィスの課長の携帯に百式が描かれていた時点で諦めて置くべきだったのかもしれないが。
(2004-03-12)

ヤツらの影(やつらのかげ)
 団長と厨房長が赴いた「驚異の大恐竜展」は2年前に同組織による同コンセプトの展覧会が開催されている。二人とも2年前も足を向けていたわけだが、どうにも今回の展覧会の恐竜の復元モデルの出来が前回とは段違いに良い。特に、恐竜の口の中までも丁寧に作り込んだそれは、ある種の病すら感じさせる。
 …この症例はどこかで見たことがある。展覧会最後の物販コーナーに答えはあった。

 協賛、海洋堂。

 謎は全て解けた。
(2004-07-16)

山の手線(やまのてせん)
野良騎士団において、最強の突貫力を持つとされる乗り物。その突撃は一撃の下にM1エイブラムスを破砕する。出展は往年の名作アーケードゲーム『エイリアンフロント』より。そこから転じて、痛烈な一撃を受けた事を「山の手線が通った」と言う様になった。
(2004-04-10)

Darkness Happening(やみよのふいうち)
 電気を消した寮の部屋は一筋の光も無く、正に暗黒空間。そんな闇も生活空間の一部であるから、何の驚きも感慨もない。しかし、だからといって、いざ外に出ようとドアを開けようとした際に、ドアが開かずにドアノブだけが取れたりすると、闇ゆえの平衡感覚の弛緩と不意打ちにより驚愕で思わず声を上げながらよろけたとしても誰も文句は言えまい。いえ、本気で驚きましたよ。そこまでボロとは思っていませんでしたし。
(2004-06-04)

After Darkness Happening(やみよのふいうちのそのご)
 ドアノブの取れたドアが開くことも無く、中の金属棒を直接回すのも難儀そうでしたので、結局ベランダから出入りしています。早く直さねば。
(2004-06-06)

やや鈍器寄り(ややどんきより)
 毒舌三人衆の内、未だ二つ名を持たぬ者が居る。
    「言葉の鈍器」団長
    「言葉のナイフ」副団長
 そう、斑鳩皇子の分がない。幸いにも厨房長から提案があったため、ここで紹介しよう。


   「言葉のモーニングスター」

 彼が見るに一番言葉に手加減がないのは皇子だという。そこで、血が飛び散り、骨も砕けるこの武装を選択したらしい。
 …やや、鈍器よりですね。
 野良騎士用語編纂委員としては、いっそ「言葉の釘バット」あたりを提案しようかと思案中である。
(2004-06-02)

やりすぎ(やりすぎ)
 野良騎士団員の基本活動方針。100倍目標の性能改善を任せられ、無理だろうと文句を言いながらもムキになり、400倍を達成したりする場合に使う。大抵の場合、自分をさらに追い込むので注意が必要。
(2004-09-07)

雪男(ゆきおとこ)
 雨を呼ぶのが雨男なら、雪を呼ぶのはこう呼ばれることが相応しい筈であるが、なかなか同意が得られない。
(2004-02-12)

雪男四連(ゆきおとこよんれん)
 ちなみに、2004年冬の厨房長はかなりの強度の雪男能力(CPでいうと5くらい)を誇るらしい。1月の週末スキーは尽く吹雪に見舞われ、挙句の果てには飛行機で北海道まで行ったにもかかわらず悪天候で着陸できずに本土に帰還という離れ業まで披露した事を誇らしげに報告してきて下さった。まさに愛すべき雪男といえよう。彼の未来が雪と氷で覆われている事を祈ることが彼にとって嬉しいことか否かは判断に迷うところである。
(2004-02-16)

用語の日記化(ようごのにっきか)
 近年、頓に団長の日記である野良騎士用語が増加しており、もはや何が、どう野良騎士用語なのか判らなくなって久しい。ちなみに、改善の目処は今のところ、ない。
(2004-08-11)

世にも奇妙なウルトラQ(よにもきみょうなうるとらきゅう)
 皇子に借りたウルトラQ dark fantasyを視聴した団長は、自分が見た作品の名前が世にも奇妙な物語ではないかと思わず確認したのはここだけの話である。
(2004-06-28)

読まれ過ぎた男1(よまれすぎたおとこ1)
 前回例会から2週間。その間に報告書2つと特許を書き上げ、論文の下書きもした。そんな中でのシナリオ準備だ。吐いたモノは弱音以外にもたくさんある。それでも準備は完了だ。予定時間を少し遅れたが電車に乗り込み、少し安心する。路線図を見る。目的地までは10分以上ある。少し座ることにした。当然ながらそれは失敗だった。
(2004-10-04)

読まれ過ぎた男2(よまれすぎたおとこ2)
 予定時間になっても団長は来なかった。皇子は素早く電話するも、団長は出ない。ここで皇子は団長の寝過ごし説を提唱。そしてその起床位置を海浜幕張と踏んだ。はたして団長が目を覚ましたのは確かに海浜幕張だった。相変わらずの読まれ振りに既に清々しくさえあった
(2004-10-05)

読まれ過ぎた男3(よまれすぎたおとこ3)
 腕を組み、対策を考えるが妙案は浮かばない。海浜幕張から東京行きの電車に乗り換えた団長は電車の中で考えていた。そして、また、寝た。次に起きたのは新木場だった。寝過ごしたことは言うまでもない。結局、目的地には1時間半遅れで到着した。その日、三度目の通過で漸く目的の駅で降りられたのだった。そしてそれすらも皇子に読まれていたことは言うまでもない。
(2004-10-06)

ライダーマシンVS現用マシン(らいだぁましんばぁさすげんようましん)
 昨今のハヤブサだのR−1だのを見ていると、「昨今のヒーローのバイクよりもヒーローメカっぽい…」と言う羽目になる。SFの進歩が遅いのか、それとも現実が冗談じみてきたのかは判断にまようところである。
(2004-07-03)

ライダーマシンVS現用マシンについての補足(らいだぁましんばぁさすげんようましんについてのほそく)
 もっとも、新鋭戦闘機ラプターの形態と機動を見て、「こんなSFじみた戦闘機は認めん」と言って久しいことも確かなので、今更ガタガタ言うことでもないかもしれない。きっと今に、現実の兵器がゲッター変形しても驚かなくなるに違いない。
(2004-07-04)

本当にあったんだ(らぴゅたはほんとうにあったんだ)
実験で使っているマシンがLaputaであったり、Hogwartsであったりすると、単なる性能測定も心が踊るものである。その一例を紹介しよう。
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後輩:「Laputaが落ちゃっいました!!
団長:「妙に詩的な表現に聞こえるな…」
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(2004-01-14)

むしろ滅びの言葉(らぴゅたはほんとうにあったんだむしろほろびのことば)
しかし、マシン名がLaputaであったりすると.cshrcファイルに「alias バルス shutdown -h now」と設定したくなるのは私だけではあるまい(※UNIXマシンに2バイト文字でエイリアス指定が出来るかは不明です)
(2004-01-15)

理系の数え歌(りけいのかぞえうた)
 片手で31までカウントできるという人間は、技術的には立派な人間だが、人としては屑と言われも仕方ない。(2進数を理解するものは幸せである)
(2004-12-21)

理系の美学(りけいのびがく)
 100よりも256のほうが切がよい数字と考えたならば、もはや社会復帰は困難だと言わざるを得ない。
(2004-12-19)

戦士の嫁入り(りぷりのよめいり)
 Alien vs PredatorのCMを見つつ
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団長:「これが映画で実現とは感慨も一入だね」
皇子:「そうですね、漫画やゲームではお馴染みの題材ですが、映画となるとやはり」
団長:「それはそうと、A vs Pを見るといつも思うのだが」
皇子:「なんですか、ご自由にほざいて下さい」
団長:「いつになっても人類最強の対エイリアン戦士が投入されないな、とね」
皇子:「彼女ですか…、アレがでるとプレデターの影が薄くなると言う問題がありますしね」
団長:「矢張り、駄目か」
皇子:「いや、いっそ彼女にはプレデターに嫁入りしてもらうというのはどうでしょう?」
団長:「…シュワルツネッガーをして、醜い、と言わしめたアレに、か?」
皇子:「いえ、ニューボーンエイリアンにさえ母性を抱けた彼女のこと、余裕でしょう!むしろ、プレデターから嫁に来いと言われますって、主にあの決断力と戦闘力で。いけますって、絶対」
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「いく」とは何処へだ、むしろ、何がだ。
(2004-06-03)

寮祭に見る自社の売り上げ事情(りょうさいにみるじしゃのうりあげじじょう)
 団長の住む寮には寮祭という不毛極まるものがある。
 しかし、その際の景品となったDVD録画機も乾燥機も、掃除機すらも自社製品ではなかった。普通、嫌でも嘘でも自社製品を使って少しでも売り上げに貢献することを考えるのではなかろうか。
 これにより何故我が社の経常利益が少ないのかを察することが出来たという意味では非常に有意義であった。
(2004-11-12)

両手に花(りょうてにはな)
 両手に玩具を満載した紙袋を抱えること。
(2004-01-01)

領土拡張(りょうどかくちょう)
 戦争で勝った側が実行すると領土拡張だが、負けた側が実行したことは侵略と呼ばれることになるので注意が必要だ。
(2004-07-31)

臨海会議室の終焉(りんかいかいぎしつのしゅうえん)
 臨海会議室と呼ばれ親しまれていた喫茶店がいつの間にか潰れていた。いつも良い具合に客が少なく良い店であったのだが、きっと其れが原因に違いない
(2004-10-18)

類推せよ(るいすいせよ)
厨房長殿

 毎々お世話になっております。
何時も野良騎士用語をご愛読ありがとうございます。
また、誤字などの指摘を頂きありがとうございます。

 ところで、今回指摘いただきました、「ジェラシックパーク」が「ジェラシックパーク」と表記されていた点ですが、これは毎度の如く単なる誤字です。もうしわけありません。

 ところで、指摘はありがたいのですが、指摘の仕方にもう一工夫欲しいところです。
今回の、「野良騎士用語に「ジェラシックパークIII」とあります。「ジュラシックパークI・II」は知っていますが、上記作品は知りません。そのような作品はあったのでしょうか?」と言う指摘は、明らかに「「ジェラシックパークIII」は確かにありました。」という誤回答を誘発するための引っ掛けであったとしか思えません。

 これは何らかの引っ掛け問題だったのでしょうか?
(2004-11-27)

ルールの穴(るぅるのあな1)
 誘爆とは一つの爆発が原因となって、その近くの他の爆発物が爆発することである。
 すなわち何かが爆発し、なくなっているのは間違いないはずだ。
 しかし、野良騎士メカニック標準ルールでは、誘爆はダメージ上昇のみを意味する。この結果、上昇しても機体の装甲以上にならない場合、誘爆のダメージは機体に及ばない。些細なことだが、冷静に考えると、少し違和感があるかもしれない。
(2004-04-11)

ルールの穴に関する補足(るぅるのあな2)
 いや、間違いではないのだ。
次々に飛来するミサイル、起きる爆発。その中から無傷で悠然と現れるスーパーロボット。
これを再現するためには必須のルール解釈なのだ。
と、言うことにしておく
(2004-04-12)

サムライX(るろうにけんしん)
 るろうに剣心の英名がサムライXであったことを知った時の驚愕と爆笑を十分に伝える文章力を野良騎士用語編纂委員が持たないことは非常に残念である。
(2004-01-04)

劣化(れっか)
 最近、さらに長くなりがちな野良騎士用語を見ていると、己の瞬発思考力と記憶力の劣化が著しい事を痛感せざるを得ない。
(2004-02-15)

廊下に1人佇めば(ろうかにひとりたたずめば)
 団長は寮に住んでいるが在寮者は減り続けている。
 彼の部屋がある並びの住人は遂に彼一人になった。
 駅から丘三つ越える徒歩30分の寮がシンドイのはわかる。
 しかし、自分の並びに自分以外に誰もいなくなったのを見ると、つい「…もしかして、私が何か周囲に迷惑をかけていたのでしょうか?」などと聞いてみたくならないわけでもない。
(2004-11-09)

労働者と不労所得(ろうどうしゃとふろうしょとく)
 ある日の上司との会話より。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
上司:「色々と言いたいことはあると思うが、次の製品の中核アルゴリズムは君が取り纏めて作ってくれ」
団長:「中核アルゴリズムを考えるのは望むところですが、取り纏め、とは?」
上司:「うむ、私やその周囲は、某省庁に張り付かねばならんことになりそうなんだよ」
団長:「…役職ないですよ、私は」
上司:「うん、だから名義は別の主任さんから借りてくるから、君が取り仕切ってくれればそれでいい」
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…で、名義は借り物だから給料はその人のところに行くんですな?ハタラケドハタラケド、ワガクラシ、ラクニナラズ。
(2004-11-19)

老博士(ろうはかせ)
 映画「スチームボーイ」のおかげで、団長と斑鳩皇子の脳内における「老博士」と「上半身はだか」と言うキーワードがイコールで結びついてしまっていることは割りと深刻な問題である気がする。
(2004-08-09)

400ヶ月以下(ろくじゅっさいまでのたいむりみっと)
 出張先会社の休憩室で保険会社の営業のお嬢さんにつかまった。ビジネスホテルを三倍楽しむための景品「入浴剤」欲しさにアンケートに答えたところ、年金保険と言う名の超長期貯蓄を勧められたが、その内容よりも、自分が定年になるまでに、もう400ヶ月も残っていないという事実の方が何と無く衝撃的で、内容をよく覚えていない。会社に入ってから、すでに50ヶ月が過ぎたことを考えると…人生はやがて必ず終わるという当然の事実を思い知らざるを得ない。
(2004-05-20)

ロボ物RPGの難点(ろぼものげぇむとあぁるぴぃじぃ)
 ここ一年以上、野良騎士団の例会ではロボット物RPGをやり続けているが、ロボット物がいわゆるRPGとシステム的に大きく乖離し、通常のRPGのシナリオ作成とは異なり、はっきり言ってロボットドラマの脚本を書く羽目になるため、手間がかかるのが難点である。
(2004-03-05)

納豆の効用に関する雑感(わざとなのだろうか)
 団長の現在の棲息地である寮の食堂には、「毎朝、納豆を食べて元気になろう」なる黄ばんだポスターが入寮以来ずっと張ってあるが、朝食に一度も納豆が出たことはないのは、なんとも入寮者全員を微妙な気分にさせている事実である。
(2004-01-06)

我、口にするが故に、事あり(われくちにするがゆえにことあり)
 野良騎士団の格言の一つに、「言えば生じる」というものがある。悪いことが起きそうだと口にすれば、起きると言う考え方である。
 その日もそうだった。
 団長は職場の同期に頼まれ、搬出作業の立会いをした。頼まれたのは立会いだけで、書類を渡せばそれで終わりの簡単な作業のはずだ。搬出業者とも軽口を叩きながら和やかに進む作業。業者は言う「たま〜に問題がある時があるんですよ〜書類不備とかね」。
 あぁ、団長は何故ここで「あぁ、良くありそうですよね」などと笑ってしまったのだろう…えぇ、その通りです。起きました、起きましたとも、書類の不備発覚という不測の事態が。関係者は同期も含めて総て職場に不在。同期の携帯電話に連絡をいれてもベルは彼の机で鳴る始末。泣きながら関係各所への詫び入れと書類の再作成をしましたとも。これはきっとありがちなことなのだろう。私と貴方の平穏のためにそういう事にしようではないか。
(2004-04-08)

わんこ組み(わんこぐみ)
 ガンプラ大会MGプランテーションと着実に悪化を続ける野良騎士団プラモ作成事情(斑鳩皇子所有キット遍歴とも言う)だが、この度開催されたガンプラ大会2004年はさらに凄まじい展開を見せた。それこそが、この用語だ。
 わんこ組みとはその名の通り、一つのキットを組み上げても、すぐさま別のキットが補充されるプラモ天国とプラモ地獄を同時に正しく感じることが出来る無敵の布陣なのだ。
 普通、如何に社会人パワーを炸裂させてもここまでのことにはそうそうならないはずだ。
(2004-05-02)

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